Glamorous Life

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2009年06月

「もう『今週の一言』投稿は遠慮します」というzaburouさんを「なーに言ってるんですかっ! 勝った試合を投稿しないでどうするんですか!」とほぼ脅迫して書いていただきました。

せっかく試合翌日に投稿していただいたのに、私が仕事がばったばったで身動きがとれず、アップが遅れ申し訳ありません>これをお待ちだった方々。

ではいってみます。

今週の一言『横国で、見知らぬ女性とハイタッチ!』

松代◎ 今期Jリーグ初出場初勝利、おめでとう。いや、ありがとうございます。よりによって雨のピッチに、まるで親戚のように心配していました。『松代副キャプテンに勝利を!』のイレブン魂がピッチに溢れていた。西野監督試合後コメントに「ガヤよりオレをもっと見ろ!」と替わりにツッコミ入れておきます。

加地〇 最初は小宮山に苦労していましたが、さすがに君は学習能力が高いですね。リードされても、攻守のバランスを無闇に崩さない姿勢は、西野監督の元では欠かせない人材です。

中澤◎ 今日は縁起がいいことに、座った席の前のサポが2番と20番ユニでした。失点は君の頭クリアーが拾われて発生しましたが、致し方なし。相手が違うので、何を修正したのかはっきり解りませんでしたが、次の川崎戦で確認させていただきます。西野監督の君へのCB信頼度はガンバ史上最高の域に達していると噂さしています。

山口◎ これほど早く(65分頃)から、逃げきりを意識するガンバを初めて(多分)拝見しました。前が脚を止めないことで、セカンドボールがしっかり拾えましたね。サポを引き込むような素晴らしいチーム集中力を維持させた。

下平◎ 実質の1アシスト。ノソノソ(別名:モタモタ)したフェイントで、相手守備田中裕を翻弄していた。ライバル安田より、ボールの出し所の眼が格段に勝っている。守備は、次のvsレナチーニョをじっくり観察したいと思います。今日はヘッディングの競り合いもしっかりこなしていた。

明神〇 最後まで持つか、ヒヤヒヤしていました。さすがにくたびれた様子が見えたましたが、ドS西野の期待にM神が応えた。皆が忘れていたミドルシュート(惜しい)もしっかり最初に放っている。

橋本◎ 後半、前での仕事が素晴らしかった。Jリーグ2年ぶりのゴールでかつ逆転ゴール、今日の私のMOMです。これで宇佐美にも、物怖じせずに指図ができますね。後半、ヤットと君の位置を替えた西野采配がピタリと決まった。君の貪欲な前線チェイスにより、チーム全体の燃費を上げてくれた。今、ガンバで疲労がマックスの選手のはずなのにね。

遠藤◎ ヤットのヤは、やる気のや。後半、鬼にも迫るプレーを披露していた。あんなヤット渾身のドリブルを観れて、横浜まで来た甲斐がありました。コロコロPKを彷彿とさせる同点ゴールに、ガンバ大阪(主にサポ)が俄然生き返った。雨のピッチでもお構いなしにパスを繋ぎまくった(当ブログ調べ11本連続)。

二川〇 脚が吊りましたが、フタのガンバでの役割をしっかり果たした。それは、前を向いて前にボールを運ぶ役目。これがあればこそのガンバ・パスフェチ・サッカーですからね。昨日29歳になられましたが、依然としてフタの輝きに、ガンバで替わるものはない。それが、私の心配の種でもあるのですが。
(注:フタは横浜の選手と交錯して、太もも裏を痛めたみたいです。打撲だから大丈夫らしい)


チョ・ジェジン△ 最初の決定機を外した後、プレーに珍しく焦りを感じた。いつ君がJリーグで7点も入れたのか、思わず試合後(久しぶりの祝宴)に調べてました。至った結論は、プレーが性格通りに真面目すぎるのかも。
(注:テレビで確認したところ、チョ・ジェジン、結構いいシュートをうっていました。と、どうしてもジェジン王子の味方をしてしまう韓流オバなんで)


レアンドロ△ 前半は鳴かず飛ばず。後半のカウンター決定機もいつもの切れ味がなかった。お陰で「レアンドロ以外のゴールで勝つ」という井ノ頭線沿いの野望は叶えられた。

ルーカス〇 ジェジンには観られないルーカスのリズムと献身が、牧師の如く冴えました。ガンバはワントップでいい、そしてMF全員があちこちでFWにトランスフォームすればいいと、また思った。

山崎△ 何かしら効果をもたらすザキらしさがまったくなかった。古巣対決で、自然体が消えていたのかもしれませんね。

佐々木? 次こそは先発。黄金の中盤(ビッグ4)をサブに控えるガンバしか、7月逆襲(何と7試合)は成立しないと思うから。頑張れ!西野監督。何気ないササカード未使用とバンカード使用は、計画的に。

ちょっと話はずれますが。

もう関係がないから別にいいのですが、なんでACL準々決勝がまた日本勢対決なのだろう? といささかがっかりしました。海外のワケわからんチームとやるのがACLの醍醐味なのに。ま、いいか。関係なくなったから。

それに加えて、来年はW杯の関係で、ACLが2月開幕だとか。

あ~、代表を多く抱えているチームは来年、出場するなってことなんですかねえ。1月1日の天皇杯まで戦って優勝なんかしちゃったら、どう調整しろ、というのでしょうか? 

 

ガンバ 2-1 横浜マリノス

得点者:松田(マリノス)

     遠藤、橋本(ガンバ)

勝つことがこんなにうれしいのか......ということを去年も言い続けた気がします。

一回勝って涙が出るほどうれしい......というほど負けがつづくのをできればやめてもらいたいな~>ガンバ

ACL連覇の夢が消えて、へこんでいた気持ちがちょっとだけ上向きました。

ACLは終わってしまったけれど、まだサッカーは、そしてガンバは続く。

一喜一憂するな、という人がいるけれど、なーにを言っている! 一喜一憂するために、サッカーはあるのですよ! できれば十喜一憂くらいにしてもらいたいけれど、まあ、贅沢をいったらきりないし。

たられば、ですが、もし水曜日に勝っていれば、今日は負けていたはずです。もうきっぱり思う。

もう勝つしかない、という気持ち、焦点がはっきりした「ガンバらしい」戦いぶりで勝てたのが大きかったな。

83歳の父は、76歳より本格的に絵を描き始めました。夢中になるとのめりこむのはさすが私の父です(ほめている)。

そして、今回で3回目となる個展を開きました。

私も手伝いをかねて実家に行ってきました。

海外を旅行したときの風景画もあるのですが、月面に土偶が座って惑星を眺めている絵とか、イルカやバルーンが海か空かわからない空間に浮かんでいる絵など、ファンタジックな内容の絵も並び、バラエティが豊かで、本当に充実した内容でした。自分の父をほめるのもなんですが、絵がとても若い。色も美しいし、見ていて気持ちがぱーっと明るくなる絵ばかりで、人間、80歳を超えてもこれだけ精神的に若々しくいられるのだな、と感心しました。

大勢の方がいらしてください、私も何十年ぶりかでお目にかかる方もいて、なつかしく楽しかったです。「まあ、あの元子ちゃんが......(そのあとにつづくのは、「こんなに大きくなって????」)55歳になっても、ちゃんづけで呼ばれる気恥ずかしさ......はなく、どちらかといえば、すっかり元子ちゃんに戻っている図々しい私。

子どもたち(私たち姉妹)は東京に出てきてしまい、両親は関西で暮らしているので、何かと気にはなっています。でも、今回、本当に大勢の方々が個展に来てくださり、長い時間会場で両親と楽しそうに過ごしてくださっているのを見て、私はとてもうれしかったし、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

これから先、どうなるかわからないけれど、両親が友人や親せきや昔の仕事仲間の方々に囲まれて過ごす今の生活を続けていけるように、私もできるだけのことをしなくちゃなあ、とおもって東京に帰ってきました。

またまたzaburouさんから寄稿いただきました。

zaburouさん、ありがとうございます。

コメントなしに転載しますね。

 

 『あのガンバ大阪が尽きた日』

藤ヶ谷× 西野監督の寵愛を一身に浴びてはいるが、それほどの働きをした覚えがない。やられたと思ったら、必ずやられる頼りがいのないGK。それはそれとして、長男誕生おめでとうございます。

加地○ 見事なアシスト1。最後に担架で運ばれたのが心配です。ジュニーニョ封印の右サイドがいくら強くても、逆サイドが弱いとしっかり水は漏れる事を痛感しました。

中澤○ 自慢のオフサイド・トラップに自分達が、逆にはまったような気がした。智キャプテンとガンバ・リスキーさを満喫させる守備でした。個々のプレーは、謙虚な手堅いプレーを披露していた。可愛いお嫁さんに悔しさをぶつけられるだけ、君は幸せかも。

山口△ 守備の原則、ひとを守ることが疎かになっています。ボランチの脚が止まった後半、巨匠(9番と10番)と交替した動くターゲット(養父と黒津)にキリキリまいしていた。

安田× 前半ほとんど君の攻め所から、相手カウンターを食らっていた。誰が見ても、今日は守ることにさらなるウェイトを置くべき試合でしたね。左SBに匠を選択しなかった監督の意図を全く理解していなかったと思いたい。誰も特に注意しないのが、とっても不思議でした。

明神△ 前半は◎でしたが、後半ひどく衰えました。ボランチでのミスは致命傷になりますよね。久しぶりの試合だったけれど、去年からのすり減りを強く感じた。

橋本△ アシスト1、同じく前半は◎。今日、倉田と握手して、生まれて初めてガンバの選手からサインをもらいました。監督が君の『何でもドア』を捨てる事から、新生ガンバが始まることを確信したゲームでした。

遠藤△ ミスを多発。ボールを止めて蹴ることには、誰にも負けない自信があったようには見えませんでしたね。でも久しぶりに、フタとのガンバ緩急攻撃をピッチで披露したことは確認しました。

二川◎ フタらしいタッチを時間が経つに連れて、披露してくれた。次の試合は、是非とも宇佐美とのコンビを観てみたいな。やっぱり君がいると、ガンバに独特の攻撃が生まれる。

ルーカス○ 後半鬼のようなチェイスから決定機を生み出した時は、素直に感動しました。2-1からの決定機を外して、多分敗因にされると思いますが、一番頑張っている選手に△なんか付けれない。

レアンドロ◎ 2ゴールで今日のMOMです。ホント頼りになる選手です。やっぱりバレーとはレベルが違うな。J得点王を狙ってくださいね。宇佐美と一緒にですよ。

チョ・ジェジン△ 先発から外れたのは、納得されてますよね。今はただただ、スクランブル頭。

播戸△ 惜しい!?でも疫病神の拭いはまったく消えず。TV解説ではもっと謙虚にお願いします、名古屋小川のように。

佐々木? 先発を願ってました。

自分の言霊にちょっとおびえた昨日でした。

「不安です」と言い続けていたら、ほんとにあたっちゃったよ。

試合が終わったあとは「まあ、しかたない」とつとめて明るくふるまっていましたが、相当ダメージがあったらしく、きのうはなかなか寝付けませんでした。

でも、今朝は「超楽観主義」「朝がくればいやなことはぱーっと忘れて気を取り直す」私の特技(?)が出て、「これはガンバがつぎのステップに行くための試練。きっとこれがプラスになる」と思えるまでに回復。

敗因の分析と「たられば」はほかの方々にお任せすることにして、私が声を大にして言いたいのは、いまのこのガンバの不振を、誰かのせいにして、詰め腹を切るようなことをしてはいけない、ということです。

西野さんをやめさせろ、なんてぜったいに言ってはいけない。何がなんでも任期いっぱいつとめて、新しいガンバの土台をつくることが西野さんの責任と義務でしょう。シーズン途中での解任なんて、ぜったいにだめだ。(ただ、来期は別の監督に引き継ぐ、というのはアリかな、と思いますが、それは来年、さ来年と結果がでなくえも我慢することだ、と思います)

話は少し変わりますが、今年、対戦したチームで一番嫉妬を感じたのが、広島でした。

ほんとにいいサッカーをしています。不安定ではありますが、ああいうサッカーこそお金をとって見せるのにふさわしい。でも、あのサッカーは若いチームでなくてはなかなかむずかしい。だからガンバには無理ですが、数年前、ガンバもコンセプトはちがってもああいう展開の大きい、意外性のあるサッカーをやっていました。2004年ごろ。まだまだ不安定で、勝ったり負けたりでしたが、方向性が見えて、大黒が日本人得点王になったりして、ガンバのはえぬきが活躍するのがうれしかった。このサッカーでまちがいない、という気がしていました。

最後の決定力、というピースをはめてくれたのが、アラウージョであり、マグノアウベスでしたが、そのころからガンバのサッカーは質が変わってきたように思います。だんだんとタイトルが求められるようになり、しだいに〇〇頼みの××サッカー、になり......はっきり言うと、つまらなくなりました。私はわくわくしなくなってしまいました。

去年、なかなか勝てなくてすごく苦しんだ後、〇〇頼みをやめて全員で守備と攻撃をやるようになってから、また楽しくなった、と思っています。「ゼロトップでいいじゃないか」という気になっていたのですが、やはりそれではタイトルはとれない、という判断でのレアンドロとチョ・ジェジンの獲得だったのでしょう。でも、獲得はいいとしても、やるべきことはちがったのではないか、と今年の開幕から気になっていました。

やるべきこと、それは新しいガンバのスタイルをつくること。一朝一夕にできることではないし、タイトルをいくつも追いかけながらできることでもない。

いったんクラブもサポも頭を冷やして、何年かかかってもいいから、新しいガンバのスタイルをつくる努力をしてもらいたいな、と願っています。

きのうのくやしいくやしい敗戦を、無駄にしないために。

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