Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2011年02月

ジュビロ磐田 0-1 ガンバ大阪

得点者:イグノ

 すでに1ヵ月半ガンバの試合を見ていないサポとしては、たとえシーズン前テストマッチといえども(だからこそ)飢えをいやすためには必要です。

 今のガンバさんのチーム状態をおさらいしておきましょう。

 怪我で離脱中:橋本選手(全治6カ月。鶴です鶴)、明神選手(ランニングまでは回復しているらしい)、高木選手(開幕に間に合うのかどうか)、ここまでは発表されているのでわかりますが、不明なのに怪我という情報が出ているのが、藤ヶ谷選手、佐々木選手、中澤選手、大塚選手、星原選手。みんな鶴。

 そんななかで迎えた今日のジュビロ戦。

 今季、どうやら西野構想にあるらしいのがワントップ、スリーシャドウの4-2-3-1のフォーメーション。

 ワントップはセレッソより加入のアドリアーノ。そしてなんといっても今日わくわくしたのが、宇佐美選手がトップ下をつとめたこと! 仕掛ける姿勢は非常によし。前季にはいまいちだった前線からのプレッシャーも、アドリアーノ選手と一緒になってかなりいい感じで押し込んでいました。少なくとも前半は。両サイドのキム・スンヨン選手とイグノ選手はひんぱんにサイドチェンジしていい感じでした。うれしい驚きだったのが、キム・スンヨン選手がかなり足元が確かなこと。トラップやパスが予想外にうまかった。そしてCBで登場した金正也選手。足元に自信がない、と言っていたので心配したのですが、何のなんの、とてもいいフィードを蹴っていましたよ。それにヘディングが強い! あのヘディングは使えますね。

 後半から出てきた藤春選手と川西選手は、髪型以外は合格かな。ただし、ジツカワが合格出したくらいではスタメンどころかベンチ入りもむずかしいので、もうちょっとがんばりましょう。でも藤春選手の積極的な姿勢はいい。

 そして私の今日のMOMは武井選手です。いや~成長しましたね。Most Improved PersonとしてMIPをあげたほうがいいかもしれません。昨年のリーグ最終戦で得点したことがよかったのか、プレイに自信が出たのと、判断のスピードが1.5倍になっていました。得点につながったスンヨン選手へのパスはもちろん、パスカットして持ち上がってすぐに加地さんにふったパスなんて、去年の今頃では考えられないくらいの速さと正確さですよ。

 後半はかなり押し込まれて、セットプレイが続きましたが、不思議なことに私は去年ほどひやひやしませんでした。まあ、ジュビロのほうが連携が今一つで、得点のにおいがしなかったこともありますが。

 シーズンが始まったら、またO30がスタメンに顔を並べるのかもしれないけれど、あと5試合くらいはこのメンツで見てみたいなあ、と思わせた2011年初戦でした。

 私は好きだな、このガンバは。

 

先週は痛みにうめき、ストレスで爆発しそうになっていた(まだ噴火前のように内面ではどろどろしている)のですが、今日はちょっと元気を取り戻しています。

そこで今季のガンバさんがどうなるかなっていう予想をちょっと書いてみようか、という気になりました。

順位予想に関してはzaburouさんの「ガンバ大阪データランド」に出ていますので、ごらんになってください。

ガンバ大阪Jリーグでの予想順位を私は3位にしています。でも、これは希望です。実際にはもう少し下かもしれません。6位よりは下に行かない、と予想しているけれど。

ついでにいえば、ナビスコもたぶんまたまた準決勝敗退です。

悲観的、と思うでしょうが、いえいえ、超楽観主義ジツカワですよ、私は。

なぜなら「ガンバ大阪ACL優勝」を予想しているからです。

なんとなく、ですけれどね、今年の選手構成を眺めると、リーグ戦よりもカップ戦の、しかもイケイケサッカーが通じそうな相手とやれるACLのほうが勝ち目があるんじゃないか、と思えるからです。

2010年はHDにいつまでも残しておきたい、という試合が1試合たりともありませんでした。(でもHDからCDに残したけれどね。15試合くらい)でも、振り返ってみると、やむなく、ではあっても若手の台頭や、飛び抜けた選手が遠藤先生しかいないなかで、「みんなでGOAL」して2位にすべりこむことができました。ある意味、今年ACLで優勝するための布石だったんじゃないか、と思っています。

期待しましょう!

っていいながら、ACLもJリーグも開幕が見られませんw でも、それもまた布石かもしれない、と無理やりこじつけます。なぜなら振り返ってみると、リーグ優勝した2005年、ガンバが一番「強さ」を発揮した2007年のどちらの年も私は開幕戦を現地観戦できませんでしたから。はい、無理がありすぎるこじつけです。でもきっと今年ガンバはやってくれるのさ! そう信じなきゃサポじゃない!

そしてもう一つ。

今年、ガンバで「はじける」選手のトップ3をあげておきます。

1位はなんといっても宇佐美選手。今年は17得点を期待します(zaburouさんに送った予想より3点増やしました。ちなみにアドリアーノ選手はリーグだけでも21点とって得点王に輝く予定です)

2位は新加入の金正也選手。CBのレギュラーにきっと食い込んでくれるはず。

3位は武井選手。ボランチでレギュラーの座を獲得。今年は得点能力も発揮して、すばらしいミドルを決めてくれるはずです。

さあ、あと10日後、3月1日ACL第一戦、VSメルボルンビクトリー戦でガンバ大阪の2011年が幕を開けます。

楽しみだなあ、わくわく。

とりあえずはやりものには手を出す性分なので、MixiもTwitterもFacebookもLinkedinも登録して使ってみます。するとどこに行っても知った顔に会います。そう、22年前に私がはまりにはまっていたパソコン通信の仲間たちです。

22年前はパソコン通信の草創期でした。立ち上げるのにフロッピーディスクが2枚必要で、立ち上がるまでに授乳が終わる、というくらいとろかったパソコンで、私は書き込みとチャットに励んでいたのです。授乳、と書いてわかるように、当時、次女が生まれたばかり。産休中に「パソコン使ってみようかな。時間あるし」といじりだしたら、もう止まりません。しばらくビョーキのようにチャットとフォーラムにはまり、ひんぱんにオフ会に出ていましたね。

そしてそのとき知り合った方々と、いまだにMixiでもFacebookでもおつきあいしているのです。恐るべしパソコン通信仲間。知り合ったころに生まれた子どもがいまや社会人なんですよ。幼稚園から大学卒業まで一緒だった人よりも長いおつきあい。

それで思ったのですが、パソコン通信からFacebookにいたるまで、今ではソーシャルネットワーキングと呼ばれるコミュニティって、参加する人は形がどう変わろうが参加しつづけるけれど、参加しない人はまったく参加しないで一生を終える(大げさ)んですね。そのちがいはいったいどこにあるのでしょうか?

パソコン通信とFacebookをはじめとする今のSNSとは別モノではありますが、でも積極的に参加し続ける人たちには共通しているところは多い、と私は感じています。

一つ目は、人とかかわるのが根本的に好きで、ネットを通してのつきあいを、「自分に役立つことを得る」ことだけに限定しない。単に「人が好き」ということがその動機になっている人が多いような気がします。

二つ目に、「ネットを通してのつきあい」に必要な距離の置き方を知っている。むやみに相手の領域に踏み込まず、相手から得た情報を垂れ流さず、またむやみに自分の情報をさらけださない。ネットを通じてのヴァーチャルな人間関係と顔を合わせてのリアルな人間関係との間にギャップがない。

三つ目に、オフラインで会うことをいとわない。顔と顔を合わせてもちゃんとコミュニケーションをとれる人が、ネット上での人間関係もちゃんと築けている方たちのような感じがします。

22年前のパソコン通信仲間と延々とつきあいが続いていることが私はちょっと自慢です。ネットを通じての人間関係なんて薄っぺらだ、という人もいるでしょうが、私にとっては重みのある貴重な関係だなあ、と思っています。

月曜日に歯医者に行って「口をゆすいでください」と言われて起き上がろうとしたとき、なんかおかしかったのです。それでも買い物をして帰宅し、家で掃除機をかけて、仕事を1件すませて立ち上がろうとしたら......立ち上がれませんでした。

這うようにして2階にあがり(仕事場は1階にある)、脂汗をたらしながら「こういうときにはいったい何をすればいいのか?」と必死に脳内検索をかけ、「うさぎドロップ」のマンガがヒットして「そうだ、安静だ。まず横向きに寝ることだ」と思い出して、横になろうとするのだけれどそれができない。なんとか横になったのだけれど、今度は起き上がれず寝返りも打てない。そのうち息をしても腰に響く状態になり、娘たちに救急メール。長女がすぐに帰宅して救ってくれました。持つべきものは娘だわ。

ご近所に「実はギックリ腰。どこかいい先生を知っていますか?」とメールをすると、すぐに教えてくださり、しかもなじみの信頼のおける先生に予約までしてくれて、今は治療に通っています。めちゃめちゃいい先生です。持つべきものは頼りになる親切なご近所です。

そういうわけで、ジツカワ、来週まで(治療に行く以外)外出禁止になりました。約束していた皆様、ご迷惑をかけてほんと申し訳ありません。

それとブログを業務連絡に使って申し訳ないのですが、私は2月25日(金)より3月8日(火)まで日本を離れます。

MacBookAir13を持参する予定なので(これが言いたかった! 人生初Macだよーん! 自分への誕生日祝いに買っちゃったよーん)、連絡をとっていただくことはできますが、何かあればできれば23日あたりまでによろしくお願いいたします。

書籍紹介で書きましたが、こちらでも紹介しておきますね。

MESH(小).jpg

ページの関係で本にはあとがきが入っていないので、せっかく書いた(苦笑)苦労のあとがきをここにアップしておきます。

 

「メッシュ? 聞き慣れない言葉だ。何が書いてあるのだろう?」と本書を手に取って、まずこのあとがきを見たかたは、以下にあてはまる項目があるかをまず考えていただきたい。

 

1 整理整頓が苦手で、よく探し物をしている。

2 今すぐどうしても欲しいモノを五秒以内に挙げられない。

3 最近五年の間に、結婚/離婚、就職/転職/退職、子どもが生まれる/独立する、などで生活に変化があった。

4 何をしているというわけでもないのに毎日忙しくて、つくづく自分は「時間貧乏」だと思う。

5 エコに関心があり、自分ができる範囲で何かやっている、もしくはやりたいと思っている。

6 携帯電話やスマートフォンを利用している。

7 モノに縛られないシンプルな生活にあこがれている。

8 人生でたいせつなものは、突き詰めれば家族や友人たちとの良好な関係だと思う。

9 ときどき、わけもなく「このままではダメだ」という焦燥感にかられる。

10 時間的、経済的に余裕があったらやりたいことがある。

 

 もし五つ以上あてはまる項目があれば、今すぐ本書をレジに持って行くことをおすすめする。五つ以下のかたは、あとがきを最後まで読んでいただきたい。

 著者のリサ・ガンスキーはインターネット草創期からウェブでのビジネスを展開してきた起業家(以下ちょっと略)。

執筆の動機には、現在先進国が陥っている経済停滞と、人口増加が引き起こす環境汚染と資源の枯渇、気候変動によって世界各地で起こる災害といった要因により、私たちが感じている閉そく感と危機感をなんとか打開したい、という気持ちがある。つぎからつぎへと新しい(しかもどんどん安価に、つまり安っぽくなっている)モノをつくって売り、流行のデザインでなくなったり、壊れたりしては捨てていく現在の所有型ビジネスモデルは、早晩破綻する(もしくはもう破綻している)と誰もが気づいている。機能的にもデザイン的にも長期間の使用に耐えるようにつくられたモノを、必要なときだけ使えるようにコミュニティの間でシェアし、初期の機能が失われてもリサイクルやアップサイクルでできるだけ環境に負荷をかけないシェア型ビジネスモデルこそ、打開の道を開くはずだ、というのが著者の主張である。

 メッシュ=網、というのは、企業と人、企業と企業、コミュニティ間の人と人、人とモノとが、ウェブ(網)を利用することによって、まるで網の目のようにつながって、シェア型のビジネスが発展していくイメージをあらわしている。インターネット、とくにモバイル通信網とGPS(全地球測位システム)が発達、普及したことによって、遠方のあるモノを取り寄せたり、レストランヤタクシー、娯楽施設などサービスを提供するところを見つけることが容易に安価にできるようになった。またソーシャルネットワークの普及により(世界最大のソーシャルネットワーキング・サービスを展開するフェースブックには二○一一年一月現在五億人の登録者がいるという)、自分が今シェアしたいと思っているモノやサービスを見つけ出し、それに到達することが驚くほど簡単になった。メッシュ・ビジネスはそういった人たちにシェアのためのプラットフォームを提供する。

(以下略)

といったような内容の本です。

17日に書店に並びます。

どうぞよろしく!

↑このページのトップヘ