Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2014年04月

もうとっくに終わってしまって、今はつぎの展覧会に向けての制作に入っているのですが、3月初めに創玄展という書道の公募展の展示が新国立美術館でありました。 今回は漢字と近代詩が各1点ずつ入選して飾られました。 うーん、下手かも〜とため息ですが、まあ、一歩一歩前に進んで行けるよう精進いたしますです。 漢字は禅語から、「幽花無處不関心」 th_IMG_1021.jpg 近代詩は堀口大學の詩より「晴れた日には散歩をしよう」......実は本当は「晴れた日は散歩をしよう」だったのに、途中から何を勘違いしたか「に」を入れてしまいました。 「雨の日は雨を愛さう 風の日は風を好もう 晴れた日は散歩をしよう......」 ううう、大學先生ごめんなさい。 th_IMG_1019.jpg 作品は詩文で決まる、と言われていて、実際、書くことよりも詩文探しに時間と労力がかかります。普段から気をつけて探しているのだけれど、それでも心を打たれる言葉が必ずしも書道作品にとっていい詩文だというわけにはいかず、四苦八苦。 これはどうですか? と持って行くと、たいてい「うーん、いい字がないなあ」「うーん、これは作品にならないなあ」とほぼ却下されます。苦労して探した挙げ句に却下されると、そのときはむっとするんだけれど、実際草稿つくってみたらぜーんぜんだめ。ああ、先生がダメっていうものはやっぱりダメなんだな、と納得です。それにも懲りず、心を打たれた言葉を書き留めて、なんとか作品にできないかと四苦八苦。その時間と労力がいつか実を結ぶ日がくるのでしょうか?

タイトルにJ1 鹿島戦、と入れる気にもならない酷い試合でした。酷いなら酷いなりに今までは、怒りだったり、自分への励ましだったり、何かモチベーションがあったのだけれど、さすがにこれだけ希望のない試合を見せられると何も書く気になりません。 なので、今はしばらくガンバのことは考えないことにしました。強いガンバが好きなだけ、うまくいっているときだけが楽しい、そんなのサポーターじゃない、という非難も甘んじて受けます。サポーターをやめようかなあ、とさえ思う今日このごろ。浦和の横断幕問題のこともあって、今ちょっとJリーグが胃やんなっちゃってるのかもしれません。最近はアスレチック・ビルバオとリバプールの試合を録画して、深夜に一人手を叩いたりして楽しんでいる私。 2010年頃からもうわかっていたことでしたが、ガンバはどんどん弱体化しているのに、そのことに目をつぶって「元強豪」を気取っているのが大きな間違いだと思っています。 広島戦や神戸戦のときに見せた、弱いなら弱いなりの意地を見せてほしいなあ。 と、愚痴になってきたのでやめます。

ナビスコ予選、対清水戦は鳥栖戦以上に希望の光が見えないどころか、現状の惨憺たるチームの実情を思いっきり見せられて凹みました。 神戸戦、広島戦のあの勢いはどこへいっちゃったんでしょうか? 個人的感想ですが、ヤットさんと監督との間の齟齬っていうか、噛み合せの悪さみたいなものがもろに出てしまったかな。長谷川監督には、もっと思い切ってやりたいことをやったら、と言ってあげたい。お互い、我を通すところと、遠慮するところがかみ合っていない。 そして私のイチオシ倉田くん。シーズン開幕から精彩を欠きます。スランプとかいうのではなく、頭と体があってなくて空回り。頑張っているし、なんとかしようと一生懸命だし、でも、それがピッチの中で空転しています。 そしてみんな、シュートを打て! 枠に打て! 全員、練習後にシュート練習30分。枠を外したら千円罰金。スタジアム基金にするように。 そんなこんなで今日はもう鹿島戦。勝てる予感がみじんもしないし、なんかしょっぱい内容になりそうですが、ガンバさん、今はゆりかごでごろごろしているところなんで、成長を待ちましょう。ウチのお孫ちゃんなんて、ついこないだまでごろごろ寝ていただけなのに、今は寝返りでごろごろ。歯まで生えて、私には理解できない言葉だけれど、親とは会話しています。揺籃期なんてあっという間さー(やけくそ) 実は今、ワールドカップに合わせた本の追い込みでへろへろです。 タイトルは「孤高の守護神 ゴールキーパー進化論」。アジア地域以外の世界のゴールキーパーの特徴と系譜がわかる大作です。著者はジョナサン・ウィルソン。英国のサッカージャーナリスト。というかサッカー文化論者かな。5月末に出ますので、どうぞよろしく!

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