Glamorous Life

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2020年09月



ガンバ大阪 2−1 サンフレッチェ広島

倉田選手のおそらく今節のベストゴール候補にはぜったいになるだろうと予想するスーパーゴラッソで喜んでいたら、今度は倉田からのパスで抜け出したパトリック選手が落ち着いてニアを打ち抜き、早々に2点目。 
2ゴール奪取の前も後も、広島に攻められまくり、ポストに助けられること数回(東口選手に救われるのはいつものとおり数えきれないほど)。広島サイドでみんなでディフェンス状態になっていて、後半途中で宇佐美選手が入ってからなんとか少しは前線にボールを運ぶことができるようになったものの、 その後も広島の猛攻を許し、70分についにポストも味方してくれずに1点を奪われました。
見ようによっては、「守備陣踏ん張る」とも言えるけれど、まあ、はっきり言ってしまえば「クリアするだけでは猛攻はやまず、いずれ失点」のセオリー通りの試合運び。前節名古屋戦は最初から最後まで主導権を握れたけれど、今節広島戦は最初から最後まで広島に主導権を握られながらも勝ってしまった、という感じ。
なぜ勝てたのだろう? なぜ3連勝できたのか? と試合後に考えていて、ふと思ったのが「キャプテン・倉田」効果です。今年はリーグ再開後から、どうも倉田選手が元気がなくて、空回りというか、ちょっとチームに入れてない? という印象があったのですが、キャプテンマークを巻いたとたんに、「あの」倉田が戻ってきた、という感じ。いやいや、まだまだ成長できるでしょ、と背中を叩きたくなるようなゴラッソでした。力任せに打つんじゃなくて、コース狙って肩の力を抜いて打つと入るんですよ!

ついで、といってはなんですが、3連敗していたガンバU23チームが、ロアッソ熊本に勝ったというので、見逃し配信を見ていて、いまさらなんですが、GKの重要性をすごく感じました。一森GK、そして新里CBが前半見る限りでは完全に負け試合を、後半に変えましたね。山口オム選手のスーパーゴラッソはもちろん、唐山選手の粘りからの白井選手のゴラッソも、どちらもその前のGKとバックスの踏ん張りがあったからこそ。嬉しかったので、これも動画を貼っておきます。


そして一番言いたいこと、東口選手、300試合出場おめでとう!
あなたがもし2014年にガンバに来てくれていなかったら、ガンバはまたもJ2とJ1を行ったり来たりしていたかもしれません。GKの重要さをあらためて教えてくれた東口選手には、もう感謝しかない! これからも350試合、400試合、そしてヤットさん越えを目指してくださいね。

Amazonで本を購入するのをやめてそろそろ2年。本屋に行く時間がなくて、でもどうしても読みたい本があるときにはまず図書館で検索し、本屋をまわり、それでもなかったらやむなくhontoを使うことにしています。
なぜならAmazonからのおすすめがわずらわしくて、かつ評価マークが信用できない、と思っているから。もちろんhontoもおすすめしてくるけれど、せいぜい同じ著者の新刊だったりするので、まあ許せる。でもAmazonが薦める本はひねりを入れて来て、しかも「うーん、そこですか?」という球を投げてくることが多いのです。それ以上に「その本だけは薦めてほしくなかった」ということがあって、私が嫌いで読みたくないと思う作家や学者の本を、売れているからというだけで薦めてくるのがいやでした。
Amazonでの購入をやめて2年経ち、ようやくおすすめメールがこなくなってほっとしています。プライバシーに踏み込むな、とかいう以上に、勝手に私の読書傾向を判断してくれるなよ、私がその本をAmazonで購入した動機をAIが判断した、とか言うのだったら、AIあんたは間違ってる、私の意図と動機をあんた(AI)が判断するのは50年早い〜〜〜という腹だたしさのほうが先に立ちます。
それはともかく、私はベストセラーをあえて読まないと決めてから25年がたちます。きっかけは「失楽園」でした。日経朝刊の連載小説だったときにはときどき読んでいたのですが、うーん、神経が逆撫でされるというか、「女を馬鹿にしとんのか!」と怒りがこみ上げるというか、とにかく嫌いだったのです。ところが超ベストセラーになり、え? 何それ? と裏切られたような気持ちになって以来「ベストセラーには手を出すのをやめよう」となったわけです。
本だけでなく、テレビも視聴率が高い番組は意図的に見ないし、映画も観客動員数最高とか言われると見る気が一気に失せます。NHKの朝ドラを最後に見たのは1996年の「ふたりっ子」だったかなあ。「あまちゃん」の話題についていけなかったときは、ちょっとさびしかったけれど、別に見なかったことで困ったことはこれまでありません。紅白歌合戦も何十年も見ていないし、流行歌にもうとい。ラジオを聴くので、あれ?いまの歌、すごいいい! ということはときどきあって調べたりするけれど、それが流行っているかどうかまでは調べないです。
コロナ禍の自粛期間中にNetflixに入ってドラマや映画を見るようになりましたが、「愛の不時着」にはついにハマれなかったのは、たぶん「流行っているもの、みんなが見ているもの、おすすめされるもの」への忌避感があるからではないかと自己分析しています。
(ちなみに私がNetflixでずっとハマり続けているのが、イ・ウジョン脚本、シン・ウォンホ監督の一連の作品。「賢い医師生活」「刑務所のルールブック」「応答せよ、1994」「応答せよ、1997」です。賢い医師生活のシーズン2の公開が待ちきれません)
そんなこと言っていても、GAFAのAIマーケティングにいつまで私が抵抗できるのかはわかりませんが、とにかく「ベストセラーは読まない」「一番人気には手を出さない」「視聴率トップは見る必要がない」ついでに「いいね! とか星がたくさんついているものは疑ってかかる」ことをもうしばらくは続けていくぞ、と決めています。おもしろいもの、はまるものは自分で探す。それをしばらく座右の銘にしておきます。
(と思っていたら、日経朝刊にこんな記事がありました。そうかGAFAのマーケティングはこんな風に問題なんだ、とうなずいたので画像を貼っておきます)
 
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ガンバ 2−1 名古屋

宮本監督になって、名古屋に勝ったのは初めてだそうです。これまで2敗2分で、やっと1勝をあげることができました。まずはめでたい、と喜んでおこう。
この試合、目立っていたのが1)山本選手、2)井手口選手(これはいつもだけれど)、3)福田選手、4)小野瀬選手でした。守備よりも攻撃をなんとかせんとあかんねっていうのが、たぶんこの4選手の高い位置のポジション取りに あらわれていたんじゃないかな。
とくに小野瀬選手がつねにペナルティエリア内への侵入を試みていたのが印象的で、なんだ、やろうと思ったらペナ内に入れるんじゃないか、なんで今までペナ外ばかりだったんだ? とかつぶやくこと3回。で、ペナに入ろうとして引っ掛けられてとったFKを、なんとヨングォン選手を差し置いて、ルーキー山本が蹴ってゴール!
後半の2点目も、右サイドを大きく回り込んでペナに侵入した小野瀬選手にヤットさんが心憎い浮き玉パス!それを宇佐美選手がズドン。これまた久々に見た気持ちのよいゴールでした。
名古屋が守備的なチームだってこともあったのか、ガンバが後半に入っても中盤から前目でパスを回すことが多く、ペナ内への侵入もやりやすかったのかもしれません。がんがん攻めてくるチームと対戦するとどうしても後ろに重心を置いてしまう。そうすると、ガンバさんは攻撃がたま〜〜〜にしか見られなくなってしまい、お決まりの失点となってうなだれるのです。
まだまだ安心していられないけれど、まあとりあえず連勝。ホームでの連敗もストップしたし、土曜日の広島戦まではリラックスしようかな。
ところで、ジェソク。やはり面倒なスッポンディフェンスやってました。FC東京でも、名古屋でも、あのスッポンディフェンスは健在。最後にゴール裏に挨拶に来たとき、万雷の拍手をあびて涙していました。私もそのシーンを見てうるうるしましたよ。

最後に、あ〜〜〜唐山くん見たかったなあ。やると思うんだよね、彼は。期待しすぎちゃいけないけれど。
 



3試合ぶりの勝利。しかも完封。
完封は昌子をスタメンから外したから、とかそういうことじゃないと思う。誰かがいないから、誰かがいるから、暑いから涼しいから、アウェイだからホームだから、采配があたったから外れたから、そういうことを勝敗の理由に求めちゃいけない。(まあ采配については、たまたまあたった、くらいはあるかな)
一昨日はプライベートライフで暴風雨が吹き荒れたので、結局ライブではまったく見られず。同志に結果を教えてもらってから、深夜に見直し版を見ました。そして解説や実況の人たちがいうことにいちいちツッコミを入れ、 冒頭の感想になったわけです。

昨日、BSで放送されていた浦和vs川崎戦をチラ見していました。
川崎はもう本当に「勝つべくして勝つ」というチームでした。全員が自分たちがやることをしっかり理解し、戦術にしたがって、勝つべくして勝つ。
ガンバはたなぼた式で、あれ? 勝っちゃった/負けちゃった。どうしてかな? みたいな試合が続いています。戦術が「ハイプレス」だけじゃなあ。もしくは戦術・井手口じゃなあ〜ってそれ戦術じゃないし。

誰か、いまのガンバのメンツにふさわしい戦術を編み出して、それをチームに落とし込める人が欲しいなあ。

一応勝ったから、動画を貼っておきます。つぎいつ貼れるかわからないしね。



 

 今日はvs札幌戦が予定されていますが、今日もまたプライベートな予定が入っていて視聴できるかどうか微妙です。うーむ。
 プライベートな予定、それは入院中の母の対応です。これまたうーむ。きのうも夕方から10時近くまで電話かけまくり、頭下げまくりの4時間に加えて、なんでこうなってしまったのかと悩むこと数時間を過ごしました。
 父が亡くなったときにはそれほど老いについて深く考えなかったのですが、父亡き後急激に老いていく母を見ていると、自分自身も老いていってるんだということを痛感させられます。たぶん「老いること」にも何かいいことがあるのだと思うのですが、少なくとも母の老いに翻弄されている今の私には老いのいいことが見つけられない。そこで自分の老いの下り坂を少しでもゆるやかにするために、そして周囲にかける「迷惑」をできるだけ明るいものにするために、 いま私が心がけていることを箇条書きで書いてみようと思います。

1)時間がたつと老いは進行して、後戻りするということがない——老いの不可逆性についてつい忘れがちな私に、医師やケアマネが何回となく言いきかすこと。それは「以前のようになることはありません」「年齢を巻き戻すことはできません」「下り坂を後ろ向きに登ることはできません」ということです。 一度減った骨量が増えることはないし、記憶力が30代、40代のころに戻ることもありえない。それを受け入れることが老いと上手につきあっていくための第一歩です。
でも、ただ一つだけ、わずかではあっても歳をとっても増やすことができるものがある、ということも繰り返し言われます。それは……「筋肉」です。何歳になろうと、筋肉だけは鍛えることができるそうです。 
父のリハビリにつきあっていたときに、理学療法士から何回も耳タコくらいに「動かすことでからだは錆びない。歳とってもからだが動けば、心身ともに健康に老いていけます。諦めちゃだめです」言われて、でもまだ50代だった私は「ほんまかいな?」とあまり取り合っていませんでした。
しか〜〜し、 50代から骨折を繰り返し、骨折するたびに「運動して筋肉を鍛えなさい。そうでないと体のあちこちに不調が出て、しまいに認知症になりますよ」と言われても「大丈夫、私は本も新聞も毎日読んでいるし、ボードゲームで頭を鍛えているから」とがんとしてやらなかったツケがまわった人を前にして、あの理学療法士の言っていたことはほんまやった、と実感しています。
老いの衰えをゆるやかにするために必要なのは、脳トレではなく、筋トレです。
貯金も大切だけれど、貯筋しないと貯金はあっという間に目減りします。
新聞読んだらウォーキングです。
歳をとるほどに運動は必要になります。
筋肉は裏切らない。使い古された格言だけれど、真実です。
 
2) 緊張感を失うと一気に老いる——これまた医師に言われ、スーパー老人に言われて実感することです。出口治明さんのベストセラー「還暦からの底力」に「一番の親孝行は、親に楽をさせないこと」という言葉があって、ぱーんと膝を打ちました。「今日、しなければならないことがある」「○日までに仕上げなくてはならないことがある」という緊張感を保ち続けること。でもそこまではいかずとも「夕飯を作らないと。そのために買い物に行こう」というだけでもいい。何もかも人任せにしてしまい、緊張感を失ってしまうと、老いは急坂を転げ落ちるスピードで進行してしまいます。
上げ膳据え膳、掃除も洗濯も他人任せ、どこに行くか何をするかも他人(家族も含めて)が決めてくれてそれに乗っかるだけ、みたいな「安易」な暮らしをしてはいけないのです。
それにまた、「悠々自適」「安心安全」を優先して緊張感を失った生活に身を置いてしまうと、老いの日々はぼんやりと灰色の煙の中にいるみたいになってしまい、虚しさと寂しさしか感じない……そうです。

3)孤独に耐える心身を作る——前々からこのブログでも書いているように「ひとりでできるもん」精神を日々養っていくことがたいせつなんだと思います。
ひとりで外食できる。
ひとりで旅行に行ける。
サッカーのひとり観戦も大丈夫。
行きたいところ、やりたいことは、まずひとりで行く、ひとりでやることを考えて、その上で誰かを誘ってもよし、断られてもひとりで喜んでやる。
人間、最後は一人で死んでいかねばなりません。大勢に囲まれていても、死ぬのはひとりきりです。
ひとりがこわくない。ひとりが楽しい。そう思える強さを養っていきたいです。
 
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5月
に植えた朝顔がいま満開です

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