ジュビロ磐田 0-1 ガンバ大阪
得点者:イグノ
すでに1ヵ月半ガンバの試合を見ていないサポとしては、たとえシーズン前テストマッチといえども(だからこそ)飢えをいやすためには必要です。
今のガンバさんのチーム状態をおさらいしておきましょう。
怪我で離脱中:橋本選手(全治6カ月。鶴です鶴)、明神選手(ランニングまでは回復しているらしい)、高木選手(開幕に間に合うのかどうか)、ここまでは発表されているのでわかりますが、不明なのに怪我という情報が出ているのが、藤ヶ谷選手、佐々木選手、中澤選手、大塚選手、星原選手。みんな鶴。
そんななかで迎えた今日のジュビロ戦。
今季、どうやら西野構想にあるらしいのがワントップ、スリーシャドウの4-2-3-1のフォーメーション。
ワントップはセレッソより加入のアドリアーノ。そしてなんといっても今日わくわくしたのが、宇佐美選手がトップ下をつとめたこと! 仕掛ける姿勢は非常によし。前季にはいまいちだった前線からのプレッシャーも、アドリアーノ選手と一緒になってかなりいい感じで押し込んでいました。少なくとも前半は。両サイドのキム・スンヨン選手とイグノ選手はひんぱんにサイドチェンジしていい感じでした。うれしい驚きだったのが、キム・スンヨン選手がかなり足元が確かなこと。トラップやパスが予想外にうまかった。そしてCBで登場した金正也選手。足元に自信がない、と言っていたので心配したのですが、何のなんの、とてもいいフィードを蹴っていましたよ。それにヘディングが強い! あのヘディングは使えますね。
後半から出てきた藤春選手と川西選手は、髪型以外は合格かな。ただし、ジツカワが合格出したくらいではスタメンどころかベンチ入りもむずかしいので、もうちょっとがんばりましょう。でも藤春選手の積極的な姿勢はいい。
そして私の今日のMOMは武井選手です。いや~成長しましたね。Most Improved PersonとしてMIPをあげたほうがいいかもしれません。昨年のリーグ最終戦で得点したことがよかったのか、プレイに自信が出たのと、判断のスピードが1.5倍になっていました。得点につながったスンヨン選手へのパスはもちろん、パスカットして持ち上がってすぐに加地さんにふったパスなんて、去年の今頃では考えられないくらいの速さと正確さですよ。
後半はかなり押し込まれて、セットプレイが続きましたが、不思議なことに私は去年ほどひやひやしませんでした。まあ、ジュビロのほうが連携が今一つで、得点のにおいがしなかったこともありますが。
シーズンが始まったら、またO30がスタメンに顔を並べるのかもしれないけれど、あと5試合くらいはこのメンツで見てみたいなあ、と思わせた2011年初戦でした。
私は好きだな、このガンバは。