Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2014年12月

Mostといっておきながら、今年、とっても印象に残ったごくごく個人的な出来事のベスト7をあげてみます。

7位 お孫ちゃんの成長
名前を呼んだら「はーい」と手を挙げてお返事をし、「何歳ですか?」と聞くと、指を一本立てて自慢げ。♫むすんでひらいて〜と歌えば、ちゃんと手を結んで開いて頭に乗っける。えらい!とババは毎回感動。人間の生後1年の成長はすさまじい!! うーん、かわいいぞ、お孫ちゃん。来春から同居です。あのエネルギーについていけるかちょっと心配。

6位 ロシア語を始めた
7月に次女がモスクワに赴任。よーし、行くぞ、ロシア、待ってろ、ロシア! と張り切ってロシア語を始めました。夫の紹介でとっても興味深い先生に出会えたことで、これまで知らなかった国の意外な歴史や考え方にふれることができたし、そもそもロシア語、ほんとおもしろい言語ではないですか! 9月に訪れたロシアは何かとびっくりの国でした。またぜひ行きたい! 来年はもっとロシア語がんばろう! 行くぞ、2018年W杯!!

5位 中国語と太極拳、4年半続きました
らおし、本当にありがとうございます。いい先生に出会えたおかげで中国に対してあらたな視線を持つことができました。太極拳のおかげで、腰痛もずっと軽減。身体についてもあらたな捉え方をすることができるようになっています。語学を学ぶことは、視野を広げ、人間の幅を広げることだなあ、としみじみ思います。で、らおし、不肖な生徒ではありますが、この生徒からは逃げられませんぞ。来年もどうぞよろしくお願いします(完璧に私信)

4位 還暦!
60歳ってもっとこうなんていうか、人生に一歩引くような感じになるかと思いきや、なんか「よーし、生まれ変わったってことで、またやるぜー!」みたいなエネルギーがわいてきて、自分でもびっくりです。還暦、いい響きです。まだまだ新しいことに挑戦していきたいです。もう年だから、なんて逃げないで、面倒なことにも、大変そうなことにも立ち向かっていきますよ。

3位 ガンバ三冠達成!!!
ブログでさんざん書きまくったので、もうこれ以上言うことはありません。シーズンオフの楽しみは、W杯による中断明け以降のガンバの快進撃の試合を見直すことです。来季は何かとたいへんだろうけれど、今季と同じように一試合一試合、着実に成長していってください。

2位 本気の書道
実は技術や構成力の向上という点では停滞気味の書道です。壁に突き当たっているというか、どの方向に進んでいいのかわからない、というか。でも、とりあえず自分の前に立ちはだかる壁の存在に気づくことはできたし、今年はそこにちょっとくらいは近づけたかな、と思えた瞬間がありました。来年(あと15分後で今年になるが)はその壁をほじくれるくらいになるように、あがいてみたいです。

1位 ConIFA World Football Cupの取材
スウェーデンのウステルスンドで開かれたWorld Football Cupの取材は今年の私の最大のイベントでした。世界は本当に厚みがある、と実感しました。スポーツにこの世界にどんな役割を果たしているのか、スポーツの国別対抗戦にどんな意味があるのか、そもそも「国」とは「民族」とはフィクションではないか、そんなことを考えさせられた取材でした。今後もConIFAの活動には関わっていくことで、あらたな視点を持ちたいと思っています。

 ということで、まだまだ突っ走っていきますよ! 待ってろ2015年!

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(今年、一番印象に残った光景。スウェーデン、ウステルスンドで午後10時過ぎに沈んでいく太陽です。強烈な光を残しながらあっという間に沈んでいってしまうその太陽に、なんだか人の最期を重ねてしまいました)

還暦を迎えた今年、何となく社交儀礼のように口に出していた3つの言葉に、重みがぐっと加わったような気がしています。
「お世話になりました」
「ご面倒をおかけします」
「どうぞよろしくお願いいたします」
 それまでは特に意識することなく口に出していたのですが、最近は心から「本当にありがとう」「本当に申し訳ない」「本当によろしく」という気持ちをこめて出すようになりました。
私はみんなのお世話になって生きている。
私はみんなに面倒をかけながら生きている。
私のことをみんなに気にかけてくれることに、とても感謝している。
そういう気持ち。
儀礼的な言葉が、儀礼でなく口から出てくるようになった2014年でした。 
いろいろなことがあって、いろいろなことをやって、いろいろな人に出会って、いろいろな思いを味わった今年一年。
そんな「いろいろ」な人々、事柄に、心から感謝したいと思っています。

皆様にとって、2014年がたくさんの思い出がつまった一年であったことを祈ります。いい思い出はもちろん、悔しかったり、苦かったりした思いも、もがいたりスルーしたりするうちに、きっといつか「よい思い出」に変わるはず。どんな思い出であっても、後になって思い出すことがたくさんあることが幸せ、なんだと私は思います。 

皆様、今年も一年、グラマラスライフを訪れてくださってありがとうございました。
また来年も、たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさんがんばれる一年でありますよう!!
 


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(スーズダリとウラジーミルの中間にあるポクロヴァ・ナ・ネルリ教会。駐車場から教会まで30分ほど草原の道をゆくと、小さな池のほとりにこじんまりとした真っ白い壁の教会が立っています。「白鳥」という別名もある教会は、ウラジーミルを支配していた王が、戦争で死んだ息子を弔うために建てたものだとか)

 ロシア旅行記のつづきを待っていてくださる方がいると知り、今年が終わらないうちに書き留めておきます。9月上旬の旅行で3ヵ月たっているのでこまかい記憶が薄れつつあるのですが、強烈に印象に残っていることだけでも書いておかないと……。

 今回はモスクワ→ウラジーミル、スーズダリ→サンクトペテルブルクとヨーロッパ・ロシア側のおもだったところを巡りました。
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(スーズダリの街を取り囲む城壁というか土手、クレムリン。カーメンカ川に沿って土手が築かれ、主要な建物がその中に入っています)

 どこも印象的ではあったのですが、3ヵ月たってもそのときの風や光線や音といった感覚でとらえたものがまだ蘇ってくるのは、「黄金の環」と呼ばれるモスクワ北東に環状に広がる中世ロシアの街。11−12世紀、群雄割拠して覇権を争っていた公国の遺跡がある地帯です。 モスクワよりも古くに栄えた地の都市は、社会主義の時代を経てまだなお「ロシアらしさ」が色濃く残っています。ああ、ロシアの大地ってこういう景色を言うんだわ、と思わず深呼吸したくなるところ。ウラジーミル出身のガイドさん曰く「(豊かな大地の恵みを満喫してきた土地、という意味で)一番、ロシアらしいロシア」なんだそうです。
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(ロシア民謡で歌われるカリンカ。9月上旬、秋の始まりはカリンカをはじめ熟れる木の実が告げてくれます)
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(スーズダリの道ばたではそんな木の実をバーブシュカ=おばあさんたちが売っていました。味見させてくれたのですが、どれも甘酸っぱくてとてもおいしかった。ジャムや果実酒にするのだそうです)
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(道なき道を歩いていると、なぜかそこは人の家の庭だったりして……。木の実をとっているのだそうです)
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(小さな街の教会の前には、露天の土産物屋が軒を並べています。この地域の名産品(?)、寄せ木細工の箱と、その上に鎮座するテレビの人気アニメの人形)
 
モスクワからロシアが誇る快適な超特急「サプサン(ハヤブサの意味)」で2時間。前に座った1歳のかわいい男の子と遊ぶうちに到着したウラジーミルは、黄金の環の玄関口といっていい街。初日は、出迎えの車に乗って30分ほど黒土の畑の中の道を走ったスーズダリという小さな街に宿泊しました。
 クレムリン=城壁に囲まれた街には、12世紀スーズダリの公国が栄えていたころに建てられた教会や修道院の遺跡が密集(?)しています。娘と私は地図を片手に、半日かけてそのほとんどを見て回りました。あとで地図から「歩行距離」をはかると全行程15キロほど。全部回ってもおそらく18キロ、1日あれば徒歩で回れます。それくらい小さな街でした。
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(ラジェストヴェンスキー聖堂内のフレスコ画。モスクワの聖堂のフレスコ画はぎらぎらしていましたが、このあたりではもう少し素朴感が漂います)

ただし、2人とも地図の読めない女なので、グーグルマップさんの指し示す通りに歩いていたら、草原の道なき道を行くはめになってしまい、途中でヤギに脅されたり、犬につきまとわれたり、「そりゃ最短距離かもしれないけれどさー」とぶつぶつ言いましたけれどね。翌日、ついてくれたガイドさんに「スーズダリは昨日半日で全部回っちゃった」と言ったら、「あなたたち、どんだけ健脚なの?!」と驚きあきれられました。でも、車で回っても20分で一周できる程度の規模です。
11世紀に建設されたスーズダリの象徴的な建造物は、ラジェストヴェンスキー聖堂です。蒼い塔に白い壁の典型的なロシア正教の聖堂は、クレムリンの真ん中にどーんと立っています。あまりに人影がなく、どこから入っていいのか、どう巡っていいのかもわからず右往左往していると、観光バスが聖堂前に停まり、どやどやと中国人観光客が出てきたので私たちもちゃっかり列の後ろについて中に入りました。ところが、団体さんは聖堂内に入ったと思ったら数分後に出ていってしまい、私たちはお目当ての「宮殿の応接室」をまた右往左往して探すはめに。やっと探し当てたら拍子抜けするほどの普通の宴会場でした。

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スーズダリで一番印象的だったのが、丘の上まで必死に登ってたどりついたスパソ・エフフィミエフ修道院外から眺めたポグロフスキー修道院でした。画像は下から見上げた修道院。
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どうもそこはスーズダリ住民にとっても「絶景の憩いスポット」になっているらしく、夕陽を眺めながらおしゃべりをしているおじさん、おばさん、若者たちがちらほら。私たちもカーメンカ川と修道院を見下ろしながら、しばし休憩。その後、住民の方たちの後をついて土手を下り、道なき道を歩いてディナーをとる場所を探したのでした。ディナーの中身については、「お食事編」でまたふれます。

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ディナー後、ライトアップされた聖堂や修道院がカーメンカ川に姿を映し、空にはくっきりと月のぼる中、また人影がほとんどない街を通ってホテルに帰りました。ロシアの大地の壮大さを、昼間よりもっと強く感じましたね。
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翌日は、ウラジーミルッ子のガイドさんがウラジーミル周辺の旧所名跡を案内してもらいました。
一番印象に残ったのが、トップにも画像を掲げたポクロヴァ・ナ・ネルリ教会。駐車場で車をおりて、鉄道の線路を越えて林を抜けると、草原が広がります。石畳の細い道の向こうに白い点のように見えるのが教会。280度くらいに広がる地平線を見ながら、ひたすら歩くこと30分。前の小さな池にくっきりとその姿を映して「白鳥」教会がたたずんでいました。教会そのものはごく小さいのですが、周囲の景色が美しい。ガイドさん曰く「一年中、とくに一面雪原となる冬にはロシア人の観光客が大勢訪れる」人気の観光スポットだそうです。結婚写真の撮影でも人気だそうで、私たちが訪れたときにもウェディングドレス姿の女性がプロのカメラマンの指示に従ってポーズをとっていました。
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もう一箇所、撮影にもぴったりの人気スポットが、ウラジーミル市内中心に位置するプーシキン公園の展望台。遠く地平線まで広がる森林は、キエフ公国の軍隊の侵入を阻んだのだとか。「冬は雪が、夏場は森がこの豊かな大地を守ったのです」とガイドさん。
ウラジーミルの街を少し離れると、目に入るのは地平線まで続く畑か、うっそうとした森。「ロシアの大地」を実感した黄金の環ツアーでした。

7月12日、天皇杯VS金沢戦、倉田選手のハットトリックで幕を開けた後半戦。
リーグでは7月19日ホーム甲府戦は、甲府にずーっと攻められっぱなしにもかかわらず、宇佐美と倉田のダブルスーパーゴールで勝利しました。このころはまだ、試合後に「なんで勝てたんやろ?」「守備がよかったからかな」「やっぱり個の力って大きい。シュートのうまいストライカーがいるってすごいわ」とか、首をかしげる勝利が続きました。
ところがガンバの「強さ」を訝しみながらも5連勝。新加入のパトリックが試合に出場しだしてすぐに得点を重ね、宇佐美はスーパーゴールを連発。しだいにチームとして「勝ち方」のスタイルが見え始めました。
それは「2トップ以外が辛抱強く守ることで、攻撃のリズムをつくる」というやり方。2列目の倉田、大森、そして今季Most Progressed Player賞まちがいなしの阿部の「攻撃的守備力」がすばらしかった。ハーフウェイラインより前で彼らが奪ってからのショートカウンターは見応えがありました。
またボールを奪ったDFやボランチからのロングボールをFWがおさめて手数をかけずにシュートまで持っていく形、 これもめちゃくちゃはまった。反対にポゼッション率を高めてじわじわとパスを回して穴を見つけようとするこれまでのガンバの攻撃は今ひとつだったかな。奪ってから縦に速く、手数をかけずにシュートを打つ。これができていた試合はほとんど勝利していたのではないでしょうか。
7月、8月、9月と連勝街道をまっしぐらで、リーグ戦だけでなくナビスコも天皇杯も「勝った勝ったまた勝った!」とはしゃいではいたものの、「三冠」 と言われてもピンとは来ていませんでした。
私が「リーグ優勝」を意識し始めたのは、10月5日アウェイ鹿島戦の93分、リンスのゴールから。 この日は雨で、寒くて、試合開始前は「勝てる気せえへん」とかほざいていたのですが、試合が始まるやいなや、寒さも雨もすっかり忘れてピッチに全神経を集中せざるをえないほど。緊迫感あふれる好ゲームでした。いつもはながーく感じられる鹿島からの帰り道も、興奮がさめず、うわごとのように「こんなことがあるんやー」「夢みたいやー」と同志たちとつぶやきつづけてあっという間に東京に帰り着きました。
だから、この試合こそ今季のガンバのベストゲームす。正直、実力としては鹿島のほうがちょっと上だったかな、と今でも思います。そこをロスタイムに逆転できたのは、「勝利を引き寄せる運」です。仕上げのリンスなんて呼ばれたリンス選手には「勝利の神賞」をあげたい。 
勝利、いや、試合を重ねるごとに、チームの結束感が高まっていくのがスタンドからもわかりました。 誰かがMVPというのではなく、ベンチのサブメンバーそしてベンチ入りしないメンバーもみんながMVP級の頑張りでした。だから三冠のMVPは、「結束力」です。
そういう雰囲気をつくったのは、やはり長谷川健太監督のチームマネジメント力でしょうし、スタッフたちのクラブマネジメント力だったのだと思います。
なので、三冠へと導いた一番の立役者は「マネジメント力」ということにします。

さて、来季。厳しい闘いが続くと予想しています。
補強はどうなるのかな? と思っていたら、基本的には今季のメンバーで行く、とのこと。試合数が増えることもあって、仙台から赤嶺選手を獲得するなど選手層をいっそう厚くする、という意図が伺えます。
それとは別に、私がぱんと膝を打ったのが、日本代表でのデータ分析を長年担当していた和田氏の加入です。これは非常にいい! ガンバというクラブが、これからのチーム作り、またクラブとしての基盤をどのように固めようとしているのかがはっきり示したのではないでしょうか。 これからのサッカーは、データ分析力と、それを現場に落とし込むマネジメント力で決まる、と私は見ています。長谷川監督以下の今のスタッフがマネジメント力にますます磨きをかけ、データ分析で実績のあるスタッフが加わることによって、着実に力をつけていくのではないか。
2015年も期待がふくらみます!
それにしても……オフがヒマすぎる! 早くガンバの試合が見たい! 

あと数日で2014年も終わり。そこで、まずはガンバ大阪のことから今年を振り返ってみたいと思います。
私のガンバの「新年」は、開幕浦和戦。
映像を取り出して振り返ってみようかなと一瞬思いましたが、まったくそういう気にならなかったので試合内容について詳しいことはパス。とにかく、まったくおもしろくない試合でした。こんなことを言ってはなんですが、浦和のチーム状態も今ひとつという中で、ガンバはまずシュートが打てない。シュートらしいところまでボールを運ぶこともままならない。もどかしさを通り越して「大丈夫か?」という不安だけがかきたてられた中で、セットプレーのときにガンバも選手がわんさかエリア内にいるにもかかわらず(いや、いすぎだよ!)クリアができずに槙野にゴールを許す。その後、反撃に出るわけでもなくぐだぐだのまま試合終了。
その後、シュートゼロ? 1本?に終わった仙台戦やら、ヤット→岩下のヘディングで先制、大森のゴールでなんとか勝ったものの内容は凹む新潟戦、何とか先制したのにワケわからんPKで同点に追いつかれたホーム広島戦、なすすべもなくやられまくったホーム鹿島戦やアウェイ鳥栖戦など、雨ときどき曇り空みたいな試合が続きました。
そして今季ワーストゲームと今でも思っているのが、ホーム柏戦です。
せっかくリンスのゴールで先制したのに、ぼこぼこといいようにこづきまわされて逆転されてジエンド。いいところがまったく記憶にありません。その数日前に等々力で川崎の大久保に試合終了間際に見事なヘディングを叩き込まれて負けたときには、「川崎さまとの実力差ありあり。ウチらはJ2上がりだからこれからこれから」とそれほど危機感は持たなかったのだけれど、この試合では「そんなのんきなこと言ってる場合か?」と顔が青ざめるほどでした。
2012年からずっと、私はキックオフ10分前くらいから胃が痛くなるのですが、川崎戦での敗戦もあって、この試合は1時間くらい前から胃がきりきりと痛み、たまらず試合開始直前にトイレに駆け込んだほど。その効果もなく試合終了後までずっと胃が痛みっぱなし。
その後、日産スタジアムでの横浜戦、味スタでのFC東京戦と、胃が痛むくらいではすまずに頭痛でくらくらするほど酷い試合が続いてW杯中断期間を迎えます。
FC東京戦後には、ヤットと今ちゃんW杯がんばってね、なんて言う気力もなく、残留するにはどうしたらいいんだろう、と呆然自失でしたね。
14試合終わって16位。2012年の記憶がフラッシュバックする日々でありました。
(後半戦に続く)
 

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