Glamorous Life

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2016年02月

ふー、やっと全部通して見終わりました。結果知っているからつらかったよ、見るのが。
今日は1時から仕事が入っていて、待ち時間等にこっそりスカパーオンデマンド観戦。仕事したふりしながら音声消して観戦っていうの、オンデマンドのおかげでこの3年間ばっちりです。最近はデスクの上に堂々とタブレットやスマホを置いて、調べ物をするふりしながら見てますよ。堂々としているもの勝ち。
でもって、とぎれとぎれながら、タブレットをのぞくとめっちゃ攻められている。しかものぞいて10分後に失点してがっくり……仕事やる気なくしたよ、私は(うそうそ、半分ほんと)
でもって、帰宅してじっくり眺めて首を傾げます。
運動量が足りないわけではない。
がんばっていないわけでもない。
コンディションがすごく悪そうでもない。
でも、締まりがないです。名前をあげたいところだけれどじっと我慢。
あのあのあの、長谷川監督(今日は名字と役職で呼ぶよ、ふつふつとこみあげるものがあるから)、これでいいんですか? 今はチームを作っているとき……あのね、チームを作るのは開幕前までにお願いしたいんですけれど。
真剣勝負でこれってまずいじゃないですか?
それと鹿島のか……きとあ……き、あんたらにちょっと話があんだけれど、それは次の試合のときにじっくりカシスタで。
やれやれ、私は水曜日まで不機嫌ですよ。 

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遅ればせながら、になってしまいましたが、2月20日に日産スタジアムで開催されたゼロックススーパーカップ、ガンバVS広島戦に行ってきました。
この日は雨。思ったほどではなかったけれど、やっぱり寒い。試合内容がお寒いために、後半には体がこわばってしまいました。
結果はもう皆さんご存知のとおり1−3で広島優勝。ガンバは後半に佐藤選手にお得意プレーで1点先制された直後に丹羽選手が顔面ブロック(→お得意プレー)でPKをとられてあっさり2点差をつけられました。 
そこから倉田→阿部→宇佐美のビューティフルゴールで1点返すも、その後ウタカ選手にボレーを叩き込まれてthe end。
帰りに新横浜駅の焼き肉屋でぐでぐで「反省会」っていうか意味なくなぐさめあう会をやりました。

そして水曜日は韓国、水原でスーウォンサムスン・ブルーウィングスとACLグループリーグ初戦。
実は、この試合だけのためにスカパー日テレに一ヵ月分を払う気にならなくて、もっぱら同志からの実況中継とTwitter情報で試合を脳内観戦。
何でも古巣相手に大張り切りだったらしいオジェソクがMOMにふさわしいスーパープレー連発だったとか。ジェソクが活躍するシーズンは必ずガンバはいいところに行くんですよ、ええ、ええ、1シーズンだけですが、私は確信しています。ジェソク、今年は飛躍してください!!
この試合で私の周囲が驚いていたのが「ヤットが先発を外れた!」でした。杮落し、ゼロックスと2試合とも先発でしたが、怪我? 体調不良? でヤットさんは輝きなし。ガンバが「スロースターター」とされるのは、ヤットさんのコンディションが夏過ぎないとあがってこないからだ、とも言われています。それを考慮してのベンチスタート。そこは長谷川監督にポイントあげたいですね。

この両試合で輝きを放っていたのは井手口選手ではないか、と。ACL初戦は見ていないから何とも言えませんが、ゼロックスの試合では先発して光っていました。というわけで、今年は井手口ユニを購入。今年、大化けしてください。ガンバではもちろん、オリンピックでもね。
 

20日に行なわれたナビスコ杯(惨敗)と、昨晩韓国、水原で行なわれたACLグループリーグ第一戦について書こう書こうとしながら書きそびれています。つぎのエントリーでぜひ!
 ナビスコ杯のときにお目にかかったjuntomoさん、ガンバTVのCDを本当にありがとうございました。  mimi-gaさん、甲府戦がんばっていけるようにいま画策中です。もし行けるようならぜひご一緒に!! 井出口ユニが届いたので、初お披露目しますね。
すみません、私的メッセージをこんなところにアップしてしまって。

最近、爆睡気味(就寝時間たいてい午前1時過ぎなんで)。7時半頃飛び起きてお孫ちゃんたちを送り出し、ゴミ出しして、自分たちの朝食つくって、掃除して、洗濯して、夕ご飯の準備して、ようやく机の前に座ってばたばた仕事しているとあっという間にお孫ちゃんたち帰宅時間で、洗濯物を取り込んで、ちょっと一緒に遊んで、ご飯食べさせて、片づけて、お弁当と朝ご飯の準備して、仕事の残りを片づけて……いったい私は何をやっているのだろうか、とため息をつく還暦過ぎ。
あと2ヵ月、あと2ヵ月で、私は家事煉獄から解放されて成仏、じゃなかった自由天使になるんですわ。


はい、単なるグチでした。
ああ、そろそろ帰ってくる……夕飯の準備(今日は肉じゃが)がまだ途中だ。

 

父が亡くなってそろそろ1年が過ぎようとしています。一周忌の準備を進めながら、生きていたときよりもっと身近に父のことが感じられる今日このごろ。
実を言えば、父はあまり私たち子供に関心がありませんでした。父に手を引かれてどこかに出かけた、という記憶がありません。子供の頃は家で顔を合わせることもなく、たまーに一緒に出かけても、父がやりたいこと(水泳とか登山とか)に私たちがつきあわされるので、あまり楽しくなかったです。
父が考えていることは、すべて母というフィルターを通して私たち姉妹に伝えられていました。「お父さんはこういう人」という母の言葉を、そのまま鵜呑みにして育ってきましたし、そもそも父が私たちに関心がないのと同じくらい、私たちも父にさほど関心を持っていなかったように思います。
両親の老いが顕著になってきた9年前から、私はできるだけ頻繁に実家に帰るようになりました。父が仕事を引退後(76歳までフルタイム勤務でその後も週3回は出勤していました)は両親と私たち夫婦とで一緒に旅行によく出かけたので、父と行動をともにすることも多くなり、やっと父の人となりが私なりにわかるようになった、というところでしたか。
父は仕事だけでなく趣味にも打ち込んでいたので、とにかく忙しい人でした。65歳を過ぎてから始めた絵画制作という趣味も、趣味とはとても言えないほど全身全霊で打ち込んでいました。寸暇を惜しんでキャンバスに向かい、山のように美術書や写真集を買い込んでなめるように眺め、そのときどきでテーマを見つけると(宇宙、原始宗教、貝、ウミウシ(!)、女性の顔など)それに関する本をあさってとことん追求し、絵にしていました。また絵の題材を見つけるためにしょっちゅう旅に出ていましたし、庭仕事にも熱心で、描きたい花や植物を庭のあちこちに植えて、朝に夕に水やり、草むしりをしていました。3月に亡くなった後、春の花々がいっせいに咲き出した庭を見て、父はいよいよ最期が近づいたと薄々感づいていた秋にも、翌年の春のために球根や苗を植えていたんだ、とそのまめさにあきれるとともに、父の不在を強く感じました。
いま思うと、父は「行動の人」でした。
5年ほど前、父と2人で逸翁美術館に出かけたことがあります。小林一三氏所蔵の陶磁器の特別展があるのを新聞で見つけた父が、一緒に行こうと私を誘いました。展示物を眺め、ときおり父がつぶやくうんちくと感想に相づちを打ちながら庭園を散歩しているときでした。父がふと振り返って真顔で私に言いました。
「やりたいと思ったことはすぐに始めなあかんぞ。もっとヒマになったらとか、カネがないからとか、自分にできるんやろかとか、言い訳探す前に始めなあかん。頭の中でいくら考えていても、考えているだけでは何にも始まらん。動くことで、始まるんや」
たぶん私が庭園にいくつもある茶室をのぞいて「小林一三さんってすごい趣味人やったんやね。金持ちは違うわー」とか下世話な感想を言ったことに対して反応したのだと思います。カネとヒマがあるから趣味に打ち込むのではない。やりたくてたまらないから、自然に体が動いて、そこから新しい世界が始まるのだ。そういうことが言いたかったのだと思います。
動くことで、始まる。
この年で趣味(サッカーに書道に語学)に没頭してしまう自分にちょっとあきれてしまうときに、あの秋晴れの庭園で父に言われた言葉に後押しされます。
そして、自分が父の娘であることがうれしく、そして少し誇らしくなります。 
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 最後に一緒に旅行したイタリア、ラヴェッロの絵を見せてくれた87歳の父
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私が20年以上前にプレゼントしたブーゲンビリアの小さな鉢を熱心に世話をして大木にし、毎年見事に咲かせていました。夏の花のはずなのに、秋に入院後も咲き続けて冬を越し、一時退院で自宅に戻った父は目を細めて「よう咲いとるなあ」と喜んで眺めていました。

今年もいよいよガンバのシーズンがスタートします!
シーズン前のTSM、今年は特別です。なぜならガンバ大阪の新しいホームスタジアム、市立吹田スタジアムの杮落しが新シーズンを占うテストマッチなのです。
シーズンチケットは自由席のホームゴール裏を購入したのですが、リーグ戦、カップ戦とACLのグループリーグ以外はチケットを購入しなくてはならないので、ふだんは行けないカテゴリーのチケットで観戦することにしました。カテゴリー5のフロントビュー。すごくいい席でした!
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開場の30分前に到着したのに、すでに長蛇の列。しかも私たちは違う入口の列に並んでいた、というアホさ加減。慣れないといろいろわかりませんね。運営側も私たちも。

雨予報だったのに、なんと晴れ間がのぞき、2月というのに気温20度近くまであがって春一番が吹く、というなんともラッキーなお天気。新スタオープンを空の神様も祝福しているに違いありません。
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前座試合は昨年で現役を引退した元ガンバ戦士の山口智さんと中山悟志さんの引退記念試合。ガンバOBだけでなく、ガンバファンという塚本高史さん、柏原崇さん、釜本さんのお友達の松平健さんも出場するという試合でした。目立っていたのは、山口智さんの2人の息子さんたち。サッカーうまいよ、2人とも。さすが。試合終了後にはみなさん仲良く場内一周しながら写真を撮り合っておられました。
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杮落しマッチ、対戦相手は名古屋グランパス。空気読んでくれるかなーと心配だったけれど、ちゃんと読んでくれてご祝儀の勝利をくださいました。ありがとうございます。リーグ戦でもぜひ勝ち点お願いいたします。
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試合は、攻撃に期待が持てるも守備には一抹の不安が、という内容。パトリック1トップで、2列目に左から宇佐美、アデミウソン、藤本淳吾が入って、倉田、阿部、大森がベンチという競争の激しさを感じさせました。中盤のヤットさんはこの試合だけなのか、それとも今後もなのか、セットプレーのキッカーを宇佐美と藤本にお任せし、自分は前線で張っていたりしていました。
アデミウソンがあげたクロスを名古屋のDFがオウンゴール、というのがなんと新スタ初得点。突っ込んで行ったパトリックの得点かと思って、パトと一緒に喜んだのだけど残念。
2点目はセットプレーから。藤本の左足キックから今野のヘディング!
後半開始からDFがバタバタしてなんつーことはなくあっさり失点。その後もヒヤヒヤする場面があったものの、うまいことCKから丹羽がヘディングで決めて3点目。
後半は選手を入れ替えてGK藤ヶ谷以外フィールドプレーヤーはサブも全員出場。注目も新人、呉屋も出ました。
そうそう、何と言っても右サイドバックでユースから昇格したばかりの初瀬が出場したのはびっくり。オジェソクが怪我とのこと。ジェソク、持ってない。初瀬、持ち過ぎ。対面した永井や安田に吹っ飛ばされたり、ボールを奪われたり、抜かれたりと大変そうでしたが、70分まで何とかがんばりました。
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試合終了後、3階にある席を立ってから人混みにまじってとろとろ万博記念公園駅まで歩いて25分ほど。モノレールは改札までのスロープの下で25分待ちとか言われたけれど、なんということなく10分も待たずに乗れました。スタジアムが満員でもモノレールに乗るまで30分強見ておけば大丈夫そうです。
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さて、新スタジアムで新シーズン開幕まであと2週間。わくわくが止まりません。

 

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