一夜明けてもうつ気分はまったく晴れません。ガンバサポのみなさん、お元気ですか? 元気のはずないよね。
ラグビー日本の劇的勝利を見て歓喜するも、つぎの瞬間に思うのは、「監督の力って大きいよなあ」ということばかり。
ロティーナ監督と宮本監督の経験値、チームマネジメント力の差が如実に出た試合でした、きのうのダービーは。
長谷川さんが監督だったとき、加地さんが何かの対談で言っていたことを思い出しました。
「長谷川監督は厳しいんだけれど、気ぃ使いなんですよ、意外に。厳しく叱ったり、ちょっとミスすると外したりもするけれど、あとでこっそりフォローしたりする」
言葉通りではなかったかもしれませんが、そんなことを言っていました。長谷川時代に戻ってほしいとは言わないけれど、いまその言葉が重く響きます。
宮本監督は厳しいのだろうか? 選手を厳しく叱責するのだろうか? ミスを許さないだろうか? ミスしたら外すという勇気があるのだろうか? そのあとでフォローもするのだろうか?
もう一つ長谷川さんのことで思い出すこと。
2014年に一度クラブハウスにお邪魔したとき、「これからスタッフミーティングです」と言って、監督以下、スタッフがミーティングルームに入っていきました。そしてながーーーい時間出てこなかった。コーチ、フィジコも含めたスタッフ全員でのミーティングがひんぱんに開かれている、と聞きました。
監督の仕事って、戦術を考案して、スタメンを決めて、 試合後の記者会見に出るだけじゃないんだな、というのがそのとき思ったことです。
選手はもちろんのこと、スタッフも含めたチームをマネジメントすること、そこじゃないか。
優秀な(というのはチームを勝たせるノウハウを知っている)監督には、優秀はスタッフがついていて、監督一人ではなく、スタッフも含めてアイデアを出し合い、意思疎通をはかり、チームを勝たせるために知恵をしぼって戦術を練り、その戦術をピッチに落とし込んでいくのではないか。
2014年には片野坂さんというまぎれもなく優秀なコーチがいた。小井土さんや大島さんというデータ分析できる有能なスタッフもついていた。
そういう優秀で有能なスタッフこそ、いまのガンバに必要なのではないでしょうか? 山口さんが優秀でない、とは言わない。だけど、みんな経験が浅すぎる。そして長くチームメイトだったことで、互いに甘えもでるし、厳しい意見も出せなくなるのではないか。はい、邪推だってことを祈ります。
きのうのMOMはまちがいなく誰が見てもスサエタ選手でした。最後まで走り、最後までほかの選手を鼓舞し、指示をだし、試合終了のホイッスルが吹かれるまで攻守ともに走り続けた。
つい先日加入したばかりのスペイン人選手に、スプリントも走行距離もダントツで抜かれてしまうほかの選手たちってどうなんでしょう?
誰も厳しいことを言わないのではないか?
昔の名前で出ています、っていうのではあまりにも情けない。
あまりにショックで悲しかったので、この屈辱と絶望を忘れないために、今日の日経新聞の記事画像を自虐的に置いておきます。
ラグビー日本の劇的勝利を見て歓喜するも、つぎの瞬間に思うのは、「監督の力って大きいよなあ」ということばかり。
ロティーナ監督と宮本監督の経験値、チームマネジメント力の差が如実に出た試合でした、きのうのダービーは。
長谷川さんが監督だったとき、加地さんが何かの対談で言っていたことを思い出しました。
「長谷川監督は厳しいんだけれど、気ぃ使いなんですよ、意外に。厳しく叱ったり、ちょっとミスすると外したりもするけれど、あとでこっそりフォローしたりする」
言葉通りではなかったかもしれませんが、そんなことを言っていました。長谷川時代に戻ってほしいとは言わないけれど、いまその言葉が重く響きます。
宮本監督は厳しいのだろうか? 選手を厳しく叱責するのだろうか? ミスを許さないだろうか? ミスしたら外すという勇気があるのだろうか? そのあとでフォローもするのだろうか?
もう一つ長谷川さんのことで思い出すこと。
2014年に一度クラブハウスにお邪魔したとき、「これからスタッフミーティングです」と言って、監督以下、スタッフがミーティングルームに入っていきました。そしてながーーーい時間出てこなかった。コーチ、フィジコも含めたスタッフ全員でのミーティングがひんぱんに開かれている、と聞きました。
監督の仕事って、戦術を考案して、スタメンを決めて、 試合後の記者会見に出るだけじゃないんだな、というのがそのとき思ったことです。
選手はもちろんのこと、スタッフも含めたチームをマネジメントすること、そこじゃないか。
優秀な(というのはチームを勝たせるノウハウを知っている)監督には、優秀はスタッフがついていて、監督一人ではなく、スタッフも含めてアイデアを出し合い、意思疎通をはかり、チームを勝たせるために知恵をしぼって戦術を練り、その戦術をピッチに落とし込んでいくのではないか。
2014年には片野坂さんというまぎれもなく優秀なコーチがいた。小井土さんや大島さんというデータ分析できる有能なスタッフもついていた。
そういう優秀で有能なスタッフこそ、いまのガンバに必要なのではないでしょうか? 山口さんが優秀でない、とは言わない。だけど、みんな経験が浅すぎる。そして長くチームメイトだったことで、互いに甘えもでるし、厳しい意見も出せなくなるのではないか。はい、邪推だってことを祈ります。
きのうのMOMはまちがいなく誰が見てもスサエタ選手でした。最後まで走り、最後までほかの選手を鼓舞し、指示をだし、試合終了のホイッスルが吹かれるまで攻守ともに走り続けた。
つい先日加入したばかりのスペイン人選手に、スプリントも走行距離もダントツで抜かれてしまうほかの選手たちってどうなんでしょう?
誰も厳しいことを言わないのではないか?
昔の名前で出ています、っていうのではあまりにも情けない。
あまりにショックで悲しかったので、この屈辱と絶望を忘れないために、今日の日経新聞の記事画像を自虐的に置いておきます。