先日、唐津→伊万里→吉野ヶ里遺跡→太宰府→博多と北九州をめぐる旅をしてきました。
私はやっぱり北よりも南、とくに九州が好きだなあ(しつこく言う)
今回は、唐津神社と太宰府で見つけた狛犬の画像をご紹介。
狛犬について何も知らないのですが、犬、というのはその昔中国では、王の墓を衛る武人とともに、棺の下や墓室の壁よりのところに、いけにえとして犬が埋められていることがよくあったそうです。犬はいけにえとしてはとくに貴いものとされ、建物が完成したり器物が制作されたときには、犬をいけにえにして清められたとか(以上、白川静氏の「常用字解」より。最近の愛読書です)
というわけで、神社の狛犬たちも「清め」のためにおかれているのではないか、と。狛犬のコマは、高麗、つまり朝鮮半島の王朝から由来しているそうです。
まずは唐津神社から。
ちんちんをしている狛犬。初めてみました。これと対になっているのが......
逆立ちです。なんで逆立ち???
つぎは太宰府で見つけた狛犬くん(くんづけはまずいか?)
お手? お手をしているのか??? これと対になっているのは
微妙に寝そべり、というか、逆立ち? 一瞬、鯉かと思いました。
邪気を祓うための狛犬なのでしょうが、どこかユーモラス。石燈籠の上で芸当をしているとしか思えません。