Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2010年11月

1冊、訳了。ふ~。とてもおもしろい本だったけれど、書きおろし(ゴーストだけれど)ともろに重なってしまったのでちょっと苦しかった。

今回の本はアメリカのビジネスパーソンが書いたビジネス書。

ビジネスモデルを所有から共有へと変えることで、ビジネスチャンスが生まれるだけでなく、地球環境が保全されてエコロジーの維持に効果があり(使い捨てがなくなるから)、コミュニティの絆が深くなる、という内容です。ITの世界でみればクラウドなんかその典型例。車や自転車やツールのシェアリング・サービスやら、P2Pのバンキングなどの実例がたくさんあがっていて、なかなか興味深い。すべてを共有にする、というのではなく、もちろん所有のモデルも生かした上で、共有できるものは共有しましょう、という提案です。このモデルが浸透すると暮らしやすくなりそう。共感するところ大の本です。ただ......この思想が受け入れられるのはいまのところ先進国にかぎられるでしょうね。

話変わって。

勤労感謝の日は書道の練成会のあと、書きおろし本のチェックがあって夜の10時過ぎまで仕事をしていました。お昼も抜いてしまったので、編集者と「とにかくなんか食べましょう」と出たのはいいけれど、休日のうえに遅い時間でどこも閉まっています。やっと見つけた中国料理店に入ったら、店員さんが中国人。

思わず頼みましたよ。

我现在学习汉语。我想用汉语说,可以吗?(いま中国語を勉強しているんです。中国語で話したいんですけれど、いいですか?)

可以。你说汉语说得很好。(いいですよ。中国語うまいですね。)

谢谢。还不行。(ありがとう。まだまだです)

你的发音非常好。(発音がとてもいいです)

つ、通じたよー! といううれしさから、店員も日本語を話すというのに私はそれから注文やら質問やら、必要なこともそうでないこともあわせて中国語で押し通しました。あちらもにこにこしゃべってくれました。しゃべっていることがわかった! という喜び。自分が言いたいことが言えて通じた、という喜び。語学を学ぶ楽しさの第一歩ですね。すぐに中国語の先生に報告しましたよ。

夏から中国語でよく使われるフレーズを繰り返し聞いて丸暗記し、何回も繰り返し言ってみるっていうのをやっています。今回中国料理店でしゃべってみて気づいたのは、中国の人がしゃべることを聞きとることも、それに対して受け答えすることも、丸暗記したことがそのまま役立つってことです。パターンを体で覚えるっていうのは語学学習の基本だな。

よ~し、もうワンステップ、ランクアップするぞ! とりあえずレストランで注文することまではできそうだ、ということが確認できたから、つぎは自己紹介だな。

 

快挙ですね!

女子は北朝鮮に攻められっぱなしで、もうどうなることかと思ったけれど、CKからのワンチャンスをものにしました。

男子もUAEに攻められっぱなしで、ほんと顔を伏せて目をつぶったことが数回ありましたが(バーさま神さまありがとう!)見事勝ち切りました。

私のMVP、女子は宮間選手。男子は山崎選手。

ガンバにぜひ来てもらいたいと思ったのは(男子限定なら)右SBの実藤選手。イラン戦あたりから気に入って、今日はもう「ありがとう実藤さん」と心のなかで叫びっぱなし。同志に「実藤いいですねー」とメールした途端に決勝ゴールをたたきこみました。

あの、引く手あまたでしょうが、ぜひガンバにお越しやす!

金メダルをとるっていうのはすごいことです。女子も男子もほんといいチームでした。みんながみんな献身的だった。

週末にフィンランドから知り合いがやってきたので、家でWelcome Dinnerを開催しました。それにしても我が家来訪のフィンランド人率は高いぞ。フランス人についでフィンランド人がやってきます。フィンランドの本を書いた関係でしょうか?

フィンランド人にほめてもらったので、うれしくなってDinnerの画像をアップしておきます。

前菜は4品。ヒラメの昆布〆、芹のごまよごし、スタッフド・トマト、胡瓜と茗荷のゆずマリネ。

Liisa(horsd'oeuvre)小.jpg

サラダは、鮪のカルパッチョ&パプリカのマリネのサラダ

Liisa(carpaccio)小.jpg

メインディッシュの魚は鯛の姿焼。とても見事な鯛が手に入って、自分で言うのもなんだけれどとてもうまく焼けました。とくに尾のところがこげずにきれいに焼けて満足。

Liisa diner(鯛).jpg

 

メインディッシュ2品目は画像を取り忘れた骨付き鶏の照り焼き。下処理をしっかりしてから、八角、生姜、はちみつ、にんにく、トウガラシ、しょうゆ、老酒のタレに漬け込んで焼いたもの。

汁物は、とりつくねの澄まし汁。かまぼこをいれたら「これ、何?」というからつい「fish cake」とか言っちゃったよ。

デザートはフルーツ杏仁。フィンランドにはない柿と梨をたっぷり入れました。

Liisa Diner(杏仁)小.jpg

どれもおいしい、と言ってくれましたが、なかでも芹のごまよごし、鶏の照り焼き、そしてデザートが好評でした。

で、ガンバですが。

明日はVS湘南戦、それにクラブユース選手権の試合があります。書道の練成会と仕事があるので一分たりとも見られませんが、念を送っておきます。

Jリーグ ガンバ大阪のVS広島戦、今日のVS浦和戦はどちらも2-0の完封勝ち。西野監督や橋本大先生が渋い顔をするまでもなく、内容は相変わらずひどいもんです。とりあえず結果が出ているけれど、結局、監督や選手がめざしているサッカーができないまま今シーズンは終わろうとしています。そうだ、名古屋優勝おめでとう。くやしいから小さい字でついでに書いておきます。今季だけでなく昨季からJリーグではまったく勝てていません。来年は勝つよ。名古屋にも鹿島にも。

天皇杯は相変わらずgdgdながら、佐々木選手のおかげで勝てました。ハヤトはほんとに「切り札」になれる選手だなあ、と柏線の同点ゴールのシーンを何回も見直してしまいます。ぜったいにどこにも行っちゃいやよ。ずっとガンバにいてね。

ルーカスもガンバで選手生活を終えてほしいです。ルーカス、どうかお願い。来季もぜひぜひガンバにいてね(はーとまーく)

ところで、話変わって。

昨日インタビューしたあるサッカー選手が「自分には休む勇気がない」と言っていて、なんかすごくわかる、と思いました。休むこともたいせつだとわかっているのだけれど、休むと自分がダメになってしまうような気がするので、休憩時間もストレッチをしたり軽く運動したり、サッカーのことを考え、サッカーに関連する何かをやってしまう、と彼は言います。

うーん、その気持ちが私にはすごくわかる。もちろんその選手の足元にも及ばないレベルでの話ではありますし、彼の言う「必要な休み」というのは私とはちがうものなのですが。

先日妹に「いつ仕事がなくなるかわからないのが恐い。だからこれを引き受けるとつらい、無理だ、とわかっていても、いただいた仕事は(ほぼ全部)引き受ける」と言ったら、「無理を押してまで仕事を引き受ける理由は何なのか?」と聞かれて返答につまりました。で、そのサッカー選手が言うように「休む勇気がないから」なんだろうなあ。

その一方で、休まないままここまでがんばってこられている健康体であることに感謝もしているのですが。

これまで私は「休み方がわかっていないから、休まないだけなんだ」と思っていたけれど、どうもちがうんだな、とインタビューからの帰り道に一人納得しました。休まない、んじゃなくて、休めない、んだったんだ。

とまあ、あまり関係のないことを書いたところで、仕事しよ。

 いやはや、ブログの更新を一週間もごぶさたしていたのにさっき気づきましたよ。

 この1週間、何をしていたのか記憶がない。とりあえず日曜から今日まで1日10時間以上はPCの前に座っていた。限度は11時間なんです、私の場合。それ以上は無理。今週は風邪引いて熱出したし風邪薬を2種類交互に飲みまくって胃を壊して胃薬飲んで禁酒したから、やっぱり11時間以上は無理。

 11月は締切の季節。ブログ書いているヒマがあったら締切守れよ、とつっこまれるのが怖くて書けませんでした(まるでウソ)

 書き下ろしはあと1勝、じゃなくて1章を少し書き足したらなんとかなりそう......あとがきもいるかなあ......いるだろな。最低基準が330枚って編集者に言われたんだけれど、いまのところヒヒフーとラマーズ法呼吸で気張って生みだしたのが320枚。あと10枚分を埋めるにはあとざん、じゃなくてあとがきしかない。でもその「最低分量」の基準ってどこにあるのだろう? 編集者に聞きたかったけれど、聞くとなんかとんでもない答えが返ってきて気張る気力が失せそうなんでやめました。

 ACL決勝見ちゃった。城南はやっぱり強かった。そうだよな、強いよな。ガンバ、手も足も出なかったもん。じゃ、イランのチームになら勝てたかと脳内シミュレーションしたら、2-4で敗戦しました。

 来年、ルーカスがガンバを去るらしい。哀しい。なんで? 選手生活はガンバで引退してほしかった。再来年あたり万博でお別れセレモニーをしたかった。哀しすぎる。

 そんなこんなで明日は広島戦。せめて私の肩が落ちない試合をしてほしいです、はい。フタガワさんとルーカスさんは出場しないらしい。は~(ふかーいため息)

 

 

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