あれこれ私事でバタバタしておりまして、天皇杯準々決勝について書きそびれているうちに今季対戦4回目となる川崎フロンターレ戦が昨日万博にて行なわれました。 万博には行けず、スカパーオンデマンド観戦でしたが、回線か何かの不調で音がときどき途切れるわ、画面はカクカクになるわ、でハラハラドキドキ度がいっそう高まる展開。 結果は1−0ですが、もう少しフロンターレのシュート精度がよかったら、いや、ガンバのGKが東口選手じゃなかったら、恐らく0−5で負けていたことでしょう。 この試合はわずか10日間に3回も対戦したことで、ガンバ攻撃の一番の強みである「パトリック大作戦」がさすがにうまく行かず。宇佐美のマークもきついし、サイドハーフの阿部や大森が守備に追われていたので攻撃に追いつかず、パトリックにおさまっても出しどころがない、というシーンがままありました。そのため、ボランチ、ヤットのドリブル突破や飛び出しが頻繁に見られることに。遠藤選手っていろんな意味でサッカーを知っているし、判断は速いし、すごいとあらためてうならされました。 0−0で試合が進む中、先手を取ったのはガンバ。 ヤットのCKからなんと米倉!! このシーン、ニアの岩下(川崎の選手は3人が彼をケアしていました)を目がけて蹴ったのかな、と思いきや、後方から飛び込んで行った米倉選手がダイビングヘッドで左隅にきれいに決めました。 その後、フロンターレに鋭いカウンターで何回も決定機をつくられ、画面のカクカクもいっそう激しくなり、うわうわ、どうしよう、とハラハラドキドキでした。 とくに、レナトのゴールライン近くからのグラウンダーのクロスに飛び込んできた小林選手(日本代表)に正面で打たれたシュートは、思わず目をつぶってしまいました。でも、目を開けたら東口がすっくとボールを持って立ち上がっているではありませんか! ヒガシ、ガンバに来てくれて本当に本当にありがとう!(この台詞を今年は何回書いたことか) そのほかにも、カウンターでやられたっ! と叫んだときに飛び込んだ丹羽選手! あなたはすごいよ! ここ最近の試合では、試合ごとに「ヒーロー賞」を贈りたい選手が登場します。この試合でMOMは米倉選手ですが、ヒーロー賞はヒガシと丹羽ちゃんに贈りたいです。 試合終了と同時にJ'sGOALのサイトをのぞいたら、なんとなんと、浦和が仙台に2−4で負け、鹿島が柏に2−3で負けているではありませんかっ! 喜ぶよりも先に、ちょっとコワくなりました。ガンバをめぐる状況が、あまりにうまく行き過ぎているのではないか。 いやいやいや(首を振った)、先のことは考えない。 目の前の一戦を、確実に勝ち取っていくだけ。 そうすれば、2ヵ月後にはなんかすてきな世界が開けているかもしれません。