Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2017年02月

ご近所の同い年の方がお料理がとっても上手で、しかも凝り性で、手先が器用。彼女からのおすそ分けいただく夏みかん(どなたかのお庭で採れるもので、もちろん無農薬ワックスなし)やなんだかわからない柑橘類でジャムを作ったり、お庭の梅を分けていただいて梅干しを漬けたりしています。
今年も夏みかんおすそ分けの季節がやってきました。私からのお返しは金柑マーマレードです。
以前に金柑が実家の庭で大量に採れるのだけれど、味が今ひとつでどうしたらいいか、と相談プラス採れた金柑を大量にいただき、夏みかんジャムの要領で作ってみたら、これが非常にうまい!! 正直、ジャムとか太るし、歯が悪くなるし、作るもののあまり自分では食べない私ですが、この金柑マーマレードは自分で言うのもなんだがうまい! というわけで、毎年この季節に大量に金柑を煮るわけです。
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(左から夏みかん、金柑、なんだかよくわからない柑橘のマーマレード)
もう少し季節が進むと、路地いちごが大量に安く出回るのでいちごジャム、入梅前には梅干し、と保存食作りが続きます。
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(家中で一番日当たりがいい娘の部屋一面に梅干しを干して嫌がられていたのだけれど、今年は娘もいないことだし、5キロは漬けたい)

自宅で作るものなので、砂糖も塩も精製していないものを使うから見た目はいまいち。しかも甘みも塩味もぐっと控えで保存料など使わないから早めに食べきることが大事で、ごく近しい友人や家族にしか配りません。娘たちは「ママの作ったジャムや梅干し以外はもう食べられない」とか嬉しいことを言っておだてるので、またせっせこ保存食作りに精を出してしまうのです。
今年はひそかにキムチを漬けてみたい、とか思っているのだけれど、ハードルが高いかなあ。

で、思うんですね。保存食に凝りだすっていうのは高齢者になった証ではないか、と。こういうものが美味しいとか、安全だ、とか考えるところも、作る時間を惜しまないことも、出来上がったものを嬉しそうに配ってしまうところも(ほら、おばさまがよくまわりに飴を配るみたいに)高齢者認定の一項目ではないでしょうか。ま、いいけど。
 

Jリーグ開幕戦。
ガンバは先週に24時間かけてオーストラリア、アデレードに遠征してきたので、1試合だけ行われた昨日、日曜日の試合でした。
試合結果は、ガンバ1−1ヴァンフォーレの引き分け。
攻めているけれど、決め手がなく、攻めあぐねているうちに反撃を受けてズドン! 慌てて点を取ろうと遮二無二やるけれど焦りからドツボ。最後のFKでなんとか1点返しました、という内容。はい、去年からまーったく変わっていません(^_^;)
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(私の期待の2人です。左井手口、右市丸。今年はチームを引っ張るくらいの成長を見せてほしい)
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(天気は曇り。歩くと汗ばむくらいなんだけれど、夕方になると冷え込みました)
久々のガンバ。天皇杯決勝の観戦で1月1日に吹田スタジアムには足を運びましたが、ガンバをホームスタジアムで観戦するのは半年ぶりくらいか?
新しいチャントがいっぱいできていて、私はできたことさえも知らなかったから口パク。でもゴール裏の人々はみんな大声でちゃんとチャントを歌っている(はい、ダジャレです)
ゴール決めろ、ゴールぶちこめ(と聞こえた)と歌いながらタオマフ振り回すのが気に入りました。
今野のチャントもできていた。ちゃんと歌えないとね(はい、ダジャレです)何と言っても、ガンバはコンちゃんのチームですから、いまや。
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何が言いたいかというと、ガンバをホームで見られるのって、幸せだなー❤️ということ。
幸せで終わって試合内容についてはパスしたいところだけれど、そうもいかないので書きますね。ごくシロートの感想。まずはいいところから。
1)新しいCBコンビ。ファビオは何回か最終ラインからボールを持ち上がって攻撃に参加していましたが、ああいう姿勢、いいですよねー。 パスミスは散見されたけれど、パスを出そうというところがいい。三浦さんのダイアゴナルなロングパスにはしびれました。よくピッチが見えているし、積極的な姿勢も好感度高し。ラインの上げ下げも一生懸命指示してやっていました。DFラインとしては「鉄壁」かどうだかわからないけれど、攻撃の起点となろう、というCBコンビの意識は買います。
2)今野さんのサイドハーフ起用。たぶんサイドハーフという呼び方は適切ではないと思う。3ボランチ+倉田トップ下で、ダイアゴナルを形成。ボトムにヤットさん、両サイドに左今野、右井手口をおく布陣。でも、今野さんが上がる上がる。今野さん、攻撃好きなんだ。そしてまた数少ない決定的なシーンにはすべて今野が絡み、得点も彼。ただ、これってちょっとどうなの? というのは「うーんと思うところ」で書きます。
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(今野さまさまさま……)
3)堂安、初瀬、泉澤が交代。若手を使うぞ、という意欲は見えたかな。堂安は元気にプレーしていました。あの図々しさは買いかな。
そしてうーんと思ったところ。 
1)試合間隔が短い中、3試合連続同じスタメン。怪我人続出。
そうでなくても米倉、呉屋、藤本、藤ヶ谷と怪我から戻ってきていない選手が多い上に、長沢と井手口も怪我を抱えつつ出場。藤春はどうだか知らないけれど、試合の最初から足がもつれていて、自慢の快速は鳴りを潜めていました。
人がいない、っていうのはわかるけれど、怪我している選手を無理して出さなくてはならないほど? そうでなくても人が足りないのだから、何かを捨てる、ということも大事かもしれない、とか思ったりして。まあ、そうはいかないんだろうなあ。
2)攻撃が手詰まりすぎる。ポゼッションを取っているし、シュートもなんとか打つようになっているけれど、崩しきれない。グデグデボール持っているうちにミスが出て、相手に得点献上。その悪循環はまったく治っていません。同じパターンの攻撃を見すぎて、私、70分くらいであくびが出ましたよ。ガンバのパターンを知らない相手ならいいけれど、知り尽くしている相手に同じことを何年もやっていたら、そりゃ勝てませんって。
3)今野さんを酷使しすぎ。守備に攻撃に、結局今野さんとヤットさんが走り回る、というのはいい加減いどうにかしてほしい。もうね、若手の突き上げがぁぁぁぁとかいう問題じゃないと思う。監督、クラブ、どうにかした方がいいKY依存症。 

 中2日で済州戦です。そして中3日で柏戦。うーん、今年も厳しいシーズンになりそうです。
 でも、応援しますよ。どこまでも。

(まだDAZNを契約していない私。それ以上に問題は、PCのOSをうっかりバージョンアップしたら、メールの送受信にも苦労している今日この頃。確定申告もやらなくちゃならないし、PCで観戦は7月くらいになるかも〜〜〜) 

欧州滞在中から引き続いて時差ボケです。もしかすると、時差がとれた本物のボケの始まりではないか、というくらいぼけ〜〜〜っとしている。一日中眠い。夜11時に就寝しても、午前3時に眠っても、朝9時まで目が覚めない。ケータイのアラームが何回スヌーズしても気がつかないほど。夜間の睡眠時間に関係なく、昼間も眠い。疲れてるんだよ、と言われたくない(そういうところは意地を張ったりする)ので、なんとか平気な顔をして仕事をしていますが、うーん、頭の芯のところでねじが巻き切れていない感じ。
はい、おっしゃりたいことはわかっていますよ。「もう年(トシ)が年なんだから、いい加減に自重しろよ」
そう、自重(日本国語大辞典の定義では③自分のからだをたいせつにすること。自愛、ですね)はどの年齢においてもたいせつなのだけれど、とくに高齢化へと向かいつつ、しかも経験を積んで自分のからだがわかっている「はず」の年ではやるべきことなのかも。
ところで、自重(じちょう)の項目で一番にあげられている定義は「自分の品位を保ち、むやみに卑下したりしないこと。自尊」です。でもって、私はこの定義についての「自重」も、今ひとつできない。
仕事で、ちょっと重そうな案件をふられると、つい言ってしまうひと言。「私には無理です」「私なんか、まだまだダメです」
自分は謙遜しているつもりだろうか? それとも本当に自信がないのだろうか?
「翻訳というおしごと」で、自分にとって新規分野の案件を振られたときに「私には無理です」と言うな、と堂々と書き、トークイベントではしょっちゅう「やったことがない分野だからとか、まだ自分は実力がないと卑下していては仕事はこない」とか言っているくせに、自分ではつい言ってしまう、やってしまうこのくせ。これは日本人的な癖なのか? 
振り返ると、小さいころから私は「人並み」という呪縛に縛られてきました。先日自分は「どんくさい」と書きましたが、そのどんくささについての劣等感は「人並みでない」というところから来ていたように思います。親から、親戚から、学校の先生から、常に言われ続けたのは「人並みに(なるように)がんばれ」でした。特に親(母親)からは「あんたは人の倍がんばって、ようやく人並みになる。勉強も習い事も人の倍がんばりなさい。それで人についていける」と言われ続けたことが、今も耳の奥で鳴り日々言っています。そして大人になって、自分に自信もつき、子育てもして、ようやく「人並み」なんて基準がないことに気づいた後も、まだ「自分は人並みになれないダメなやつなのではないか」という思いがどこかにくすぶっているようなのです。
そしてこれってどうも日本人特有の感覚みたいです。「人並み」という基準について、日本以外の文化で育った人に説明しようとしても、なかなか理解が得られない。
実は今も「自分はまだまだダメだ」という自信喪失→自尊心傷つく→劣等感に苛まれる→前に進むことに臆する、という負のスパイラルに陥りかかっています。たぶん、仕事でちょっとつまずいているせい? 他人(善意の人。善意から出た言葉ほど私を傷つける)から言われたことのせい? 自分の知識と思慮の足りなさに気づいたせい? それとも単に疲れているせい?
こういうときこそ「自重せよ」と自分を励まさなくてはなりませんね。
もちろん「まだまだダメだ」がプラスのスパイラルになることもあるわけです。まだまだだと思うからこそ、もっと知識を増やし、もっと考えようという動機にもなる。
まずは時差ボケから立ち直り、プラスのスパイラルへと転換できるように、自重します。
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19時ヒースロー発の飛行機に乗って東京に帰ります。1人で海外を旅していると、「もしも〜〜があったら」というのが不安で、ついつい時間よりも早く行動してしまいます。よって2時間前にもう搭乗口に座っているのですが、さすがに早すぎたのか誰もいません。見事に誰もいないぞ。係員さえもいない。大丈夫なのかと何回もボーディングパスを確かめたけれど、数字はあっている。うーん、早めに来たのにまだ不安になるとは。
さて、還暦を過ぎてから海外1人旅に拍車がかかってしまっている私ですが、60過ぎのおば(あ)さん一人旅で、これは持っていったほうがいい、というものをこの暇すぎる時間を利用して書いてみようと思います。しかし、この記事はあまり汎用性がないかもしれない。60過ぎて一人旅したいとは思う女性は少数派? いや、変人? ま、いいや、とにかく私が何回かの旅行で学んだ「あるととてつもなく役立つ」ものを並べます。
1)海外向けWiFiルーター
 最近はホテルでもレストランでもWiFiがデフォルトで使えるので必要ない、とよく言われます。が、私のような方向音痴はGoogleMapがないことには外が歩けません。Googleさまの言うとおりに歩けば、あら不思議、どんな場所にも行き着くのですよ。
待ち合わせ場所に時間通りに到着できるだけでなく、ちょっと小腹がすいたな、というときに、適当なカフェを見つけるためにも、WIFiルーターを携帯していることがもう私には必須です。もちろんお金はかかるけれど、一人旅を安全に、効率よく、楽しく過ごすためにはWiFiルーター様々。ちなみに私はGlobal WiFiを利用しています。
2)薬
 別に一人旅のときだけでなく、私はごっそり薬を持っていきます。風邪薬、咳止め、胃薬、鎮痛剤、抗生物質数種類、睡眠導入剤、塗り薬、目薬……ほとんど使わないのだけれど、持っているととても安心。いざというときには薬がある、と薬袋を握りしめていれば、病気のほうから逃げていく気がします。
 今回はしょっぱなの空酔いからずっと調子があがらず、めずらしくあらゆる薬にお世話になっています。そろそろ酔い止めを飲んでおくかなあ。
3)ワインオープナー&栓抜き
 女一人でレストランに入りにくいので(それでも入っているのだけれど、視線が痛い)、よくテークアウトの食料とワインやビールを購入して部屋で食べます。キッチン付きの部屋ならばたいていのものはそろっているけれど、普通のホテルだとワインや瓶ビールを買ってきたものの、きゃー、飲めないよぉ、ということがありました。以来、ワインオープナーと栓抜きが一緒になっているものを持ち歩いています。あ、もちろん手荷物には入れられませんよ。預ける荷物にしのばせます。
4)文房具一式
 はさみ、セロテープ、スティック糊、筆記用具、定規、万年筆、カラーペンが予想もしないときに役立ちます。たとえば書類が破けちゃったとか、購入した服のタグをとるとか、まあいろいろ。これも預け入れの荷物にしのばせています。
5)Kindle もしくは iPad
  1人旅の一番の楽しみは、前にも書きましたが読書です。私だけかもしれないけれど。前は荷物の5分の1くらいに本を詰め込んでいたのだけれど、最近はもっぱらiPadにごっそり入れていきます。旅行中こそ腰を据えて本を読みたいし、読める。時差ぼけで早く目が覚めても、読書をしていればまぎらわせます。

 1人だとたとえばトイレに行くのにいちいち重い荷物を下げていかねばならない、とか、入りたいレストランに入るのに躊躇する、とか、自分が映っている写真がない、とか、不便なこともあるのですが、それ以上に誰に相談することなく行きたいところに行けて、食べたいものを食べたいときに食べる事由があるし(食べない、という選択肢もあるし)、今日は何をしようかと目が覚めてからゆっくり考えられるという楽しみがあります。
 体力と気力が続くかぎり、1年に1回くらいは一人旅をしていきたいなあ。
 
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(たまーに夕焼けが見えたりしたロンドンの夕暮れ)

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 (でもって、私は自撮りが下手なんだわ)



ラフバラ探訪について書こうと思っているうちに、もう明日帰国となってしまいました。
毎日、いろいろな方々に出会い、興味深い話をいっぱい聞かせてもらい、濃密な12日間でした。
日本に帰国してから話をまとめることにして、2月1日以降をざっと画像と記録しておきます。
 
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(ラフバラ大学はスポーツサイエンス学科で有名。毎週水曜日午後には大学対抗戦が行なわれるそうで、水曜日午後に滞在した私は運良く女子ラグビーとホッケーの試合が観戦できました)
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(ラフバラはかつて繊維産業で栄えたそうで、靴下製造業を記念した銅像が町の真ん中にありました。靴下をはかせてあげる私)
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(木曜日朝にはマーケットが立つ、という幸運にも恵まれ、パン屋さんでコーンブレッド等をゲット)
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 (夜中に歩くと幽霊に出くわしそうな教会と墓地。英国らしい、といったらいいのか)
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(1回はおっしゃれーなレストランで気取ってみよう、というので、仕事の帰りに歩いていける範囲で女一人でも入れそうなレストランをGoogleさんに聞いたら、教えてくれたのがBerners Tavernでした。女子会率が高いところだった)
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(アフターヌーンティーにも挑戦してみよう、というのでSOHO HotelというところをBooktableで予約していってみました。もう動けないほどおなかがいっぱいになって、帰りは40分かけて歩いて帰りました)
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 (地下鉄やバスも利用をしているのだけれど、徒歩圏内30分なら歩くことにしました。めずらしく青空が見えたときにはハイドバークを1時間散歩したりして)
 
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(今日は女子サッカーリーグの取材でロンドン南部に行ってきました。レベルが高いのと、応援の熱心さに驚きでした)
おもしろいことがいろいろあったし、いやー、英国すごいわ、と驚くことももろもろ。頭を整理して、また書き込みます。
さて、荷造りするかな。 

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