Glamorous Life

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2017年08月

またもや仕事でライブ観戦はできず、同志からのメール実況で恐る恐る様子伺いでした。
先ほどやっとDAZNで90分見ました。試合が動いた後半だけでいいか、と同志に聞いたら、いやいや、前半と比較したほうがいい、ということだったので、前半キックオフから見ました。
う〜〜〜ん、どっちが勝ってもおかしくなかったな、という展開でしたが、ガンバの意地の方が優っていた、ということでしょうか。
鳥栖はイバルボのチームになっていました。豊田選手や原川選手も怖いけれど、いやいやイバルボ、何? あのゴリゴリの押しの強さをアデミウソンに少し分けてほしいです。
ガンバは井手口選手のチームになっていました。井手口仕様になると、凄みが出ます。で、井手口選手が持ち味を発揮できる試合とそうでない試合があり、その差はどこにあるかと考えると、中盤のスペースにあるのではないかと。井手口選手が中盤を自由に使えるようになると、ボールがよく動くし、ガンバのディフェンスも機能する、ような感じがします。
反対に、井手口選手のあの超人的運動量が生きないのは、中盤が窮屈になってしまって、攻撃が外に外に追いやられるとなんだかな〜〜〜となってしまう。
ファビオ選手が戻ってきたことも大きかった。後ろがしっかりしていると、試合自体が引き締まりますね。攻められてあたふたする場面がぐっと減りました。とは言っても、先制した後で、攻められっぱなしの時間帯、そして同点にされるまではもうファビオ効果も消えてしまう。
ハードワークと組織的守備(とはあまり思えないのだが)だけでは、サンドバック状態は持ちこたえられないのだなあ、と思いました。
勝ったからもっと喜べばいいのだけれど、どうしても心が弾んでくれない。もう一回、ゴールシーンを見直そうという気にならない。折れてしまった心がまだ回復しません。
私はやっぱり今のガンバのサッカースタイルに共感できないです。 今季は仕方ないとして、来季もこのスタイルが継続なのでしょうか?
意地は感じたけれど、意地だけでは勝ちつづけられないし、ファンもつなぎとめておけない、ような気がしています。 

木曜日から出張に出ていて、土曜日の試合時間は移動に重なった関係でLIVEは見られず。結果とガンバサポの皆さんの「怨嗟」ツイートをスクロールした後で、DAZNの見直し配信を視聴してしまう私は、相当のマゾヒストだと思います。まあね、サポってだいたいがマゾなんだと思いますが。
ジュビロ磐田戦が酷さのマックスかと思いきや、まだその上を行った柏戦@ホームでありました。ガンバ側でいいところまったくなし。あ、いやいや、東口はすばらしかった。よく1点でおさまりました。9点くらい入ってもおかしくなかった。
どのチームにも(J2千葉にさえも) 決定機を大量に量産させてあげて、東口選手との勝負に持ち込ませてあげるガンバさん。
どのチームと対戦しても、決定機をほとんど作らないやさしい配慮をする仕様のガンバさん。 
自虐でマゾに走るしかもう道がないガンバサポーターですよ。
今がどん底、と思い続けてもう1年半以上経っているのですが、底ってまだまだ深そうですね。
倉田選手は「浮上のきっかけは自分がゴールを決めることだ」と昨日の試合後コメントで言っていましたが、ごめん、それくらいじゃとても浮上なんて無理だと思う。たまーにゴールが決まって、たまーに勝ったりするくらいじゃ浮上なんかしない。かなしいけれど。
とにかく今年はもう「目標は残留」でいい。(去年も同じことを言っていた。三冠の年も前半はそう言っていた。2012年から言い続けている「目標は残留」「絶対残留」。危機感持ってくれよ〜〜〜)。早く残留を決定して、負けてもいいとなってから、もう少し躍動感のあるサッカーを見せてください。
このままつまんなーい、見ているのがただひたすら辛いだけで、早く帰りたいと思わせるサッカーを続けるようだったら、来年の年間パスの購入者は減るだろうなあ。
そのツケは大きいと思いますよ。
 

市丸選手のJ1デビュー&初スタメンで盛り上がりました。
それだけだったな。
相変わらず、つまらないサッカーだったし、情けなくしょぼい内容であっさり負けました。負けてもさほど驚きも悔しさもなく。そう思ってしまう自分が情けないです。
途中で誰にともなく「ごめんなさい、ごめんなさい、こんな試合でごめんなさい」とか謝っちゃいましたよ。
現地観戦がかなわなかったのでエラそうなことは言えませんが、現地で見ていたら途中で帰っちゃったかも。
昨日、DAZNで一応試合を見返したのですが、再度眠気を誘われました。清水戦、甲府戦、広島戦、磐田戦、そして勝ったセレッソ戦にしても、攻撃がまったくのワンパターン。ときどき飛ばして見ても、ガンバは同じことをやっている。ハーフウェイラインからペナルティエリアの中間で、ズルズル横バス。しかもパスがぬるいから相手にわたる。ジュビロの選手がパスカットしてすごい、とかもなし。ただぬるーーい素人にもコースが読めるパスを、ゴールではなく後ろか横に出すので、相手チームは誰でもあっさり拾えるんです。
試合が眠いです、つまらんです。
シーズン始まって以来、いや、昨シーズンからずっとですが、ガンバはどんどん弱体化しています。今年はセンターバックの2人が代わったことで、守備はわずかながら持ち直しましたが、攻撃はどんどん酷くなっている。攻撃パターンが長沢選手の長身を頼むしかないってて、それ、長沢選手にも失礼じゃないですか? ウィジョ選手に申し訳なくないですか?
 補強に失敗? いやいや、誰が来ても同じですよ。
だって、チーム作りに失敗しちゃってるもの。
多彩な攻撃を繰り出していた2007、2008年が懐かしい。
夏に強いガンバ、なんて思っていたころが懐かしい。
ここという試合で思いもかけなかった勝負強さを見せいてたころが懐かしい。
もう何回目かわからないけれど、またこんなことを書かなくちゃいけないことが哀しい。
ガンバの一時代は終わっています。
つぎの時代に向けて、どちらの方向に踏み出すのか。
今はその方向性を示すときじゃないのでしょうか。
つぎにどこにパスを出すのか?
バックパスと横パスをぬるぬる出している場合じゃない、と思うんですがね。


土曜日はよりにもよって大阪出張、水曜日も夕方からの仕事で生観戦できていません。しかも我が家のWiFiがつながらなくなってしまい、甲府戦は昨日やっとダゾーンで飛ばし飛ばし見たくらい。広島戦はBSでやっていたので録画観戦しましたが。
あまり書きたくない試合ですが、気力を振り絞ってチョイ見観戦の印象を少しだけ。
まず甲府戦。
長谷川ガンバになってから、攻撃の「圧力」を感じることがめっきり減りました。ゴール裏にいると(ほとんどゴール裏にいるのですが)、前半は相手の圧力を感じてハラハラしっぱなし、後半は遠くの方で試合をやっているので退屈してしまう、というはなはだしく物足りない、というか苛立ちがマックスになりそうな生観戦が続いています。
このアウェイ甲府戦も、もしも現地でゴール裏生観戦をしていたら、フラストレーションが溜まっただろうなあ。同志が「仕掛ける選手がいない!」と怒りのショートメールを送ってきましたが、仕掛けるのも何も、ずっとペナルティエリアの外側でチョロチョロボールを動かしているだけで、エリアに侵入さえもしない状態が、90分中たぶん70分は続いている、ような気がしました。
相手がドン引きで、攻撃は3人のFWに任せてカウンター狙いってことがわかっているのに、なぜにペナルティエリアの周辺でごちゃごちゃして、誰もケアせんのか!
案の定、ずーっとゴールがなかったウィルソンにやられ、ずーっと勝利がなかった甲府に負けました。
この時点で、今季の優勝ははるか彼方に霞んだ、と思います。
せっかくダービーで首位に勝利したのに、なんで下位に完封されて負けるねん。

つぎな昨晩の広島戦。
パトリックと丹羽に「お返し弾」を食らわなかっただけでよしとしましょうか。
前半は、またもや眠気が襲ってきそうな「ペナルティエリア外のぐるぐるパス回し」でした。後半にヤットさんの今季初ゴールが決まってからしばらくは「圧力」もかけられ、それがPKにつながったのだけれど、その後は広島にボールを持たれる展開。今度はハラハラドキドキ、逃げ切れるのだろうか? いや、あかんのやないか、の時間帯がたっぷり15分ありました。
で、案の定やられました。同じ選手に。パトリックじゃなかっただけでもよかったかな。

ヤットさんが2戦お休みして、満を持して(?)先発。よかったと思います。
ヤットさん自身のやる気を久しぶりに見たし、実際結果も出したし。
ただ、ぐるぐるパス回し芸(遅攻ともいうらしい)が加速しちゃった前半はイラついたけれど。

つぎはリーグ前半でボロボロにやられた磐田とホーム吹田で対戦。
昨晩出なかったファビオは戻ってくるのか?
ファンウィジョは先発か?
そしてそして、ヤットさんを中3日で連続スタメンにするか?
ドキドキ。

 

高校生の頃だったでしょうか。
担任の先生が「 親からよく言われていることはなんですか?」というような質問をして、クラス全員に答えさせたことがありました。(注:私は私立女子校に通っていました)
ほとんどの生徒が「人に迷惑をかけないように」、もしくは「人の役に立つことをしなさい」と答えたように記憶しています。まあね、高校生女子は「親や先生が期待している当たり障りのない答え」を心得ていますし、何と言っても「忖度症候群」に大半の生徒がかかっている私立女子校。いかにも親が言いそうなことを忖度し、周囲の反応も忖度して先生に答えるものです。
私も「人の役に立つことをしなさい、と言われています」とか答えたような気がします。
そして今、一億総忖度症候群にかかっているかのような日本社会になってしまったのは、「人に迷惑をかけるのは悪」「人の役に立つことをすることこそ善、もしくは義務」という教えが浸透しすぎてしまったからではないか、と思っています。
そもそもどんなことが「迷惑」なのか?
「役に立つ」とはどういう行為や人をいうのか?
それ以上に、「人」とは誰のことを指すのか?
そんなことがかなーりあいまいなままに日本社会に浸透してしまったために、「迷惑な人や行為」を過剰なまでに敵視し、「役に立つ」ことをしない人を「役に立たない人」と蔑視して排除しようとする社会になってしまったのではないか。
公共の場である電車やショッピングセンターでちょっとでも赤ちゃんが泣いたら顔をしかめ、バギーが邪魔だと言って赤ん坊と母親を睨みつけ、よろよろと杖をついて歩いているお年寄りの後ろで舌打ちする。
そういう光景を見るたびに、「迷惑をかけないように」「人の役に立つように」と耳タコで聞かされてきた自分も、似たようなことをやってしまっているのではないか、と我が身を振り返って反省します。
「迷惑」や「役に立つこと」の判断は、ときと場合によって異なるはずです。私にとって迷惑なことが、隣の人にとっては何にも気にならないことかもしれない。あなたが役に立つと思って一生懸命やったことを、相手は迷惑に感じるかもしれない。それをひとからげに「人はこういうことを迷惑と感じる」「人はこういうことを役に立つとして賞賛する」としてしまうのは乱暴なんじゃないか。
それ以上に、人に迷惑をかける人、人の役に立たない人、と自分の判断で人を非難、排除するのは、とてもこわいことじゃないかと最近思っています。
「私なんか、生きていても何の役にも立っていない」「みんなに迷惑かけるばかり」とかいう人(とくに高齢者)がいるけれど、それも「迷惑かけないこと」と「役に立つこと」に過剰に価値を置きすぎているせいではないかと。
生きている、それだけでもう十分ではないでしょうか。
赤ちゃんも、お母さんも、からだが不自由な人も、健康な人も、働いている人も、働いていない人も、高齢者も、若者も、生きている、というだけで胸張って生きていけばいいんじゃないかと。
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