Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2009年01月

歯は私の泣き所。2009年も歯医者通いで開けています。

去年は歯茎を切開してきれいにして、骨を増やす手術を敢行。

今年はかみ合わせを調節して、骨に負担をかけない治療をやっています。

手術も高かったが、歯をけずってあらたにかぶせるという、これがまた高い! 保険がきかないということもありますが、人工の歯の材料がピンキリで、しかも高いものほど、自分の歯よりも優秀というくらいすぐれものだから、だそうです。

かかっている歯医者さんの意見だけではよくわからないので、思い切って父が昔勤めていた病院の先生(大学病院のとてもおえらい先生らしい)に電話して、ご意見をうかがってみました。

結論として、値段の高いものはやはりそれなりに価値がある、ということで、結構なお値段の材料でつくった歯を入れることにしました。

あああ、高級ブランドもののバッグや服には縁がないけれど、口の中は高級ものですよ。

今後、私がにっこり笑って歯を見せたら、おお、すごい歯だね、高そう! かっこいい! さすがハイブリッドセラミクス!とホメてやってください。

歯も、頭も、財布も痛い年明けです。

 今日、大学に行ったあと、書評用の本を探しに本屋に出かけました。

 海外小説の人気のないコーナーで本を立ち読みしていたら、いきなりら声をかけられました。

 「いま、なんじですか?」

 ふと見たら、小柄な外国人がおずおずとこちらを見ています。以前、パリで何時か? と訊かれてサイフをすられた経験から、さっと身がまえました。はっきり言えば、飛び退りました。棚一個分くらい。

 でも、ちょっと悪いかなと思って、「5時です!」と教えてあげました。

 わかんない顔をしていたので「IIt's five o'clock now」と英会話の基本みたいな返事をしてしまったのがまちがいでした。

 「ああ、英語しゃべるんだね。ぼくの名前は××○○。インドから来ました。きみはなんて名前? よかったら教えてくれないかな。ぼくはビジネスマンなんだ。東京ははじめてなんだけれど、いろいろ教えてくれない? 時間があればコーヒーを飲もうよ。ね、コーヒー、コーヒーを飲もう」と立て続け。

 私、しばらく無視。

 でも私は甘いのか、ふと「時間はないし、すぐに家に帰らなくちゃいけないし、あなたと友達になれないし、コーヒーも飲まない」と立て続けに返事をしてしまいました。だって、本を見たいのにうるさいんだもん。

 でも、インド人はインド人なのでめげません。だんだんすりよってきて(私はだんだん逃げる)「ぼく、おいしいレストランを知っているんだ。インド料理好き? インド料理はカレーだけじゃないよ。きみみたいな×××なガールと(読んでいるキミ、ガールと聞いて吹き出さないように)友達になれたらものすごくうれしい。どう? ぼく××○○っていうんだけれど、せめて名前は教えてよ。ねえ、きみ学生?」

 もうアカンと思った私は、にぎっていた本をパタンと閉じて「いいえ、私は先生です。それじゃ幸運を祈るわ。さよなら」と立ち去ったのでした。

 ところが、話はここで終わらなかったのです。

 本屋を出て、駅のほうに歩いていたら、なんと今度は日本人(たぶん)のおじさんにナンパされたのです。今日は1年1回のナンパあたり日なのか?

 小走りで追いかけてきたおじさん。私の前に立ちふさがると「さっき、そこの本屋で歴史の本を見てらっしゃいましたよね。歴史がお好きなんですか?」

 (ポカン!。歴史が好きかってなんだよ! 歴史って好きとかきらいとかいうものなのか? それがナンパの声かけか? もちょっとマシな誘い方がないのか?)

 無視して前進したんだけれど、なおも横に並んで「ぼくも歴史が好きなんです。よかったら、お茶でも飲みながら、歴史の話をしませんか?」

 ああ、これ宗教の勧誘。歴史の話がそのうち宗教の話に変わるのは確実。

 幸いなことに、日本の古代史について語りだしたおじさんがヤマタイ国(?)に踏み入れる前に改札をくぐりぬけることができました。

 やれやれ。インド人に古代史。

 結局、書評の本は見つけられませんでした。

 

2009年 高校サッカー選手権決勝

広島皆実 3-2 鹿児島城西

得点者:大迫(勇)(鹿児島城西)

     金島(広島皆実)

     谷本(広島皆実)

     野村(鹿児島城西)

     金島(広島皆実)

 

高校選手権.jpg
 3回戦から(ナマで)見てきた広島皆実。決勝のこの試合がベストでした。

 正直、準々決勝で四日市工と対戦したときには、決勝で鹿児島とあたって、負けるだろうな、と予測していたし、準決勝をTV観戦したときも、得点力があるように思えず、1点とったあとに早々と逃げ切ろうと時間稼ぎをやっているのを見て、こりゃアカンと思っていました。(今日も後半37分からやっていた。あれはやめてほしいです。鹿島みたい。私は①審判にぐでぐで文句をつける、②ライン際で時間稼ぎをする、③さりげなくひじ打ちや突き飛ばしをする、という汚いプレーが大嫌い)

 ところがところが、私をはじめ大方の予想を裏切って、見事な攻撃サッカーを展開した決勝戦。

 とくに心を揺さぶられたのが、ピッチを広く使う攻撃。サイドチェンジが小気味よく決まって、一気にSBとMFがからみながらあがっていくのを見るのは気持ちよかったです。今日気に入ったのは、SBの村田選手。実を言うと、準々決勝でこの選手のプレーにいらついていました。なかなかあがらないし、あがっても見当はずれなパスを出してゴールライン割るし。

 それが今日は何回となくサイドを突破して、ヤバイクロスを出していて、いや、惚れましたね。

 もともとサイドバックが攻撃することに対してフェチな快感を覚える私なので、右SBがあがるたびに「をを!」、クロスをあげるたびに「ををををを!」もうおなかいっぱい。

 去年の決勝は、大前くんによる大前くんのための大前くんお披露目興行、みたいな一方的試合でつまらなかったのですが、今年は見ごたえありましたね。話題の大迫くんも見られたし。いや、今日は負けたけれど、すごい選手です。これからが楽しみ。鹿島ってところにちょっとひっかかりますが。(ガンバに来ても、いまいちかもしれませんが)

 そうはいっても、今年の高校サッカー選手権は、個人的にはレベルの低さを感じてがっかりでした。去年の藤枝東や流通経済大柏みたいなおもしろいサッカーをやるところがなかったな。目立った選手といえば大迫くんだけ。去年の大前くんはチームとしての太い幹の上に力強く咲いた花、という感じですが、今年の大迫くんは一人大木の感じ。いや、野村くんもいるから、二人大木か? 電柱でないだけマシかも。

 5試合見たなかで、印象に残ったのは、国学院久我山の森藤選手、前橋育英の笛田、中美、六平選手、広島皆実の村田、金島、松岡選手。そんな感じかな。ゲームメーカーとして、こいつはすごい、と思わせる選手がいなかったのも、大会のレベルの低さを感じさせた理由かもしれません。

 ともあれ、広島皆実、優勝おめでとう!

 ガンバのチャントをパクってくれて、ほんま、サンキューです。

 私も一緒に歌いましたよ。

 「この空に輝く星があるように、われらの街には、みなみが輝く~」

海外で使用するためにモトローラのケータイを2007年初めに購入したのですが、何度も故障するのでストレスになり、ついに昨日は文字が出なくなったのであきらめて機種変更をしました。新ケータイはSH906です。500万画素の写真が撮れるのが売りです。顔認識までしてくれます。動画も撮れます。

今日はご近所のお宅におよばれしたので、さっそく料理を撮影。

何もかもほんとにおいしかった!

まず前菜。スモークサーモンはコクがあって、さらりと入っていく旨さ。チョコレート色のキューブは、ノルウェー産のホエ(?)を発酵させたもの。シャンパンに合う! うずら卵の味噌醤油漬けは卵とは思えないこってりした味わい。

サラダはコールスローにホロホロ鳥のくんせいが入り、ブルーチーズのドレッシングがかかっています。うまい!

ぜんさい(2).jpg

今日おまねきいたただいた理由は、私の大好物の「モンドール」がちょうど食べごろだから。とろっとろのチーズに、メゾン・カイザーのパンを合わせて、ドンペリを飲む。極楽です。

モンドール(2).jpg

メインディッシュは蝦夷鹿肉のステーキ。ぶどうジュースが隠し味になっているソースがやわらかく、あっさりした味の鹿肉にとてもあっていました。

タカシさん、ケイコさん、ごちそうさまでした。何もかもおいしく、とても楽しかったです。(私信)

 

カラータイツ(2).JPG

(画像アップしてみました。タイツだけだとなんだかわからないので、靴もそえて。私には撮影スタイリストの才能はない、と痛感します。今年の個人的ヒットは茶色のチェックと緑。緑のは画像ではわかりにくいのですが、イレギュラーにストライプが入っています)

2007年の秋冬シーズンからカラータイツが流行し、色だけでなく、柄もの、プリントもの、網タイツ、厚手(マット)、薄手(透け感があったり、光沢があったり)、とバラエティが実に豊富になって、とてもうれしい。タイツだけでなく、冬物ソックス系も選択肢が増えた。ニーハイソックスをルーズにはいてブーツにかぶせたり、二枚色のちがうものを重ねるようにはくハイソックスがあったり、と見ているだけで楽しい。

以前から、「脚」を全身のプロポーションでどう位置づけるか、ファッションとしてどう「処理」するかがポイントだよね、と思っていた。

隠すのか、見せるのか。

見せるとしても、脚そのものを強調して主役にするのか(ミニスカートをナマ足ではくのは、まさに主役の座を与えるようなもの)

もしくは全身のなかに溶け込ませるのか。

で、カラータイツ(もしくはストッキング、ニーハイソックスなど)は、脚を全体のなかに組み入れてしまおう、という方向だと思う。

スカートにしろショートパンツにしろ、裾から靴までをどう結ぶか。スカート(パンツ)素材のテキスチャーと、靴のテキスチャーの間に、どんなテキスチャーをはさむのか。そのアイデアとして、カラータイツという答えが出されたのだと思う。

長かろうが短かろうが、脚は全身のなかでかなりインパクトのある部分だ。どれだけ美脚といわれても、扱い方をまちがえると脚はとってもみっともない部分になりやすい。もっといえば、全体のプロポーションのなかで一番気をつけなくてはならない部分でもある。それに性的なものがからんでくるから、とかく視線を集めやすい。だからこそ、東西を問わず女性たちは脚をおおっていた。

西洋とそのファッションの影響を受けた地域であっても、女性たちが堂々と脚をさらすようになって半世紀も歴史がない。どう「処理」するかについては、まだまだ試行錯誤だ。

ここ数年のカラータイツをはじめとする脚ものファッションの多様化は、女性たちの「脚観」が少し変化したのではないかと思わせるところがある。太い、細い、短い、長い、O脚、X脚──形や長さに対するコンプレックスを捨てて、全身のプロポーションのなかに脚を組みこんで楽しんで見せる、という勢いが感じられる。

はい、私もタイツ、ストッキングなど、いろいろ揃えましたです。また画像でもアップしますね。

 (アップしてみました。1月11日)

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