Glamorous Life

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2008年10月

「小林カツ代の「おいしい大阪」」

小林カツ代著

文春文庫

 

何年か前にお手伝いさせていただいた本が文庫化されました。

(もとは「小林カツ代はこんなにいろいろ食べてきた」)

「小林カツ代キッチンスタジオ」のご協力でレシピがつき、ケンタロウさんが解説を書いていらっしゃいます。

読み直すと、昭和はじめの大阪の景色、におい、喧騒があらためて感じられて、とてもあたたかな空気に包まれます。そしてまた、食べ物が全部おいしそう! この本の取材で小林さんと大阪を一緒にまわったとき、こんなにおいしいもんが大阪にはあふれているんだ、と感動したのですが、それはひとえに小林さんの食に対する深い見識と、おいしいもんをおいしいと表現なさるそのお人柄のおかげだったな、と思いました。

この本にかかわれて、小林さんとひとときをご一緒できたことを、とても光栄に思っています。

いい本です。またね、イラストがすばらしい!!あまりにもおいしそうで、ごっくんとのどがなります。1点、食堂のメニューのページをのせました。なすの煮付けなんか、もうこれ以上ないほどのつやで描かれてます。

ぜひお手にとってごらんくださいね。

大阪にはおいしいもんがいっぱいや!

小林カツ代さん(小).jpg
小林カツ代(中身)(小).jpg

いよいよアメリカ大統領選挙が一週間後に迫ってきた。

オバマ優勢と伝えられているが、最後の最後までわからないだろうなあ。アメリカの人種偏見は外からは予想がつきにくい。

それにしても、私の知り合いのアメリカ人は、老若男女問わず、民主・共和どちらよりかも問わず、ブッシュ大統領のことを「史上最☆」と言っていたのに、なんで8年も政権とっちゃったんだか。

そんなアメリカ発の金融不安が、結局オバマに追い風になっているようなのだが、金融不安ってなによ、と思ったのがこないだのTV番組。アメリカでカード破産が非常に多くて、しかも年収1000万円の世帯で、車や別荘などをクレジットで買いまくってその日の食事にも困る破産者続出、というのをやっていて、驚いた。たぶん国民と同じことを、国自体がやっていたんだろうが、日本もバブルの時には似たようなことをやっていたんだから、ヨソのことは言えんが。

だけど、びっくりするのは「貯蓄をしましょう」「年収の範囲内で生活しましょう」ということを、大の大人が教会で勉強会を開いて学ぶ、ということだ。教会の牧師が「収入の1割は貯蓄に回す。8割で生活する」というと、感動している人が大勢いるんだ。なんでそんな当たり前のことに感動する! でもってそれが「神の声」だって。

日本人の貯蓄好き(別に好きじゃないだろうが)は、明日どうなるかわからない底知れぬ不安から来ているのだろうが、アメリカ人の浪費好きはどこから来ているんだ? 根拠のない未来への確信か? 

年収1000万円の夫婦が「最高の車、最高の家、最高の服飾品、最高の暮らしを一度味わうともう落とせない。借金しても買ってしまう」というのを聞いて、小心者の私はその心境がわからないどころか、怖くなった。想像力が欠如しているのかな?

やたら円高・株安になり、実体経済への影響甚大と叫ばれ、現に私みたいな吹けば飛ぶような(つい最近まで、フケが飛ぶような、だと思っていた愚かな私)個人商店は、世界同時不況のただなかに真っ先に突っ込まれて沈んで行きそうでいやんなっちゃいます。考えてもしかたないので、考えないようにしていますが。でも、貯蓄はする。ちょっとでもいいから貯める。小心者だわ、さすが。

この2年半、ものすごーく忙しくて、なんかもうワケがわからなく来てしまったのだけれど、ここらでちょっと落ち着いて勉強しよう、という気になっています。何を勉強するか、はもうちょっと目鼻つくまでナイショですが、思い立ったら......の私はもう資料とか集めちゃいましたよ。そろそろ、次のステップを踏み出さないと。キャリア形成はまだまだこれからだから。

それでは、大学の授業にいってきます!

 

金曜の深夜にいきなり仕事がふってきました。

メールを見たら「27日か28日に原稿をいただければ......」

あわてて確認したら、月曜か火曜......つまり実質2~3日で締切かよ~!

明日は同窓会で、出席って言っちゃったよ。いまさら「急な仕事で」なんてダサイ言い訳はできない。女がすたる。意地を見せろ。

ここんところちょっと気が抜けて、だらだら仕事していたので、ペースを取り戻すいいチャンスかも。

でも、今年一杯で終わる仕事ばかりで、その先がないんだなあ。来年がやや不安。方丈記しなくちゃいけないかなあ。(ワケわかんない独り言)

 

夕飯は肉じゃが(里芋を入れてみました)、鶏ひき肉団子と春雨と野菜のスープ。

食べ終わってから夕刊を読んだら、なんと中国産春雨からもメラミンが検出された、とのこと。ガーン! 春雨はわざわざ中国産を買っていたのにぃ。

 

ACL準決勝 

ガンバ大阪3-1浦和レッズ

得点者:高原(レッズ)

     山口(ガンバ)

     明神(ガンバ)

     遠藤(ガンバ)

 

 勝てたからこそ言えるのだけれど「負ける気がしなかった」ハハハ......勝てたからこそ、言えるこの一言。

 勝つしかない! それも2点とって勝つしかない。戦い方は明白でした。でも、前半は浦和に押し込まれる形に。

 前半36分。あっさり高原に1点献上。でも、全員「まだまだこれから!」という表情で、くちびるをかむ選手もうなだれる選手もなく、淡々とボールをセンターサークルに持って行ってまた始めました。うん、これならいけるかも。と思いました。勝てたから言えるけれど。

 ハーフタイムにざぶろうさんに「どうですか?」と聞くと、周囲が頭を抱えるなかでたった一人

「プランどおりや。これで勝ったな。2-1でガンバの勝ちや。もう浦和は攻めてこない。そこでガンバの攻撃が実る。やりやすくなった」

 その言葉をきいてひと安心。内心「この人はどこまで楽天的なんだか」と思ったけれど。結構ざぶろうさんのゲームの読みはアタルので、「そうか、なら安心だ」と思っていたら、後半始まってまもなく山口のヘディング炸裂。さっそくあったりー!

 隣のあかねさんが「鳥肌がたった」と興奮した面持ちで教えてくれました。たぶん、あかねさんもこのとき「これはいける」と思ったにちがいない。

 そして明神さんの得点。

 圧巻は、その4分後の華麗なパス回しによるヤットのゴールでした。

 すばらしかった! 目が覚めるような美しい得点。私のなかで「ヤットすばらしいメーター」が振り切れました。

 試合が終わったときには「ガンバが好きすぎるメーター」も振りきれて、もう何が何だか。実はちょっと泣きました。まわりに泣いている人が結構いたし、みんなもう何が何だかの興奮状態で、はねまわるわ、ハイタッチするわ、ワケのわからないことを吠えるわ、だったので、恥ずかしさも何もなし。

 深夜に帰宅して、BSでやっていた録画放送を結局最後まで見ました。

 ヤットのゴールで、またあらためて泣きました。

 決勝の相手はアデレード・ユナイテッド。

 強敵です。あの鹿島が負けたくらいだから。

 でも、勝つのは、優勝するのは、ガンバだから。 

 

nokorou.gif
明日はいよいよACL準決勝2nd leg。

仲良しのガンバサポが総勢9名そろって埼玉スタジアムに乗り込みます。

「勝ちたい!」とあまりにも強く思い過ぎると楽しめないので、いまはただ「いい試合をしてほしい」と必死に願っておきます。

でも、勝って決勝に行くのはガンバだ

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