Glamorous Life

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2014年05月

W杯で中断しているリーグ戦ですが、ナビスコ杯は行なわれています。 ガンバは水曜日に鹿島、今日土曜日にFC東京と戦いました。 なんと鹿島はW杯代表選手に一人も選ばれなかったので、ガチメンバー。リーグ戦では万博で(その時点で)最悪の試合で負けていたので、なんとかリベンジをしてほしいと思いながら見ました。いや、今の時点だから言えますが、倉田くんがキャプテンの腕章を巻いて出てきたときに、かすかに「勝てるかもー」とか思いました。そしたら、開始4分で阿部のすばらしいパスに抜け出してキャプテン自ら先制! ただ、その後は試合の8割は鹿島ペース。セカンドボールは拾われまくり、先発した井出口は前半で途中交代。井出口頑張れ! つぎに倉田とボランチを組んだらきっとうまくいく! 鹿島さんにぼこぼこに殴られながらも、倒れそうで倒れず後半の後半になるまでライン際で踏ん張っていたガンバさんでしたが、72分、ついにダヴィにやられます。 ただ、水曜日のガンバさんはいつもとひと味もふた味も違いました。それから数分後、再度リードを奪ったのです。それも米倉のガンバ初ゴールで!!うるうる、イケメンは持ってるわ。 そして、この日は東口があたりまくり。もう「神口」になっておりました。ひがし、ほんとにありがとう。今日の試合、後半にリードしてからすばやいスローイングに味方がすぐに反応して走るのを、ほんとに嬉しそうに楽しそうに見ていて、ああ、きっとひがしは今日初めて「ガンバに帰って来てよかった」と少し思ってくれたんじゃないか、と胸をなでおろしました。 今日土曜日、やはり先週ぼこぼこにやられたFC東京さんに完勝! ピッチに立つ選手全員が20代という正真正銘のヤングガンバが頑張りました。 宇佐美の2点も素晴らしかったけれど、倉田が(前の試合にも増して)スーパーでした。ボランチになってから、FC東京の選手の3人に囲まれて倒れたあとに両足で浮かせて味方にボールを出したときには、おばさん、思わずPC画面を拝んじゃいましたよ。その後も、パスはもちろん、クリアー、シュート、味方への指示まで、まさにキャプテン!! 最後の最後までピッチをフルスピードで駆け抜けてました。 大森も阿部も素晴らしかった! 宇佐美、倉田、大森、阿部のライジング・カルテットは、(ヤングガンバならば)きっともっと輝くはずです! と、るんるん気分で、それでは北欧に行ってまいります。 あちらからもまたブログをアップしますね。

logo.jpg というサッカーの国際大会に今週末から行ってきます。World Cupではないですよ、間にFootballが入ってます。 主催はConfederation of Independent Football Association 略してConIFA(コンイファ)。FIFAに加盟していない(できない)国や地域や団体を傘下に置く組織で、「サッカーで世界に橋を架ける」ことを目的にしています。 FIFAに加盟できるのは、サッカークラブを組織する協会がある国や地域であり、FIFAに承認されるサッカー協会となるためには、たとえば国連に加盟している国であるとか、国として領土を持っているとか、いろいろと条件があるのですが、その条件を充たしていない協会で加盟しているところも29あり、反対に条件を充たしているのに加盟できない国もあります。簡単に言ってしまえば、加盟できるかできないか、つまりFIFAの理事たちに承認されるかしないか、はかなり政治的な恣意が働く、ということです。 加盟すると、ワールドカップをはじめとして「代表チーム」がFIFAが主催する国際試合に参加できて、強化費や育成費等さまざまな資金や人材を含む支援が受けられます。でも、たまにその支援金をちゃっかり協会のボスが懐に入れて、選手やコーチには回らないこともあるわけです。加盟したはいいけれど、サッカーは別にどうでもいいし〜みたいな地域もあるわけです。 その一方で、FIFAが定義している「国」にはあたらないけれど、独自に文化(言語を含む)を持ち、サッカーで自分たちのアイデンティティを表現したい、「国際」試合を通して自分たちの一体感を高めたい、という、言ってみれば「共同体」も世界には数多くあります。ConIFAは、そういう人たちがサッカーを通して交流を図り、世界に向けて自分たちの存在をアピールする場を提供しようとしています。 5月30日から6月8日まで、スウェーデン中部にあるウステルスンドという街で開催されるワールドフットボールカップ2014に参加するのは12チーム。 ホストとなる地域Sapmi(英語でラップランド)の代表サープミ、イラク北部のクルド人によるイラキ・クルディスタン代表、インド南部やスリランカにいるタミル人(インドやスリランド国内の独立紛争で国を追われ、アメリカやカナダ、英国に移住したディアスボラも含む)たちのタミル・イーラム代表、スウェーデン在住のアルメニアのディアスボラによるアルメニアン・スルヨイェ、グルジアの最西端に暮らすアブハジア人による国アブハジア代表、フランス南部のオクシタン語を話す人々によるオクシタニア代表、現在も紛争中のスーダン西部ダルフールからチャドに逃げた難民たちが結成したダルフール・ユナイテッド、北部イタリアのパダーニア代表、グルジア北部イラン系民族オセット人による国、南オセチア代表、アイルランド海の小さなマン島の代表であるエラン・ヴァニン(マン語でマン島という意味)、イラン南部とアルメニア北部にあるアルメニア人の国ナゴルノ・カラバフ代表、南仏ニースのカウンテア・デ・ニッサ。 「国」として独立運動を繰り広げているところもあれば、地域や言語、文化があることを共通項にした共同体もあって、ConIFAが掲げる「ボーダー(境界)のないサッカー大会」なのです。(ということは国と国のボーダーもないから、これは国際大会ではないってことになりますね) グローバル化で人とモノ、特に情報が大量に行き交う中、人種間、民族間、宗教間の対立がより鮮烈になり、物理的に近づいている距離は心理的に離れていってしまっているような感じがしています。人と人とを隔てるボーダーを意識的に設けないことで、どれだけ人と人との距離が心理的にも狭まるか? そもそも「国」って何だろうか? そんなことを考える手がかりも得てきたいと思っています。 途中でフィンランドの友人たちのところに寄っていくつもり。夏のフィンランドは初めてなので、それも楽しみです。 では、行ってきます!!

魔境味スタで起こったことはもう99.7%忘れることにしました。なのでブログも書かないつもりだったのだけれど、気を取り直して記録として残しておきます。 ガンバブログもほとんど読んでいないので皆さんの感想を知らないのですが、試合後に日本代表コンビ、特にキャプテンに対して怒りがこみ上げたのは私だけ? 試合の記憶で残っている0.3%はその怒りだわ。 開始2分で試合は終わってしまったので、その後はユニを脱ぎ、腕組みをして観戦。応援はいっさいやめました。もうガンバの応援そのものをやめようかというところまできたのですが、記憶を消したおかげで今晩のナビスコは見られそうです。 もしかすると試合前に日の丸に「世界に羽ばたけ」なんてメッセージを書いたのもいけなかったのかもしれません。心はもうブラジルへと羽ばたいていってしまったのかな、あの2人は。とにかくミスミスミスのオンパレード。ガンバのほかの選手たちは日本代表のミスの尻拭いに終始した、と言ってもいい。せいぜいブラジルで頑張って来てください。以上。 (それにしても、あれほどコンディションが悪い2人をなぜ長谷川(今日は呼び捨て)は起用するのか? 失点にからんだ岩下の交代はともかく、私だったらあの2人を真っ先に交代させますね。懲罰交代が好きな監督なんだから、誰にも公平に懲罰を下すべきなんじゃないのか。開始直後の失点は、2点ともDFとボランチのあきすぎたスペースを使われたもの。FC東京の戦い方がわかっていれば、バイタルをすかすかにするようなボランチのポジショニングはありえなかった、とシロウトでも思います)

まずは遠藤さん、今野さん、W杯に向けての日本代表選出おめでとうございます。ほぼ予想通りの代表メンバーだったので(すみません、伊野波さん以外)、特に驚きはなく、たぶん特に驚きのないスターティングメンバーで、特に驚きのない戦い方をしてくるだろうなあ、と期待しています。そう、期待だよ。 ブラジルに行ってみようかなあと思ったけれど、3回くらい抽選に落ちてすっかりやる気をなくし、しかも旅行費用が世界一周できるんじゃないかというくらい高くて挫折しました。 かわりにスウェーデン中部、通称ラップランド、正式にはサーミの街、ウステルスンドで開かれる「裏」ワールドカップ取材にいってきます。それについてはまた後で詳しく。 さてさて、3度目の正直で名古屋戦、内容結果ともいい感じが継続し、連勝しました。今季初の連勝。厳しいことを言うようですが、つぎのFC東京戦に勝たねばまた地獄に堕ちますがね。 徳島戦、名古屋戦がこれまでのグデグデ状態から脱皮できたのは、(いろいろな見方はあるでしょうが)、私の目からは「宇佐美がスタメンに復帰した」ーーこれにつきるように見えました。たった一人の選手がこれだけチームを変えるとはね。もちろん、宇佐美自身のコンディションはたぶん6割程度です。まったく物足りないし、結果も出ていませんが、なんというかな、チーム全体に自信のようなものを与えるみたいなんですね。裏返すと、相手チームには脅威を与える。宇佐美が前に張っているだけで、得点のにおいがするし、現に阿部の1点目も宇佐美の落としからでした。2トップをくんだ倉田が、枠内シュートを打ちまくったのも(入らんかったけれど)、宇佐美の的確なポジショニングによって名古屋DFの穴があいたからです。もちろん技術的にすごくうまいっていうのもあるんだけれど、たとえJ2でもあれだけ得点したことで、彼は自信がつき、そして相手は恐がるようになり、一種の風格さえも漂わせる選手になっています。コンディション60%なのにね。 そして大森!! 何、あの2点目! あんなすごいゴールができる選手やったんや! この試合は途中出場だったけれど、彼が出た瞬間に前線の空気が変わって、いい意味の緊張感が高まった感じがありました。阿部も大森も、とにかく前を向く、前に行く、という姿勢がこの2試合はっきり出ていて、それが得点に結びついたんだと思います。それがこの2人の自信になり、もっと勢いがつきそうな気配。 宇佐美のその自信が、ほかの若手選手にも波及して、彼と阿部、倉田、大森の(私が)名づけて「Gカルテット」が躍動しました。この4人はガンバをRisingさせるはずなので、とにかく試合に出したって、健太さん。 そして、守備もよかった。西野選手ってなんか持っているんですよね。ミスも出るし、闘莉王と永井には負け続けるし、まだまだかぼそいんだけれど、でも、彼も次第に「最後の最後で絶対に勝つオーラ」が出ている。これ、とっても大事。 そして私が(失礼ながら)思ってもみなかった活躍を見せているのが、オ・ジェソク選手です。驚きの右SB。決して器用な選手じゃないし、テクニックやスピードがすごいわけではない。でも、あくまでこの数試合の印象ですが、頭がいい。そして謙虚にプレイする。ミスはするけれど、同じミスを繰り返さない。ポジショニングをはじめとして、試合中にもつねに考えてプレイしているのがわかる。ミスをしないように、というよりも、どうすれば得点できるか、どうすれば失点しないか、試合の流れの中ですごく考えてプレイしている。だから判断力がめざましく向上しているし、判断スピードもあがっている。なかなかそれができる選手っていないんですよね。後半55分頃かな、右サイドでバックパスを名古屋の選手に奪われると、ピッチの中央までその選手の前からプレスをかけ続け、ついに奪って前線につなげたプレイ、あれはしびれました。後ろからタックルしたり、つかんだりしてしまいがちだけれど、相手選手の斜め前までまわってプレスをかけるのってたいへんなんだよね。 藤春、西野、オジェソク、内田をディフェンス陣のRisingGカルテットと名づけておきます。 そして今週末は魔境関東アウェイ、魔境味スタでのFC東京戦です。がくがくぶるぶる。 この勢いをつなげてRisingさせていくのは、2つのカルテットの連動です。

やっと見終わりました>録画。何とか一矢報いたい徳島。今一矢放てるのはガンバくらいしかないJ1の状況。でも、ありがたいことに前半はひたすら引きこもってくれたおかげで、ガンバがめずらしくポゼッションの高い試合をすることができました。でも、最初の西野くんのチョンボがもし決まっていたら、一矢こうむるどころではなかったですね。 「こんな試合が見たかった」という声が多い中でまた悲観的なことを言っちゃいますが、宇佐美と西野復帰、フタのエロ度が120%全開、そして勝利、という結果が得られたのは、徳島には悪いけれど、やっぱり徳島だからだろうなあ、という印象でした。 ただ、この勝利をなんとかつぎにつなげてほしい。なんとか弾みをつけてほしい。 そう思ったのは、これで3回目です。 1回目→広島戦後 2回目→大宮戦後 そう、2回とも、ちっともつなげられませんでした。だから、一応言ってみるけれどあんまり期待していません。 そしてGW連戦ではっきりしたのは、ガンバの現状(そして今後)の問題が「中盤の極度の弱体化」にある、ということです。 長谷川監督のこの状況をなんとか打開せんと、攻撃陣のメンツをいじっていますが、実は問題はボランチにあるのではないか。点が獲れない、どんどん失点数が増えている、というのは、FWやDF以上にヤットさんと今野さんの大不調にあるのではないか。だからヤットさんをFWにあげてみたり、今野さんを外したりしているけれど、ちっとも効果なし。みんな内田ボランチを批判するし、私も彼のプレイにいらいらすることは多いけれど、彼がのびのびとプレイできない原因は、実は日本代表候補2人の不調にあるのではないか。 そんなことを「快勝!」のはずの徳島戦を見ながら思いました。 もう明日は名古屋戦。あれやこれやで現地観戦はかなわなくなりましたが、3度目の正直を信じています。

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