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2009年08月

ガンバ大阪 1-0 浦和レッズ

得点者:播戸@ごめんなさい×2万

 

 ちょうど2年前。同じ万博で、同じ浦和に、0-1で敗れたガンバ。目の前で永井のゴールが決まったときには、がっかりとか、くやしいとか、なんかもうそういう感情がすべて抜き取られて呆然でした。

 そして今年。同じ万博で、同じ浦和に、ロスタイムゴールで1-0。バンちゃんのゴールが決まった瞬間、万博にいた7割(浦和レッズサポをのぞく)が立ちあがって大歓声! 

 浦和に押されっぱなしで、けっしてほめられた内容ではなかったけれど、5月の埼玉の試合よりははるかにマシでした。

 ひそかな私のMOMは中澤。理由は、完封できたことと、ラインを下げてマンツーマンディフェンスで、エジミウソンを自由にしなかったこと、それと梅崎と原口のシュートを防いだこと。

 そう、まずは守備からなんですよ、いまのガンバは。

 以下、おまたせしました。zaburouさんの寄稿です。 

今週のひとこと

『来たぁ!バンと盆と正月』

松代◎ 開始早々、クロスへの飛び出しが空振りに終った時は、この先どうなるのかと正直心配でした。でもビクビクする私をよそに、それ以降は噛み締めるような手堅いプレーで宿敵レッズを完封した。2007年正月の天皇杯決勝とは、真逆の展開を万博で演じて魅せた。試合前、今日は木村敦史の先発でも構わないと思って、ゴメン。

加地○ 怪我明けで細かいプレーでは本物の加地ではなかったが、いわゆる加地の存在感は発揮していた。やっぱり君が入ると守備が締まります。レッズ若手原口の切れ込み、挑む姿に、私は感慨深いものがありました。ガンバの若手と比べていかがでしょうか?お願いがあります、佐々木にふんわりクロスを合わせるのは止めてください、チョジェジンが居る時に。

中澤◎ 無闇にラインを上げずに、わざとポゼッションを譲りました。オフサイドの数を調べれば明らか(なはず)です。その結果ガンバのカウンターが、何度も飛び出したという因果関係を頭にしっかり染みこませておいてくださいね。これも俺達ガンバのサッカーです。そしてたまたま播戸のゴールが決まって勝点3を奪ったことも。後半、やられた!と思った梅崎からの折り返しからのシュートに反応した君に幸あり。

山口○ まるでうわごとのように聞こえていた前回アジア王者の『俺達のサッカー』。相手が浦和だったから、捨てることが出来たのかもしれません。やっと、監督とキャプテンが弱いガンバを認識されました。

下平◎ 前回狙い打ちにされた左サイドでしたが、今日の浦和の誤算は3ヶ月間の君の急激な成長でしたね。以前のようにフラフラ上がることもなく、機を見て効率的に攻撃にも絡んでいた。次は是非ともミドルを枠に飛ばせてくださいね。

明神○ 今日は君が目立つような攻守の展開ではありませんでしたね。中盤でダイレクトパスにこだわって、カウンターを食らっていた。でも守備の予測はさすがです、スタンドまでヒシヒシと狙いが伝わって来ました。

橋本○ 最後、君のなりふりかまわない一目散のクリアーをとってもすがすがしい気分で見ていました。こういう試合には、HMダブルボランチは最適です。今日の勝因のひとつは、ヤット前と君後ろの配置を保ち続けたこと。

遠藤△ 前半の下平→橋本→ヤット左足シュートしか良かった事は覚えていません。後半頭の佐々木投入の交替相手は、まさしく君でしたね。今日の試合で衰えを感じた選手がピッチに二人おられました。そう、君とポンテ。空(から)の大きな財布を持っていただけでした。自分でミスを多発して、気の効かない守備に奔走していました。

二川◎ 後半頭から君が居なくなって、呆れました。試合開始前にGマガジン8月号(二川・ルーカス・レアンドロ夢の対談)を読んで爆笑したことも災いして、西野トンチンカン采配に怒りが込み上げました。前半のガンバ攻撃は、裏狙いまくりの『この3人組』でしたから。

ルーカス○ 坪井の代わりに闘莉王が先発していたら、前半にゴールしていたと思います。

レアンドロ△ フタのラストパスを身体に覚えこませるように、何度も何度もスペースに抜けて『みた』。きっと、あとひとつ何かが足りないのだろう(スポナビ:下薗氏)。私にはそれが何か解らないけれど。レアンドロ交替のカードを切ったように、遠藤・橋本の交替カードを事もなげに切れる西野監督が見たいとふと思った。同じく坪井がいなかったら、前半にゴールしていたと思います。

佐々木◎ 前半を見ていて、君を喉から手が出るほどピッチに欲しかったです。シュートを幾度となく放ったが、残念ながらコースが100%読まれています。一度絶好機にヤットにパスを選択しましたね。あの場面は『石にかじりついてもシュート』でした。ガンバ得意のパス攻撃が出た数少ない場面でしたが。

チョジェジン△ 試合前Gビジョンに映ったCMのスーツ姿が男前でした(motokoさんの感想より)。

播戸◎ サンキュー播戸。何故かあの一発目のシュートは入らない、二発目のシュートは打つ前から入ると確信していました。浦和が勝ちに来た事がバンの劇的な決勝ゴールを生みました。ポゼッションと播戸ゴールは共有されないことが炎天下?に示されました。文句なしに西野を救って、超満員(2万超え)万博にハイタッチの群れを呼んだ今日のMOMです。普段の日もゴールお願いします。

............

以下、ジツカワの最近の感想です。

実を言うと、今年はガンバがふるわない、というだけでなく、Jリーグがあまりおもしろくありません。ほかのチームの試合もチェックしているのですが、う~ん、興奮して見られる試合が少ないんだわ、これが。

理由を考えてみました。

①スーパーな選手がいない。このプレイがずばぬけている! この選手だけは(たとえ敵でも)特別! という魅力ある選手がいません。

②「負けないサッカー」が主流になっている。手堅く得点し、しぶごく守って、チャンスがあればカウンター、というチームが一番強くて成績もよい、というのがJです。かといって、守りの美学があるわけでもない。世界の潮流から日本はどんどんはずれていっている予感。

③試合数が多すぎる。チーム数も多すぎる。ああ、また試合か、と見る方もつかれちゃいます。もっとチーム数を減らしてもいいんじゃないでしょうか。

今日、校正していた本(「英国のダービーマッチ」byダグラス・ビーティ、from白水社。9月刊行です!)に「サッカーはときどき、人生にはサッカー以上にたいせつなことがあることを思い出させてくれる」というフレーズがあって、うまいこというなあ、と思いました。

いまのJは、私にとってちょっとそういう感じになっています。

VS浦和戦のこととか、「今週のひとこと」とか、ブログの原稿はたまっているのですが、いま締め切り前の切羽詰まった状況プラスお盆帰省でものすごく疲れた、ということもあり、まともな更新ができません。

ああ、あと一息。

クーラーなしで過ごせる8月って、なんだかとっても久しぶりです。

仕事もはかどる......というわけにはいかないのが困ったところですが。

1冊訳了しました。ふ~。

つぎの本は、遺伝子学/医師が書いた性に関する本。訳し終わって気づいたのは、いや~、私は性について何にもわかってなかったなあ。とくに進化論からみたヒトの身体と性について、知らないことが多かったです。一章ごとに「ウッソー!」と驚くことがあり、ネットと百科事典で調べて、また驚く、その繰り返し。

本当は7月末で終わるはずが、途中で初校が入ったのでスケジュールが遅れてしまいました。

お盆は再校を見て、訳了した本の見直しをして終わりそう。

明日から再校ゲラをもって帰省します。

それと......やっと言えます。

待ってろ、浦和レッズ!(あ、そこ?!)

 

「白い紙/サラム」

シリン・ネザマフィ

文藝春秋

 

文学界新人賞と留学生文学賞を受賞した2作品。イランのテヘランで生まれ、日本に留学して現在日本で働く女性が書いた作品だ。

「白い紙」はテヘランからイラクとの国境近くの町へ、医師である父親の仕事の関係で引っ越してきた少女が主人公。田舎の町の小さな学校で、飛び抜けて学業優秀なハサンという男の子に淡い恋心を抱く。だが、イランはイスラムの掟を堅く守り、男女は幼くして席を同じくしない。年頃の男女が口をきいたりしたら、即刻退学の罰がくだる。

そんなはりつめた雰囲気のなかで、病身の母親を連れて、少女の父親の診察を受けるためにやってくるハサン少年と、少女は話すようになる。医者になりたい、というハサン。試験を受けて、テヘランの大学に行きたい、という彼を、少女はがんばれ、と励ます。

だが、イラクとの戦争が勃発し、彼らが住む町も爆撃を受ける。テヘランに帰ることになった少女に、ハサンは「明日の朝、広場に来て」と頼む。いぶかしく思いながら翌朝広場に駆けつけた少女が見たのは、徴兵された少年兵士たちを乗せたトラックにいるハサンだった......。

「未来」を考えさせる作品。というより「未来」がちっとも輝かしいものではない、むしろ絶望を招くものだ、という話。個人の未来と国の未来。こうなりたい自分と、こうあってほしい国のために犠牲になる自分。その二つが対極にあって、どこまでも噛み合わない場所と時代の悲劇。

「サラム」は日本の出入国管理事務所が舞台。アフガニスタンを逃れて日本にやってきた少女、彼女の難民認定の裁判に奔走する日本人弁護士、その通訳のアルバイトを引き受けたイラン人の留学生の3人のかかわりを描く。

日本の難民認定をめぐる矛盾した法律や、アフガニスタンの複雑な民族紛争、あらためて問い直すイラン人としてのアイデンティティ、人道支援とは何か、国と人との関係、など、さまざまな問題がからみあっているのだが、複雑な問題を複雑なまま提起しているところがいい。「こうあるべきだ」「こうあってほしい」というような提案はいっさいない。全員が無力感に打ちひしがれるにもかかわらず、読み終わったあと、なぜだか希望が見える。「白い紙」の最後より、「未来」が明るく感じられるのはなぜなのだろう?

とくに「サラム」がいい小説です。というより、私が好きな小説です。

イランを旅したときのことを思い出しました。

いまスペインのビジャレアルで、ビジャレアル国際ユース大会が開催中で、U17日本代表とガンバユースが出場しています。

今のところ、ガンバユースは対ビジャレアルに1-0勝利ながらも、昨晩行なわれた対アヤックスには0-2で負け。

今年のユースは関西リーグで2部落ちし、アディダスカップで予選リーグ敗退するくらいダメダメなのですが、それでも地元のビジャレアル相手によくがんばった!今年なぜダメなのかを検証してみるに、計算できる高校3年生が内田くらいしかいないこと(しかも内田はU17代表に招集されていないことが多い)、宇佐美、大塚、菅沼といった中心プレイヤーが抜けたこと、が考えられます。大森、山田、水野、望月、原口が中心になる来年は、もうちょっとマシになるでしょう。

一方、U17日本代表は対ACミランに0-1で負け、対レアルマドリーには2-2の引き分けながら(2得点はいずれも宇佐美!!)大会規定によりその後のPKで負けて2連敗となったそうです。

この大会は、去年柏ユースが大活躍して、指宿というユースの選手がJに昇格する前にスペインリーグに移籍するチャンスをつかんだ、というところ。宇佐美がバルセロナあたりに移籍しないかと心配です。なーんて。

土曜日にはJOMO杯が韓国・仁川で行なわれ、J代表が4-1勝利。お祭り大会と思えないほど、気合いの入った試合で、なかでも気合入りまくりだったのがオリヴェイラ監督でした。

オリヴェイラさんが日本代表監督をやったほうが、もう少しピリッと引き締まるんじゃないか、と思ったのはナイショです。オリヴェイラさんが日本代表監督になったら、(今呼ばれていないけれど)確実に呼ばれるのが、鹿島勢以外なら明神さんだろうなあ。土曜日の試合でも、明神さんがステキすぎました。

試合後のインタビューで、遠藤が「(オリヴェイラ監督は)メンタルコントロールがうまい。鹿島が強い理由がわかった」なんて言っていたそうで、西野がむかつかないかと心配です。なーんて。

Jの試合のない週末は、心静かに過ごせていいわー。というのは半分ウソで、いささか退屈でした。

おかげでジムでちょっとがんばりすぎたのか、今日になって全身筋肉痛。

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