Glamorous Life

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2020年10月

ガンバ所属(まだ所属していますよね)のアデミウソン 選手が(まだ選手でいいよね)、試合後に繁華街に繰り出し、朝までクラブやバーをはしごして酒を飲み、そのまま車で練習場に向かう途中の高速道路で車に接触し、気づかぬままクラブに行ったあとに警察から任意聴取された、という事件がありました。
もう残念でなりません。
残念なのはアデミウソン がガンバの選手だから、というだけでなく、またプロスポーツ選手というだけでなく、社会人としてやってはいけないことをやったことが残念でならない 。
飲酒は習慣になります。習慣にしてはならないことなのに、習慣になります。
そしてお酒が入ると、人間、ろくでもないことをします。
でも「酒を飲む」ということが、大人の、とくに男らしさの証明みたいに考える文化がある地域は非常に多い。
しかも酒を飲んでロクでもないことをやっても、それを「お酒のせい」として許してしまう文化がある地域もまた驚くほど多い。
酒は飲んでも飲まれるな、というのは正しい。
一回でも酒に飲まれた経験があるのならば、もう「基本、飲まない」という自制が必要です。
そう、わかっちゃいるけれどね、私もお酒が好きだし、暑くなってくるともう我慢できずに、1日働いて帰ってくると缶ビールのタップを抜いてぐびぐびが習慣になってました。それでまた「酒飲まないでやってられるかよ!」と自分に言い訳しながら飲むお酒は美味しいよね、と本当はたいして美味しくないのに美味しいと無理やり自分に思わせて飲んでいました。
 実は私、昨年から少しずつお酒を控えるようにしています。基本、家では飲まない。コロナ禍のせいで外で飲む機会もほとんどありませんが、外で飲むときにはどれだけ飲んだかを頭の中で計算し、からだに聞いて飲みすぎないようにしています。(実は結構な量が飲める大酒飲みなんだわ)
歳をとってそんなに飲めなくなった、ということももちろんあるのだけれど、自分で自分のからだや精神をコントロールできないと、それこそロクでもないことになる、という例を身近で見たことが大きい。
飲酒の習慣を頭が正常に働いているうちに断たないと、それこそロクでもない末路になる、という実例が実は私の身近に何例もあるのです。
悪い習慣を断つにも、体力と気力が必要です。飲酒習慣を断つのはいましかない、と決意し、かつコロナ禍で飲む機会が減ったことも幸い(?)して、「基本、飲まない」ことを数ヶ月続けています。基本、なので、もちろん例外はいっぱいあり、外食のときや友達と会うと飲みます。そういうときのお酒って、ほんとに美味しい。お酒の美味しさを味わうためにも、飲酒を習慣にしないことは大事だな、と思っています。

でもって、アデミウソン 、今からでも遅くない。
これを機会に飲酒習慣を断ってほしい。
まだ26歳。スポーツ選手としてどうなるかはわからないけれど、あなたの人生はこれからじゃないですか。 



ガンバ 2−1 柏レイソル
9戦負けなし(8勝1分)で2位浮上。
うーん、とくに「強い!」「うまい!」「レベル高い!」とは思えないのに、しっかりと勝ち切る。後半なんて柏にポゼッションで完全に負けていて(ガンバ4:6柏)、セカンドボールも拾えず、どんどん最終ラインが下がっていく中でも、最後の最後にアデミウソン がゴラッソをたたきこんで、勝つ!
これってやっぱり強いんですね、きっと。
このしぶとさ。この粘り強さ。最後の最後まで集中力を切らさない。下を向きそうになっても、みんなで鼓舞しあう。きのうは同点弾をオルンガ選手にたたきこまれた後で、福田選手がなんかいいながら手を叩いてみんなを励ましていた姿が印象的でした。
諦めないことが、今のガンバ の強さなんだと思いました。
全員にMOMをあげたいところだけれど、きのう目立っていたのはなんといっても14番福田選手。クリスティアーノにプレイさせない。最後の最後までしぶとくくらいついていく。ガンバの今の「諦めない強さ」を象徴しているのが、福田選手と、そして右サイドバックの高尾選手なんだと思います。
高尾選手はきのうは守備も良かったけれど、前半に何度か見られた意表をつくドリブルとクロスもすごくよかった。
東口選手の1対1をとめた前に出るプレー にも3分間くらい拍手を送りたいです。勇気と知恵がなければできないプレーだと思います。すばらしい💙💙
そしてそして、きのうの試合でもう一つ。井手口選手がまたもや進化していました。走行距離やスプリント回数、ボールインターセプト率ではリーグのトップクラスの井手口選手ですが、昨日の試合では「バランスを取るポジショニング」が際立っていました。どこでボールを取り、どこにパスを出し、相手のどの選手を押さえるか。3手先くらいまで読めているようなポジショニングがすばらしかった💙💙💙
ばんばん攻撃して、どんどんゴールをとるというかつてのガンバサッカーが楽しいという人からすれば、いまのガンバのサッカーっておもしろくない、と言われるでしょうが、私はこういうサッカーもありなんじゃないかなという気持ちになっています。はい、前は「勝っているけれど、内容が」とかぶつぶつ言ってましたが、横浜FM戦くらいからちょっと変わってきたかな。

最後になりましたが、倉田選手J1出場300試合おめでとうございます💙💙💙
これからもっともっと活躍して、400、500、600試合出場、ヤットさん越えしてください。
そして勝利を呼ぶ「キャプテン秋」継続を!!
 

 下の子が高校を卒業して朝のお弁当作りから解放されたとき、やれやれ、これで朝ゆっくり起きられる、と思って心底ほっとしたのを覚えています。それ以来、ずるずると深夜まで起きて本を読んだりテレビを見たり、ビールを飲みながら録画しておいた映画を見てからようやくベッドに入り、そこからまた本を読んでそのまま朝の雀の声を聞いて眠るとか、こと就寝と起床に関してはめちゃくちゃな生活を送ってきました。
 それが今年は一変し、いきなり早寝早起きの元子さんになったのです。原因は3つ。1つは認知症が進行した母が昨年から早朝深夜を問わず電話をかけてくるようになり、「夜は電話をしてくるな」と対面で言い聞かせても、電話で怒鳴っても、手紙で切々と訴えても、夜中の2時3時、時には早朝4時5時から電話が鳴り響くようになり、ついにケータイも家電も夜は電源を切るようにしたことです。2つ目に、新型コロナウィルスの感染拡大で外出が制限される中、人とあまり接触しない時間帯に体を動かしたいと早朝に公園までウォーキングして太極拳をし、帰ってきてからゆっくり朝食をとる習慣がようやく身についたためです。 3つ目は、言うまでもなく、年寄りになったからです。何で年寄りはあんなに朝が早いのだろうと思っていたら、今は自分が年寄りになってよくわかるようになりました。幼児と同じで、お天道様に合わせた体内時計になっちゃうんですよね。
 夜10時〜11時に電話がかけられる機器の電源を切り、朝6時まで入れないことが習慣になると、電源切った途端に眠気が襲ってくる、というのはどういうことなのでしょうか?電子機器というのは、やはり現代人の睡眠に何らかの影響を与えているのかな?
 早寝はともかく、早起き(最近は5時に起きてしまう)になってこれまでまったく気がつかなかったいろいろいろいろなことに気づき、敏感になりました。
 1つは、音です。 
 早朝、人が活動を始める前に鳥や虫が早々と活動開始して、しかも日中よりも気のせいか活発に鳴き交わしていることに気づきました。朝目が覚めて、ベッドの中でセミや雀やよく知らない鳥や虫の声を聞いていると、大げさですが、そうかこの世界では人間も生き物の一つにすぎないのだなあということを実感します。生き物の声だけでなく、風や雨の音も早朝ははっきりと聞こえて、その日のお天気が予想できます。
 2つ目は、光です。
 日の出時刻が6時すぎになった今でも、明け方には夜の闇とは異なり、かと言って太陽が昇ったあととは異なる光があるのだ、ということにこの年まで生きてきて初めて知りました。 そして、私は夜から朝への移り変わりを示す光が割に好きです。というか、その光を見るとほっとします。自分自身も含め、さまざまな存在を主として視覚情報に頼って認知している私は、闇はやっぱり怖いのです。
 早寝になると、ベッドタイムの読書の楽しみが味わえなくなったのですが、代わりに早朝ウォーキングから帰ってきてコーヒーを飲みながら読書するようになりました。電灯の光のもとで読むのと、朝の太陽光のもとで読むのとでは、作品から受ける印象が大幅に違って(個人的な感覚に過ぎません)、そこがちょっと残念ではあります。でも読む本の種類は変わってないような気もするので、ま、いいか。
 ここ数日読んでいる本は「誓願」(マーガレット・アトウッド著 鴻巣友希子訳 早川書房)、「辻征夫詩集」(岩波文庫)。アトウッドの「請願」は「侍女の物語」の続きなんですが、朝の光の中で読むと侍女の物語よりもぐっとディストピア感が薄れて、希望の物語に思えます。
 

ガンバ 1−0 大分トリニータ

またもや家族の用事で出かけていて、後半からDAZNライブ観戦、昨日前半を見ました。
もうほかのブログでも書かれていますが、この試合は高尾選手に「神」降臨。大分(とここは小文字にしたいところ)の田中選手のシュートの神クリアもですが、クロスもよかった。福田選手も前の試合に引き続き、守備で見せました。
いまのところの私の感想は「若手選手は試合に出場することで成長していく」です。(ほかに見所があまりなかった試合でもあり)それもスタメンで起用して、重責をになうことが大事。
この試合、松田選手が出てきたとき、塚元選手が終盤の最後にほんの少しだけれどピッチで走っているのを見たとき、「宮本監督ありがとう」と言いたくなっちゃいました。
たしかに怪我人続出な上に過密日程、5人選手交代枠ありだからこその若手の出番が増えた、とある意味若手にとっては出場機会を得る条件が揃ったと言うことはあるでしょうが、それでもJ1ガンバで出場できるかことは、若手にとってとても大きい成長の後押しになると思うのです。その意味でも、J3にガンバU23が参加していることの意義がある、と思います。来季はどうなるかわからないけれど。

プロのサッカー選手として活躍することが、新型コロナウィルス との共生を余儀なくされるこの時代にはとりわけむずかしくなっていくと予想しています。いつまでこんな状況が続くのか、先が見えない中でプロ選手になることをためらう人たち、はいないにしても、やっぱり無理となる人は大勢いるでしょう。
それでもプロをめざして、お金を払って試合を見ている観客たちの前でプレーをしたいという選手たちが、一人でも多く「晴れのピッチ」でプレーできますように! なんてことを思いながら、高尾選手の神クリアシーンを3回くらい見たのでした。
 



ガンバ大阪1−1横浜Fマリノス

キックオフ直後に「この試合は行ける!」という手応えがありました。マリノスが調子悪いとかそういうことはまったくなく、むしろ1トップ2シャドーの攻撃は相変わらずとても脅威だったのですが、それでも「負ける気がしない」と見られました。勝てなかったけれどね。
ガンバのどの選手もすごくよかったし、チームとしても戦い方が整理されていて、一人ひとりがミッションをきちんとこなしながらも創意工夫があり、とにかく見ていてとても楽しかったです。こういう楽しいサッカーが見られたのっていつ以来? でも勝てなかった。あともう1点、が次戦への課題となりそうです。
一晩たって、またハイライトと前半と後半の15分ずつガンバがよかった時間帯(攻撃も守備も含めて)を見直してからの感想です。
1)マリノスの先制を許したのは山本選手がボールを奪われたことからでした。が、それ以外のシーンで山本選手はパスといい、ボールの奪い方やさばき方、守備への切替、すべてにおいて「成長」を感じさせました。
2)福田選手も90分を通して「波」というか「粗」が少なくなってきた気がします。以前は空回りでミスが多かったり、守備→攻撃→守備の切替が遅かったり、ぜんぜん攻撃にいけなかったりしていた試合が多かったのだけれど、昨日の試合では90分を通しての試合の流れがちゃんとわかっている感じがしました。
3)ヨングォン選手と昌子選手の落ち着きが安定をもたらし、2人の攻撃参加の迫力が増してきた感じがします。
4)井手口選手、きっとつぎの試合ではあのミドルの1本は決まるよ!! どんどん打っていこう! 枠内にね。
5)倉田選手、キャプテンマークが似合うようになってきました。要所要所でおさえているプレーが印象的。画面にうつらなくても、きっとあそこに倉田選手がいるだろうなあと思ったらちゃんといて、同じように試合の流れをつくっている感じがしました。

そのほかの選手もみんなとても良かった。
連勝はストップしたけれど、こう言う試合を続けていけば、また負けなし記録は伸ばせるはず。 

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