川崎フロンターレ 2-1 ガンバ大阪
得点者:中村憲剛選手 2(川崎)、アドリアーノ選手(ガンバ)
深夜というか明け方の欧州チャンピオンズリーグ決勝戦をライブで見て、仮眠をとって台風のなかを等々力に出かける自分に「サッカー好きを通り越して、どこか異世界に足を踏み入れてしまっている」とツッコミ。
でもって、スタメンがACLラウンド16と同じと知って怒りを通り越して脱力。合羽を着て寒さと試合内容のひどさに震えながら、すでにサッカー狂、ガンバ狂となっている7人で観戦。結末には笑うしかありませんでした。
川崎側にとっては「劇的な逆転」かもしれませんが、続けてガンバを見ているものにとっては「ああ、やっぱりね」という結果でした。リーグで負け続けていたけれど、若い選手がつぎつぎスタメンに登場していた昨年は楽しかったよね、と試合後にほかのサポたちと振り返り。あのときは西野さんやめろなんてまったく思わなかったけれど、今回はね。あれだけ酷かったACLラウンド16のあとに、なんの手当てもせずに同じスタメン、同じ試合運び、しかも佐々木選手を途中交代してまた下げるという最悪の采配。さすがの私も堪忍袋の尾が切れます。
日本経済と同じで、ゆっくりと右肩下がりになっていくところに大きなショックがあると、そこからどういう風に対処するかによって未来は変わってきます。(日本経済とガンバじゃ次元も状況もまるでちがうから一緒にしちゃいけないけれどね)チームとクラブが新陳代謝に気づかないでいると、老化は予想を超えて進んでいく。今のガンバを見ているとその落ちっぷりに目を覆いたくなります。
最後にどうしてもこれだけは言っておかないと。
佐々木勇人選手! 私たちはいつもあなたを応援しているからね!!