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2010年12月

清水エスパルス 0-3 ガンバ大阪

得点者:ルーカス、武井、佐々木

 

 試合前にぶーたれていてすみません(汗) なんせ横浜Fマリノス戦のトラウマがあるので、今日勝てるとは思いませんでした。みっともない試合だけは勘弁、帰りの新幹線でふて寝勘弁、とかマイナスなことばっかり言って大きなため息をつき、同行者に「そのため息は不幸を招きます」と注意されました。

 試合が始まってみると、ヤットの鬼スイッチが入っていて、アクセル踏みっぱなし、みたいな感じ。スライディングタックルしまくりのヤットさん。危ないんですけれど(冷や汗)しかもFWにはひさびさのスタメンでルーカス。チェイシングといい、ボールのおさまり具合といい、宇佐美や平井とは格がちがいます。ソウタとミチが3段くらいギアあがっていて、それに引きずられてなのかどうかハッシーが宇宙開発シュートを3本くらい撃っていやテンションあがるあがるwww

 そんなところでルーカスGOAL。ガンバのゴル裏もう優勝したかのような大騒ぎ。

 武井のGOALはうれしかった。後半にもすごくいいミドルを撃っていて、やればできる子を証明していました。ごめん、パフォーマンスを見逃したよ。ぜひ天皇杯でやってくれ!

 佐々木のGOALが決まったときにはちょっと泣きました。すばらしいGOALだったし、あのGOALで来季のいろんなことが決まったな、と思って。佐々木選手、それまで空回りして西野さんに怒られているのがこっちまで見えていたし、がーっと西野さんのところに走って行って、抱きついていたときには、ああ、宇佐美がはやらしちゃったね、このパフォーマンスって思いました(違)それにしても西野さん、マッチコミッショナーに何回も「前に出過ぎです」」「後ろさがってさがって」と注意されていたにもかかわらず、佐々木が走ってくるのをみたらいきなりピッチに走りこんだのには驚いた。あれ、ありなんですか?

 最後は選手全員、監督、スタッフ、社長まで並んでみんなで万歳三唱。社長が満面の笑みで三唱どころか一人で四唱、五唱、と万歳しているのがおかしかった。いや金森社長、いい人です。

 帰りの新幹線に乗る前にスタバでコーヒーで「今季お疲れさまでした」の乾杯。そしたらなーんとガンバの選手がみんなぞろぞろ入ってきてスタバに並びだしたではないですか? さっそく売店にいたルーカス選手に話にいきました。「ほんとにありがとう! 来年いないなんて、とってもさびしいです」と言ったら「アリガト。ワタシモサビシイヨ」って。一緒に写真を撮ってもらいました。ルーカス、顔が小さく、細くって並んで撮ったはずなのになぜか私が三歩前くらいに出ているかのような遠近感あり。

 今年も私の予想をくつがえすいろんなことがありました。

 正直、シーズン前にはガンバ5位と予想していました。すまん。名古屋優勝は夢にも考えませんでした。あたってんのは湘南の最下位降格くらいだよ。

 獲得した外国人選手がまったく使えず(ほんとひどかったね)、ゼカルロス太り過ぎで失笑事件や、PJユニ投げつけ帰国事件や、チョジェジンはチームメイトと食事にしか行ってないのではないか疑惑、おまけにUpper30(案の定)つぎつぎ故障で稼働率がはげしく低下など、私を落ち込ませる事件がいろいろありました。

 でも、いいこともたくさんあったな、とようやく振り返ることができます。若手の台頭、は何よりうれしかった。あと、振り返ると今年は何回か連勝もしています。橋本大先生の覚醒連続ゴールもチームを救ったしね。

 しかし、いまだに私は狐につままれたような感じです。なぜ、このチームが2位なのか? 名古屋と同じく8敗しているのですが、なぜ名古屋はずーっと勝ち続けたような感じで、ガンバはずーっと負け続けたような感じがするのか?(開幕から5試合勝ちなしの印象があるのかも)  

 そしてナビスコ杯優勝したチームは翌年降格する、というジンクスができつつあるとっても不思議なJリーグ。ジュビロは戦々恐々だろうなあ。

 いろいろあって2010年のJリーグは終了。消化不良な感じは否めませんが、2位のチームがそんなこといったらバチがあたりますね。

 とにかく、お疲れさまでした。

ガンバ 0-2 横浜Fマリノス

得点者:中村俊輔選手 渡邊選手

 

は~............もう書くのをやめようと回避していたのだけれど、今日は時間があるのでやはり書いておこう。

ほんとに酷い試合でした。って、これをいったい何回書けば今年が終わるでしょうか? ワケがわからないのは、開幕からすべてこのグデグデ試合をやり続けて、まだ3位にいるってことです。ガンバよりずっと内容のいいサッカーをするチームはいくらもいました。っていうか、最下位湘南でさえもガンバよりマシなサッカーでしたよ。サッカーってほんとわかりません。だからおもしろいって続けられないよ、こんなじゃ。

今年はずっとキャンプでTMやっているみたいな試合ばかりです。ぬるい、だるい、つまらんサッカー。私が見たいのは、エグイ、エロイ、おもろいサッカーなんですけれど、それ、もう期待するだけ無駄?

と、ネガってばかりいてはいけません。なんせ最終節はACLをかけた戦いです。ACLはともかく、セレッソより下に行くなんてありえません! 許せません! それだけは勘弁。(注:もしACL出場権を勝ち取ったら、大々的に補強してください。じゃないとまたグデグデを見せ続けられるから。今年名古屋が優勝し、セレッソが昇格してすぐこんなにいい成績を残してるのは、補強の成功とACLもナビスコもなかったことが非常に大きい。ACL常連の鹿島、ガンバ、川崎はほんと疲弊しちゃってる、という印象です)

しつこく、総括するには早いとわかっていながら、今年よかったことを書いて、清水戦に向けて気持ちを盛り上げていきましょう!(って自分に言い聞かせている)

1>なんてたって若手の台頭は大きかった。いまはほんと酷いパフォーマンスですが、開幕当初勝てなかったときにどれだけ平井選手に救われたか忘れてはいけないし、宇佐美選手がスタメンを勝ち取ったのも心底うれしい。大塚選手や星原選手、菅沼選手のプレイも見られたし、うれしいことです。サポのなかにはいろいろ言う人も多いけれど、台頭した若手の一人に私は安田選手をあげたい。若手のプレイはチームを元気づける、ということがわかりました。

2>GKが進化した。ジェルソンGKコーチのおかげでしょう。試合前のGK練習でジェルソンさんが蹴るCKやFKがあまりに威力があって、私はひそかに「CK,FKだけヤットに代わって蹴ってくれんかな」と思っています。ルール改正したいくらいです。おかげで藤ヶ谷選手の信頼度がぱーんと跳ね上がりました。もしジェルソンさんが来てくれてなかったら、きっとガンバの得失点差はマイナスでした。確実に。

3>関東アウェイのサポ数がまた増えた(ような気がする)。万博に行ったときよりも、NACKや埼スタや味スタのゴール裏の応援に迫力を感じます。応援に一体感があって楽しいしね。ま、関東在住ガンバサポといつも一緒に応援しているから楽しいってこともあるけれど。ふしぎなことに、関東アウェイのスタジアムのほうが、知り合いに会える確率が高い。知り合い、関西在住なのになぜか万博では会えない。

必死に探して3つしかいいことがなかった。

さて、今週末は清水戦。応援しますよ、精いっぱい。ガクガクブルブルな気持ちは押し殺して。

 いやはや、11月中はもう必死でありました。前も書いたとおり、11月末日締切が2冊。1冊書きおろしのほうは本著者(っていう言い方あり?)に先週原稿を渡してチェックを依頼中。で、訳書のほうを昨日入稿しました。ぱちぱちぱち。途中で何回も頭をよぎったのが「どうしても無理なので、1週間締切を延ばしてください」という言葉。でもそのために電話をしたり、メールを書いたりする時間さえ惜しくて、キーボードをたたき続けましたよ。最後のほうは鬼だった。いや、自分の形相が。

 振り返ると、昨年の12月24日に「ワールドカップ開幕1ヵ月前までに出版しましょう」という本を(うっかり)引き受けて以来、昨日まで、追われ続けた日々でありました。

 とか書いたら編集者から「まだまったく終わっていない」とツッコミが来るでしょうが、いいんだ、とにかく入稿したんだから。

 いろいろと不義理をしっぱなしです。すみませんです。

 で、タイトルのこと。

 最近、電車に乗るたびに気になって仕方ないことがあります。そういうことが気になること自体、自分が年よりになった証拠なんだと思いますが、年よりには年よりの果たすべき役割っていうのがあるんだろうな、と思うのでちょっと言ってみます。

 それは「優先座席になぜ若い者が座っておるのか!」ということです。

 とくに高校生。男子も女子も制服着て、混んでいようがすいていようが優先座席に荷物を置いてドカンと座り、友だちとぺちゃくちゃ、ケータイかちゃかちゃ。ええいっ! あんたら優先座席をなんと心得るか! 

 あたりまえですが、そういう若者たちはお年寄りや赤ちゃん連れやおなかの大きい女性が来ても微動だにしません。視野に入っていないんですね。若者の視野は前は半径5メートル以内だと思っていましたが(そのときも怒っていた私)、今はなんと30センチです。しかも半径じゃないぞ。携帯電話か鏡から自分の眼球の点と点を結ぶだけ。

 一番ひどいのは優先座席を独占している小学生軍団ですが(それも午後4時ごろにうっかり電車に乗ると必ず見かける。とくに文京区あたりの有名小学校は、親が子供のランドセルを持って優先席に座らせていたりする)、普通の座席でも年よりや赤ちゃん抱っこのお母さんを押しのけて走って座る若者ってどうなん? 

 私はおせっかいババアなので、自分が座っていてお年寄りや赤ちゃん連れママが来るとそそくさ立って席を譲ります。なんだかいたたまれない気持ちになってしまうから。しかし、最近は席譲りはときには危険行為にもなります。先日、某田園都市線の混んだ車内で、少し離れたところに赤ちゃん連れママが立っているのを見かけたので、立ち上がって呼びにいこうとしたその瞬間、目の前に立っていた男性(30代サラリーマン風)に座られてしまったのです!。ええ、もちろん私は「席を譲ろうと思って立ったんですけれど」と言って立たせました。そしたら男性は不機嫌きわまりない顔で「ちっ」と舌打ちし、座席を蹴って人を押し分け、どこかに行ってしまいました。たぶん気まずかったんでしょうが、赤ちゃん連れママも私もその男性の様子に少し顔色が変わりました。よけいなことをしてしまった、と反省したけれど、あとから「なんで席を譲ってこんな危険を感じなくてはならないのか」とさびしかった。

 昨日はまたまた某田園都市線が人身事故でしばらく不通になったところに行き合わせたら、駅員の胸倉をつかんで文句を言っている男性(30代サラリーマン風)を見かけました。駅員のせいじゃないし、たかだか20分ほど止まっただけで何をそんなにいきどおっているのかと見ていたら、最後に電車を蹴ってどっかに行ってしまいました。

 たぶん私は田舎もんなんだと思います。田舎のコミュニティになれちゃってるんだろうな。田舎じゃそんなことやったら暮らしていけんし。

 都会は日増しに余裕をなくした人が増えているんじゃないでしょうか。

 別に席を譲る件だけでなく、ほんのちょっとした思いやりっていうのか、まわりを見る余裕がなくなっている感じがして、索漠たる気分です。

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