バーゲンには行けないかも、と涙目だったのですが、どうしてもたまらなくてご近所のセレクトショップにお出かけ。
バーゲン&not バーゲンで楽しみました。あー、しあわせ。
今回の大ヒットは靴です。
私は24・5センチという大足で、しかも甲高段広というおよそおしゃれじゃない足。
この足のおかげで、前半生(35歳までにしている)はほんとにおしゃれがつまらなかった。なんてったって靴で決まりますからねえ、ファッションは。
まず、デザインの選択の余地がない。つまんない黒のパンプスくらいしかないし、しかも5センチのぶっといヒールで、服はいったいどうすりゃいいんですか、というおもしろみのなさ。
靴屋に行くと(シューズショップなんかじゃない、靴屋ね)つねに同じ会話が。
「このなかで24.5センチの靴を全部見せてください」
「恐れ入ります、お客様。当店では24センチまでしか在庫がございません」
しょっぼーん。さようなら。
しかし、1993年ごろ、家族でアメリカに旅行したとき、24.5センチどころではない、26センチ、27センチくらいまで、ふつうにかわいい靴があったのですよ。甲が高かろうが、幅がEEだろうが、ありますあります。おまけに痛くない。もっとおまけにお値段がお手頃。買いましたよ、じゃんじゃん。トランクのなかが靴だらけになるくらい。
なんとなくですが、1995年くらいから、かわいい24.5センチ以上の靴が日本でも増えてきた気がします。私と同じか、それ以上に大きな足の娘にいわせると「09で買うあたしに合うのは、ゼンッゼンッダメ」だそうですが、私は輸入物も買える年頃なので、選択範囲がぐっと広がった。それは大げさにいえば「日本の靴革命」と呼びたいほどの感動でした。
たぶん、前半生のトラウマを引きずっているらしく、私はおしゃれでサイズがある靴を見ると、いても立ってもいられなくなります。まずは靴からスタートして、その靴にあう服を買う。これが最近の買物の常道です。
それで見つけた今回のヒット作。
韓国のシューズデザイナーさんとのコラボでつくったというsuecomma bonnieというブランドのアンクルブーツ(?)です。
見た瞬間、これ、これですよ、と思いましたね。
いま考えているのは、パープルのカラーストッキングに黒いスカートと黒のニットをあわせる、というの。
ストッキングによって、着こなしがいろいろ楽しめそうです。
早く秋がこないかなあ。