我が家にはまたもや外国人留学生が(2名も!)来ています。10代の女子高生たち。かわいくて、好奇心いっぱいで、元気もエネルギーもいっぱいいっぱい。日本語は今一つですが、それでも一生懸命挨拶はする。(挨拶さえも日本語でしない子たちもいるからね)
もはや外国人ホームステイ、もしくは日本での定宿化している我が家です。 「ほんとに好きだっていうか、人がいいっていうか、断れないっていうか、よくやるよね」と周囲からまず100%の確率で呆れられています。数えたことはないが、この10年で老若男女合わせて10数カ国、30人くらい(もっとか?)に宿を貸している気がする。
昨年は震災のために誰も来なかったことを考えると、今年はすでに3人も我が家で過ごしているのはある意味でとてもありがたく幸せなことに思います。私が元気で、お世話ができるっていうのも幸せなこと、と思わなくちゃね。そうでも思わなくちゃやってられないわーーーー(雄たけび)
ご縁があって我が家に来た以上は、私の「もてなし」を受けなくてはなりません。私が言ったことにちゃんと返事をして、私がつくったものを食べて(少なくとも食べる努力はして)、私が行きなさいと言ったところに行くのは基本です。日本語での挨拶はもちろん、好き嫌いをはっきり言う(毎朝、ものすごく早起きして弁当つくっているのに、一口も食べないで黙って捨て(やがった)男子、おまえは許さん! 気がついたのが3日目だったので注意したら「冷たいごはんが食べられない」だとーーー!もっと早く言え!)、がんばって少しだけでも野菜を食べる努力をする(うちのごはんは9割が野菜。でも、野菜が食べられない人って世界中にいっぱいいるんだよね。トマト以外の野菜を一切食べなかったイタリア人もいたっけ)。そういう努力を私に認めてもらえれば、何かしらおまけのスペシャルサービスがあります。
でもね、こうやってホスピタリティ満載でボランティアしているわけですが、なっかなか報われる気持ちにさせてくれるすてき留学生と出会うことはない。まあね、高校生ってむずかしい年代だし、視野が狭いし、ガキだし、マザコンだし、それはもう世界共通。ウチの子たちもそうでした。思春期ってほんとたいへんよね。他人の子どもたちだから、大目に見ていられるけれど、これが自分の子だったらと思うとぞっとする。
さーて、そろそろ女子たちに昼飯つくらないと。