Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2010年01月

 年末、仕事納めぎりぎりにゲラが出て、5日締切というので正月から仕事しました。やっと今終わった。1週間かかってしまったのは、年末年始でおせちつくったりしていたせいですね、きっと。昨日と今日は1日10時間近く座り続け、ごはんも食べずに原書とゲラと辞書とネット(情報確認)を交互に見ていたのですが、しだいに焦点が合わなくなり、何回も目薬をさし、マッサージをし、ときどき体操をしなくてはなりませんでした。年をとっちゃったなあ、とほほ。

 つぎに出る本は

『人はなぜSEXをするのか?──進化のための遺伝子の最新研究』

シャロン・モアレム著 アスペクト刊

 です。

 女は男の何に魅かれるのか?

 実は女は、草食系男子と肉食系男子を使い分けている?

 モテル男とモテナイ男のちがいはどこにあるのか?(あくまで進化の観点から見て、ですが)

 なぜ生殖しない同性愛者が淘汰されずに残っているのか?

 たとえ人生を棒にふるとわかっていても浮気をしてしまうのはなぜなのか?(実は浮気の遺伝子というのがあるらしい)

 まあ、そういうことが書かれています。あくまでも進化生理学者の観点から説明される、最新セックス事情です。

 性感染症を専門に診ているお医者さんでもあるので、とくに感染症の病状にまつわる描写がコワイ! ゲラを読みながら、ひぃぃと叫びたくなりました。みなさま、感染症にはご用心。「知識があれば、必ず予防できる」と著者も強調しております。

 さて、そろそろ限界です。

 寝よう!

初今週の一言です。

『初連覇、ガンバなパスが国立を駆ける』

松代◎
何はともかくおめでとうございます。告白しますが、試合前は準決勝敦志の時より緊張感と妄想(二度あることは三度ある)が激しかったです。前半終了間際に同点にされてから返って、私は落ち着きました。ガンバ一途に心の底から敬意を表します。「松代スペシャル・猫パンチ・松代降臨・ボールがゴールしてからセーブ」などなど、ガンバの歴史に『松代』は語り継がれることでしょう。お疲れさまでした、そしてありがとうございました。今日は松代胴上げにひっそり男泣き。

加地◎ 一番嫌な選手マギヌンとの対決は、この試合の私の見所でした。ゴール裏にまで、君の大きな自信が届いて来ました。チーム全体で寄せを早くしたのも成功しましたね。直(ちょく)に結果は出なくとも、ガンバサイド攻撃の効果を十分発揮していた。空クロスも万歳!最後にヤットにフンワリクロスをビシッと決めてみせた。

中澤○ 君にとって、今年はホントに充実したシーズンだったはず。ワールドユース代表福元を千葉に、韓国代表パクドンを柏に、日本代表高木を左サイドバックに追いやってのレギュラーCBの座ですからね。今日は頭繋ぎが不正確でしたが、よく気持ちだけで守っていた。

山口◎ ケネディのあのプレーは、立派なファウルです。ボールを触る直前にイケズされてましたね。頑固な監督のもと、キャプテンとしてチームをここまで引っ張ってきたことに敬意を表します。来年は左サイドの選手を如何に攻撃的にさせるかを追求してくださいね。今日は惜しい頭シュートと引き締まったプレーを随所に見せた。

安田理○ ワイドな名古屋の狙いを油断せずに凌いでみせた。意識して攻撃は控えていたが、相手が3トップぎみの場合はそれも致し方なし。来期ガンバの伸びしろは、左サイドバックにかかっています。下平とのポジション争いに精進あれ。

明神◎ スッポンのように名古屋に絡みついて、ガンバ連覇の原動力となった。元旦から痒い所に手が届く選手です。来期は名実ともに最長老になりますが、ハードワークNO.1男はガンバを明るく照らし続けるはず。アキ!早くガンバに帰ってきて、傍で明神学を学びなさい。おっと忘れていました。あの3点目を導いたスッポンの腰に乾杯!

遠藤◎ 誰が見ても今日のMOMでしょう。2点目勝ち越しゴールまでの鳥肌鬼畜ドリブルは、ヤットの辞書になかった新規開拓プレーでした。まだ成長しているんや、君は。ガンバ3点目のフタへのアシストは、ヤットパスの集大成を国立で見たような気がした。国立からの帰り、名古屋サポの中を、君をどんだけも誇らしく思いながら、同志三人で外苑前まで歩いていったか知ってますか?
君に贈る言葉は『Japanで、もっとヤット!』

橋本○ 前半は何処にいたの君?みたいなハッシーでしたね。ロスタイム4点目にからくも絡んだのをアシストにカウントしておきます。今年は前目の位置を担うようになって、ミチの言うように、私が言うのも何ですが、確かに上手くなったと思います。

二川◎ ビデオ確認していて、4点目が入ってもまだ君のキラーパス狙う背中に、親子で強く打たれました。今日は1ゴール2アシストですね!3点目ゴールのリターンを読みきるヤットとのコンビに国立が震えました。君の笑顔が美しい、ガンバ10番を国立で証した1日でした。

山崎○ 最初にミドルを狙ったのは、君でしたね。入らなかったけれど、いい選択でした。1点目のアシストもお見事でした。でも手を使う癖は治しましょう。サッカーでは、玉田シュミレーションのように試合の流れ変える神様がおられますからね。

ルーカス◎ 天皇杯8点目、Japan守護神をサイドキックでぶち抜いた。ガンバ練習通りのゴールでしたね。ガンバサッカーの真髄、大して人は動かずに、ボールを動かすサッカー。FWとして身体の反転力が、素晴らしい選手です。いつまでも、ガンバにルーカスを。

チョジェジン△ 自陣ゴール前でハイボールをヒヤリとクリアーしただけでした。シーズン最初に感じた巧さが、今は露ほども感じられません。しかし君が入ってから、ガンバ怒涛の3点が生まれたことは紛れもない事実です。来年こそガンバ得点王を望んでいます。

 

何回も言うけれど、ジツカワの2009年MVPはルーカスです。

ルーカス・セベリーノ、あなたがガンバに来てくれて、本当によかった!

(小声で)武闘派ブラジル人FWとか、トラップヘタクソブラジル人なんていらんから
 

今年はしすぎない程度の無理をしながら、仕事に、趣味に、励んでいきたいと思います。

楽しいことにも、しんどいことにも、全力投球して、途中で投げ出さずにやりとおす、というのが目標。

 

みなさまの2010年のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

今年もグラマラスライフをよろしくお願いいたします。

5月の10周年記念は、何かイベントやりますからねー!

元旦は天皇杯でしょう、ガンバでしょう、と言える幸せ。

実は2000年から毎年正月は国立競技場で迎えているのですが、やはり自分が応援するチームが出ていると力の入り方がちがいます。でもって、2007年、2009年、2010年とここのところガンバは天皇杯の常連っぽくなってきました。選手の体力やコンディションを考えるといいかどうかわかりませんが。

2009年とはちがって、ACL出場権ではなく、ひたすらタイトルが欲しくて勝ちあがってきた今回。

拮抗したとてもいいゲームでした。

1点目も見事でしたが、2点目のヤットのゴールはたぶん2009年度のベストゴールじゃないでしょうか? あ、ピクシーのVS横浜戦で革靴でピッチサイドから蹴りこんだゴールについでw

3点目のフタのGOALで涙ぐんでしまったのはナイショです。3点目がとれなくて負けた夏のVS名古屋戦を思い出したからかもしれません。それ以上に、ミョウさん→フタ→ヤット→フタのつなぎの正確さと美しさに感動したせいでしょう、きっと。きれいでした。

試合前、三都主とブルサノヴィッチが交代で出てきたら勝つ、とひそかに思っていました。しかもよりにもよって苦しめられていた小川との交代だったので、ヤッター、ありがとう、ピクシーと手を合わせました。

表彰式でめずらしくフタが真ん中で表彰状を振り回して喜んでいたり、ヤットが満面の笑みではしゃいでいる姿を見て、うれしかったんだなあ、とまた涙ぐみました。ヤットもフタも普段は勝っても淡々としているのに、きのうははしゃぎまくりだったな。

サッカーは「感情のゲーム」だと思っているのですが、きのうはそれがとても見事に表現されていました。よろこび、楽しさ、苦しさ、くやしさ、怒り、いらだち......プラスの感情もマイナスの感情も表現されていて、ドラマのようでした。

サッカーっていいなあ。

今年もスタジアムで「感情」を味わいたいと思っています。

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