Glamorous Life

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2009年04月

ACL 第3節

ガンバ大阪 5-0 スリウィジャヤ(インドネシアリーグ・チャンピオン)

得点者:レアンドロ 2点、オウンゴール、山口、安田

 

とりあえず、レアンドロすごいわ。中盤がボールを持てさえすれば(つまりレアンドロにボールが入りさえすれば)必ず仕事をする。

それと、佐々木がよかった。去年より運動量もパスの精度もあがった気がする。もっと考えて試合をするようになった、と見受けられた。

ただ......スリウィジャヤがあまりにも弱すぎたんだけれど(それでも前日に鹿島と対戦したシンガポールのチームよりはマシだった)

で、なんのかんの言っているうちにもう明後日はリーグの試合が。

大の苦手の大宮です。NACKスタジアムは去年、ぼろぼろに負けるは、いいところ一つもないは、大雨だは、でいい思い出がないところです。とくにデニスマルケスがいやだ。どこかに移籍しないかと期待していたけれど、やっぱりいるんだって。

ガンバは相変わらず中盤の押し上げがいまいち。運動量をあげてがんばってほしい。

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 朝、目覚めてからしばらく、今日の予定を考えます。

 おもに仕事の計画なんですが、それ以外にも夕飯の献立とか、掃除と洗濯をどうしようかとか、買物するものがあったかな、など家事系のこと、今日は何を着ようかなとかファッション系のこと、そのほか時間があったらやりたいこと、などなど。やらなくてはならないこと、やりたいこと、やっておいたらあとでラクそうなこと、などいっぱいあるので、まずは頭を整理して優先順位をつけ、何時から何時まではこれ、この仕事は〇時間で仕上げる、掃除と洗濯は並行してやって掃除が終わったら洗濯ものをささっと干そう、今日の夕飯は7時30分だけど帰宅が6時すぎるから簡単な献立にしようとか、わりにこまかく時間をくぎって計画を立てます。

 もちろん、朝ベッドのなかで立てた計画通りに進むことなどめったにありません。が、最近では8割達成を目標にがんばります。

 そこで重要なのが「モード」にひたることです。

 ひとつの仕事(家事でも趣味でも)をしている間は、そのモードにどっぷりつかって、ほかのことは考えない。

 朝起きたら、掃除、洗濯モードになる。その間は仕事一切抜き。朝からメールを見る、ということはしません。

 基本的に午前9時30分から午後3時すぎまでは仕事モードなので、どれだけ外が快晴でも洗濯はあきらめるし、買物にも、遊びにも行きません。(3時すぎに一休みと称してお茶を飲んだり、好きな本を読んだりする)

 午後6時30分からは炊事モードなので、できるかぎり頭から仕事を追い払って、ごはんつくりだけに集中する。集中さえしていれば、1時間以内に最低4品はつくれます。

 夜はどうしてもしかたないとき以外は趣味モード。ジムに行くか、お習字をするか、本を読むか、テレビを見ます。最近はどうしてもしかたなくて仕事をすることが多いのが不満です。

 問題は、「モードの切り替え」です。さささっと切り替えられない。たいていその前のモードをひきずります。あと、モードにひたりきっているときには、ほかのモードになれない。仕事モードのとき、外で雨が降っていても気がつかずに洗濯ものをぬらしてしまうことあり。夕飯のあと、趣味・だらだらモードになってしまって、やらなくてはならない仕事になかなかとりかかれない。

 どうやったらスムーズに切り替えられるか。

 いまの課題はそこです。

 

ガンバ大阪 2-2 サンフレッチェ広島

得点者:チョ・ジェジン

     高柳(広島)

     佐藤(広島)

     遠藤

 

 あまり振り返りたくない気分。なんかなぁ。あのPKはないよなあ。そんなもので引き分けて、うれしいはずがない。

 ガンバがやりたいパスサッカーを、広島にそっくりやられてしまい、勢いに押されたまま終わってしまった。

 ガンバの試合が終わったあと、浦和VS大分、磐田VSFC東京、柏VS大宮、川崎VS名古屋をなんとなく見てしまったのだけれど、少なくともこの10チームのなかで、広島のサッカーが一番輝いていた。ずっとあのサッカーを続けていけば、必ず優勝争いに加わっていけるはず。(ただ、あのよさをつぶしてしまうチームがあったり、疲れて動けなかったりで、続けていけないときがあるからたいへんなんだけれどね。J1はむずかしいリーグだ)

 広島のサッカーを見ていて、ガンバの2004年を思い出した。あの年がガンバの原点だと私は思っているのだけれど、それはマグロンという電柱系FWを失ってストライカーがいなくなり、ほぼゼロトップのような状態で、サイド攻撃やロングボールの放り込みができなくなったために、パスで崩して誰かが飛び出して点をとる、という形を編み出したときだったから。

 フタ、ヤット、フェルナンジーニョという中盤が、おもに大黒にパスを配給し、おかげでオグリが一皮も二皮もむけた年だ。チームはまだまだよわっちくって、勝ったり負けたりと不安定だったけれど、とにかく「ガンバスタイルはこれしかない」というのを全員で編み出していた。本当にあのときのサッカーをめざしていたか、というと、実はちがって、やむなく編み出された感もあるのだけれど、そのときの手ごたえは選手だけでなく、サポも感じていた。

 あのときはまだACLに行くなんて考えてもみなかったし、優勝は狙いたいけれど、ま夢かもね、とか言っていたし、ナビスコの準決勝延長戦で浦和に負けて(エメルソンに入れられた)智が大泣きしていたようなときだった。それでも、私をふくめてサポたちはみんな「ガンバのこういうサッカーにわくわくする!」と言っていた。点をとられて負けてもいいから、とにかく点をとれ、なんて言っていたなあ。3点とっても4点とられて(しかもロスタイムに)負ける、なんてことがよくあった。

 ただ、あのときに私はにしのんが悟った、と思っていたのだ。「もう電柱FWを立てたポスト攻撃はやらない」とね。「ガンバの生命線は中盤にあり、中盤を厚くすることで崩して点をとる」とね。ちがったんだなー(がっかり)と気がついたのが、2008年と今年の今まで。

 2008年はバレーに頼ったサッカーをして、どんどんつまんなくなっていって、チームも負け続けた。負けるのはいいけれど、おもしろくない、つまり点をとらない(点が取れない)サッカーになって、何がポゼッションだよ、と帰り道にスタジアムの椅子を蹴飛ばしそうな感じが多くなった。勝ってもおもしろくない、消化不良の試合が多かった気がする。

 でも、バレーがいなくなってもがきまわったあげく、2008年後半に、2004年の「ガンバ原点」に戻ったんだと私は思ったんだよね。「中盤を厚くしたゼロトップ」。とくにACLのVS浦和戦。一応FWだけれど、ストライカーではない、という布陣で小気味よいサッカーができたじゃないか、と感動したのに。

 チョジェジンとレアンドロの2トップがダメとかいうんじゃない。でも、この2人とヤットに頼るだけでは、何も生まれない。ガンバ原点を思い出して、その土台からの2009年バージョンじゃないと、ガンバはガンバではないはずだ。

 どうしてもトップを置きたいのなら、ワントップ。チョ・ジェジンかレアンドロをおく。

 そしてトップ下に3人。ルーカス、山崎、二川、寺田、大塚、宇佐美、佐々木、ほら、いくらでもいるじゃないですか>西野さん。トップ下にルーカスをおいて、左サイドにレアンドロかチョ・ジェジンでもいいかもしれない。

 ボランチは明神と遠藤。

 4バックであっても、サイドは必ず攻撃に参加する。

 これでしょ!

 ファンタジックなガンバが見たい! ただしたたかなだけのガンバなんて、そりゃガンバじゃないですよ。

 

先日、ウチの近所のめったに通らない路地を歩いていたら、視野に異様な女性の姿が目に入って思わず立ち止まりました。

髪をふりみだし、天を仰いでヨガのトライアングルのポーズをとっているさだこか?......と思ったら、しだれ桜でしたよー。

身をよじり しだれ桜が こびを売る

家の角をわざわざ区切って、たぶん以前あった庭に植わっていた木を無理やり残したものと思われます。以前は大木だったのかもしれませんが、だいぶ切られてせいぜい2メートル程度になっていました。もしかすると怨念のポーズなのかも。

さてさて、あさっては広島戦です。パスサッカー対決で、ガンバの進化と真価が問われる試合になるでしょう。まだ形が見えない今季のガンバ。万博公園の桜と同じく、満開に咲き誇ることができるでしょうか?

残念ながら私はTV応援。かわりに(?)ネイルで応援メッセージを。

 

nail.JPG
指先に ひと脚はやく 桜咲く

(脚=ガンバね)

あさっての試合、試合は互角のボールポゼッションになり、みどころがいっぱいでしょう。

がんばれ! (とくに)チョ・ジェジン、佐々木、寺田、倉田

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