Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2008年02月

 今日は夕飯にステーキを食べました。

 めったに食べないのですが、どうしても今日は食べたくて、朝から買い物に行きました。

 豪州産。安全や否や、もしくは質がいいのかどうかわからないけれど、おいしかったです。脂が少なくて、みっしり肉がつまっている感じ。一枚700円。ヤバイですか?

 それはさておき、肉でも魚でも、焼くのは男のほうがうまいしむいているような気がします。

 ステーキ、焼肉、バーベキュー、すきやき、全部「あなたのほうがずっとうまい」と夫担当です。

 一方、煮物系は女の方がうまい。ていうか、男は煮物が不得意のような気がする。

 なんだろう、そのちがいは?

 ............

 今日はちょっとショックなことが。

 いま進行中の翻訳で、今日までできたところをメモリスティックに入れておこうと思い、エクスプローラーを立ち上げ...はい、もうおわかりですね。メモリスティックに入っている7日前のファイルを、PC内の最新版のほうに上書きしちゃったのです。

 PCのほうのファイルを立ち上げて、ちょこちょこ直しを入れて上書きし、最後まで見たら......え? えええ??? 

 復旧できず。

 へこんだ。

 しかたなく、この時間までかかって7日分を打ちなおしたのですよ。

 なぜそんなに早くcatch upできたかというと、脳内に訳文が残っていたせい。頭のなかの引出しをうまく引当さえすれば、記憶はよみがえり、あとはキーボードを通して置き換えていくだけ...なんてかっこいいこといってますが、7日前のものは記憶が薄れていて、また辞書をひきひきやり直しでしたよ。

 父親が「肉を食ったあと、脳もふくめ人間の内臓は調子よく働く」と昔いったことがあって、私は信じています。でも、こないだ確かめたら「そんなこといった覚えがない。根拠がないやろ」などというので、「お父さん、肉食おう! 思い出すかも」といってみました。

 記憶がよみがえるかどうかはともかく、肉を食うと元気は出ますね。 

 

そりゃね、ガンバサポを自認する私としてはガンバつぶしか?と言いたくなる。

私が社長なら「いやだ、出さない!」ときっぱり言ってやる、と思っていたらやっぱり言っていたのね>ガンバ大阪 佐野泉社長(私個人的には、にしのんよりも泉タン(→失礼ながら私は親しみをこめてそう呼んでいる)のおかげで現在のガンバがあると思っている)

そんなに浦和にタイトルをとらせたいのだろうか?

「選手はギョーザを食って親善大使になれ」とまたもや失笑発言したキャプテンと臣下たち(そんならおまえらが100個食え!)は、たぶん浦和以外のJリーグのチームはどーなったっていいのだろう。以前にのたまわったように「(日本サッカーの恥だから)ガンバなんて消えてなくなれ」(→信じがたいけれど、ウソではありません)とキャプテンはいまも思っているにちがいない。

いや、これは私がガンバサポだから熱くなっているわけじゃない。去年の川崎フロンターレがJリーグと協会にさんざんいじめられているのを見て思ったのだ。

そうか、日本サッカー協会やJリーグがJのチームをつぶすのはいとも簡単なんだ。でもそうやってチーム(浦和のライバル)をつぶして、あとにいったい何が残るんだろう? 

上位チームだけが優勝する仕組みをつくったセリエAがどうなったか? 

日本らしいサッカーのスタイルを確立する、といったオシムさんが日本代表のチームづくりでやろうとしていたのは、あくまでもJリーグのチームを基盤として多様な才能を集め、切磋琢磨しながら日本サッカー全体のレベルアップをはかることによって、ではないか? 

ガンバから今回主力とされる7名が代表に招集されたわけだが(それもワケのわからん、意味ほとんどなしの試合。ギョーザを食って、アメリカ横断ツアーをするだけといってもいい)、この7名がJリーグの開幕スタメンに出場できる見込みは当然ながら低くなる。橋本と播戸のポジション確保はかなり厳しいだろう(橋本のかわりに倉田か武井になるだろうし、バンちゃんはもともとサブの上に、今年は山崎がバンちゃんにとってかわりそうだし)。安田や寺田だってせっかくつかみかけたレギュラーポジションを失う可能性が高い。一度もガンバに顔を出してもいない水本は、たぶん開幕スタメンはないだろう。かろうじて遠藤と加地は出られるだろうが、それだって代表招集が続けば若手にとって代わられることも十分考えられる。Jリーグがあくまでもベストメンバー規定をふりかざすのであれば、おかしなことに代表選手のJリーグ出場はもっと厳しくなる。だって代表選手抜きでチームを組まざるを得ないし、それがウチの主力ですから、ほらちゃんと8名出します、といわざるをえないわけだから。

もっといえば、代表選手がJの試合に出場できない状態が続いたら、日本代表のレベルだって低下しないか?

もし日本代表の試合にもっと観客動員をはかりたい、と本気で日本サッカー協会が思っているのなら、(浦和以外の)Jリーグのチームを無視した代表優先の日程は組まないことだろう。

だって、いまやJリーグに足を運ぶ人たちこそ「ウチの選手が出ているから」とか「(Jリーグに通うくらい)サッカーが好きだから」というので日本代表の試合にも行くのだから。

それにしても腹立つ。重慶の試合なんか、ぜったいに見ないぞ!(といいながら見ちゃうんだろうけれどね)

そこまでガンバをいじめるのであれば、せめてパンパシフィック大会のTV放送くらいはしてくださいよ!

このブログでも長々と書きつづった家長くんへの思い。

大分に移籍して、ため息を10回くらいついてからやっと「それならがんばってこい! でも道は厳しいよ」と気持ちが切り替えられた...はずだったのに、なんと昨日の練習で大けがを負ったらしい。

おいおいおい、移籍したといっても、保有権はガンバにあり、いつかガンバに帰ってくるはずの天才だったんだぞ。

と、大分に怒りをぶつけてもしかたない。怒りたいのは大分のほうだろう。やっと獲得したと思ったら、開幕前に大けが。全治6か月。プランが大いに狂ってしまうだろう。

とにかく、あせらず、でも早く治してあのぐりぐりドリブルをまたピッチで見せてほしい。北京は絶望的、とかいわれているけれど、いまからあきらめないでほしい。

まだまだチャンスはいくらでもある。21歳なんだから。

 

ギョーザの皮のメーカーの一社が、この1週間で30%売上げ増だそうだ。

「これまで冷凍ばかりだったんだけれど、手作りもいいかな、と思って」というイカにもタコにもマスコミが喜びそうなことをいう主婦たちがTVのインタビューに答えている。やめろよ、といいたいところ。

このインタビューを見て

「最近の女は料理しない」

という結論を安易に導き出す輩にエサを投げ与えているようなもんだ。

そもそもギョーザはそんなにひんぱんに食卓に並ぶメニューなのか?(そうなのかもしれない。ウチは夏場中心に年10回くらいかな?)

それに、具を作って包むのがそんなにたいそーなことか?

それに「手作り」というからには皮から作ってこそいえることじゃないか?

ま、そんなことはどうだっていい。

やっぱり料理は手作りにかぎるよね、手作り料理のほうが安全だしね、えー!手作りしないなんて失格、やっぱり手作り料理する女が最高......そういうことを安直に言い出す人が増えそうなのがすごくいやだ

もっといえば、料理は愛情だよね、手作りでない食べ物を食べさせる女は家族に愛情がない、手作りできないなんて女失格......そういう保守反動的風潮が広まりそうなのがもっといやだ

私はたしかに料理をする。でも1週間7日のうち、4日はため息とともに台所に立つ。

ああ、いやだいやだ。

ああ、面倒くさい。

ああ、でもつくらないわけにはいかないね(ため息)。これは義務だ。これをやらないと私は人間としてダメになる(何がダメになるんだかわからないが)そう自分を叱咤激励して包丁をとる。ときどきあまりにもいやになり、ヒステリーを起して包丁を握りながら涙さえにじむ(最近はないけれど、子供が小さいときで、仕事から疲れ果てて帰ってきたときにはたびたびあった)。

でも3日は結構楽しんでつくっているんですがね。それが自分の首を締めることになっているとも思う。料理好きなんだったらいいじゃないか、とか、ママのつくった料理がおいしい、とかおだてられてその気になる。

家事、とくに炊事は毎日やらないと待ったなしだ。

やっぱり手作りがいいよね。

そう言ってもいいのは、毎日毎日「今日は何をつくろう?」「安全な食べ物はなんだろう?」「栄養のバランスは?」「あたためないとおいしくないものと、冷たくなってもおいしいものはなに?」「残り物をどう使う?」ということを延々と考えつづけて、毎日毎日包丁を握り、食べ終わったらすぐに洗い物をして、レンジをふくまで片付けをしている人だけだ。

だから私は手作りがいい、なんてけっしていわない。

手作りもいいけれど、外食も冷凍もレトルトも安全においしく食べられるようにしてくれ!

いや、それ以上に、たまには私=主婦以外の人が料理をしてくれ!(できればうまいものを頼む)

もっといえば、私が料理をしなくても文句をいわないでくれ!

なんてことを思いながら、ええ、ええ、今日もつくりましたよ。トマト&野菜スープ、肉じゃがをね。

ワールドカップ2010。

いよいよ予選が始まりました。

もちろん行く予定にしていましたが、朝から降っている雪を眺めながら、迷う迷う。

寒いよなぁ。

相手がタイだしなぁ。(タイの方、ごめんなさい。悪気はありません、たぶん)

第1戦だしなぁ。

先は長い。

それにしても寒い。

でも、せっかくだからと気を取り直して、行ってきました。

手作りのお弁当(肉じゃがと春菊のごまあえと卵焼き、そしておにぎり)、魔法瓶に詰めた熱いほうじ茶をもって。いったいどこへ行く気ですか? 私は。

浦和美園駅は代表戦、しかもW杯予選の試合があるとは思えないほど静かでした。浦和戦のときの3分の1くらいのにぎわい。平日の夜。雪が降っていて、しかも埼玉スタジアム。これは人が来ないでしょう。案の定、3万5千人でした。

私の座席の周囲は人がいなかったです。ゆうゆうと3席くらい使って荷物を置き、毛布にくるまり、ホカロンを使いまくって観戦。雪がかからないところだったので、意外にあたたかく見られました。試合もそこそこおもしろかったし。あらためて、日本代表は遠藤さんのチームだということを確認しました。

なまいきに採点しちゃうと(10点満点)

川口 5点(ずーっとペナルティエリア近辺で体操しているだけだったから、可もなく不可もなくでこの点数。タイのあのミドルは彼の責任ではない。あれはとれないでしょう)

中澤 6点(得点したし、今日は守備の必要がなかったからかなりあがっていたのはniceだけれど、失点のときにただぼんやり見ているのを目撃したので減点)

駒野 6点(うーん...たぶんよかったんだと思うけれど、後半は消えていた。加地スケールからすると、今日の駒野クロスは7点)

内田 7点(よかった。後半はとくに。ケンゴ、ヤットとのダイレクトパス交換がすてき)

鈴木 6点(今日は闘莉男(→あってる?)がいないんだから、もっと前でプレイしてもよかったのに)

阿部 6点(地味だった。でもボールがあるところにからんでいくのがうまかった。勘がいいんだな。気持ちいいくらい。あべちゃんにもFKをけらしてあげようよ>ケンゴ&ヤット)

中村ケンゴ 6点(目立っていたし、最後まで運動量が落ちなかった。でもマークが厳しくなった後半はたびたびボールを失って周囲をひやりとさせていた。もっとできるはず。ミドルの練習してほしい)

遠藤 7点(今日はいい面がいっぱいでていた。よく走っていた。びっくりするほど。ガンバでもあれくらい、とまではいわずとも、8割くらいは走ってください。ゲームコントロールとはこうするんだよ、というのを今日のヤットに教えてもらいました。FK決まってよかったね)

山瀬 8点(そうなんだよ、山瀬くん。足りないのは自分で勝負すること。今日、それをやっていたのは山瀬くんだけでした。内田くんはやろうとしてびびっていた。あの起死回生の2点目は山瀬くんの得点です。山瀬くんがボールをもったときだけ、点のにおいがしました。今日の山瀬くんは、10番の意味をよくわかっていました)

大久保 6点(うーん......前半はボールにあまりさわっていなかった。高校選手権のときから、私は大久保のFWはあまり好きではなかった。背負ってナンボの選手じゃないから、ついうろうろしちゃう。でもって、ボールを引き出すのがヘタだから、クロスにうまく合わせられない。性格的なものなんだろうか。彼が生きるのはフリーでボールを持って、自分でごりごりしかけられるサイドではないでしょうか? 右ウィングあたりがよさそう。誰と組み合わせても、FWの大久保くんが輝いているのを見たことがありません。でも得点したからとりあえず2点増し。点がとれていなかったら、4点)

高原 4点(うーんうーんうーん......こういう高原は見たくない)

というわけで、ジツカワが選ぶ今日のMOMは山瀬くんです。

ところで、今日みたいな日にサッカーの試合を見に行くのは、はっきり言ってアホだと思います。そう、私はアホです。自虐的ではなく、自慢げに言ってるんですけれどね。

でも、2000年ごろには日本代表戦、しかもワールドカップ予選となれば、そりゃもうたいへんでした。雪が降ろうが嵐が来ようが、熱を出そうが仕事が押していようが、あらゆるものをふりきって出かけて行ったもんです。

それが8年たつと「アホです」といってしまう私と世間の風潮。ガンバの試合だったら、台風が来ていても出かけていって「これこそ本物のサポ」とか胸を張るのにね。

代表<<<応援しているチーム、というはかりにかけるようなことはしたくないけれど、Jリーグのサポを代表サポとして同じ熱意をもって応援してください、と取り込むのがむずかしくなってきたかな、という印象をもちました。よほど大きな試合でないと、なかなか集客できない。それでも3万5千人も集められるんだから、いいじゃないか、というのは甘い? 浦和レッズの試合よりだいぶ下回るけれど、予選の第1戦としてはまあまあではないかと。

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