前日から何回となく同志に「大丈夫ですよね?」とメールし、いつものサポ仲間にも10回くらい「大丈夫だよね?」と聞くヘタレチキン♡の私。
で、そのチキン♡をぶち破るような大久保の先取点。
その後も、まったく攻められないどころか、攻められっぱなしできわどいシーンが何回となく続くガンバさん。いつもの今野選手の鬼プレスがまったくきかない。パトリックはキープできない。宇佐美はずーっと行方不明。
心臓ばかりか、胃も腸もしぼりあげられるような試合展開でしたが、救ってくれたのが阿部選手!!!! ここに♡♡♡♡をつけたいところです。
2点ともゴラッソ。
この時点で「勝ち抜ける」と確信しました。
ただ、「この試合に勝てる」とは思えなかったのは、前半ロスタイムのジェシ選手のゴールがあったからだけではありません。
ここ数試合、岩下選手が非常に不安定です。身体もですが、精神的にも疲れている感じがありあり。ジョンヤ選手に代わってもらって、少し休んだほうがいいような気がします。
おまけに選手全員がヘロヘロです。特にボランチのベテラン2人が(とはいっても、ヤットはやはりすごい。最後の最後まできちんと走るところにヤットのすごみを感じました)
試合のMOMは間違いなく阿部選手。2点とった、というだけでなく、守備と攻撃の切り替えの早さではたぶん今野選手を上回っています。この試合のヒーローでしょう。
そして米倉選手。ここ数試合不安定で「大丈夫か?」と思わせておきながら、昨日は仲良し倉田選手の助けもあって、ほんとにいいプレイの連続でした。ファーストレグでの得点がとてもプラスになったんだと思います。つぎのヒーローでしょう。
今回は勝てなかったわけですが、少なくとも私はガンバの選手たちも健太監督も「こんな試合して!」と責める気にはなりません。
ヘロヘロではあったけれど、ちゃんとヒーローが大活躍して、目的を果たしました。
そしてこういうチームこそ「強い」のだと思います。
振り返れば2007年。鹿島アントラーズは夏までまーったくダメでした。ところが、8月から快進撃。それまで快進撃だったガンバや浦和を抜いて優勝。9連勝したとき、試合ごとに新しいヒーローが生まれました。オリベイラ監督が「おまえならやれる」というようなことを言ってピッチに送り出したらしいです。こう言ってはなんだが、あの当時、強い! と感じさせたクラブはガンバと浦和でした。鹿島のサッカーからは強さはあまり感じなかった。でも、確実に勝っていきました。
オリベイラ監督は世界NO1にもなったクラブの監督です。一回もタイトルをとったことがない長谷川健太監督と比べてはいけないかもしれないけれど、でも、私はガンバの今の勢いに乗せた健太監督を信じたいと思っています。
まだ何一つタイトルをとっていないけれど、
それにJ2あがりだけれど、
それにあんまり強さは感じないけれど、
それにそれに日本代表は一人もいないけれど(自虐)
ガンバの選手と監督を信じたいです。
新生ガンバは今年スタートした、とね。
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