Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2016年10月

PK戦が終わった瞬間、実は悔しくて泣きそうになったんですが、そこは耐えました。泣くのは勝ったときだけ、優勝したときだけ。
2週間前にちんちんにされて惨敗したレッズと、決勝で再び対戦。リーグ戦とカップ戦はやはり違いますね。浦和美園駅からスタジアムに向かう間、同志に「またあんな惨敗だったらと思うと憂鬱だ」「浦和は今強い。勝てる気がしない」とかぶつぶつ言っていたのですが、いざ試合が始まってみると、 なんといいじゃないですか、我がガンバは! 激しいプレスでボールを奪い、つないだ先にはアデミウソンがいて、DFを振り切って、GKをあざわらうようにボールをゴールに転がしました。さすがだね、アデ!
しかし後半に入ると浦和にボールを回される回される。ただ、ガンバもジョンヤと丹羽が跳ね返しまくるし、ヒガシもスーパーセーブ連続。ただ、ヒガシ、キックがなんとかならんのかなあ。ロブみたいな滞空時間の長いゴールキック蹴られちゃうと、前線の選手はキープできませんわ。もう少し狙って速いボール蹴ってくださいませ。
とはいっても、ガンバにも「決定機」が数回ありました。ヤットさん、倉田くんと呉屋くんのシュート。あああああ、あれが決まっていれば、と夢に出てきそうなほどの惜しいシュートでした。
パトリックも宇佐美も阿部もいなくて、いたらどうだったかな、とちらっと考えたけれど、それは今日、ほんとに体を張った選手たちには失礼なこと。みんな気持ちが入っていたし、私たちサポもたぶん後押しできたと思うし(今もチャント歌いすぎで喉が痛いもん、私)、 現有戦力でやれることはやりきったと思います。
ただ、やっぱりね、、、、、、、悔しい。
残念会で同志が「強い時期は3年しか続かん。もうガンバの第二次栄光期は終わったかな」とかこわいこと言ってました。
またつぎの栄光期に向けて、力をつけていくしかないですね。
井手口、堂安、市丸、初瀬、呉屋、野田、といったオリンピック世代(東京オリンピックですよ)が力をつけて、第三次ガンバ栄光期を築いてくれる、と期待しています。
そうそう、今日は全員よかったけれど、特に前半の井手口くんはよかったです。よかった、どころではなく、すばらしかったな。井手口タオマフ買ったかいあり。
 
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浦和戦のショックからしばし立ち直れなかった私に、追い討ちをかけたのが日本代表のワールドカップ予選vsイラク戦。
最近、サッカー日本代表の試合を見るのがしんどいです。いったい何がやりたいのかわからない。相手の出方を受けている? 自分をアピールしたい? 連動もなければ、個の強さも感じられない。イラク戦は、後半あまりのつまらなさに悲鳴をあげそうでした。あれではなぁぁぁ(深いため息)
私、ロシア語勉強しているんですよ。2018年は久々にワールドカップ行ってみようかと思って。日本代表の試合チケットはまず取れないので、人気なさそうなチームの、できるだけ田舎でやっていそうな試合を見に行きますわ。それでも、日本代表が出場するかどうかはとても大きい。ワールドカップ、出てほしいです。

さて、今日は、ルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)準決勝第二戦観戦に横浜まで行ってきました。
結果は1−1の引き分けですが、アウェイゴールの大会規定のおかげでガンバが決勝進出。3年連続、カプ戦決勝に出ることになります。
同志に「ガンバ大阪25年史」を貸してもらったので、先ほどまで熟読しました。
西野元ガンバ監督の言葉にもありますが、ガンバの歴史が大きく変わったのはやはり2005年のリーグ優勝だったんですね。その前と後では、内容がまるで違う。リーグの成績もですが、カップ戦や天皇杯、ゼロックス、ACLと試合数がぐんと増えています。J2に降格したシーズンも天皇杯決勝まで進出していますし。
つまり、それなりの力がないと、カップ戦の決勝には行けないってことです。3年連続っていうのはすごいこと。今年、本当に強いと感じさせられる浦和にリーグ戦のリベンジができるかどうか……それははなはだあやしいと内心思っていますが、決勝の舞台を楽しみたいです。
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神保町の駅すぐ近くにあるブックカフェ「チェッコリ」にてトークイベントを行ないます。

「布石を打つ翻訳者 林原圭吾×実川元子」
日時:10月18日(火)19時〜20時
場所:ブックカフェ「チェッコリ」
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=180

チェッコリでも大人気の「翻訳」にまつわるお話。
今回は、韓国語の字幕翻訳の第一人者ともいえる林原圭吾さんが、英語翻訳家の実川元子さんの近刊『翻訳というおしごと』でのご縁から、改めてお2人で「翻訳者」ということについて語っていただきます。

 <イベント内容>

外国語を生かす職業として名前が挙がる翻訳者。「好きを仕事に」といったポジティブなイメージが世にあふれる中、翻訳者を取り巻く環境はどう変わり、当事者は何を思うのか。韓国語の映像翻訳に特化した翻訳会社、西ヶ原字幕社代表の林原圭吾と、2016年12月発売予定の『翻訳というおしごと』(アルク)を執筆中の英語翻訳家・ライターの実川元子が対談します。
※夢のある話はしませんので、ご了承のうえご参加ください。

<プロフィール>

林原圭吾(はやしばら・けいご):有限会社西ヶ原字幕社代表。「砂時計」「アイリス」「ドリームハイ」「セシボン」など数々の韓国映画・ドラマの字幕・吹き替え翻訳を担当する傍ら、映画「鯨とり」のDVD制作や「南営洞1985」「南部軍」の配給も手がける。11月公開の映画「弁護人」の字幕翻訳を担当。11月公開の映画「でんげい」の宣伝に協力。

 実川元子(じつかわ・もとこ):翻訳家・ライター。外資系会社勤務を経て独立。恋愛、ファッションなどを題材としたエッセイの執筆、翻訳をおこなう。サッカーにも造詣が深く、『孤高の守護神 ゴールキーパー進化論』(白水社,2014)などの訳書があるほか、フットボールチャンネルでレギュラーコラムを持つ。

お時間がありましたら、ぜひお越しください! 

いま書いている「翻訳というおしごと」(11月末刊行予定)という本の取材のために、第一線で活躍なさっている翻訳者の方々に取材したのだが、そこで聞いたある翻訳者のひと言が私の頭の中で鳴り響いている。
「私には一生ヒマな日は来ない」 
 「ヒマになったら片づけよう」「ヒマになったら家事をしよう」と思っていたら、いっこうにヒマにはならず、家が混沌としてきて収拾がつかなくなった。そこで この言葉を自分にかけて、立ち上がって仕事場と家を片づけた。そしたら仕事も家事も効率的に進められるようになっただけでなく、仕事における信用度も高まった、というお話だった。
 ヒマになったら……仕事を引退したら……老後は……と後回しにしていることが私にもたくさんある、ような気がしていた。ところが、今、それらを書き出そうとしてみたら、たいして思いつかないのだ。
 ヒマになったら読もうと思っている本が、いま背後の本棚に積み上がっている。でも、たぶんヒマになっても視力と気力が衰えて、おそらく読めないだろう。そろそろブックオフか古本屋に来てもらうかな。
 ヒマになったらクローゼットを整理しよう、とは思っている。でも、「いつか着るかも」と思って後生大事にとってある服は、恐らくもう一生着ないだろう。処分してしまわねば。そうなると、ゴミ袋に突っ込めばすむこと。何もヒマを待たなくてもすぐにできそうだ。
 ヒマになったらやりたいことが、今はそれ以上思いつかない。
 今はまったくヒマではないが、それは少しでもヒマができたときに何かを始めて、それでますます忙しくなってしまったからだ。これまでずっとそうだった。やりたいと思ったら、すぐに始めてしまう。しかも結構しつこく、諦めが悪い性格だから、なかなかやめない。しかものめりこむ。その繰り返し。サッカー観戦とか、書道とか、語学学習とか、エクササイズとか、ほんとしつこい。
 だからいくら待っても、私にはたぶん一生ヒマな日は来ない。それはもうよくよくわかっている。
 かといって、無理やりヒマをつくったら、その後はますます忙しくなる。
 いったいどうすりゃいいんだ〜〜〜って、もうこれは性(さが)ですな。
 あきらめて、忙しさを楽しむことにしますわ。

 でも、今の仕事が一段落したら、仕事部屋は片づけよう。ヒマじゃなくても、無理やり時間をつくって片づけよう。混沌が増している今日このごろ。

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