Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2010年02月

ふ~確定申告書類作成終了。

収入はさほど変わりませんが(この5年同じくらいの率で目減りしています)、仕事量は増えました。自分で言うのもなんだけれど、毎年1割ずつ収入が減って、毎年2割ずつ仕事量が増えています(ちと大げさ?)。収入が減って、仕事が増える......頭のなかで「サークシュー、サクシュ」という自作の歌が流れましたよw

でも、私は別に搾取されているわけではないのです。ただ、産業構造の変化にまったくついていけていないってのが問題です。

いま考えなくてはならないのは、「何を書くか?」ということ以上に、「どこでどう書けば、書くことが収入につながるか?」ということなのですね。出版業がこれだけ不振をきわめるのは、直接的にはインターネットの普及が大きいのだけれど、間接的には「売文業」の新たな仕組みをつくれていないからだ、と思います。もっと言えば、売るのは本当に「文章」でいいのか? ということかなあ。いまさらですが。

私は本が好きで、というか本がないと生きていけないくらいで(子供をあやしながら本を読んで、「本と子供とどちらがたいせつなのか?」としかられたこと多々あり)つい紙の本を買ってしまって延々と読みふけってしまうのですが、そういう人間は今以上に激減こそすれ、増えることはまったく期待できないわけです。

でも不思議なことに(不思議でもなんでもないけれど)、ネットに書きこむだけでは全然満足できずに、やはり紙の本を書きたいという人は増えているんですよね。でもそういう人も買ってまで読まない。

紙の本はたしかに20世紀で終わったのだと思います。(思いたくないけれど)

それなら書きたい、読みたい、という欲求を満足させるための媒体はいったい何になるのか? そこで「どう」書けば(読めば)いいのか?

そこを「考えること」がたぶんモノ書いて食っていこうという私には一番たいせつ......っていうか、それを考えていないのかい! とツッコミが来そうですね。

がむしゃらにがんばる(←私の得意分野)のがもしかすると一番まずい状況に自分を追い込むことなのかも。

緊急に考えないと、確定申告でため息をつくくらいではすまないことになってしまいそうです。

zaburouさん、お疲れさまでした。投稿ありがとうございます!

今週の一言
『それでも、ガンバの希望が大きく膨らむ』

藤ヶ谷◎ 明らかに昨年とは違う。前半のCK、私の視界に突然飛び込んできた君に思わず歓喜の悲鳴を上げました。ホントですよ。後半右からマルキーニョスの胆を破る強烈シュートにも、しっかり反応していました。今日は相手PKには予想通り無抵抗でしたが、今年の天皇杯用の鹿島の癖(マル秘)は分かったはずです。ジェルソンコーチに付いて行って下さい。GKコーチの良いチームにはGKが育ちます。因みに前座のユース代表GKは新潟でした。

加地◎ 驚きのプレーを二度、今日のMOMです。味方の監督にもオウンゴールぎみとコメントされていますが、それはそれは価値あるゴールでしたよ。あの時間まで、誰も打たなかったミドルを試みた君に大きな拍手を贈りたい。この試合唯一のハイタッチをありがとう。もうひとつの驚きは、後半右サイドのワンツーから目にも止まらぬ(岡田監督も真っ青になる?)縦への抜けだし。そらもう、身体のキレが別人のようでしたね。

菅沼◎ PKを取られたのが君だったのを渋谷の店(17時までに入ると飲み放題で半額!)で知りました。それでも、その後、あのプレー(今日は指示代名詞多すぎ)が出来た君に驚きです。ユース1年生(背番号23番)で一目君を観た時、この子はトップに上がると公言していました。山口・中澤の「怪我の光明 以上」になるかもしれませんね。今日の経験は海よりも深く、空よりも蒼い。

高木◎ 目立たず厳かにガンバディフェンスを仕切っていました。何を隠そう菅沼とのCBコンビは、サテライト組でこっそり熟達していました。PK負けでしたが、個人的にはゼロックスの昨年の屈辱を晴らしましたね!頼りになりました。

安田理△ 今日の試合、監督が下平先発を選択しなかった理由(穴の大きさが小さい)だけでは、この先のガンバ左サイドに何も見えません。自分のフェイントに自分が引っかかっていたように見えました。フタが最後の選択肢として、君をしょうがないから使っていた事に気がついておられましたか?もっと練習で頑張れ!ミチ。北京五輪から開いたポン友岡崎との大きな差を縮めて下さいね。

橋本○ キックオフ直前、ピッチでの緊急打合にいささか不安がよぎりましたです。久しぶりのボランチ先発、前半の前半はピッチでフル装備フル回転していました。みんなで思わず『ハッシー、凄くない!』。でも途中から話題に上がらなくなりました(汗)。みんなの予想通り、君はPKキッカー要員ではなかった。知ってます、狙いすますシュートは苦手だしね。

遠藤◎ そろそろ国立で、PKを外す頃だと思ってました。今日は珍しく守備でオーラを放っていましたね。中盤のボールへの寄せに、王者鹿島へのヤット本気を感じさせた。憲剛の怪我で、W杯懸念に陥りがちな世間を尻目に、ヤット仕様をガンバで存分に披露していました。

二川○ 鹿島の見張りに、前半は前を向かせてもらえませんでした。ボールタッチも少なかったしね。ジェジン・平井FW初コンビへの上目遣いが、残念ながら届きませんでした。後半ミドルを狙ったのと、FW宇佐美へのパスに明るい未来を感じました。

ルーカス◎ 五体が痺れるようなターンを3度拝ませていただきました。FWコンビは平井とジェジン<<平井とルーカス。試合後のミーティングで、ルーカスが二人ほしいと無い物ねだりをしてしまった(汗)。

チョジェジン△ お願いします、100%ゴールを背にするプレー主義を捨て去って下さい。あの驚きのオーバーヘッドシュートのように、振り向けばもっとガンバの君が大きく見える。当然、相手ディフェンスにもね。

平井△ ボールとチョが動く方向と、いつも君は同じ向きに動いていますね。つまり君がピッチで被っているんです。それでは君のスピードは活かせません。フタの視界の隅(必ず見ている)から消えるような動きを望んでいます。次こそ先発ゴールを!

宇佐美○ 平井→宇佐美の交替を天下の国立競技場で観れるなんて・・・・(涙)、時を駆けるガンバです。サテライトで監督が使ってみたくなる選手になるよりも、トップと交ざることがまず何よりも重要なんです。フタ上目遣いから宇佐美へのパスに『ガンバ好きメーター』が最高に振れた(←元子さん風)。

鹿島 1-1 ガンバ

得点者:鹿島:マルキーニョス 

     ガンバ:加地

 

いよいよサッカーシーズン開幕です!

国立にて、U18ユース代表VS高校代表の試合から観戦。U18にはガンバから大森、原口、田尻の3人が出場。大森、原口がスタメンで盛り上がりました(個人的に)。でも、印象に強く残ったのはFC東京ユース SBの廣木くんという選手。運動量が多く、あがりが適切で、ファイトしていて、もうモロ私の好みでした(私はSBフェチなのさー)ガンバの3人は可もなく不可もなく。でもなー、あれじゃ来年トップにあがれないよ、と気になりました。求められるレベルは高いからねぇ。

高校選抜の柴崎選手というのが鹿島に入団する予定らしく、鹿島の人たちが試合の間じゅう「シバサキー」と叫び続けたのがちょっと気になりました。いや、別にいいんですがね、でも試合をしているのは高校代表チームであって、プロじゃなくてあくまでも高校生なわけで、それにサッカーは11人でやるものなので、試合を楽しみたい私としてはやや違和感。でも、試合そのものは楽しく観戦しました。ユースと高校のちがいもなんとなくわかったし。

その後、今年の幕開けとなるXEROX SUPERCUPの試合となりました。

1-1のまま終わり、PK戦となり、なんとPK職人遠藤があらぬ方向に蹴ってしまうという結末でガンバ敗戦。

でもね、試合は楽しかったです。

ガチの勝負でした。シーズン初めからこれだけ真剣にぶつかりあう試合は久しぶりじゃないでしょうか?

ガンバはCBの山口、中澤両選手、ボランチ(かつ主将)の明神さんを怪我で欠き、しかも補強しまくったFWブラジル人が全員アウトというスクランブル状態で、正直、試合が始まる前まで「ボコられても文句は言わないよ、私。5-0で負けても泣かない」と思っていたのはナイショです。

ところが、なんか互角にやっているではないですか!

19歳のCB菅沼くんも、プロになって4年目にも関わらず、リーグ戦スタメンなしという平井くんも、17歳の宇佐美くんも、みんなひたむきに、それなりにやっていました。(1人、左SBの若手だけは、う~~~んの3乗でしたが。とほほ。SBは最大の懸念だなあ)

思いもかけない形でやってきたガンバの若返り。結果はなかなかついてこないでしょうが、私は見守りますよ。

なんといっても、若手とベテランが融合して「ガンバのサッカー」をやっているのを見るのは楽しいもの!

正直、昨年まで「ちょっとあきちゃったかなあ」と思っていたけれど、今年はがぜん、おもしろくなりそうです。

というわけで、シーズン幕開け。今年も青黒に染まりそうです。

 

いやはやいやはや......こんなに働いた2ヵ月はないわ。おかげで、かどうか、目標9割達成。まだ1割残っているけれど、来週には終わりそうです。

今取り組んでいる本の1冊は、カルチュラル・スタディーズに関するものなのですが、私にとってはこれまでやったことがない分野なので、たいへんではありますが、すごく勉強になります。

これまで読まないですませてきた古典の人たち、マルクスやマックス・ウェーバーやフーコーも目を通したし、ガタリ、ドゥルーズといったところにふれることもできた。理解したかどうかはともかく、やむをえずでも目を通して少しでも勉強した、という経験ができたのはありがたいことです。

いつも思うのだけれど、翻訳でもモノカキの仕事でも、新しいジャンルに挑戦することは、勇気がいって、手間も時間もふだん以上にかかって面倒だし、なによりもエネルギーが必要なのだけれど、やはり必要なんですね。臆していては自分の世界は縮小する一方、という気がします。「無理」と言う前に、チャレンジしてみること。これだなあ。(習字の先生にまで、チャレンジする実川さん、とか言われましたよ。たぶん半分あきれているんだと思うが)

さて、ちょっと中断して確定申告の書類を作成せねば。ふ~。年々減少する収入と向き合うのが一番つらいですわん。

 

今週の一言
『ガンバ大阪がやっと交ざる』

藤ヶ谷◎ ありがとう、6本もガンバの危機を救った。韓国では冴えますね!たとえ0-0からガンバに決勝ゴールが生まれていても、断じて今日のMOMは君でした。ボールを決して掴もうとしない訓練が徹底されていましたね。河田先発が頭をかすめて、誠に失礼いたしました。今年はホントにGKが楽しみです。

加地△ 最後やっと縦に入って、ジェジン(→宇佐美)にクロスを合わせた。ライン際から中に入るプレーにまったく希望が湧きませんでした。守備でも本来の堅い加地ではなかったかな。前半最初の怪我が響いたのかもしれませんね。

中澤○ 前半途中交替に、菅沼より私が驚きました。腰ですね、古傷じゃないですか?心配です。途中から去年のサテライトようなDF陣になったけれど、みんなで完封しました。

高木◎ とっても安定していました。危険なシーンはたくさんあったけれど、今日はイージーなミスをしていませんね。中澤が戦線を離脱することになれば、君の一人舞台になります。次も思いきり締めて行きましょう、ノーモア去年のゼロックス!きっと身に滲みているはずです。頼みます。

安田× はっきり、さんざんな出来でしたね。あんなに深く相手陣内で受けたボールをあんなバックパスで戻して、どうすんねん!平井を超えた橋本へのセンターリング一本だけが、今日のお仕事でした。見通しを持たないドリブル、淫らなバックパス、先読みのない守備に大変イラつきました。

明神○ 今日は二度うっかりして、よいプレーと悪いプレーが錯綜していました。怪我が心配ですが、宴会乾杯男の武井に、試合で乾杯のチャンスが巡って来るのを楽しみにすることにします。君が動けなくなってから、君の重要性が際立ちました。

遠藤○ ゴール前の二度目のFK、壁を通過したので、入ったと思ったのに・・・あのお馴染みのGKが正面でキャッチしてました。今日は、ヤットのよさが出ていたと思います。何故か、バリアフリーを君にふと感じた。急(せ)く二川と宥(なだ)める遠藤、ホントにこの二人はガンバの壷です。

橋本△ ベテランが後半二度の決定機を外したのは、いただけませんね。マンU戦のゴールは、やっぱりまぐれだと今頃思いましたです。しかし、ホントにいい場所に現れてくる選手だな、感心します。

二川○ 後半、異様に光る時間帯があった。焼肉なら『でん』、スルーパスなら『二川』みたいな。とにかく、よくボールを奪われていたが、あの『吹矢を持った選手』を見そめた韓国サポも多かったと、密かに悦に入った私。

ルーカス○ 新米平井へのラストパスに、ルーカス牧師の幅広い愛を感じた。新しいFWコンビに試合前から、過剰な期待をしていましたが、まだまだこれからもた期待します。それにしてもFWからMFに下がった瞬間、あなたの怒濤の寄せ(プレス)にハアハアしたサポがたくさんいたと思います。

平井○ 君の存在が嬉しかった。今日は、サポーターが君のスピードを体感した記念すべき試合となりました。二度の決定機を外しましたが、ハッシーのように評価が△にはなりません。だって、新しい風が吹いたんだから(←元子さんのフレーズ拝借)。

菅沼◎ 今日ここで、君に会うとは思いもよりませんでした。ハイボールの対応は誠に立派でした。一度、得意中の得意の前への立派なフィードも見せた。今日は冷や冷やした新しい風も吹いた。

宇佐美○ アウェイ0-0同点の局面、チョと宇佐美の交替カード二枚切りに己の目を疑いました。今年の西野監督はいい!すなわち、今年のガンバがいいってことです。公式戦で、先発平井→宇佐美なんて、ついこの間まであり得ない事象でしたからね。

チョジェジン○ 必ず最後の15分で、君が出てくると信じていました。キムヨナが負ける事より、君が勝つ事の方が、私には重要なんです。

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