ガンバ大阪 5-1 大宮アルディージャ
得点者:深谷(大宮)
イグノ、平井、宇佐美、平井、イグノ
取るべき人が取り、終始ガンバのサイドで楽にすすめられた試合でした。前線の3人に遠藤、安田、武井、加地、後半には佐々木もからんで、シュート撃ち放題の31本。正直、9点くらいとってもいいかなと思ったけれど、ま、それは相手に失礼ってことで。でも後半ロスタイムにも攻撃の手をゆるめないのはさすがのサディスト、ガンバさんでした。
これで文句を言ったらバチがあたりますが、もうちょっと全員で緩急をつけたパス回しができるともっとよかったかなあ、と。中盤でヤットやハッシーがボールを持つと、若いものたちがみんな「たてにだせよ、縦に!」とボールをほしがり、そのわりには動き出しが少なく、そのためにちょっと攻撃が単調になっちゃったかなあ。それは今後に期待することにします。
首位の名古屋とは鹿島とともに勝ち点8差。あと8試合残しているとはいえ、これをくつがえすのはふつうに考えればむずかしい。今年は名古屋さんの優勝で決まりかな? っていうか、名古屋、今年優勝しないでいつするねん! ナビスコもACLもなかったんだし、今年こそタイトルとらんとね。そうやってフラグを立てておきます。
ガンバはね、今年は「若手とベテランが融合する」という課題をクリアしつつあるシーズンだから。そういう意味ではこの大宮戦はようやく2010年の形ができつつあることをうかがわせ、来季への期待を抱かせるに十分でした。久しぶりに「ガンバの未来はちょっと明るいかなあ」という気がしましたよ。
でもって、日曜日にはもうひとつ先の未来を見ようとJユースカップ グループリーグ初戦 VSロアッソ熊本ユース戦を見てきました。
JユースカップでガンバユースはHグループに入り、ロアッソのほか、京都サンガFCU18、清水エスパルスユースと同組です。
試合は90分終始ガンバサイドのゲーム。最初の30分ほどワンサイドにもかかわらずなかなかゴールが生まれず、それどころかシュートさえもほとんど撃てず、でいらいらしましたが、ペナルティエリアのなかで原口とたぶん石原(?)が相手DFとボールを奪い合い、こぼれたところを原口が決めて先制。でも、あまり喜ばないユースたちw
そのあと、キャプテンマークを巻いて、ある種の風格さえ漂わせた大森が小谷から左のスペースに出たボールを余裕で撃って2点目。前半を折り返します。
後半に入ってもガンバがずーっとボールポゼッション。遠くのほうで試合が運ぶのでよくわかりません。年代別代表にも選ばれているGKの田尻がヒマそうに目の前でステップを踏んでいるのを見ていました。でかいCBの稲森と西野の高2コンビがやたらとラインを高くしてコンパクトにあちらサイドで試合が進んでしまうので、どうなっているのかよくわからない。つぎの得点も原口から。原口は前半から積極的にシュートを撃っていたし、ポストもこなしていて、相変わらず器用な印象でした。
FWの小谷が望月とともにボランチに入っていて(と思った。ちがうかな?)、キラーパスを連発していました。ゲームをコントロールしていたのは大森だったけれど、パスのセンスを感じさせたのは小谷かな。
でもって、私が一番見ていて興奮したのが稲森でした。落ち着いています。危ないシーンがなかったこともありますが、つねに落ち着いてまわりがよく見えています。クリアする方向もしっかりしていて、相手にボールを渡してしまうことがありません。そして相手FWを自由にさせない。やたらと前に蹴らない。味方をサイドを開かせて展開する。という点もよかった。DFラインでのボール回しはトップさながらでした。ヘディングで競り合うようなシーンがなかったので空中戦はどうなのかわかりませんが、足元はしっかりしていました。さすがガンバユース。
来年は高円宮杯のシステムが変更になるので、どうなるかわかりませんが、田尻、稲森、西野、山千代、小谷の高校2年生が中心になり、徳永、出岡、岡本など高1の有望株がからんでくると、かなりいいところいけるんじゃないかな、と期待を持たせました。
というわけで、Jクラブユース選手権にも期待です。