Glamorous Life

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2017年03月

日本代表<<<<ガンバの人なので、代表戦にはさほど力が入らないのですが、今回は久々に今野選手と倉田選手が選ばれたので、録画までして見ました。
まずUAE戦は今野選手の一人舞台と言っていいほどの素晴らしさ。ガンバでの素晴らしさとなんら変わらなかったので、「日本の方々、これが今野大魔王@ガンバですよ」と叫びたい気分でしたね。すごい選手ってどんどん高みに登って自分のピークをもっともっとあげていくんですね。ほんま、すごいわ。
そして倉田選手、これまたガンバでの活躍がそのまま日本代表戦でも生かされた、という感じでした。本人は物足りなかったかもしれないけれど、でも20分という時間で持ち味が発揮できたんじゃないでしょうか。
しか〜〜〜し、なんというか、UAE戦はともかく、昨晩のタイ戦はどうなのよ。川島選手の好セーブにひたすら救われ続けるというのはどうなんだか。

こないだから英国のスポーツ社会学研究者が書いた「グローバリズムとフットボール」という本を読んでいます。そこには21世紀に入ってからサッカーの世界では東アジアと東南アジア諸国の台頭が顕著だ、と何回となく日本と韓国の例が引かれています。グローバリズムによって経済的に豊かになった国が、同じくグローバリズムによって大きな資金を集められるようになったサッカーに資本を投下し、国際試合で「国力の示威(ナショナリズムの発揚)」に利用している、というのが研究者たちの意見なのですが、その筆頭に上げられているのが日本と韓国。
そして2010年以降はそこに中国をはじめとするアジアの国々が入ってきているわけです。 グローバリズムの流れは変わらないとしても、「アジアの先進国」として息切れ気味の日本と韓国は、サッカーにおいても揺り戻しがきているのかもしれません。新しい勢力が台頭していく中で、相対的に力が落ちていくのは避けられないのかも。ACLを見ていても、差は縮まって来ている、どころか追い抜かれているんじゃないかと思うことが多いです。
そんなことを考えながら見ていた代表戦。日本代表も「新しい世代」を入れることで相当な活性化をはからないと上(欧州勢)に追いつくのはもちろん、下からの突き上げが厳しいんでしょうね。

 



やっと浦和戦について書く元気が出てきました。その前のACLで書く元気がすっかり失せてしまったみたいで。
前半、浦和9本に対してガンバ0。もうこれだけで萎えました。後半、ちょっと持ち直したところで今野選手の豪快なヘディング。これは浦和の3バックをうまく利用できたように思います。
その後、攻められ続ける中、藤ヶ谷GKが怪我、というアクシデント。なんと田尻選手が途中交代でJ1リーグ初出場となりました。不安、というよりもワクワクしましたね。こんなチャンス、そうそう転がり込んでくるわけじゃない。田尻〜〜歌が上手いだけじゃないことを見せたれ!とか叫びましたよ、一人で。
ところが、その後セカンドは拾えなくなるし、ラインはペナルティエリアの中まで入ってくるほど下がる下がる。3バックじゃなくて7バックくらい。だからセカンドは拾えない、攻撃に行くなんてとんでもない、という状態。
そこで起きたハンドでしたが、あれだけペナリティエリア内に人が密集していたら、そりゃハンドも起きますって。これまた3バック➕新人GKの不安が産んだ当然の結末かな。
終わってみれば引き分け。これをどう捉えるか?
同じ3バック同士。でも試合の内容はずいぶんと差がありました。去年から感じていた浦和とのチーム力の差がますます広がっているような嫌な感じがしていますが、少なくとも去年の埼スタの惨殺劇を見ないで済んだだけでいいとしなくちゃいけない?
W杯予選のためにしばしJリーグは中断。けが人が早く戻ってきますように。
 

昨日、所用あって大型書店の語学コーナーに行きました。
そこで見たのは、クラクラ〜〜〜めまいがしそうなほど大量の「英語学習本」。世の中には、じゃなくて日本ではこんなに英語学習本が必要とされているのか。就職やキャリアアップに必須とされているだけではなく、英語ができなくては日常生活も送れないほどの勢いで「英語学習」が強要されている……いや、「強要」は単に私の印象です。
「英語学習」に「 」をつけたのは、これって本当に学習するための本なんだろうか、と疑問に思ったから。
今や私のお友達、日本国語大辞典くんに学習とはなんぞや、と聞いてみましょう。
学習 ①学びならうこと。学校などで勉強すること。
   ②教育学で、広くは精神、身体の後天的発達をいい、狭くは、過去の経験を元に新しい知識や技術を習得することをいう。
   ③心理学で、経験によって、過去の心理的、行動的な経験を超えて新たな行動の仕方を習得すること。
  英語に限らず語学の「学習」は①の「学びならうこと」に尽きるのだけれど、学ぶこと以上に「習う」(繰り返し経験することによって身につける。体験する、体得する)のほうに重きが置かれる、と私は思っています。繰り返して身につけるにはたいへんな労力と時間がかかる。体得するためには、数多くの場数を踏まなければならない。
 ところが、本屋の棚にある「英語学習本」の売り文句はこれ!
「たった○○日であなたも英語が話せる」「一日○○分、聞き流すだけでネイティブの英語がわかる」「単語○語で英会話は十分」
正しい意味での語学学習を勧めているとはとても思えないその帯。っていうか、これらの本を手に取って買おうとする読者は「英語が話せる」「英語ができる」基準をどこに置いているのだろう、と私は首をかしげます。TOEICの点数を上げても、英検の級数が高くても、旅行で役立つことくらいしか英語が使えないという人が結構いますもんね。
母語であろうが、異言語であろうが、言葉は数日、数週間、数年「学習」したところで、まったく使えるようにはなりません。それこそ生涯かけて、学習し続けなければならない、と私は思います。語学学習は積み重ね。学んだことをもとに、「新たな行動の仕方を習得」していくことで使いこなせるようになる、のだと思います。
反対に、学習し続けていれば、誰でも「英語ができる」ようになる。英語ができる=英語をコミュニケーション手段にできる、ということですね。自分の言いたいことが言える、相手の言いたいことが理解できてそれに対して反応ができる、メールで用件が伝えられる、新聞や本を読んで理解できる、そういうこと。
 私は小学校1年生から学校で英語を「学習」してきました。今もまだ学習過程中。57年にわたって学習してきて、「英語の力が伸びたな」と実感できたときがあります。そのときの学習法を紹介してみます。あくまで私の学習法であり、普遍性はないかもしれないけれど、参考までに。
第1期 高校1年 丸暗記学習法
英語は好きなのに学校の成績が伸び悩んでいたとき、英語がトップクラスでできる同級生に「どんな勉強をしているの?」と聞いたら「教科書に出ている例文テキストを声に出して読んで丸暗記している」と言われて目からウロコでした。真似してやってみたら、あっという間に成績が上がってびっくり。
声に出してテキストを読む(最低でも10回)→情景を頭に浮かべながら暗記→声に出しながらテキストを見ないで書く→書いたものを教科書と突き合わせて間違ったところをチェックする
これだけ。問題集もやらないし、ノートの見直しも一回くらいしかやらなかったけれど、テストで聞かれていることがよくわかり、ほとんど回答できました。「英語」とはどんな言語なのかがおぼろげながらでもわかった手応えがあったかな。
余談ですが、この学習法を「古文」にも応用したら、これまた成績上がってびっくり。声に出しての丸暗記学習。語学学習の基本かもしれません。
第2期 高校3年 壁紙学習法
いよいよ受験が近づいてきて、ラジオ講座で英語の西野先生だったかが「受験英語は単語数で決まる」と言っているのを聞き、単語帳を一生懸命作ったりしたけれど、作っただけで満足してなかなか語彙が身につきませんでした。あるとき学習机の上に敷いた模造紙の上になかなか覚えられない単語を書き、机の前に座るたびに日本語の意味を言ってみる、というのをやってみました。最初は一日5単語、そのうち7語、10語と増やし、模造紙がいっぱいになったところでベッド脇の壁に貼り、今度は寝る前にチェック。やがて単語ではなく文章(ことわざや熟語中心)も書いて暗記することにしました。
これも効果大でした。その後の全国模試で英語が98点取れたのはこの学習法のおかげ(自慢)
第3期 25歳 冷蔵庫学習法
外資系企業で働き「英語ができる」ことがキャリアに結びついていることに気づいたものの、座って学習することができなかった働く母さん子育て期。学習教材は単語からタイム誌やNYタイムズになり、貼る場所は壁から冷蔵庫へと変わりました。でもやっていることは同じ。声に出して読む、知らない単語を何回も復習する、面白い表現は覚える、その繰り返し。英作文ではなく、英語で文章を書くこと、そして翻訳することを少しずつ学んでいけたのは、冷蔵庫の扉のおかげです。
第4期 60歳 取材学習法
たまに英語で取材して記事をまとめる、ということはやっていましたが、本気で一人でやってみよう、と決意したのが60歳のときに始めたCONIFAの取材でした。取材のアポイントメントをとり、取材したい内容をメールし、録音しながら取材し、それをもとに日本語で記事にし、英文に翻訳して取材者に送る。この繰り返しを3年間やってきて実感するのは、語学力は何歳になっても伸びるんだ、ということ。反対に、やらなかったら伸びないんだ、とも思います。取材を始めた頃の録音をこないだ聞き直したら、やっぱり下手。今年1月の取材の方がずっとこなれているし、聞きたいことが聞けている。
何も取材じゃなくてもいい。旅行でのレストランの注文でもいいし、ホテルのフロントに観光案内を聞くのもいい。とにかく声に出して話してみることで、語学力はアップできるはずです。

語学力は才能でもセンスでもない、と私は思っています。学習にかける時間と労力に比例するだけ。
そして英語学習に向き不向きなんてない。
強いて言えば、母語でコミュニケーションがうまくいかない人は、他のどんな言語でもうまく使えるようにならないかもしれません。そういう向き不向きはあるかな。その場合は、まず母語でのコミュニケーション能力の改善から、でしょうね。

英語学習法の先生でもないのに、長々とエラソーに失礼しました。
 

季節として春はあまり好きではないのですが、心も体も浮き立つような食材が店先に並ぶ、という点では最高だと思っています。私は「新」のネーミングにとっても弱いのです。そして春には「新」のつく食材、特に野菜がいっぱい。
新キャベツ、新人参、新じゃが、新たまねぎ、新ごぼう、、、、あれ? もっとあったような気がするけれど、ま、いいや。
秋に出てくる、新米、新大豆、などにも心が動きますが、春の「新」シリーズには、もっとこう舞い上がるような心地になるのです。
新シリーズとはあまり関係なく、最近、作ったもの、凝っているものなどなど、ちょっと自慢たらしげだけれど紹介しておきます。春だもの。
 
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今春はちらし寿司を3回も作りました。ちらし寿司、気分盛り上がります。



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豆豆豆づくしサラダとイワシのマリネ。イワシは煮付けも大好き。春とは関係ないですけれど。

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90歳過ぎても、超お元気な女性がしょっちゅうお肉を召し上がっている、と聞いて久々にステーキ。ポタージュは新人参と新たまねぎで作ってみました。

来ましたね! 倉田選手、今野選手、代表に選出です。
今野選手は初ではないので置いておくとして(w)、倉田選手、選ばれただけじゃなくて、これを一つのステップにして、もっともっともっと上を目指してください!
これから、ですよね。まだキャリアピークを迎えるには早すぎる。
今野選手ともどもピークはもっと先にあると見ています。
まずは、試合にでてほしいな、2人とも。 

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