Glamorous Life

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2010年04月

ジュビロ 4-3 ガンバ

得点者:何が何やら......とりあえず平井4戦連続ゴールおめでとう!!

へこんで(というほどでもなかったかな。結構前向きだった)帰宅する道々、「ガンバはいま遺産を食いつぶしているんぼだろうか? それとも伝統に押しつぶされているのだろうか?」なんてどうでもいいことを考えていました。

国内タイトルを一応そろえ、ACLの王者にもなり、なんとなくサポも「勝てないとブーイング当然」みたいになっていますが、実はガンバ、「強豪クラブとしての伝統」なんつーものはカケラもありません。それがあるのは国内クラブでは鹿島だけじゃないですか? 鹿島は「クラブとしての伝統」と胸を張って堂々と言っていいけれど、ガンバは恥ずかしくてとても言えたもんじゃない......はず。

でも、つい言っちゃうんですよね。監督も、選手も、サポ(→私だけか?)も、「ガンバらしいサッカー」とか「ガンバのサッカーといえばパス」とか「攻撃のガンバ」とか、さもそれが「伝統のスタイル」みたいに口に出しちゃう。

でも、2008年のはじめから、私はなんとなく「伝統と思い込んでいるスタイルに耽溺するからもがいてしまうのじゃないか?」と気になっています。もっといえば、実は伝統でもなんでもなく、過去の栄光(ぷっ)の遺産をひたすら食いつぶしているだけじゃないか、と思ってしまうのです。

たかがJリーグを1回優勝しただけで、「伝統のスタイル」と名乗るのは、実は恥ずかしいだけじゃなく危険なのではないか、と。

実は、伝統のスタイルという隠れ蓑をかぶった過去の成功体験をひたすらなぞっているのでは、そりゃ摩耗します。時代に合わせて、つねに新しいスタイルを見出し、つくりだしていく努力を怠ったら、そこから転落は始まるのです。

と言いながらですね、リーグ17位の降格ゾーンにいる今、これを言うとたぶん100人が100人笑うでしょうが、私はガンバは必ずや新しいスタイルで再生すると思っているのです。それもわりに早い時期に。かなりの痛みをともなうでしょうが(いろいろなことが大きく変わる、とか)、再生したときにはもっと強くなっていると信じています。根拠は私なりにいろいろあるんだけれど、今、それをここで書くのはやっぱり恥ずかしいのでやめときます。

オプティミスティックなサポの妄信と笑わば笑え。

ガンバは大丈夫。きっと大きく前に進んでいきますって。

 

金曜日の夜、次女の就活のグチを思いっきり聞きながら、ミュージックステーションを眺めてました。

1990年から2009年までの各月のトップをメドレーで見ていく、というのです。

驚いたのは20年間どの年にもずーっとB'zとミスチルと福山雅治が入っていること。でもって、私はこの3人/組がどうにもこうにも苦手で、たとえば映像や音楽が流れてくると見ないふり聴かないふりをしてしまうのです。なので、出てくるたびに次女のグチにたっぷり集中しましたわん。

なんで好きじゃないの? と訊かれたので、「タイプじゃないから」と言ったら、容姿なのか声なのかとまた問い詰めるので、全部ダメ、グチやヤケになっているみたいな歌い方もいやだし、外見は論外、といったら、ママにタイプじゃないといわれても誰も痛くもかゆくもないよね、と言われてしまった。

好きなタイプはよくわからないのですが、ダメなタイプははっきりわかります。ああああ、苦手、こういう男は見たくない、そばに寄るなどもってのほか、という人はえてして人気ものだったりするのでたいへん困ります。TVつけるたびに出てきたりするから。

話変わって、今日、ガンバからファンサービスのお願いというメールが来ました。サインがほしくて道路で選手の車を止めたりするファンがいるそうで、危ないからやめましょう、というような内容だったと思います。(→うろおぼえ)そうかぁ、ファンってサインがほしかったりするんだ、と妙なところでツボでした。なぜなら私は誰かの「サインがほしい」と思ったことがないから。サインを下さいって言ったほうが相手が喜ぶかな、というときには言ってみたりしますが、基本的にはまったくいらない。というか興味がないのです。サッカー選手と個人的にお話したいともまったく思わない。プレイだけで十分さ。

サッカー選手だけじゃなく、ミュージシャンだろうがアーティストだろうが作家だろうが、サインは別にいらないなあ。でもそれは、タイプじゃないから、とかではないですよ。たとえタイプでツボにはまっていたとしても、サインしてくださいっていう発想はたぶん出てこないような気がします。

と言いながら、これまで一回だけガンバの選手にサインをもらったことがあるのです。試合前にもらえますとかいうので、並んでもらいましたよ。倉田秋選手に。ところが~~何にサインしてもらって、それがどこにあるのかがもうわからない。情けないです。申し訳ないです。だからもうサインは誰にも貰わないことにします。

 

ガンバ大阪 2-2 ベガルタ仙台

得点者割愛

(どうしても前のブログ記事が読めない仕様になってしまうので、再アップします。全部打ち直してみました。それにしても、なんで今まで大丈夫だったのに、コピー&ペーストができなくなってしまったのか? ナゾです)

どんなときにもポジティブ思考、元祖楽天市場のざぶろうさんの今週の一言からです。

『春はまだ。それでも加地→平井ホットラインがいい!』

藤ヶ谷 〇 せめてPK前にはゴールマウスのなかで『この野郎『みたいな気持がほしいです。今年こそPKを1本止めてみよう。相手キッカーへの威圧感がまるでありませんでしたね。失礼ですが、またガンバの最後の鳥居になっています。強風への注意は怠りなかった。

加地◎攻守にガンバの要(かなめ)ですね。開幕前には期待していなかった平井とのホットラインが2試合連続つながりました。今年ガンバのポジションで去年より進化しているのは君のところだけです。残念ながらほかはどこも劣化しています。

中澤〇 山口が帰ってきて、去年のコンビがようやく復活しました。今日は君の後方で事件は起こっていました。脚が動いていないと手が出るのはサッカー選手の悲しい定めなんですかね、君じゃ泣けれど。次のSAFC戦は出場停止なので、ゆっくり休養してください。

山口△ お久しぶりでした、TV解説者の山本さんがしきりに君を褒めていたのがかえって心配でした。智は前半がいいときにかぎって、案外ポカが出るから。私はこう考えることにします。『魔がさしたのが君でよかった』。ほかの選手だったら血祭りに上がっていたと思いますよ、きっと(笑)。今日は最初から頭上のボールへの対応にいつもとは異質なものを感じていました。ちまたでは、前半のチーム全体の縦への意識は、君の復活の賜物だと評判です。

高木△ やっぱり左サイドバックにスライド(?)先発されました。守備のとき、中に絞りすぎて寄せがぬるくなる、という身体に染みついた癖ゆえ、相手のサイドからの攻撃を許していました。左サイドからの攻撃も、ユニクロで傘を探しあてた自分を見ているような気がしました(?!)

明神△ 今日はあまりコメントが思い浮かびません。ヤットがパートナーになってむっくり感が薄れたかも。

遠藤△ 今日は休養十分な君の存在に『チームへの効果』がPKゴール以外見当たりませんでした。そうそう君も昔智と同じバンザイ、ペナルティエリア内ハンドの過ちをおかしましたね。あのときのコメントは「敵の目くらましに手を上げたらボールが当たってしまった」でした。目の覚めるようなミドルシュートを1本うったのは小さな収穫かも。

橋本△ PK取られて何とかPKで取り返しました。今のヤットとの前後のバランスを考える君ならではの動きは、チームにとって無駄な労力を生んでいるような気がしてなりません。今日は今一つでしたね。生観戦して機嫌の悪かった次男とこの点は意見が合いました。

二川△ 前半、平井へのスルーパスがやたら冴えていました。長いフリーランからの攻撃も試していたが、如何せん後半にスタミナが底をついてしまった。でも、君の前を向くトラップは実に美しいな。

チョジェジン△ 一度だけだったが、決定機が訪れました。君のがむしゃらなプレイを、チームを出ていくまでにぜひとも観たいな。その場で立ちつくすヘディング? それとも単なる頭当て? に今日は飽き飽きしました。もっとスペースに頭を突き出すようなヘディングを期待しています。

平井◎ テレビの前で年甲斐もなく吠えさせてもらいました。今日のMOM、2試合連続です。裏への狙いと試合後のコメントが板についてきました。今日はセンタリングからのダイレクトシュート! また新しいゴールメニューでしたね。今日の最後の交代で、私の案はゼカルロス→武井でした。もしそうだったら、ユニがピッチにもう一枚飛んでも、逃げ切れたと確信しています。

佐々木◎ ナイスでした。君の単純かつ迅速なプレイが、相手にとってはかえって次が読めないのです。他の選手のプレイは、相手は次のディフェンスで十分対応できるものばかり。私がかわりにハヤト復活を宣言させていただきます。

ゼカルロス△ まだまだこれからですね。平井ゴールのとき、君のゴールと勘違いしていました。ガンバ助っ人連5名のゴール数は、ルーカスのPKたった1ゴールのみ。アナウンサーと解説の山本氏に鼻で笑われたのが、私は悔しい。

安田理△ 2-1リードからの交代としてはミスキャストでしたね。前線になぜか漂う姿に、DF経験者にしては状況把握能力不足を感じました。下平とスクラムを組んで高木から早く左サイドバックの定位置を奪い返してください。サブに君たち二人は興を削ぐからね。

 

まわりで風邪っぴきが増えているなあと思っていたら、昨晩、寒気と頭痛がして、深夜にのどに焼けつくような痛みで目が覚めました。来た来た来たぁぁぁ~、風邪の魔王がやってきた~

しかたなく起きてうがいをし、葛根湯を飲んで寝たら爆睡しました。起きたら10時だったよ。

さぼりたいところだったけれど、今日は締め切りが2本。体力と気力を振り絞って書いていたらこの時間(夕方6時すぎ)です。

私はめったに風邪をひかない、ということが長年自慢だったのですが、だんだん人並みになってしまい、毎年1回は熱を出します。やれやれ。今日は走りに行くのをやめよう。風邪をひいた原因は、ものすごく寒い晩(3日ほど前?)に走ってきちゃったせいらしいから(→バーカ)

風邪や頭痛や歯痛に悩まされると、「無理しないでね」といわれるのですが、いやいや、多少の無理をしなけりゃやっていられませんって。無理に無理に無理を重ねるのはいけないけれど、無理に無理くらいはやらなければ現状は何も打開できない。ぬるぬるした日々は心地よさしか生みません。でもって私が求めているのは心地よさではないので、やはり自分をいじめてくんするわけです。

無理して一日がんばったおかげで、頭痛と寒気と熱は克服。のどの痛みと鼻水は酒で治すとしよう。

今日の夕飯メニューは骨付き鶏肉と根菜の煮物(というより鍋?)です。大根、にんじん、ごぼうと一緒に鶏肉を煮ます。ねぎとしいたけの戻し汁と酒が香りづけ。最後に春野菜と春雨をどーんと入れます。黒酢とほんの少しのお醤油、塩で味付けです。

風邪にきくのでお試しあれ。

ガンバ大阪 3-0 シンガポールアームドフォーシズ

得点者:安田

     平井

     ゼカルロス

ひさびさにガンバをTV観戦。前に見たのが録画した仙台戦だったこともあって、「すこーしは進歩しているかな」という印象でした。いや、ほんの少しですがね。チョ・ジェジンが重しというか蓋になっているのは悲しいし、平井が一生懸命なのにボールがいちいちつっかかっているのも、どやねん、だし、安田が相変わらず気持ちだけ先走って最悪なのは変わらないし、佐々木の「ええかげんうっといたれ」シュートにもいらついたし、高木のフィードが相手にわたるのも変わっていない。でも、でも、でも、なんかちょっとだけ形が見えてきたのは救われるかなあ。ヤットや絶対的舶来ストライカーがいないガンバが、どういう形をつくっていくのか、悩む西野さん(今日はさんづけ)が必死になってつくろうとしているのが垣間見えたせいかもしれません。

というジツカワの感想はさておき、ざぶろうさんの今週の一言です。

『春の足音が聞こえる......ガンバJJ待ち』

木村〇ほとんどお目にかかれませんでした。君をもう少し強い相手のときに使ってみたいな。ガンバでは珍しい必然の完封、ありがとうございます。

加地〇 さすがの運動量でしたね。チョジェジンへのクロスはできればお祓いしたものをあげてください。今日の君は目立たなかったけれど、それが本来のガンバですからね。

高木〇 最初は緩慢なプレイが目に付いたけれど、しっかり完封で守りきった。君がセンターバックにいると、ごく自然なガンバが存在しますよね。

山口智 〇 頭ゴールを何度も狙いましたが、ヤットとコンビの時のようにはうまくいきませんでした。怪我でピッチの外からガンバを観てきただけに、中盤で手間暇かけないプレイを心がけていました。今日は散髪して、すっきりした頭で出てくると思ってました(笑)

安田理◎ 1ゴール1アシストで今日のMOM級(あくまで"級")、ここは褒めておきます。一つひとつのプレイに壊れやすい自信をのぞかせました。君が右利きなのを知らない解説の松木さんは、ガンバの左サイドが高木のときとの比較については、語ってくれませんでした。左サイドが沈んだときのガンバは、中央でもっと深く沈むみたいです。もっとがんばれ、ミチ!

明神◎ 個人的には君の休養を望んでいましたが、ふっきれて「あの明神」が帰ってきました。相手が弱いから? ヤットがいないから? 理由はともあれ、転ばされても這いつくばってもボールをつなごうとする君に、ちょっとだけ感動しました。

橋本◎ 前半の君にはヤット不在効果が確実にあらわれていました。自分の思い通りに動くこと、すなわち橋本の新しい売りが見られました。上司の顔色を見ないで動くセールスマンみたいな。後半バテたように見えましたが、今日は最初kら飛ばすという心意気が大好きです。

二川◎ タクトを静かに、かつ見事に振っていた。せいたラストパスに不満な方におられるかとは思いますが、あれが我らが二川の真髄です。今日のMOM二川が、ニアに入ってポストにあてたヘディングシュートは、JJへの素朴な提案でしたね。「失敗こそが成功の母」を試合中に何度も見せてくれるフタのメンタルの強さにも感心しました。補足ですが、今日はいやいやミチにボールを出していませんでしたね。

佐々木〇 先発は久しぶりでしたが、今日はやや中に入る意識が強かったような。でも依然好調です。くれぐれもヤットになろうとしてはダメですよ。タッチラインを踏みながら、JJに電光石火のクロスを今度こそお願いします。抜けないと思っても、抜けるスピードがあなたの魅力。

平井〇 3試合連続ゴールおめでとうございます。監督は褒めませんが、うちの会社では君が若遠藤(鹿島)のつぎに褒められていますからね(笑)。走ったら、必ずボールは来ます。フタを信じて素直に突き抜けてください。今はナニワのアンリじゃないそうですね。ナニワのトーレスに期待が膨らみます。

チョジェジン△ はっきり言ってツキに見放されている。週末、私が代わりに熱田神宮で拝んでおきます。W杯韓国代表、私より先にあきらめないでくださいね。楽天zaburouは、水原三星戦の君の爆発をしかと予感しています。

ゼ・カルロス 〇 思わず笑みがこぼれるゴールでした。失礼ですが、西野さん以外のガンバ日本人関係者およびガンバサポは笑ってしまったことでしょう、きっと。でもホントに価値あるいいコロコロ・ゴールでした。きっとミネイロのように福を運んでくれると信じています。君はACL優勝には欠かせない。(ジツカワコメント:え? それはチームの幸運のマスコットとしてのゼ大将ってことですか? 実力ってことじゃないですよね?)

大塚 〇 シュートをしないことが不満でしたが、よく思い出してみると君はミスをしていませんよね。今日は短い出場時間ながら、効果的なパスを数度放っていましたし、ポストプレーはチョジェジンよりうまいと確信に至りました。

下平 ? 最後意表をついて、橋本に交替して投入されました。守備を磨くことがガンバ全体の飛躍につながります。何卒よろしくお願いします。

 

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