Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

2018年04月

昨日の湘南戦についてですが、もう何も言いたくないので、ガンバのことを頭の中からきれいさっぱり追い払う(は無理にしてもかなりの部分に蓋をする)1週間にします。

ただ、これだけは言わせて!
同志とも言っていたのですが、スタメン見た瞬間に「今日は負ける」と確信しましたよ。
中2日、中3日で使っていけない選手がいるって、素人目にもはっきりしているんですけれど、いったいどういうこと?
(怒りがこみあげてきたので、GWに入ります) 

最下位で迎えた大阪ダービー。やっとこさ勝利をつかんだガンバです。
試合が終わった瞬間、思わずへたりこんで涙ぐんでしまった私。
長かった、本当に長かった。この20年で一番長い8ヶ月でした。まさか8ヶ月もガンバの勝利に立ち会えない日が来るとは……。今季始まってから、強気なことをここに書いては自分を励ましてきましたが、それでも開始早々に2失点する試合やら、終了間際でするりと勝利が逃げていく試合を見続けて、正直心が折れそうでした。やっと勝ったと思ったら、長崎戦のような試合でまたDAZN契約を打ち切りたくなッタリして、ほんと前世で何か私、ガンバに悪いことしました? の気分でしたよ。
IMG_0557

さて、 ルヴァン杯グループリーグに若手中心の斬新なメンバーで臨み、PK負けしたガンバですが、負けたながらも躍動していた高江をボランチに抜擢。J3でも今季はボランチとして出場し、活躍していた高江がトップデビューできたことは、とても嬉し勝ったし、それ以上に大事な大事なダービーでの起用で、気負い過ぎず、でも熱いプレーを見せてくれたことに私は感動しましたよ。
そして、同じくルヴァン出場した林が、ヒガシの思わぬアクシデントでトップデビュー。ヒガシ、どうも骨折らしく、ほんとそれについても涙が出そうなのですが、それはさておき、林も完封してくれてほっと一安心でした。(ただ、安定感っていうのはあまり感じなかったです。試合前のキーパー練習を見ていて、飛び出すタイミングとかポジションがヒガシに比べるとまだまだで、林が出場となったら……なんて怯えていたことが現実になって、交代直後は私のほうがテンパりそうでした。トップで試合に出て経験を積めば、きっと大丈夫と信じたいです)
若手二人の出場はとても嬉しかったし、予想外に二人とも頼もしかったので、それはダービー云々と関係なく、のちのちまで記憶に残りそうです。
そしてもう一人、私が「頼りになる!」とすっかり惚れてしまったのが、黄儀助(ファン・ウィジョ)選手です。PKを獲得して、自ら蹴って決めた、というだけでなく、攻守にわたって大活躍でした。最後の最後まで走りきったそのスタミナはもちろん、どこからも必ずゴールを視野に置いたプレーをするところが素晴らしい。もちろん、決定機を2回も外しちゃった、というところはありますし、決して華麗なプレーではないのですが、今のガンバに何よりも必要なのは、ウィジョ選手のような「ゴールにボールを入れることをプレーの第一選択肢にする姿勢」なんだと思います。今季すでに7得点目。何度も言いますが、素晴らしい!!!!
IMG_0559

今週水曜日にはvs湘南ベルマーレ戦。
あの、あの、あの、とても言いにくいのですが、クルピ監督にお願いがあります。
ヤットさんと藤本選手の起用は、できれば1週間あけていただくと嬉しいです。中2日、中3日での起用となると、「走れないまま相手に走られるサッカーで負ける」ことになってしまうことは、長崎戦で見せつけられたので。1サポのお願いとして、ちょっと心にとめていただければと願っております。

ああ、勝てば勝ったで、また不安が押し寄せてくるこのシーズン。
湘南戦は若手主体、泉澤選手や井出選手を攻撃の要で起用する布陣で臨んでも私は文句言わないんだけれどなあ。
 

今季リーグ戦で初の勝利(ホームでは昨年夏のダービー以来)だった磐田戦、そして今季J1に昇格した長崎にぼろぼろに負けた今日を踏まえて、いや、もうどうすりゃいいんだ状態のガンバです。
何が悪いのか、どうしたらいいのか、それがわかれば(私にわかるはずがないが)とっくにやってますよね?>クルピ監督。
怪我人が多い、中盤が相変わらずまったく機能していない、などいろいろと「言い訳」はあるのだろうけれど、私はもうね、これは「自前スタジアムを建てたあとの罰ゲーム」だと自分に言い聞かせていますよ。どこかみたいに、専用スタジアムを建てたらそのまま這い上がってこれなかった、とかそういうことにならないかと、それだけが心配。
でも、でも、でも、もうね、前を向くしかないんですよ。チームもサポも。
下を向いて嘆き、後ろを振り返って、ああやっとけば、こうしとけば、これがダメとかやってみても、もうしょうがない。
世代交代の種撒いたはいいけれど、洪水で流されちゃいました……という感じか?
三冠でごまかされちゃったけれど、ここ数年やっているサッカーからは「明るい未来」は感じられなかったからなあ。
いまガンバというチームとクラブを土台から建て直しているところなんだ、と自分に言い聞かせていますよ。いい加減、土台くらい出来上がってもい頃なんだけれどなあ。

ところで、2ヶ月後に迫ったロシアW杯に向けて、突如のハリルホジッチ監督解任、よりにもよって西野さんが代表監督になってしまいました。
手倉森さんを監督にするには何かが足りなかったのでしょうか?
なんで今?
なんで技術委員長が代表監督になるんだ?
とかいろいろと????なことばかりですが、ガンバがたいへんな今、ちょっと代表のことまで考える余裕がないので、誰かに????の数を少しでも減らしてもらいたいところです。

でも、10年間西野さんとつきあってきたガンバサポとして、一つ言いたいのは、西野さんはぱっと結果が出せる監督では決してなかった、ということです。ガンバでも結果が出るまでに4年かかっています。ほら、よくいるじゃないですか、降格しそうになったときに途中で就任してとにかく降格だけはさせない、という監督さん。もしくは昇格請負人でJ2からJ1にはあげることには実績も手腕もある、という監督さん。西野さんはそういう仕事はまったく向いていない(断言)。
もう一つ、若手を起用して育てていくのは下手、というか、長期計画でチームを育てる気持ちはとても希薄に思えました。どれだけ有望な若手が入っても「今のスタメン選手のポジションを奪うくらいのめざましい活躍を見せないと起用しない」という感じだった(実際に何回もそう言っていた)。だから、若手で起用されないことの不満から移籍する選手も多かった。(今のガンバの低迷の遠因はそこにあります。いまチームの中心となるべき年代の大半が西野さんの下で腐って出ていってしまったから、引っ張っていく選手があまりに少ない)。当時のスタメンって、遠藤ヤット大先生を筆頭に、ファンタジフタ二川、頭脳派橋本、職人の大明神さん、の「黄金の中盤」全盛期ですよ。そうそう簡単にポジションが奪えるはずないじゃないですか。私も黄金の中盤の美しいサッカーに酔っていたので、エラそーなことは言えませんが、酔いながらもつねに「世代交代どうするんだろう??」と不安でした。
それにプラスして、西野さんのやりたいサッカーができる選手やスタッフの補強があってこその結果だった。当時の佐野社長が忍耐強く、ふところ深く、西野さんを支え続けたおかげで2005年のリーグ優勝があったのだ、と思います。 
もしかしたら、今回のW杯の無理やりの監督交代が功を奏して、西野ジャパンがグループリーグ突破するくらいは行くかもしれません。でも、たとえ1勝でもできたとしても、その先はどうするんだ???と思います。
悪いけれど、これまでの西野さんのサッカー観とか、チームマネージメントのやり方とか、スタッフもふくめた人間関係のスタイルを見ていて、日本代表のサッカーのその先まで見据えた構築はむずかしいだろうなあ、という予感がします。西野さんはある意味たいへんに不器用な人です。サッカーのことだけやっていればいいわけではない代表において、まわりのスタッフがしっかりと支えてあげないと、ピッチに行き着く前に 西野さん自身もチームも息切れしちゃうんじゃないか。
ま、私なんかがあれこれ言える立場ではありませんが。 

そんなことより、ガンバだよ(深いため息) 

(注:もしかしてまちがわれるといけないから一応言っておきますが、これから書くことは全部私の本音ですからね!! エイプリールフールってまだ生きている習慣とは知らなかったよ)

今、J3ガンバ大阪U23vs藤枝のDAZNのライブを観ながらこれを書いています。楽しいなあ、ガンバU23の今季は。ぼろぼろだった昨年からは様変わり。今季ははるかに攻撃がうまくいっていて、フィジカルもテクニックも向上しています。ま、そのせいかもしれませんが、昨日魔境味スタでのトップチームの敗戦からすっかり気持ちが切り替わっています。ガンバの未来は明るいよ(きっぱり)
 Jリーグ開幕から1ヶ月以上がたちましたが、ガンバトップチームはまだ勝利なく最下位です。今季の目標は、昨年から何度も繰り返しているように「J1リーグ残留」です。リーグ戦ではいまだに勝利がなく、残留でさえも危うくなりつつありますが、それにもかかわらず、私は焦っていませんし、強がりでもなんでもなく気持ちは(さほど)落ち込んでいません。降格した2012年シーズンとは比べならないほど、安定した心持ちで観戦していますよ。ガンバ、まだ行けるでしょ、これからどんどんよくなるでしょ、という気分。今季、すでに4試合観戦して1分3敗。それなのに気分が前向きで明るいのはどうしてなのか?
 さすがにvs川崎フロンターレ戦では凹みましたが、鹿島戦、柏戦、昨日のFC東京戦、どれも失点がお粗末ではあっても、試合は昨年までよりはるかに観ていて楽しい。ガンバの試合で気持ちが盛り上がるなんて、いったい何年ぶり? ゴールしても、勝っても、「このサッカーでいいわけ?」となんだかすっきりしなかったこの4年間に比較すれば、今のほうがずっと楽しいです。失点はお粗末だけれどね(しつこく言いますよ、失点がどれも酷すぎる)ガンバの醍醐味はやっぱりゴールにあるんですよ。ゴールがなくて負けるよりも、ゴールして負けるほうがずっといい。0−1で負けるよりも、2−3で負けるほうがまだまし。勝った方が、そりゃはるかにいいけれど。
(とここまで書いたところで、ガンバU23の試合に釘付けになって書き込みを中断しました。)
鈴木ファインセーブ×3回。3点は防いだな。去年までボロクソに言ってごめんね!>鈴木。今日の鈴木は昨日のヒガシよりはるかにいいです。なんでも前節も鈴木が素晴らしかったとか。結局、ガンバU23は昨年大敗した藤枝に4−1で勝利! 全員素晴らしかったけれど、私のハートを鷲掴み(→カビがはえそうな表現ですみません)したのは高江と食野でした。どちらかのユニが欲しい。トップチームにはユニが欲しい選手が今のところいないのですが、U23では欲しい選手がいっぱい。
 さて、ガンバU23の勝利を見届けてあらためてトップチームのサッカーを振り返って思うのは「前向きでないとサッカーはおもしろくない」ということです。少なくとも、ガンバのファンであれば、ボールを持ったらまずゴールを目指して前を向く、前に走り出した選手にパスを出すという前向きな姿勢を見せるサッカーじゃないと満足できないはず。(後ろに出しては奪われてカウンター失点の起点になる選手がいっぱいいるトップチーム)。横と後ろでぐるぐるボールを回しているだけのサッカーなんて、見たくない。虎の子の1点を守るために最後の15分をボール回しで終わるようなサッカーなんて、ガンバのサッカーじゃない。そもそもガンバが虎の子の1点を15分も守りきれるはずがないし。
 昨年までガンバの試合を見に行くたび、60分をすぎると私は退屈のあまりスマホをいじったり、ときには帰り支度を始めちゃったりしていました。だって、後半に入るとずーっと相手にやられ放題で、ひどいときには(たいていひどいのだが)ハーフウェイラインを越えてこちらのゴールのほうに来ることがないんですから。遠くのほうで何かごちゃごちゃやっていて、2試合に1回は終盤で失点して負ける、と。面白くないったらありゃしない。あれは、お金をとって見せる興行じゃなかったですね。たとえ勝っても、ヤットさん並みのやる気のなさでガンバクラップに参加するだけ。ガンバのサッカーでエキサイトすることをすっかり忘れそうでした。
ところが、今年は楽しい(川崎戦をのぞく)。負けた鹿島戦でも、昨日のFC東京戦でも楽しかった。柏戦やFC東京戦で2点差を追いついたあとのゴール裏は、久々の盛り上がりでした。
 だからね、期待しちゃうわけですよ。今年はきっと楽しいガンバサッカーが観られるって。
 若手の活躍も含めて、今年は楽しく応援しますよ! 
 (ただし、キックオフ直後のお粗末な失点はやめてくれ)
IMG_0038

(@カシマスタジアム
。フラッグが戻るとやっぱり盛り上がるゴール裏)

IMG_0323

(今年のホームはバックスタンドで観戦することにしました。パナソニックスタジアムはやっぱり気持ちいい)
 

↑このページのトップヘ