Glamorous Life

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2022年01月

 毎日送られてくる沖縄キャンプレポート@YouTubeでガンバ不足を補っています。誰がいて、誰がいないか、誰が楽しそうで、誰が緊張しているか、チェックに忙しい。
 とりあえず(本当は緊張しているんだろうけれど)福岡選手とウェリントン・シウバ選手がやたらと楽しそうで、意外なことに福田選手がなんかもう疲れているみたいだなってことはチェック。新加入選手はみんな「ザ・緊張」でこわばっていて、いやいや、そこまでわかりやすく緊張せんでもいいから、と肩を叩きたくなる。あと、セジョン選手が「今年はやったるで」の雰囲気を漂わせていて、それも期待を盛り上げてくれます。
 今年のキャプテンは誰になるのだろうか? 私は倉田選手を指名したいところ。でも、昌子選手かもなー。そろそろ三浦選手を解放してあげて欲しいような。

 キャンプレポート見ながら、ふと思い出したのが、合宿とかキャンプって辛いこともいっぱいあるけれど、楽しい思い出もいっぱいだなということです。
 私は高校生くらいまでほんっとに運動神経がなくて、不器用で、体育嫌いで、体育の時間になると緊張してこわばって、だから余計にできなくて劣等感いっぱいでした。でも、からだを動かすのは好きだったし、運動で汗をかくことは楽しかった。速く走れなくても、高く跳べなくても、ダンスなんかまるでリズムが取れなくても、ボールがまるで違うところに飛んでいってしまっても、笑えるほどからだが柔軟じゃなくても、からだを動かすこと自体はとても楽しかった。そして、「楽しい」という記憶をからだに染み付かせることが重要だなと思うのです。
 体育の評価が、通信簿で10段階で6とかだった私だけれど(体育に6以下の評価はつかなかったので、つまりは最低の成績ってこと)、今もウォーキングに太極拳に筋トレに、とからだを動かすのに忙しいのは、楽しかったという記憶があるからこそ。
 だから子供たちに運動とかスポーツを教える人たち、もしくは体育が得意なエリートたちに言いたい。
 どれほどドンくさくても、どれほど下手でも、それを馬鹿にして笑ったり、できないことを叱ったりしないでほしい。
 うまいとか下手とか、そんなことはどうだっていい。形ができなくても、すぐに疲れて座り込んだりしても、あたたかく見守ってあげてほしい。ただただ「からだを動かすのって、ほんと楽しいよね」ということを記憶させてあげること。それが大事なんじゃないか。
 私はどこで楽しいことがすり込まれたかを毎日考えていて、思い出したのが小学5年生から参加していたガールスカウトのサバイバルキャンプのこと。あれは11歳の子供に体験させるには酷じゃないですか、というほどのサバイバル訓練でした。11歳から16歳までの女子だけで(女子大生のインストラクターはついたが)、テントを張り、炉を作り、(晴れていれば)マッチを使わず火を起こし、近所に流れる川の水が飲めるかどうか水質を確かめた上でわかして飲み水を作り、なんといってもトイレも自分たちで作ったこと。
 あの4泊5日のキャンプで、ひたすら自分のからだを使って「生きる」ことを学んだような気がします。何年か続けて毎年キャンプに参加するうちに、「そうか、からだって生きるために使うんだ」という当たり前で根源的なことがわかってくるのです。そしてそれが、めちゃくちゃに疲れるけれど、めちゃくちゃに楽しかった。
 もう二度とやりたくない、来年はもう行かない、と思いながら、重いリュックを背負って帰ってきて、解散式でなぜかみんな抱き合って号泣し、ありがとう、お世話になりました、とか挨拶し、数日後にまた片付けのために集まって「来年はもっとこのへんを訓練してから行こう」とか反省会をして、翌週から一年後に向けて訓練を始めてしまう。
 速く走る、高く跳ぶ、強くボールを蹴る、うまく踊ることだけが運動じゃない。速く、強く、うまくできる人のためだけに、スポーツはあるのではない。
 からだを動かすのって楽しいね、そして生きるためにはからだを動かさなくちゃね、ということを知るために運動はある、のだと私は思う。

 プロ選手のキャンプとはまるで違うことを書いてしまったのですが、つまり、何が言いたいかというと、そりゃもちろん甘っちょろいことを言ってるんじゃないよ、と言われそうだけれど、何はさておいても「楽しんでください」ということです。
 キャンプが楽しめたら、きっと楽しいシーズンになるはず。そう期待しています。
 

やっとキックオフ・イベントをYouTubeで見ることができました。以下、箇条書きで感想を書いておきます。

1)片野坂監督の誠実さに心打たれる。
 実は監督がまだガンバのコーチをなさっていたとき、偶然なんですが間近でお姿を拝見し、というかご挨拶をしたことがあります。もちろん通りすがりに「こんにちは」「お世話になっております」程度の挨拶をしただけでしたが、こんな一サポにすぎない私にまで、少し立ち止まって頭を下げられたことを、イベントのインタビューを見ていて思い出しました。
「最初から優勝を狙うとはいえない、まずは優勝争いができるチームにしたい」
 この言葉に心鷲掴みされましたよ。そういう言葉が聞きたかった。
選手に最初に挨拶された時「まずガンバに残ってくれた選手にありがとう、ガンバに来てくれた選手にありがとう、と伝えた」とのこと。この言葉に、またまた心鷲掴みされました。
 決して派手ではないし、言葉を選んでゆっくりお話になっているけれど、中にとても熱いものを持っていらっしゃるのだろうなあ、ととてもよくわかるお話ぶりで、なんというか「信頼しています! ついていきます!」と言いたくなりました。
 2022年シーズンからものすごい飛躍をとげることはないかもしれない。でも、ゆっくりとでいいので、強いガンバを作り上げていってほしいです。

2) 山見選手と坂本選手のガツガツ感に期待する。
 中村選手も含めて、この三人はもうJ(J3含む)の試合経験があるし、山見選手なんかゴールも決めちゃってるし、だから当然なのかもしれないけれど、いい意味でふてぶてしい。初々しさではなく、ふてぶてしさを感じさせる新人選手って、ちょっと記憶にないです。もちろん目の前の山は険しいでしょうが、大丈夫、ふてぶてしく乗り越えていってください。

3)(ガンバと直接関係ないけれど)前園さんの司会のうまさにびっくり。
 的確な質問で話を引き出し、盛り上げるエピソードを紹介して、決して話している人にかぶらずに話を聞き出すうまさ。ほとんどかまずにニュース解説者のようによどみのない進行ぶりに、ほほーと感心しました。

4)新ロゴはまだ慣れないなあ。
 毎回「え? これどこのチーム?」と思ってしまう自分。ユニのデザインがあまり変わってないので助かるけれど、これ、もしユニまで大幅チェンジされていたら、ガンバかどうかわからなくなってしまうかも。慣れるまでに少し時間がかかりそうです。

5)シーズン開幕が楽しみ!
 たしかに「うわっ!」という補強はなかったし、これからたいへんかもね、と思わないでもないけれど、でも今シーズンこそ「新生ガンバ!」の萌芽くらいは見られそうな期待感を抱かせるのに十分なキックオフ・イベントでした。
 開幕が楽しみです。 

 年があらたまってからこちらでご挨拶もしないうちにもう松の内があけてしまいました。
 たいへん遅ればせながらですが、みなさま、今年もグラマラスライフをどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、実行できるかどうかはさておき、今年の私の目標を書いておきたいと思います。

1)生活するにあたって軸足を「仕事」に置く。
「仕事」と「カッコ」をつけたのは、私の本職であり、労働の対価を金銭で得ている「モノを書く仕事(翻訳を含む)」だけでなく、ボランティアとしてやっていること、また介護、家事などのケア労働も含めています。
 特にこれまで「ケア労働」を仕事だとは考えていなかったので、やってもやっても報われなくてストレスがたまったし、ときには腹も立ちました。でも、これからは「これは仕事!」と割り切って、「やってやって」と頼まれたことを何でもかんでも「やってあげる」のではなく、私のキャパシティの範囲を超える要求に対しては「それはできない」ときっちり線を引くことにします。
 自分のキャパを相手に示すことは、仕事の基本だと私は思っています。「そこまではやれるけれど、それ以上は私にはやれないし、私の仕事ではない」と示すことは、仕事の基本能力ではないかと。
 キャパの範囲をどう定めるか、それが難しいのですが、一応時間的、労力的、金銭的なキャパシティを具体的に数字で定めて、それ以上はやらないでほかの方にお願いしてお任せしようと考えています。ほかの方に「仕事」を割り振るのが、実はたいへんな「仕事」なんですけれどね。
 そして優先順位はやはり「モノを書く仕事」が一番で、ほかのことよりも優先したいし、そうすべきだし、そうしよう、というのが新年にあたって決意したことです。

2)今日を大事にする。
 コロナで得た教訓の一つは、昨日と同じ生活、考え方、働き方、人間関係が今日もできて、変わらないと考えることはもう許されないのだな、ということです。
 明日はどうなるかわからない。いろいろな面で、明日、今日と同じことができるわけではない。100年に一度と言われる感染症の拡大は、未来の不透明性をはっきりと突き付けました。
 でも、私はそれを危機感とか悲観論に結びつけたくはないのです。明日はどうなるかわからないのだから、今日を完全燃焼したいし、こうなってほしいという自分なりの未来の世界像(卑近な世界観に基づく未来像ですが)を描いて、それに向かって自分を変えていくようにがんばりたい、と思っています。
 だから今日やりたいことは今日する。今日会いたいと思った人がいるなら、今日連絡してスケジュールを調整する。
 今日を大事にしたいです。

とこの二大目標に基づいての具体的目標。
1)ガンバの試合をホーム&アウェイ合わせて最低10試合生観戦する。
2)いま翻訳中のものも含めて、今年中に本を2冊少なくとも脱稿までは終える。
3)月と星座を観察する。
4)毎日ウォーキング、週に2回は太極拳
5)書道の課題を毎月必ず最低3作品提出する。
6)ブログを月3回は最低でも更新する。

本当は「行ったことがないところに旅行する」を加えたかったのですが、これは自分の意志ではどうにもならないので諦めました。

 今年も健康に気をつけて、目標が達成できるように頑張りたいです。
 いい年になりますように!
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