Glamorous Life

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2012年04月

負けましたよ、はい。

相変わらず失点が酷過ぎ。萎える。下を向くんじゃない、と自分に言いたくなります。恥ずかしくて下向いちゃうよ、ったく。

組織で守るのも、個人で守ることもできない。今野選手はすばらしい選手なんだと思うけれど、ガンバに来たのはお互いの不幸だったかなあ。スマートにやり過ぎているんじゃないか、とか、自信をなくしている、とか、ほかのDF選手との相性が悪すぎる、とか、いろいろ考えちゃいますね。誰もが言っているのは、CBを代えることですね。個人的には丹羽選手が見たいです。

あと、ボランチがなあ......。CBとの関係も、FWとの距離感も悪すぎる。武井を責めている声も多いけれど、それだけじゃない。中盤をコンパクトにしたほうが今のFW陣は活きると思うのだけれど、それをするための「ボランチ」になっていません。私はひそかに、1年後のガンバの屋台骨は倉田君になると思っているのだけれど、彼の良さを活かすためのボランチの組み合わせを考えたほうがいいように思います。個人的にはジョンヤ+ヤットさん、内田+明神さん、とか見てみたいかな。

それ以上に気になったのは、暑いなかであっという間に走れなくなったこと。これはねー、きついかもしらんよ、夏場が。グアムキャンプをやめてフィジカル強化がまったくできていなかった、という噂を聞いているし、実際オフィシャルからも「キャンプでの積み上げがなかった」とか(しゃーしゃーとした)メールが来たしなあ。6月の中断期間には、鬼のフィジカル特訓をやってください。

まあそんなこんなでずいぶん厳しくなったACL予選リーグ突破ですが、先のことは考えず、とにかく一戦一戦で修正を重ねながら進んでいってほしいですね。たしかに失点は無残の一言ですが、それでも今やっと「新生ガンバ」の形が見えつつあって、敗戦後もあまり落ち込んでいません。大丈夫、きっともっとすてきガンバになるから。

 試合前、隣の同志が「とりあえず前半10分以内に失点せんことや!」と力強く試合の目標を掲げました。

 私が「前半0-0で行けたら引き分けくらいはいけるかもしらん」と現実的目標を掲げました。

 はい、どちらの目標もあっさりくつがえされましたよ。それも前半17秒で! は~脱力

 

 しかも前半30分には、川崎側初めてのCKで、いやーーーーな予感がして「私、見ないから無事にクリアできたら言って」と顔を伏せていたら、「失点した!」wwwwwwwww

 ここで私は目標を切り替えました。

 「パスがつながること」......それ、シロウトサッカーの目標ですか?

 

 でも、このささやかな「目標」はわりに簡単に達成され、とくに倉田、寺田、佐藤、藤春が遠藤と絡むパス回しは見ごたえがありました。押し込む展開から得たFKからの流れで、今野→中澤で1点差。HTは割にごきげんに自家製ポリパンサンドイッチをほおばった私でした。でも、隣からは「攻撃は形ができてきた、内容はよかった、つぎにつながる敗戦、とか遠藤が負けてから言ったら腹立つ」と鋭く厳しいお言葉。

 

 そんな中、倉田→藤春のすてきパスから藤春の高速クロスにドンピシャで佐藤!!! ああ、萌える。

 

 そして、それまでちんちんにやられていた小宮山からボールを奪った加地さんが粘りを見せ、マイナス気味の出したボールに左足で合わせたのが阿部! ああ、しびれる! 録画で5回見たけれど、何回見てもしびれる。

 

 誰をMOMにしたらいいか迷うところです。この試合で一番効いていたのは佐藤選手。身長が高いだけかと思っていたけれど、とにかく粘る。前線からのプレスだけでなく、ポストプレイ(→ヘタだけれどだんだんうまくなってきている)、守備、すべてにがんばりが効く。CKのときのはね返しなんて、ルーカス並みのがんばりでしたよ。

 でも、倉田選手のファンタスティックな裏だしパスにも萌えましたしなー。藤春選手のスピード感あふれる走りもMOM級だったし、もちろん阿部選手の逆転弾も素晴らしかったし......と書いてきてふと気付きました。

 黄金の中盤4人はどこ行った? ヤットはすごくがんばっていたけれど、彼のボールロストから始まるカウンターの恐怖はまだ続いているし、パスミスも多い多い。CKやFKは希望が持てない弾道でどっかに飛んでいって萎える。明神さんは怪我復帰見込み立たず。途中交代で入ったフタはパスミス連続3回でがっかりため息。(ハッシーはもういない)

 

 言わずもがなですが、ガンバの黄金はそろそろ金庫に入りつつあり、輝きを放つのは倉田、阿部、佐藤、藤春、といった中堅新人たち。強いていえば途中交代で入ったジョンヤ(寺田はまだ怪我の影響があるのかちょっと輝くところまで行っていない)。まだ荒削りではあるけれど、磨けばきっと光る。そして、松波さんならごしごし磨いてくれるはずです。

 

 今回は逆転ガンバ劇場でしたが、このままスムーズに行くわけにはいかないでしょう。でも、37歳の監督とともに出航したガンバ丸に、風を送っていきたいです。

 で最後に。私が選んだこの試合MOMは松波監督。せっかく前に進んでいた攻撃をことごとくノッキングさせていたラフィーニャ選手を途中で交代させたところがすばらしい! ジョンヤを倉田と交代させた意外性もいい! つぎの遠征ではぜひ星原を使ってやってください。

 

山口智選手ってやっぱりすごかったんだなぁ、なんてことを考えながらぼんやりVS広島戦を眺めていました。相変わらずDFと中盤の距離がおかしいままで揺さぶられつづけた前半。そして後半、祈りつつも「やっぱりあかんのと違うか?」とすでにTV前で弱気になって見ていたらやっぱり外れた寺田選手のPK。チン、これにめげずにどんどん蹴れ! 外しても応援してるよ! 昨年と同じくらいの時期に対戦したときも、広島はほんとにいいサッカーをしている、と感心したのですが今年はもっと思いましたよ。監督が代わっても、大きく路線を変えないで、というかますますその路線の進化系を見せられるのはすばらしい! ぶれないことって大事ですよね。 監督も交代したのだし、満を持して、のはずだった松波さんを、こういうむずかしい(超困難な)チーム状態で監督に据えた以上、もう逃げ場はありません。クラブもチームもそしてサポも、一つになって松波ガンバを応援しなくちゃね。 笑える日がいつになるかわからないけれど、私は応援していきますよ。

最近ハマっているもの。

それは「ポリ袋でつくる天然酵母パン」です。梶晶子さんの本に啓発されて、つくるわつくるわ、毎日日替わりでマフィン、ピザ、フランスパンに全粒粉パン、といろいろな種類をつくりまくり。家族も友達もひんぱんに私のパンを食べさせられていささかうんざりみたいです。

このパンの作り方でいいのは、ポリ袋に材料を全部入れて、がしゃがしゃと振って混ぜ、1分こねて放置。8時間から10時間でふくらむので成型し、しばらく発酵させてフライパンや鍋で焼けてしまうことです(ときどきオーブンも使っていますが)

手もキッチンも汚れず、つくる時間はわずか10分。

そしておいしい! 天然酵母の味と香りがキッチンに漂うと、食欲が刺激されます。

でも、正直に認めよう。私は「つくる」>「食べる」らしいです。つくるほうが楽しい。食べるのはおまけみたいなところがあります。つくってから食べるまでで料理は完結するのでしょうが、つくるだけでも十分に楽しい。

あと、試行錯誤が好きです。レシピ通りにつくるのもやりますが、ある程度わかってくると工夫を凝らすのが楽しい。分量を変えたり、中に入れるものを工夫したり、そういうのが楽しい。

(先日から作ったパンの画像をアップしようとしているのですが、どうもうまく行きません。なぜ?) 

ガンバ 3-1 プニョドコル

実は山にこもって修行していたので(半分ホント)新潟戦を見ていません。松波監督、初采配を見られずごめんなさい。

怒りの磐田戦、激動の監督交代から1週間ちょっと。初めて見た松波監督が指揮するガンバは、去年までのガンバでした。いいかって言われれば......だけれど、とりあえず去年の今頃までには戻った感じがします。

今日、ラフィーニャがボールを持てた(持ち過ぎていた)のは、パウリーニョがいなかったからでしょうか? 

たぶんジェルソンコーチのしばきを受け、悩みに悩んだであろう藤ヶ谷さんは最後の最後にらしい失点さえなければふつうのGKに戻っていました。(これまではふつうじゃないGK)

何が元に戻っていたかと言えば、ヤットが必死でした。ヤット、やればできる子だと自分で思っているときにはやらない子なので、チームはなんともできません。今日は、もしかしたらやってもできない子じゃないかと自分でも不安になったらしく、キャプテンらしいがんばりでした。今日のMOM。

一番盛り上がったのは、もちろんヤットの見事なミドルシュートでしたが、つぎに盛り上がったのはラフィーニャのPKではなく、加地さん→丹羽くんの交代でした。いいねいいね、こういう采配が見たいよ、松波さん。加地さん、風にあおられているんだかなんだか、どうも変です。加地さんちのあきらくん、このごろ少し変よ、っていう感じの「変」です。それと勝っている試合の終盤に明神さんを投入する采配も気に入りました。怪我に関係なく、そうやって若手を育ててやってください(と言いつつ、武井にプレイに何回かキレかけたけれど)

今季初勝利で泣いたかといえば、ぜんぜん泣けませんでした。だって、なんかまぐれで勝ったみたいな試合内容だったし。

ただ、私はますます予感を強めています。今季終了するころには、ガンバは倉田のチームと言われるようになるのではないかなー(期待半分ね)相変わらず秋はよかった! 躍動していました。(あくまで当社比です)

今夜も次女と一緒に観戦。「ママ、またふるえている」「ママ、エアキックとエアヘディングはやめて(ソファからたらした足がインサイドキックの形になって空を蹴っている。危ない場面でのクリアーのときなんて、自然に身体が上下する)」と文句を言われながら観ていました。ああ、早く前半で3点差くらいついてゆったりした気持ちで観戦したいよ。

 

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