2012年に降格した年には、チーム力の劣化をものすごく感じて、なんかトンネルの出口が見つからないなあという感じがしたものの、それでも後半にやや持ち直してきたときには、抜け出す方向は見えてきたんじゃないか、と希望を持ったりしました。 J2で一年戦ったとき、5月末まではなんだかJ2でも強さを感じないなあと思い、同志からは「もしかすると1年でJ1復帰できないかも」と言われて暗澹たる気分でした。でも、コンフェデで遠藤と今野の2人の代表選手が抜けた後に、若手の踏ん張りで勝てるようになったときに、やっとほっと一息ついたものでした。 そして今、まったく先の見えない泥沼にはまりこんでいるガンバがあります。Rising Gというスローガン通り、上昇するはずだったのに,どんどんFalling Gですやん。しかも、まだまだ堕ち続けていきそうな勢い。すでに加速度がついています。 なんかもう冗談めかして笑う気力もなく、真剣に怒るエネルギーさえ失い、出てくるのはかぼそいため息だけ。 監督、解任、とか、○○選手を出すな(哀しいことに、出せ、と言いたくなる選手が一人もいないほど駒不足)とか、そういうことでベクトルが上に向くとはとても思えない状態です。 っていうか、長谷川監督、あなたはやめてはいけない。監督の首をすげかえていいことが起こるとはとても思えない。監督や選手批判は簡単だが、それでガンバの今の状況が上向くとはとても思えないどころか、ますます混沌として落ちていきそう。奈落まで落ちてしまってからでは、上に向かせるためのエネルギーはよけいかかる。 今年はもう残留を目標にすると割り切って、今すぐ点が獲れるフォワードを補強すべし。スタジアム建設でお金がないとか言っているようでは本末転倒。監督の首すげかえにお金を使うのでなく、選手にお金を使ってください。今のメンツではなんともいやはや、ですよ。 そして、長谷川監督とクラブには、今季すっきり勝てたナビスコの対神戸戦と対鳥栖戦をよーーーーく考えてほしい。誰が出場し、誰が出場しなかったか。代表とか実績とか、そういうものでない、何が戦力になっているかが見えてくる、と思うんですけれどね。 最後に一言。 絶対残留