Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2011年02月

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身の回りにモノがあふれていて、いざ使いたいと思ったときに出てこない。

最近、欲しいのは「モノ」よりも、やりたいことがやれる「時間」ではないかと思えてきた。

フェイスブックとか騒がれているけれど、いったい私の生活にどんな役に立つのか?

友だちとかご近所など、人とのつながりって大事だよね、と痛感するできごとがよくある。

というようなことに思い当ることがある人に、ぜひともお勧めしたいのが本書です。

使っていないもの、また今すぐ必要としていないものを、必要としている人に貸してあげる。

またはちょっと使ってみたいものを持っている人、貸してくれそうな人を探す。

そんなことが簡単にできるようになった時代に私たちは生きています。

使い捨てられる安物を「買う」のではなく、長く使える質の良いものを「借りる」。それが私たちの生活だけでなく、企業の将来も、広くは地球さえも救う、という著者の主張に私は共感!

シェアってどんなものだか興味がある人には、きっと目からウロコのアイデアがいっぱい見つかると思います。


 

これまた悩むなあ。ジェルソンGKコーチ、と言いたいところだけれど、それは反則だと思うので、それではもうこの選手しかいないでしょう、と私のなかで賞賛している人を。

2010年MVPは

藤ヶ谷陽介選手

です。

 いったい何回藤ヶ谷選手に救ってもらったことか......セービングのタイミングと技術はGKコーチのおかげかあきらかに進歩したし、コーチングの声も聞こえてくるようになり(以前は声が小さくて遠慮しいしいっていう感じだった)私も胸をなでおろしていますよ。

 たぶん藤ヶ谷選手が目立たない試合のほうがいいのでしょうが、ビッグセーブに歓声を上げるのも、一つの大きな楽しみです。

 がんばれ、ガヤ! 今年も頼みます!

さえない試合が多かった2010年のガンバさん。

そのなかでもいくつか「光った」ゴールがありました。

私が選んだベスト3をまず発表します。

第3位 VS湘南戦 平井選手のGOAL

DFを3人かわしてのゴール。スピードといい、外すタイミングといい、ああ、ショーキはやっぱりエース! という喜びにひたらせてくれました。遠くてよく見えなかったんだけれどね(w)

第2位 VS浦和戦 遠藤選手のロスタイム劇的弾

何回見直してもすばらしい。武井選手にボールを出して、それを持ちこんだ武井選手がイグノ選手に出して、落としたところをズドン! こんなに美しいGOALがあっていいのか、と思いましたよ。あのGOALがガンバを救ったのはまちがいない。

そして第一位は(どろどろどろどろ......)

VS川崎戦 ルーカス選手のGOAL

長年勝利がないAWAY等々力競技場。負けるとどどどっと下に落ちてしまう。黒津選手に同点にされて、どうなることかと思った後半。サポに届け、といわんばかりにゴール裏側のネットが美しく揺れました。ゴール裏は大騒ぎ。うれしかったなあ。ルーコン最高! って思ったら移籍しちゃってへこんだ。

そのほかにも佐々木選手の天皇杯VS柏戦でのゴールとリーグ最終戦となったVS清水戦でのGOALは見事すぎて記憶に刻まれたし、橋本選手の連続ゴールにも心を躍らせたのだけれど、とりあえずトップ3はこの3つ。

今年はもっとすばらしいGOALをいっぱい見たいですね。

 

ぐずぐずしているうちにチームはグアムキャンプに行っちゃいました。早いなあ、月日がたつのは。

さて、2010年のベストマッチです。

もしこれが「最高によかった試合」という意味で選ばなくてはならないなら、即座に「なし!」とするところです。でも2010年で一番印象に残った試合、という意味だと解釈して選びます。

ACL グループリーグ

ガンバ大阪 2-1 水原三星 @万博

得点者:二川選手、宇佐美選手

後半に水原のモタ選手に先制され、ああああ、またかい、と思ったら直後にフタが同点に。そして引き分けかと思えたロスタイム。佐々木選手のクロスを宇佐美選手が入れてビューティフルゴール!

万博が宇佐美コールで湧きかえりました。

シーズン初めから怪我人や不調の人が相次いで結果が出ないところ、平井選手、宇佐美選手、大塚選手、武井選手といった若手が起用されて結果を出し始めたときでした。でもこの直前の試合で平井選手が怪我。遠藤選手はずっと不調。どうなるかと思ってのぞんだこの試合。若きエースがすばらしい結果を出しました。

あのゴールを目の前で見られただけで、寿命が3カ月延びましたよ(たった3カ月かい!)(そのほかの試合で寿命は確実に3年縮んだが)

「劇的な試合で勝利するチームは結果を残す」と私は信じているのだけれど、昨シーズンのガンバさんは劇的ゴール勝利があったにもかかわらず、無冠だったなあ。

今年は3年くらい寿命を延ばして、昨年縮んだものを元に戻してくださいな。

 

 Jリーグがシーズンオフは落ち着いて本が読める期間です(w)

 年末から読んだ本、印象に残った箇所などを自分のメモ代わりに書いておきます。

村上春樹作品まとめ読み

『ダンス・ダンス・ダンス』(上下)(講談社文庫)

『国境の南、太陽の西』(講談社文庫)

『1Q84』(1,2,3)(新潮社)

年末から1月半ばまで明けても暮れても村上春樹作品を読んでいたのですが(途中で村上春樹訳のフィッツジェラルドまで読んでしまった)、さすがに3週間読み続けるとやや食傷気味になりました。1Q84の3冊目にいたって「爆発的に売れているのはわかる。でも3冊目まで読む根性がある人はどれくらいいるのだろうか?」と少しふしぎにも思いました。作品の背景(というか遠景?)になっている第二次世界大戦と戦後の「民主主義」なるある意味危険な思想が日本に持ち込まれていく過程での激しい闘争。それが生んだ負の遺産が私にはなんだか重くて、とくに1Qの2巻目はきつかったなあ。ダンス~にはしらじらとした光で目をくらまされたあとでしばらく目が見えなくなり、そのあとようやく闇に慣れてきたらおどろおどろしいものを見せられてしまいました、みたいな結末で、読了後数日落ち込みました。

こういう歴史の暗さとか人の負の部分の描き方とか、相当ダメージを与えられる感があるのですが、村上ファンたちはきっとそこで中毒になるのかな。ほかの作品も読み返そうと思っていたのですが、しばらく(半年くらい)いいや、という気分で置いてあります。

『海炭市叙景』 佐藤泰志著 小学館文庫

映画も見ました。地方のどこにも行けないずんどまりの閉塞感がすごかった。映画で加瀬亮が演じるプロパンガス店の店長がいたすぎて笑えるほどです。

最近(またもや)はまっているのが白川静作品です。『字統』をリビングにおいて、気になる漢字があるとめくって読んでいます。

『文字逍遥』

『文字遊心』(2冊とも平凡社ライブラリー)

いや~もうすごいわ。この2冊のエッセイは、単なる文字学を超えた哲学書ですね。知の巨人の著作を私ごときが語るのはあまりにも恐れ多いので、二カ所だけ、文字遊心の「狂字論」と「真字論」から引用しておきます。

(中国の人ほど狂を愛した民族は他にいないように思える、としたあとで、中国の人の狂とは)「正常とされるものの平凡さとひ弱さとに対して、それは形相の異常のうちに、強烈な意志と、破壊的な論理をもち、新しい創造への行動力にみちた、ある不合理なるものを意味した」

(真とは、実とは何か、ということについて)「人が生きるこの現実を仮にして虚幻なるものとし、真の実在とはこのような現象のうちには存しないで、われわれの知覚を超えた、その背後にかくされているという、実と虚との転換によってもたらされる。有とは限定された現象の世界であり、このように限定されることのない無こそ真の実在であり、実有である」

移動が多かった1月。列車のなかでこういう文章に出会うと(移動中のノマド的存在になっていることもあり)どこか別次元に突き抜けてしまったようなカタルシスを覚えました。

白川静さんの万葉集の解説にも衝撃を受け(これまで斎藤茂吉の『万葉秀歌』(岩波新書)くらいしか解説書を読んだことがなかった)、村上春樹作品の根底にある日本の古典作品にも興味を覚えたので、『雨月物語』(上田秋月)『日本語の古典』(山口仲美著 岩波新書)も現在読書中。

軽い本もあげておきます。

携帯電話をめぐる短編を9つ集めた『名声』(ダニエル・ケールマン著 瀬川裕司訳 三修社)は、ホラーなエンターテインメントです。ケータイの電池が切れて、言葉がまったく通じない見知らぬ異国の地にほうり出された女性の話なんて、ほんとぞっとします。

いまや流行作家(?)となった佐々木中の『切りとれ、あの祈る手を』(河出書房新社)。インタビューをまとめたものなので講義を聴いている感じで読めます。でも語られていることは過激。「今」をどうとらえるか、そしてそれをどう変える(意志の力を持って変える)のか、ということを突き付けるような内容です。

 

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