山形 2-1 ガンバ大阪

得点者:平井(ガンバ) すみません、山形側得点者はわかりません。

 

 負けました、終わりっ、とこれでやめておきたいところですが、一晩眠って腹立ちがおさまったので一応書いておきます。

 今回のあまりにもひどい試合内容と情けない敗戦の原因は、8割は監督にあります。あと2割はU30の選手たちだな。平井も酷かったが、今年初めて試合に出場するようになり、下手だってわかっているのにポストをやらせること自体がすでに監督の責任を問いたいところ。

 まず最初の3分ですでにミスの連発。10分までたったところで身体がまったく動いていないガンバさんに「こりゃ今日は危ないかも」といういやーな予感がして同志にメールしました。(終了後に「この試合はワーストから2番目です。ワーストは春の対磐田戦、と同志にメールしたら「私のワーストは新潟戦」と返事あり。ならば磐田、新潟、この山形を3大ワースト試合に認定したいです。もうこれ以上ワーストを増やさないでね)

 トラップできない、コントロールできないのはピッチのせいはあったにせよ、往時のガンバならば一発でトラップできないなら受けるときの身体の向きを変えて敵のいない安全な方向にボールを出してから処理するはず。ヤットでさえもそれがまったくできていなかったし(というか、きのうのヤットはやる気がまったく見えないヤットで、ボールを蹴るのも恐る恐る。CKやFKのときも足があがっていませんでした)、フタとハッシーと来た日には「あなたたち、それでもガンバユースあがりですか?」と問い詰めたいところでした。ピッチ以外での原因はあきらかで、ボールが来る方向に身体がまったく運べないからです。だから足を伸ばしてトラップしようとして失敗する。失敗しなくてもつぎのパスのコントロールがぶれる。後半になるともっとひどくなって、トラップミスをかっさらわれる。いやはや。

 選手も酷かったが、その責任を負うべきはなんといっても監督です。きのうの遠藤選手の状態は、プロとして人様にお金をはらって見せるプレイができる選手のそれではありませんでした。はっきり言っちゃうと、川崎戦もひどかった。あのときも昨日も失点は彼のミスからでしたし。しかもそういう選手に頼らざるをえないほど選手層が薄いチームですか? ヤットがいないならいないなりにやれるだけのチームをつくっていないんですか?

 怪我で別メニューだったという橋本選手と二川選手はいい加減なプレイの連発。そのずさんさは目を覆わんばかりで、私は途中でお茶を飲んで気持ちをしずめなければなりませんでした。私は二川選手のユニを2枚も持っている(橋本選手のも持ってます。あと山口選手と明神選手)ほどフタファンなんだけれど、今年はほんとフタは......です。そしてあきらかにコンディションが悪いルーカス選手、プラス、前回の試合までで観客の失笑と苛立ちしか買っていない平井選手をなぜ先発させたのか。まだ西野監督の頭のなかには「頼りになるのはU30のベテランたち」という銘文が刻み込まれていて、それに引きずられるのでしょう。ブラジル依存症、韓国依存症はやっと脱したらしいけれど、U30依存症はますます悪化中。(ま、平井は別ですけれどね)

「コンディションが悪い選手は出さない」今度はこれを銘文として頭に刻んでください>監督。

 何度も書いているように、今年は世代交代の年のはずです。いつ中東に行ってしまうかわからない外国人プレイヤーに頼らないチーム作りをするんじゃなかったでしたっけ?(でも外国人(含:闘莉王、三都主)主体チームで快進撃を続けている名古屋を見ていると、それはまちがいなのかもしれませんが)いまさら「たられば」を言っている時期じゃないでしょう?>監督。

 西野監督の頭のなかで渦巻いているたられば。①決定力のある(外国人)ストライカーがいれば。②対人に強いスピードのあるCBがいれば。③山口、遠藤、二川、橋本、明神、ルーカス、加地のコンディションがよければ。でもってその「たられば」はあまりにもないものねだりです。③にいたっては、全員のコンディションが絶好調でも今のガンバでは鹿島に勝てないと思いますよ。

 昨日こそ、横谷、ドド、イグノ、佐々木選手を誰かを先発させてほしかった。もうちょっとやる気のある選手を見たかったです。

 ま、悔やんでも仕方ない。来年だ来年! あ、ちがった来週だ、来週!