Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2008年07月

今日、書評原稿を書いていて、「訳者あとがき」に

「最近は翻訳調(というのがあるとすれば)がとみに嫌われるようだが、本書の性格からあえて「日本語らしく」しなかった部分もある」

と書かれているのを読んで、ん? と思った。

というのは、その本の訳は秀逸で、「翻訳調」で「日本語らしくない」部分に、すごく味があったから。嫌われるんですか、そこが? 

という本は

「厨房の奇人たち」

ビル・ビュフォード著 北代美和子訳

白水社

うん、とても楽しかったし、こういう言い方は誤解を招きかねないけれど、とても勉強になった。知らないことを知る楽しみを与えてくれる本はいいね。著者の行動力に引きずられて、これまで「知ろう」とも思わなかった世界をのぞけるのがありがたい。さすが『フーリガン戦記』の著者だ。

読み終わって、すごくトクした気分にさせてくれる。自分も一緒になって、著者と一緒に、NYの厨房で汗水たらして兎やら鴨やらをさばき、ワインをラッパ飲みし、トスカーナの山奥の質素な、でも実はとても豊かな食卓に座った気分にさせる。

どんなシーンを描いても、その場の「空気」が感じさせるのがうまい訳だ。これ、ビュフォードさんの文章がうまいだけじゃないと思う。翻訳に空気を伝える力がある。

そういう本であり、そういう訳。

で。

翻訳された本を読む楽しみは、いつも自分にまとわりついている(まとわりつかれるのがいやだっていうんじゃない)ものとはちがう「空気」を感じることにある、と私は思っている。

その「空気」を感じさせるのが、ひとつには「翻訳調」じゃないかとときどき思うのですね。

あまりにもひっかかりのない日本語になった翻訳文って、ちょっとちがう気がする。

日本語と外国語の間に横たわる深い溝を、ときどき垣間見せる(感じさせる)ほうが、歯ごたえがある。だって、溝を超えてどちらか土俵に引きずり込んでしまったのなら、翻訳を読む楽しみが減りませんか? ま、それは私だけかもしれないけれど。

自分に向かって石が飛んでくるのを覚悟の上でいわせてもらうと、世の中には「翻訳調」どころか、「翻訳」までもいたっていない本もいっぱいとはいわないけれどあって、それを読んだ人が「あ、これ翻訳調だから読みにくい」とか思っていたら困るなあ。

 ガンバのエース(ということになっている)バレー選手がUAEのクラブ、アルアハリに移籍が決まった。

 なんでも年俸3億円。

 ガンバはバレーと3年契約を結んでいるので、違約金もふくめて移籍金としてどうも10億円近いお金が払われるらしい。

 今朝、これを読んでしばしどよーんと暗くなったのだが、仕事が終わって買物に出かけ、知り合い(サッカーを知っている人)に「まーたエースが移籍だ。ぶちぶち」とグチったら、「でも、こないだ(たぶん5月くらい)会ったとき、バレーに放り込みを始めて、ガンバのサッカーがさっぱりおもしろくなくなった。バレーを外すことを考えないと、この先がない、と言ってたじゃないですか」と言われ、はっと思い出した。

 そうだった。

 去年のシーズン終わりかけのころから、バレーめがけてさい銭クロスを放り込みまくるサッカーを始めて、しかもそれがさい銭ならともかくちっともご利益なくばらばらと散るだけのゴミクロスとなるのを見て「あれじゃー、バレーのマグロン化だ。ガンバは5年前のつまらんサッカーに戻る気か」と憤慨したのだった。

 今年、いや、去年の10月くらいからガンバのサッカーがおもしろくなくなったのは、バレーの勘違いが始まったことが原因だと思う。

 ブラジル人FWの勘違い。 得点できるのは、100%自分の能力だと思ってしまうこと。

 ちがうって。サッカーは11人でやるんだよ。

 で、勘違いが始まると、テキメンにガンバのサッカーに勢いがなくなる。

 毎年秋から失速するのは、ブラジル人FWが「俺にボールよこせ」「俺に任せろ」になってしまい、一人でなんとかしようとして空回りするのが半分以上の原因だ。

 と、私は信じている。

 少なくとも2003年に沈んだのは「マグロンだのみ」と、マグロンの勘違いが始まったからで、2004年の後半にマグロンを切ったところからめざましい進化が始まったのを見れば、あながち外れてないと思う。

 で、アラウージョとかマグノ・アウベスなら、一人で何とかしてくれるところが大きかったけれど、バレーじゃなあ・・・・。

 今年、このままだとかなりキツイなと思っていたし、サッカーそのものもおもしろくなかったので、ギアチェンジするための一つのチャンスなのかもしれない。

 と、思うことにする。

 じゃないと、なんかほんとに暗くなるもん。

 禍転じて福となす。いまのガンバなら、きっとそれができる。と信じてる。

 それにしてもオイルマネー。

 すごいね。

 世界はオイルマネーでまわっている。

 ちがった。

 世界はオイルマネーにまわされている。

 バレー、元気にまわされてきてね。サッカーと生活面では日本みたいにいかなくてなかなかつらいだろうけれど、きみならきっと大丈夫。かわいい女の子と出会えたらいいね。

 ところで、今日の夕飯。

 ゆで豚(みょうがとしそを添えて、ゆず胡椒で)、ロメインレタスとアスパラとトマトとラディッシュのサラダ、豆腐と大根の味噌汁、玄米ごはん。

 ラディッシュとロメインレタスを買ったときには、バーニャカウダをつくろうと思って、頭のなかで「冷蔵庫にアンチョビがあった」と思っていたら、なんと、ない! アンチョビなしのバーニャカウダのソースにしようかと思ったが、別モノになることは想像がついたのであきらめました。明日はぜったいにアンチョビを買ってバーニャカウダを食べるぞ!

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夕飯の支度を手伝うという娘に、私がメニューを告げるとひと言文句を。

「肉は? もっとどんとおなかにたまるものがないと、この暑さが乗り切れないよ」

そのメニューは

「鶏ひき肉団子、冬瓜、豆腐のさっぱり煮込み」

「モロヘイアとおくらのねばねばおひたし」

「きゅうりとハムのしょうが風味炒め」

「枝豆」

(前日の残り)「蕪とコリンキーとトマトのサラダ」

実は前日も野菜づくしだったので、娘たちはがっくりきたそうだ。「探しても探しても肉が出てこない......」

これ、クーラーのなかで一日パソコンと向き合っている引きこもり年寄りのメニューです。

まずいなあ。でも、おいしいなあ。

鶏ひき肉団子は、「渡辺有子の料理 あかさたな」(文藝春秋)を参考にして、豆乳を入れてよくよく練り込んでつくりました。前に水餃子の具で、鶏ひき肉と水気を切った豆腐、ミツバ、しょうがを刻んだものを入れてなかなかおいしかったのですが、それと似た感じで美味でした。みょうがとほうれん草を添えて、鍋風にしたのだけれど、淡白な冬瓜や豆腐の味にアクセントをつけるのなら、水餃子のときみたいに針しょうがと豆板醤を添えるのもよかったかも。

 

ジェフ千葉 0-1 ガンバ大阪

@フクアリ

得点者:山崎雅人

 

 スタジアムで大阪や名古屋からやってきた仲間たちとの会話はもっぱら「新スタジアム構想」

 ガンバもいよいよインターナショナルなスタジアムをつくる、という記事が読売新聞の一面に出て、しかもクラブからも肯定しているコメントのニュースリリースが出て、もうワクワク。もしかすると、ショボイ試合内容より新スタジアム構想についての話題に終始した感あり(苦笑)

 試合は、もどかしく、半分あきらめモードが漂うロスタイムに、交代出場して数分後の山崎くんGOAL!

 目の前でボールがネットを揺らしているのを見たときには、一瞬何が起こったのか信じられなかった。(直後に全員でハイタッチ、ハイタッチ、叫びまくりだったからもある)

 しかも平井→ルーカスだと思っていたら、前でつぶれていたのはハッシーだったし。

 タイ戦も交代してファーストタッチでGOALってことがあったし、山崎くん、ほんといい仕事するなあ。

 監督にしてみたら、采配ズバリで、もうタマンネっとつぶやきたいところだっただろう。

............と、ここで。

 前半17試合と、ここ最近、やたらと「遠藤がいない」と連呼、強調されるガンバを振り返ってみての感想は、ひとこと

「しぶとい」

 対戦相手のサポ、監督全員から言われるのが「今年のガンバは近年にないしょぼさ」ということ。

 ほんと、試合内容は???・・・という感想しかないようなイキのなさ。勝っても負けても引き分けても、相手チームの選手は「今日のガンバの出来なら、勝てる試合だった」とおっしゃる。

 いや、ほんとそのとおりです。勝てたら「よく勝てたな」、引き分けても「妥当。むしろよく負けなかった」、負けたら「妥当。点差があまりなかったのがふしぎ」ってなもん。サポでさえもそう思うし、現にキャプテンの山口も、試合後のコメントの第一声がつねに「試合内容がよくなかった」w

 だが、それでもPOWER8と呼ばれる夏の8連戦が7戦終わったところで、5勝1敗1分け。6月の中断前に10位(1試合少ないとはいえ)を3位まで引き上げ、しかもヤットを欠いてこの成績は悪くない。いや、むしろ立派といってもいい。

 で、前半戦のMVP、もしくはMost Improved Personは、中澤聡太選手

 1試合ごとに落ち着きとうまさと信頼感を増していくそのパフォーマンス。シジクレイとはちがった意味で、ガンバ4バックCBの味を出している。いいねーいいねー。

 もっと厳しくなるだろう後半戦だが、いやいやこのしぶとさで意外にいいところに食い込んでいくかもしれないね、ガンバは。

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HPだったとき、日記には毎日の夕飯メニューを書きつづっていたのですが、「偽装疑惑!」とか「食べたものを書くのは下品」というご意見をいただき、しょぼーんとなってやめていました。

そしたら「あれが楽しみだったのに」「なぜ書かないのか?」という意見も多くて、というか、やめた方がいい、を上回ったので、再開します。

料理はやっぱり好きだし、食べることも好き。それに最近は外食よりも家で自分でつくって食べるものが一番おいしい、なんて感じる年頃になったので、おうちごはんの充実をはかる励みにするためにも、書いてみようかな、と。

さて、今年もまたアグ・デ・パンケ農園のおいしい野菜がどっさり届きました。

さっそくつくってみたのが(画像手前より)

①豚肉とピーマン、ズッキーニ、ピーリーフ(唐辛子やピーマンの葉だそうです)の中華炒め(豚肉は酒、卵の白身、塩、片栗粉をもみこんでしばらくおく。ズッキーニは乱切り、ピーマン(セリョリータ)も同じくらいの大きさに乱切り。鍋にゴマ油を熱し、輪切りにした長ネギと唐辛子としょうがを入れて香りを出し、豚肉を入れて炒める。いったん豚肉を出し、野菜をズッキーニ、ピーマン、ピーリーフの順番に入れていためて豚肉を戻し、豆板醤としょうゆ少々で味をつける)

②蕪とコリンキー(かぼちゃの一種)とミニトマトのさっぱりサラダ(スワンという品種の蕪は皮をむき、厚さ3ミリくらいに輪切り。ぱらぱらっと塩をふり、米酢と唐辛子とにんにくを入れたところに5分ほどつける。コリンキーは四つ割にして、厚さ1ミリほどに切る。トマト(アイコ)は四つ割。全部を蕪に合わせ、最後にオリーブオイルをさっとかける)

③焼きナス(薬味はしょうがだけで)

です。

夏は野菜がみずみずしい! できるだけナマに近い状態で、素材の味を生かした薄味にしています。

塩は炒め物には岩塩、サラダには石垣島の雪塩を使ってみました。

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