Glamorous Life

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2008年06月

ベスト8は6チーム(スイス→トルコ、フランス→イタリア)をあて、ベスト4は3チームをあて(クロアチア→トルコ)、決勝にスペインがくることを見事に予言していたジツカワです。

すごいな>あたし。

今回大会のスペインは一味どころか十味くらいちがいます。

チンタラサッカーやらないもん。運動量がすごいもん。日本代表の85倍くらいは知ってるもん。全員が。

うまくて、走れて、戦術がはっきりしていて、攻撃のバラエティがある。そういうチームが優勝しなくちゃ。

そして、ベストGK カシージャス これはもう決定でしょう!

あと私が「すごい!」と思った選手をざっとあげてみると

トルコ  ニハト(ただし1試合だけ)

クロアチア  モドリッチ オリッチ スルナ

スペイン  シルバ セスク ビジャ シャビ セナ(全員いいけれど、とくにこの5人がいい!)

オランダ ファン・ブロンクホルスト ファン・ニーステルローイ

ロシア アルシャービン(ただし一試合だけ)

スウェーデン イブラヒモビッチ(ただし2試合だけ)

ドイツ メッツェルダー

 

ま、はっきり言っちゃうと、私はドイツとトルコのサッカーが嫌いです。ドイツVSトルコを見て、ちーっともおもしろくなかった。ただそのなかで、みんながシュバインシュタイガーだバラックだというなかで、光っていたのがCBのメッツェルダーだと思いました。地味なんだけれど、「下支え」というのはああいうプレイを言うのだと思いました。どこかのざんばら髪や爆弾頭にはむずかしいだろう、あの守備は。

スペインのサッカーはいいなあ。何時間見ていても飽きないなあ。

いよいよあさっては決勝です。

フランス人の女の子のお母さんは医者で「疲れにはチョコレートが一番!」「精神的に落ち込んだときにはチョコレートをひとかけ」「医者の私が言うのだから、チョコレートの効能はまちがいない」と娘に言い続けたそうです。

なので、彼女が日本にやってきてから、毎月のようにチョコレートを送ってくれるのだとか。日本にもおいしいチョコレートがある、といっても、フランスのじゃなきゃだめと言い張るそうです。

私もおすそわけしてもらいました。あまりチョコレートは食べないのですが、なかなかBONでした。

「楽園・味覚・理性――嗜好品の歴史」ヴォルフガング・シヴェルブシュ著 という本の中に、チョコレートが薬として、また催淫剤として珍重(?)されてきた歴史が書かれていて、その後映画『ショコラ』を見てえらく納得。

太る、ニキビができる、アディクトになる、そんな恐れを抱きながらつまむチョコレートは美味です。

というわけで、フランスのチョコレートをありがたくいただいてエネルギーをつけ、がんばって仕事しようっと!

 

 フランス人留学生が一時的にホームステイしていました。

 16歳の女子高校生です。

 しばしフランス語の日々。

 でも日本語を熱心に勉強中なので、いろいろ訊かれます。

「『お』をつける名詞と、『お』をつけてはいけない名詞はどこで区別する?」とか。

 「おトイレというのに、なぜお玄関とかお居間とかいわない?」

 わ、わかりません。日本語教師の方、教えてください。

「フランスのことは、ちょっとふざけて『おフランス』と言ったりするんだよ」

 といったら、なんかえらく喜んで(説明が失敗したらしい)「私、おフランス人です。お日本にいます」と言ったから、「お日本とはいわないんだ」といったら、またまた混乱。「なぜ、フランスだけ、おフランス? わからなーい」

 「ミーはおフランスざんす」とイヤミ@赤塚マンガから説明しようかと思ったけれど、歴史が長すぎてめんどくさくなったのでやめました。

 とても愛らしいのと、服装がちょっとアニメのコスチュームっぽいせいか(今日なんか、メイド服みたいなのを着ていた)、ヲタク(というかヘンタイ?)がつけねらうので、おばさん怒ること2回! しっしっと追い払う。それなのに遠くから勝手にデジカメ撮る! 「何してる?」と聞いたら(ま、はっきり言えば怒鳴ったんですが)逃げる! おフランスの女の子をおびえさせるな! ほんと困ったお日本男子が多くて困るわ!(怒)

この一週間、なんかもう精神的・肉体的リミットすれすれ状態で更新できませんでした。

EUROどころではなくなっちゃって、毎晩3時就寝から、一気に毎朝6時起床→お弁当づくりに変わっちゃいましたよ。就寝時間は相変わらず午前2時近いのですが。

ま、そんなことはどうでもよくて、そのリミットを決壊させそうだったのが「G大阪水本裕貴退団」という電撃ニュース。

ったくね、何なのよ。。。。。と腹立たしく毒づいてみてから考えたのだけれど、水本がどうだったかがさっぱり思い出せない。というか、水本というオリンピック代表キャプテン(候補)がガンバにいたという意識もあまりなかったような気がします。開幕の千葉戦でのディフェンスはまあまあだったけれど、あとはとにかくあっけなく転がって失点の直接的原因になっていた(しかもそれを目の当たりに見させられた)ことしか記憶にない。存在感の薄い選手でした。

そうはいっても、ここで水本に去られるのはガンバ、痛いなあ。どうするんだろ。

それにしても、私はよくわからないのだが、スポーツ選手の契約ってそんなに簡単に敗れるものだったのですね。しかも今回は水本の勝手で出ていくのだから、当然500万円~1000万円が個人にかかってくるはず。でもそれくらいどうってことないくらい、とにかくガンバがいやだったんだ。「ガンバでベンチに座っている自分が考えられない」とか監督に言ったらしい。

つぎに契約する京都(らしい)は、一億円プラスして支払うととかいわれています。4億円。

すごいよね。裏でどんなどろどろ劇が演じられているかはうかがいしれませんが、表向きは「オリンピックに出たいから、出場機会を与えてくれるチームに移籍する」とかいうワケわからん理由で出ていく勘違い男に4億円出しちゃうんだな。京都、大金持ちなのか? っていうか、京都にいま必要なのは、強力なFWじゃないのでしょうか? ナビ杯とか見ていると、田原だけじゃきついんじゃないの、と思わせる攻撃だったんですが。4億あったら、ブラジルあたりから若くてイキのいいの、連れてこられるでしょ。増嶋や手島やシジクレイを削ってまで出させたいほどの人材とは思えないのだが。

水本本人のイメージや経歴に傷つきまくりなのは言うまでもないのですが、それは本人が言いだしてやらかしたことだから背負えばいいし、それだけの覚悟があってやったことなんだと思います。そうだよね? 覚悟あったんだよね? Jのどのチームのサポも引かせるほどのことをやったってこと、わかってんだよね? ね? ね?

問題は「ガンバのフロントや監督やチームメイトにも泥を塗った」ことの自覚があるかってことです。

ガンバのフロントはぬるい。あそこなら横紙破りをやっても平気。500万円払えばどうにかなるさ。

監督は好き嫌いで選手を干す(ま、そういうところもなきにしもあらずだがw)。いったん干されたらなかなか復帰できない(だが干された原因が痛すぎるんだが。私でもちょっと遠慮してもらうぞ。あのディフェンスだと)

チームメイトが受け入れていなかった。チームに居場所を見つけられなかった。

もう、さ、ほんと迷惑。そういう風評を確立しちゃったんだってことを、よーくよーく水本くんにはわかってもらいたいけれど、それがわかるほどの頭があれば、こんなことしでかさないわけで。

とほほ...としか言いようがない。脱力。

 

後日談:これを書いた2日後、水本の京都入団会見が行なわれ、その模様を見て私は衝撃を受けました。(おおげさ)

あー、こりゃきついなあ。話が支離滅裂。目がうつろ。やせちゃって、表情がとぼしくて......ちょっとウツ?

移籍だのの前に、少し休んだほうがいいんじゃないだろうか? 誰か言ってあげたらいいのに。こういうときは自分を追い込もうとか、もっと上のステージとか、そういうのはよくないんじゃないの?  

 

 

スペイン 2-1 スウェーデン

得点者:フェルナンド・トーレス(スペイン)

     イブラヒモビッチ(スウェーデン)

     ビジャ(スペイン)

 

 3分のロスタイムが2分近くすぎ、攻め上がっていたスウェーデンのクリアボールを、私のイチオシ左SB カプデビラがフィード。トーレスにあたったボールを、ビジャが2人のDFを振り切ってシュート。

GOAL!!

 夜中の3時に、私は飛び上って叫びましたよ!

よっしゃー!!

 プジョルがいなくなり、シャビがセスクと交替し、私がダメダシの右SBセルヒオ・ラモスが、ドSクロスをあげてはスウェーデンにクリアされてカウンターくらって冷や汗かくわ、ワンツー失敗してカウンター食らって冷や汗かくわ、それなのに攻撃は右ばかりだわ、でどうなるかと思っていたけれど、なんとか決勝トーナメントに駒を進めました。

 よかったよかった。

 オランダ 4-1 フランス

 得点者はたくさん。私が一番気に入ったのは、2点目のファンペルシのGOAL!

余裕の勝利。

ため息が出る美しいパス回し&得点のオランダ・チーム。ポルトガルと同様、あまりにも華麗。

 イタリア、フランス、ギリシャなど、堅守が売り物のチームが、今回はどこも攻撃的チームにめったうちにされているのは、世界のトレンド的には悪くないと思います。

 やっぱりねぇ、リードしたら引きこもり、なんてチームを強豪と呼んじゃいかんのだよ。それじゃつまらんではないですか。

 2点リードしても、なお攻めてロスタイムに4点目を入れる。そういうチームこそが強豪。

 負けるときは3点とりながら、4点とられて負ける。 

 2008年以降はそういうトレンドをつくってもらいたいです。

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