Glamorous Life

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2010年04月

遅ればせなのですが、Jリーグ VS新潟戦の今週の一言をアップさせてもらいます。

ざぶろうさんから送っていただいていたのですが、私がばたばたしていてアップしそびれていました。

あとコピー&ペーストでどうしたらいいのか教えてもらったので、それを試してみる、というのもありまして。

今度はうまくいきますように。アップも、ガンバも、そしてJapanも(祈×3乗)

『冬のソナタたち〜負けないガンバ大阪〜』

藤ヶ谷○ ロングボールにヒヤリとする場面はあったけれど、前へ出る判断は的確でした。ポストとバーに感謝・感謝。それはそれとして、小さな佐々木を狙って、ゴールキックを大きく蹴る意味を出来れば知りたいな。

加地◎ 弾丸ミドルに親子(久しぶりのゴール裏椅子席)で、腰が浮きました。右サイド佐々木とのコンビが、依然としてしっくりきませんね。Japan復帰の噂さがありますが、強い相手には、ガンバ以上に必要な選手だと思います。

中澤○ フィードは不正確でしたが、守備はいい感じになってきました。君にセットプレーから得点の匂いがしないのが、大変残念です。早くヤットとの糸を手繰り寄せて下さい。

高木○ しつこく大島にまとわりついて、仕事をさせませんでした。もうすぐ智が帰って来るし、1勝の願いは強いと思います。マルシオ・デリシャスなシュートを打てる選手がガンバにはいないと思いながら後ろでドローの笛を聞いました、多分。失礼ですが、今日のガンバ完封はバーとポストのお陰ですね。

安田理○ いよっ!ウルトラマン・ミチ、たった3分間でしたが、死に体ガンバを沸騰させてくれました。ミドルが枠に今期初めて捉えた事に、満足しているようではダメですからね!前半はいつも通りのミチでしたよ。

明神△ ルーカスのワントップで中盤を厚くした割に、ガンバは中盤の底からゲームを組み立てられませんでした。理由は簡単、スペースに出すパスがない、かつスペースを作る走りがなかったからです。ガンバは速攻がヘタクソになったと次男が申しておりました。ヤットがトップ下に入った時は、君の役目は少し変わるはずです。

橋本△ 君がボランチに入ったために、気の効いたプレー(動き)を出来る選手がいなくなってしまった。あんな名ばかりFWを4枚サブに入れる自立神経失調気味監督に知将の君からアドバイスを授けてあげてください。君でも時折プレー判断に遅れが生じていることが、ガンバどん詰まり症を物語っていました。

佐々木○ 現場で、早い交替に怒りを覚えてました。肩の怪我の影響など微塵も感じませんでしたよ。スピードという価値観が、ガンバ大阪ではあまりに低すぎることに、家に帰って再び怒りを覚えた。

二川△ 残念ながら評価は低いけれど、君はしっかりピッチで闘っていた。ドリブルからのミドルシュートもあったしね。

遠藤× 相手10番より見劣りしました。トップ下に入ったくせにシュートの意識ゼロだったのが、ムッチャ気にくわなかった。今日も休めば良かったのに。ハハハ、負けないガンバですって!誰が何と言おうと、ホームでのスコアレス・ドローは罪です。

ルーカス△ 怪我が心配です。ゆっくり休んで下さいね。今日の君のワントップ・ガンバ大阪は、今期6試合で最低にプアーでした。

チョジェジン△ 期待していました。残念です。得意と自慢する割りには、ポストプレーに深みがない。

ペドロ ジュニオール× 3試合連続×。古巣新潟戦で張り切っていたのが、返って災いを呼びました。プレーがあまりに酷すぎましたね。そもそもサブに入ること自体が不思議でした。よい子ガンバの中で、監督に吠えたことだけは私的に評価しておきます。西野さんは小沢さんより根に持つタイプですからね.....。

平井○ スピードってかけがえのないものです。もっと利用してくださいね。ガンバサポは、君のパフォーマンスで少しだけ救われました。ありがとう。

「台湾紀行」

司馬遼太郎「街道をゆく」40巻

朝日文庫

 

台湾に行く、と決めたときに一番に手に取ったのが本書です。1980年代に台湾を訪問したときの紀行ですから、たしかに古いといえば古い。世界は30年間で大きく変わり、世界地図における台湾の位置づけも変わった......はずです。

ところが、台湾から帰国するときに飛行機の中と成田エクスプレス車内でこの本を再読して、司馬遼太郎が書いている台湾の在り方が、30年たっても変わっていない、というか、司馬氏が「予言」したように動いていることにかなりの衝撃をうけました。

今回お世話になった台湾の方々が「私たちは客家です」と誇らしげにおっしゃるのを聞き、自らを「本島人」と呼び、「大陸では」と中国について語るのを実際に自分の耳で聞くと、思わず心のなかで「司馬さん、あなたの洞察力はすごい!」とつぶやきました。

この紀行の冒頭の一文が、台湾を、というよりも、世界を考えるときの一つの手がかりを与えてくれます。

「国家とはなにか。

というより、その起源論を頭におきつつ台湾のことを考えたい。これほど魅力的な一典型はないのである」

孫文の言った

「中国には、ただ家族主義と宗族主義があるだけで、国家主義というものはないのです」

という言葉から、中国には公私の概念がなく、上に立つものが国を私のものと考えてきたのが中国の歴史なのではないか、と司馬氏は考えます。

それを考えながら、台湾の客家について紹介するのです。

客家について語れるほど私はくわしくないのですが、中国大陸や台湾だけでなく世界各地に居を構えながら、客家語という言語と文化を共有している人たちのことを指すそうです。

今回お目にかかった客家の方々も、台湾だけでなくアメリカ、日本、オーストラリア、中国、と世界のあちこちに「家」や「仕事場」があり、「そのどれがホームなんですか?」と聞いたら、「どれもホームです」と言われました。

こないだ読んだアルジュン・アパデュライの「さまよえる近代」(平凡社)に出てくるディアスポラ(流民)そのものですね。

台湾における客家は少数派で、多数派は福建系らしいのですが、経済は実は客家がにぎっているのではないか、という感じがしました。司馬氏は「客家には構想がある」と語っています。世界をとらえる構想、自分たちがどう生きのびていくか、という構想、それは「国家」とか「領土」の枠を超えたものなのかもしれません。

巻末に李登輝元総統との対談が掲載されています。これを読むだけでもこの本を購入する価値があります。

国家とは何か?

初めて訪れた台湾は、たしかにそれを考えるのに絶好の一典型でした。 

「目くらましの道」

ヘニング・マンケル著 柳沢由美子訳

創元推理文庫

 

ミレニアム三部作を読了後、なんだかスウエーデンづいてしまって、マイシューヴァルの「笑う警官」を読み返し、題名つながりでヘニング・マンケルの「笑う男」を読み、ついでたどりついたのがこの推理小説でした。

警察小説としては、マイシューヴァルと重なるところもありますが、警察内人事と刑事たちの私生活と事件とをうまくからめている点ではマンケルのほうが少し上手かもしれません。ヴァランダー警部という魅力があるんだかないんだかわからない刑事が主人公というのもいい。ちょっと影が薄いところが、かえってほかの刑事たちの特徴を引き立てます。

「目くらましの道」は、ある意味グローバル化社会の暗部が顔をのぞかす作品で、スウエーデンの片田舎といえども、世界の片隅ではない、ということが伝わってきます。

ネタバレになるからあかせませんが、一気に読み終わったあと、どうにも後味が悪かった。実は下巻の最初のほうでもう犯人はわかってしまったのだけれど、どうかその人ではありませんように、と祈りながら読み切ってしまいましたよ。

「笑う男」と並んで、エンターテインメント性も社会性も十分にある内容です。

寒いのが苦手な人にはやや寒々しい描写が多いので、まず着こんでから読んだほうがいいと思います(笑)

 

海街diary1、2,3 吉田秋生

先日、3巻目「陽のあたる坂道」がようやく出ました。

購入後、すでに3回も読んじゃったよ。

鎌倉を舞台にした4姉妹の若草物語みたいなお話です。

主人公は姉たちとは母親がちがう一番年下のすず。彼女がサッカーをやっていて、とてもうまいってことも私のツボにきっかりはまります。

私がもっとも共感するのは、看護師をしている長女です。親がもういない家で長女として妹たちをちゃんと見ていかなくちゃという責任感、自分自身のキャリアについても「ちゃんと生きていかなくちゃ」という使命感、そんなものに共感します。「ちゃんと」っていうのが彼女の生き方なんだけれど、理性では「ちゃんとしてなくちゃ」と言いつつ、感情のコントロールがきかなくて(つまり情にもろくて)、そんな自分にいらだつところも私は好きです。

少年のビルドゥングロマンに優れたところがあると思っていた吉田秋生だけれど、少女の成長物語もいい。

海街diaryを読み始めてから、また吉田秋生を読み返しています。私のベストは(ものすごくベタだけれど)

1.「カリフォルニア物語」

2.「河よりも長くゆるやかに」

3.「BANANA FISH」

4.「吉祥天女」

5.「海街diary」

6.「YASHA」

このままでいくと、「海街」がかなり上位に食い込んできそうだなあ。

あ、「イヴの眠り」はいまのところ8位くらいです。7位はしぶしぶ「ラヴァーズキス」かな?

やはりコピペがうまくいきません(泣)「なぜ急にコピペがうまくいかなくなったか?」について、誰か教えてください。私にはもうお手上げです。

打ち直しでアップします。

『あんなにハイタッチしたのに、勝ち点0』

 

藤ヶ谷△ 2点防ぎましたが4点奪われてはざるそばDFの共犯です。君からのDFへの指示はなかったようでしたね。今日はボールを一度防いだ後のセカンドアクションが鈍い感じがしました。次は木村でお願いします。(ジツカワコメント:いやいやいや、試合前アップを見ていたとき、ジェルソンコーチのミドルシュートを木村はことごとく決められていました。あれでは相手シュート吸引機になるにちがいない。藤ヶ谷でいいです)

加地△今まであんなオタオタして突っかけてかわされる君を見たことがありません。ガンバのボールサイドへ全体にしぼるDFコンセプトがずたずたにされました。追い打ちをかける錯乱の采配、高木→ドドの交代でざるの目が一気に広がりましたね。加地ブレーキ=ガンバ炎上の図式が、ヤマハのピッチでけたたましく証明されてしまった。

中澤☓ 君の前半交代は、春に桜が咲くように妥当なものでした。開幕当初の高木と菅沼のCBコンビがホントに懐かしいです。今日は炎の陰に隠した、いつもの手堅さが消滅していました。(ジツカワコメント:ソウタに甘い私でも、きのうの守備には赤点をつけざるをえません。ていねいに、確実に、ひたむきに、という初心をすっかり忘れています)

山口☓ サイドで数的不利を作られ、裏を狙われ、何度も何度もディフェンスがバタバタしました。西野ネームバリュー采配(別名:過去にとった杵柄采配)ってほんとに変ですね。てんで本調子ではない選手がフル出場してピッチに居残り続けている、という監督の「メッセージ」に、浜松のウナギも尻尾(あるのか?)を巻いた。(ジツカワコメント:毎度毎度、振り切られて足がもつれる智に、青年だったころの自分のイメージがぬぐいされない中年の悲哀を見ます。智ってちょっと営業マン風容貌ですもんね)

高木〇 君の交代のとき、私が替わりにユニをピッチに投げてあげようかと思いました。スペースに出した橋本へのアシストは、ミチへのよい手本となりましたね。次の試合で、君の先発CBが見られなかったらガンバは重体です。君のCB氏名権があるとしたら、君が選ぶのはきっと去年サテでコンビを磨いたスガヌマ。(ジツカワコメント:ガンバが重体なんじゃなくて、西野(今日は呼び捨て)が老体なんです)

明神◎ また今季一番の明神さんを見せてくれました。試合後先頭に立ってゴール裏に向かう君にだけは、「お疲れさまでした」と耳元でささやきたくなった。で、途中、わけのわからん采配に首をかしげながらプレイしていましたね(隠してもわかりましたよ)(ジツカワコメント:かわって背負えるのなら、キャプテンの心労を私が負ってあげたい)

遠藤☓ 出場した試合、以前今季未勝利継続中です。メンバー交代時、7番のサインが掲げられるのをスタンドで期待していたサポは多いのではないかな? 軽すぎるアリバイ守備はやめてくださいね。まわりが期待してややこしいだけですから。そして君がボールを呼び込むところを何度も何度も相手に狙われていましたよ。君の存在自体が相手のカウンターを呼び込んでいる気がしました。ACLの試合を休場するのなら、フィジカルトレーニングをよろしく、です。(ジツカワコメント:心配です。ヤットがほんとに心配です。それにしても、リーグ17位のチームを代表の大黒柱にしていいのですか?>岡田さん)

橋本〇 スペースに動く唯一の中盤男ハッシーの面目躍如となるすばらしいゴールでした。終盤ディフェンス混乱時に、DF陣に指示を出している姿が人目を引きました。私もいったいどうなっているのかと混乱していたので、その指示をピッチに下りてお聞きしたかったです。

二川◎ 両軍ともに大味なプレイに終始するなかで、一人異質の輝きを放っていました。トラップ、パス、ドリブル、競り合いのそれぞれのなかで、プロらしいロバスト性(確実性)を感じました。「フタとミョウがいれば、ガンバは再生する」という同志の言葉に、浜松駅前でやっと曇っていた心が晴れました。(ジツカワコメント:あ、それはちょっとちがいます>zaburouさん。私がったのは「フタとミョウさんだけがまともなサッカーをしていた。あの二人がいればガンバは大丈夫」です。でも、ガンバ再生のとき、必要不可欠な存在としてあげたいのはこの二人ですね。でもって切らなくてはならない存在っていうのは......以下略

チョジェジン△ 祷りは届きませんでした(急遽、熱田神宮で買ってきたお守りも効果なし)。「zaburouさん、もうJJはいいんじゃないの?」のあきらめの言葉に「JJは、次の次の水原三星戦で爆発するからそれまで待つ」と心のなかでつぶやいた。

平井◎ 今季なんと4試合連続の7ゴール! 2ゴールをあげました。Jリーグ17位の底なしガンバをサポートする全員の心に、希望の灯りをともす今日のMOMです。あの高い磐田のDFラインには、君の(鼻がツンとするような)抜けはガンバのもくろみどおりでした。途中、足を痛めたときは心配しましたよ。身体の弱いショウキって有名ですからね。ドドとのコンビは残念ながら確認できませんでした。

安田理△ 実家が火事なのに、やたらと遠くの高い位置で悠然と構えていました。監督の指示だけを守っているようではだめですよ。そんなことより、今日の先発はあの仙台戦とまったく同じ。君が左SBで先発しなかったことが、この試合に起きた負のスパイラルの一員です←キッパリ。

佐々木△ あまり印象がありませんでした。チョジェジンと君が試合中にかぶらないのが、はなから気に入らないんだけれどね。

ドド〇 1アシストしました。おめでとうございます。ペドロのつまずくドリブルをちょっと思い出しました。ガンバではレフティの分だけ期待感があります。これでFKキッカー下平の存在感が、私のなかで薄められました。

 

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