Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2010年04月

ガンバ大阪 2-1 水原三星

得点者:モタ(水原)

     二川

     宇佐美

 

試合前のアップのときから「風格」を感じさせる二川大先生。

いっぱいいっぱいです、俺、の空気で目がすわっている武井きゅん。

うれしい、楽しい、やっちゃうよ、俺たちの雰囲気いっぱいの宇佐美くんと大塚くん。

でも、まさか勝てるとは思っていませんでした。

 

宇佐美の決勝ゴールが決まったあの瞬間、ああ、私が信じていたのはこれだったんだ、と確信しました。

ゴル裏はもちろん、メインもSBも全員が立ち上がって「宇佐美コール」

みんなと一緒にコールしながら、メガネをはずしてひっそりあふれる涙をぬぐう私。

大丈夫、ガンバは大丈夫これからも伸びていく。

お酒を飲んでもいないのに、すっかり酔っぱらったみたいにふらふらしながらスタジアムを出て、隣の小学生が「今日はいいもん見た」「来てよかったわ」というのを聞いて笑いながら、また涙涙......。(この1カ月よほどつらかったらしい>自分)

これからもいろいろあるでしょうが、大丈夫、ガンバは前を向いてやっていきますよ、きっと。

私はいろいろと失敗が多く、もしも振り返ると「あああ、なんであんなことやっちゃったかなあ」とか「あのときあれをやっておけば、いまこんなに苦しむことないのに」と多々あるはずです

「はずです」というのは、振り返らないことにしてるので、あるかどうかがよくわからないのです。

「過去の失敗は反省しても悔まない」。これが私の信条。

反省は1日、後悔は3秒。一晩寝たら、前を向く。

もう一つ。 「これから起きるかもしれないことで悩まない」

明日(将来)どうなるだろう、不安だ、などということで頭を悩ますひまとエネルギーがあったら、今できることをする。

やらなかったことは後悔しない。やってしまったことで反省する。

 

とまあ、こういうことを書くのは、ガンバ(→まーたそこかよ、というあなた。がまんがまん)が初勝利を得たのに、平井に橋本が怪我と払った代償が大きすぎる、これから先の試合が不安だ、とネガリ記事ばかりがメディアとサポさん方のブログにあふれかえっているからです。

しかも、一番ネガっているのが監督だからなあ。

なんでマイナス面ばかり見るのだろうか? 「こんなことならメンバーを固定せずに若手をどんどん使っていれば」とか「補強をしていれば」とか、たらればで過去を振り返って悔んでばかりでは何のプラスにもなりません。後悔しても一銭の得にもなりませんよ。

今いるメンバーで、今できることを、120%する。

反省と学習はしても、後悔と明日の心配はしない。

そのためには「いつも前を見る」という姿勢が必要なんだと、西野さんより1歳年上の私は思っています。

ネガティブで、後ろ向きの姿勢は何も生みません。

若手の躍動、若手の責任感、GKの増した存在感(ガヤが奮闘すればガンバは必ずタイトルをとります)、そして監督の経験値......ほら、ポジティブな要素は今の逆境ガンバにはいっぱいあるでしょ?

前を向きましょうよ、前を。

そしたらきっと楽しめるはず。

(ま、正直言うと、もう西野さんのいう「ガンバらしいサッカー」というヤットを中心にしたぐるぐるパス回しと、外国人FW頼みのスタイルにいい加減あきあきしていたってこともあります。私は大宮戦にめちゃめちゃわくわくしたんですがね。そこも否定ですか?)

 

ふ~この時間になってしまった>ゲラ読み終了。

仕事がちょっとだけ一息ついたところで、にわかに「何か新しいことがやりたい病」になっています。

春に新学期って人間の生理にかなっていると思うなあ。この季節は新しいことを学びたい欲望がむずむず湧いてくるではありませんか?

先日、台湾に行ったこと、また習字をやっているために漢文を読むことが多くなったこともあり、この春のむずむず気分にも誘われて、にわかに「中国語を学びたい」気分になっています。実は20年以上前にいっときNHK中国語講座を聴いていたんですよね。2年間も。でも、まったく身につきませんでした。発音がむずかしすぎる。

でも、ちょっとくらいならいけるかと思って22年前に中国一人旅行を敢行したのですが、結局、物売りのおばさんに「メイヨー!」と叫ぶのと、レストランで「ハオラ」と言うのと、あとタクシー(当時はめったに走っていなかったが)に行き先を告げること、列車の切符を買うことくらいしか役立たなかった。でも、結構地元の人と話をしました。どうやっていたかというと、筆談です。漢字文化圏はありがたい。だから学ぶ意欲が盛り上がってこないのかもしれません。

でも中国語はやってみたいなあ。おもしろそうです。

Jリーグ 大宮アルディージャVSガンバ大阪

今週の一言by zaburouさん。

zaburouさんの次男さん(親の血をひいて、もしくは強制されて?ガンバサポ)が万博記念公園で花見をしている藤ヶ谷、高木、中澤ファミリーを目撃したそうです。文中にある「気分転換のための花見」とはそのことですよね?>zaburouさん。

きのうは8人で観戦しました。数が多いと勝利の喜びも何倍にもなりますね。しかも若手躍動だったし。

それにしても、西野さんやメディアをはじめ、なんでこれだけネガルのかわからないです。私や以下のzaburouさんやきのうの仲間たちの超楽観主義を見習ってほしいわ。

『ユース卒満載ピッチで、ガンバが春に追いつく』

藤ヶ谷◎ ごめ~ん!(←ほぼ私信)前半、よたよたディフェンスのお仲間とは一線を画して、キリリとしていました。まだ不満な部分(蹴る所がないゴールキックetc.)はありますが、相手決定機を6度防ぐ今日のMOMです。ジェルソンコーチの弟子対決(北野)にも先ず1勝。家族揃っての万博花見がいい気分転換になりましたね。

加地○ 前半は磐田戦の続きを見ているようでしたが、後半歯ごたえのある加地が戻ってきました。後半開始の時3バックに見えたので、ぞっとしましたよ。最近は相手ユニを引っ張りすぎだと思いますが、如何でしょうか?大塚のスペースへのパスを追いかける君に、オンリーワンな加地を見ました。

中澤△ そこここで、テンパっていました。前半あの5mしか飛ばない素人さんみたいなクリアーに、8人揃って(初の3-3-2応援システム)背筋が凍りましたよ。それも今日はいい思い出になりました。先日の家族揃っての万博花見で周りに溶け込んでいたらしいが、今日はやや浮いていた。

山口× 足下が、またおぼつきませんでした。しっかり怪我を治して、できれば散髪もして出直して下さいね。

高木◎ 試合開始早々、君のバックパス→明神スカ→失点に(身体が堅い)我ながら大きくのけぞりました。フィードの不正確さは不問にして、今や誰もが認める『ガンバの守りの中枢』です。そろそろもういいんじゃない?「監督、左サイドバックは勘弁してください」と言っても。平井逆転弾のお膳立ても、華麗なジャンピングボレーから見事にセットしました。君も家族揃っての万博花見がいい気分転換になりましたね。どうしても目立ちますよ、デッカイ三人ですから(次男談)。

明神◎ 思いもよらない、MM(ミチとミョウ)ラインが繋がった!で、あの失点ミスがホントに君で良かったです。他の選手だったら、血祭りに上げられたでしょう(何処かで聞いたような....)。それにしてもニアーに飛び込んで決めた君の3点目(帰ってビデオ再生9回)は美しかった。もう現地で涙が出てしまいました。キャプテン自らが、失敗を乗り越える姿に団体で感動しました。ヤット抜き(3戦全勝)ガンバの長所が、白日のもとに晒されましたね。くれぐれもミスは控えめに。

橋本△ ポリバレント・ハッシーの怪我は3人分痛い。今日の君は大したことはなかったけれど、いないと不在が滲みる選手です。前半山口が怪我をしたシーン、その前の君のタックルはPKを取られても仕方のないプレイでしたね。次の試合、おそらく先発ボランチは武井。ゆっくり静養して戻ってきてくださいね。次も大事な試合ですが、無理して出る必要はさらさらありません。

安田理○ だから、君は左サイドバックです。西野さんが見ようとしないガンバの目指す先が、また見えましたね。ゴール裏で、山口→下平の交替カードを祈るように破り捨てていました。試合前、センターリングからのヘディングシュートをしきりに練習していましたが、そういうシーンはみんなの予想通り来ませんでした(苦笑)。明神へのニアーへのボールは、ガンバ・ミチのベストアシストと申し上げておきます。

二川◎ ホントに凛々しい選手になりました。(ジツカワコメント、当たり前やん!もうすぐ30歳なんやから)前半体たらくガンバの中で、フタの凛々しさが一層際だちましたね。今日NACK5で一人、フタと大塚の巡り会いに並み並みならぬガンバの明るい予感を催しました。

宇佐美○ 一本平井にアシストを決めました。何より君のフル出場が嬉しいんです(最後は脚がつってたけど)。一瞬ですが、17歳最年少の君を筆頭に、大塚・平井・安田理・二川・橋本の6名ユース出身者がピッチを埋めました(さらに外国人ゼロ)。あと菅沼と木村と下平が入れば9人ユース卒です。それに加地+明神のメンバーでも私は別に構いません、西野さん。次の試合、フタアシストからゴールへの道を大塚とのツートップで探求してみてください。

平井◎ 5試合連続ゴールに延べ9ゴールなんて、あのひ弱なショウキには夢のようなことです(確認したい方は、昔の平井のブログ参照してください)。南ア・ワールドカップのブルーの秘密兵器になると、ほとんど口に出かかっていました。でもガンバフロントも周知の通り、やっぱりひ弱でしたね。怪我は長引きそうですが、キッチリ治してピッチでまたお会いしましょう。苦手大宮の地で、隣の徳島出身たろさんの14番ユニが、眩しいほど輝きました。

大塚◎ だいたい知っていましたが、君はやっぱりパスの目の付けどころが違いますね。気心の知れた宇佐美とのミスしないパス交換もテンポが上がります。何といっても決定的に流れをガンバに引き寄せた後半開始直後のあのプレイ。ゴール裏の私達に向かってドリブルして来た君をみんなで君を抱き締めていましたよ(うち女性5人、うち既婚2名)。翔平オレ!翔平オカワリ!

武井○ やっとこさ本職ボランチで交替出場して、嬉しかったです。まだまだこれからですが、期待していますよ。次の水原戦は、西野十八番の『怪我人依存型名采配』で先発です。

ドド△ ピッチの平均年齢を下げたことだけ評価させていただきます。大塚>ドド>ゼの序列に大きくかぶりをふる試合でした。

大宮 1-3 ガンバ大阪

得点者:藤田(大宮)(アシスト 明神さん)

     平井(ガンバ)(アシスト 宇佐美)

     平井(ガンバ)

     明神さん(ガンバ)

 

リーグ戦初勝利。うれしい。こんなにうれしかったのは、えーっとえーっと......思い出せません。

前半はひどかった。磐田戦のひどさに×2乗。ブログに能天気に「ガンバは再生する、それもわりに早い時期に」なんて書いたことをちらっと後悔した。

それでも宇佐美→平井で前半のうちに同点に。

前半ずーっとおかしかった山口に代えて、後半頭から大塚。私の周辺は盛り上がる盛り上がる。最終的に、この交代は実にGJでした。西野さん、山口がいたんだときに下平を用意させていたけれど、よくあそこで代えなかった。エライ!

入ってすぐにドリブル→シュート!!! まず1回目のショーヘイコール。(あと2回ショーヘイ、ショーヘイやりました)

惜しかった。あれが決まっていればなあ......。

その後も前線をかき回し、パスコースを消し、宇佐美と実に楽しげなワンツーで抜け出してクロスを入れ、ショーヘイ、いきいきしていたなあ。宇佐美も大塚が入ってからがぜんボールにさわる回数が増えて、楽しそうでした。

前半とは打って変わって、活性化した前線のおかげでボールは落ち着くし、フタは前向いてトラップできるようになったし、前半の失点の原因となった明神さんは(相変わらずミスしていたけれど)ボール奪取後に浮き玉ではないパスが出せるようになったし、ミチは苦し紛れの宇宙開発シュートを打たなくなったし、中澤は(相変わらず対人でやられまくっていたけれど)まともなカバーに入れるようになった。加地さんもサイドを疾走してはりました。

そんななかで平井が逆転、明神さんが突き放しの3点目。このとき、すでに泣きそうでした。

逆転、その甘美な響き。しばらくギャクテンドロップをなめたいくらいです。

その後、平井が肉離れでタンカ、橋本がひざ負傷でタンカ、と相次いで交代となって「どう考えても勝てそうにない水原戦」と頭のなかで暗雲がたちこめている人が約3名くらいいましたが、楽観至上主義の私は湘南新宿ライン車内で言い放ちましたよ。

「大丈夫。つぎは大塚と宇佐美が得点して勝つから。今まで平井がいるからチャンスがなかっただけ。チャンスをもらったら、あの2人なら、やる!」

ええ、ええ、若手厨とか言ってくださって結構。

今日の勝利はガンバに一番足りなかったものを授けてくれましたよ。

それは「若手の自信」。

去年のACLのメンバーとあまり変わらなかったけれど、去年は負けた。でも今年は勝った。平均年齢が4歳も若返って(去年は28.9歳でリーグダントツの高年齢。今日、試合終了のときにピッチに立っていたメンバーの平均年齢は24.8歳)勝った。遠藤がいなくても、外国人FWがいなくても、勝った。それが大きい。この自信を、ぜひつぎの試合につなげてほしいです。

つぎは、平井がいなくても得点できるパターンを見つけましょう。そして、勝ちましょう!

あせらなくても大丈夫。若いんだから、失敗してうまくいかないこともいっぱいあると思う。でも、一つずつ勝利を積み重ねていけば、きっとつぎのガンバの理想形が生まれますって。

若手の活躍につい注目が集まってしまうけれど、軸はベテランです。それを忘れないで、融合していってほしいです。

 

↑このページのトップヘ