akirame.jpgあきらめること あきらめてはいけないこと
文藝春秋
ゴードン・リヴィングストン著
実川元子訳

  私生児だったことから生まれた直後に養子に出され、軍医となってベトナム戦争に従事し、疑問を覚えて軍をやめて反戦運動に身を投じ、その後精神科医とな り、結婚して子どもができたものの長男は自殺、次男を白血病で立て続けに亡くした......という不幸のテンコ盛りの人生を歩んできたリヴィングストン博士が、 それでも前を向いて生きていく術を教えてくれる人生指南書。中年になって先が見えてきたとき、何をあきらめるべきなのか、反対にあきらめていけないことは 何なのかを考えるのにいい。