Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2000年12月

book_barbie.jpg『バービー・クロニクル』
ヨナ・ゼルディス・マクダナー編
早川書房
野中邦子・藤田真利子・実川元子訳

御存じあの「バービー人形」についてのさまざまな論議、論争を25人のライターさんが寄せています。たかが人形、されど人形。この人形が社会や個人にどんな影響を与えつづけているかが、興味深く描かれています。

「ココ・シャネル」 理論社
「こ んな生き方がしたい」という中高生向け女性もの伝記シリーズの1冊。シャネルについてはずいぶんたくさん本を読んでいたので、この仕事が来たときはとても うれしかった。ファッション史の中のシャネルについてではなく、仕事をする女としてのシャネルのすごさにスポットをあてた本。「生きること、それは仕事を すること」。シャネルのこの言葉を、私も座右の銘としたい。

「お受験」 片山かおる 文藝春秋
はじめてのルポもの。片山かおるのペンネームを使った。長女の小学校受験体験をもとに、子どもを私立・国立小学校受験させたお母さんたちやお父さん、本人た ちに話を聞いた。結構なまなましい話で、取材するのも書くのもなかなか疲れた。おかげさまでというのかどうか、ただいま3刷。1999年11月に文京区で 起きた「お受験殺人事件」のときには、この本のおかげで何件もの取材を受けた。

「男たらし論」 平凡社 1400円
ネッ トで知り合った5人の女性の共著である。男を誑しこめるくらいの気概がないと、女もダメよね、というひと言がきっかけだ。映画、広告、セックスにみる男の 誑し方、男を誑した女たちの系譜、男を誑す服装など多岐にわたっている。私は男誑しになるためのお金の稼ぎ方、使い方の話を書いた。翻訳家の野中邦子さん が発起人となり、中心になってまとめて完成し、盛大な出版記念パーティーもした。余談だが、私はこれ以外に出版記念パーティーをしたことがない。恥ずかし いけれど、楽しいものだった。

「完全なるお見合い」
KKベストセラーズ


「お見合いは結婚願望者の強い味方」。それを旗印にお見合いのノウハウから実話を並べた本である。日本全国のお見合い模様やら、お見合いのマナー、お見合い向 けのファッションまでを取材して書いた。編集者が大いに乗って作り、彼女はこれをきっかけに「絶対に結婚する!」と宣言していたが、まだ一人らしい。

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