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2022年04月

春の嵐を押して、国立競技場Jリーグ初開催という記念すべき試合に行ってきました。FC東京さまが「こういう記念すべき試合で負けるわけにいかないから、そうだなあ、やっぱり招待するなら確実に勝てそうなところ、でも、知名度もあって、客も呼べそうなところとなると……」というのでご指名だったのではないかと勝手に推測。
そして見事、そのご期待に応えましたよ、ガンバさんは。
適度に攻めながら、決して決定的な攻撃をせず、適度に守りながら、ゆるいところを見せる。圧倒はされないけれど、FC東京>>>ガンバくらいの印象を、国立競技場見たさにやってきたお客様にもばっちりお見せして、また国立競技場のFC東京戦に足を運んでもらうチャンスを作りました。来年のGWの試合にはもうよんでもらえないかもしれませんがwww
もう5年前から思っていることですが、ガンバは弱い。J1(もしかするとJ2でも)の中で6チームずつ上から分けると、おそらく最下層グループでしょう。
そのことをしっかり自覚してほしいなあ。選手はともかく、監督やコーチはわかっているでしょうが、一番わかっていないのがフロントかも。
弱いチームには弱いなりの戦い方がある。現実主義に徹するってことも大切なのではないかな、ということを寒さに震えながら観戦し、近くのマクドで温かい紅茶をすすりながら思いました。
恐ろしいことに、いまの私は「負けてくやしい」とかいう気持ちは全然湧いてこないのです。
以前は負け試合の後は悔しさだか何だか、夜眠れなかったりするのですが、このごろは「ま、しかたないか」と割り切って熟睡できる。
昨年までは「いよいよ降格かも……」と怯えたりもしましたが、昨日の試合後は「ま、降格もありかもね〜」程度でした。

そう言いながらですが、いくつかお願いが。
1)監督を替えないでほしい。監督を替えても同じことだし、とにかく今の監督とスタッフを信じていくしかない。
2)前線(FW)をどうにかしてほしい。きのうスタメンを見たときに、「何? 勝つ気なし?」と一瞬思いました。それはあまりに失礼だと思い直したけれど、脳内予想があまりに的中してしまう試合内容に寒さがよけいに身に染みて、試合途中でトイレにいくほどおなかが痛くなりました。
監督〜〜、怪我とかあるのかもしれませんが、この期に及んで、まだまんべんなく選手をローテーションする必要があるのでしょうか? そろそろ見切りをつけてもいい選手がいませんか? ある程度固定したベストメンバーで試合を重ねることも必要ではないか、と私は思いました。
3)サッカーはミスをするゲームではありますが、あまりにも、あまりにもミスが多すぎる。ミスを半分とはいわないまでも、3分の2くらいまでは減らしてほしいです。きのう落ち着いて、ミスをしないように、でも自信を持って萎縮せずにプレーしていたのは、一番が小野瀬選手、二番がダワン選手、三番がちょっとだけでしたが中村選手でした。意図ある挑戦が失敗することはミスとは言いません。ミスは萎縮したり、あわてたり、つまりは自信がなくなっていくことで起こるのだと私は思っています。1失点目につながるミスをした斉藤選手が、失点後に急に萎縮しちゃったのは本当に残念。

もう少し前向きに楽観的なことを書きたかったのだけれど、試合内容と気候の寒さにやられて頭が前向き回転できず、すみません。
 

 湘南戦については、またもや記憶から消したいのでもう書きません。スタッツだけは見る、とか言ったけれど、後半ガンバはシュートゼロという数字が目に入ったとたんに、またもや見ないことにしました。後半になると足が止まるのは何故なんでしょうか? ローテーション組んで、新人もどんどん使っているはずなのにね。

 そこで今週のブログは、ガンバのことをちょっとお休みして、「締め切りについて」書いてみようと思います。
 思えば仕事を始めた45年前から、私はずっと締め切りと闘い続けてきたような気がします。いつの頃からか、締め切りを擬人化して、ときに「締め切りさまがおいでになる」と敬語を使って畏れ、ときに「締め切りの野郎、いちいちうるさいんだよ」とののしり、ときに「締め切りさ〜〜ん、ちょっと待ってよ〜〜」と懇願してきました。
 若い頃は締め切りが重なっても、無理をすればある程度は守れたし、締め切りに間に合わせるためにちょっと無茶な仕事配分もこなせました。でもここ10年は無理です。何件も重なってしまうと、体力云々以前に、「締め切りストレス」で精神的にまいってしまう。
 ここ10年は仕事の依頼があると、仕事の内容やギャラより前に聞きたいのは、「納期はいつですか?」ということです。単発ものの取材記事(納期が短い)だけでなく、本を訳したり書いたりする仕事(納期はたいてい数ヶ月先)も、締め切りによっては「ううう、ちょっと無理かも」と受けられない私がいます。もう20歳若かったらぜったいに受けていただろうと思う仕事でも、最近は涙をのんでお断りせざるをえない。な〜〜〜んて、そんなにいっぱい仕事の依頼があるわけではありません。ただ、言ってみたかっただけ。
 今、集中して仕事ができる時間は、1日せいぜい6時間になりました。午前3時間、午後3時間。以前は夜にも3時間くらいやっていたけれど、もう無理です。何かあって(たとえば母の介護のこととか、孫預かりとか、体調不良とか)締め切りに間に合わないのではないかと思うとこわいので、できるだけ締め切りの前に終わらせたいと思うのですが、それがなかなかうまくいかず、たいてい締め切りぎりぎりになってしまう。それがまた身体的・精神的ストレスです。
 でも、何の本だったか忘れましたが、「締め切りが脳を活性化して、老化させない」と書いてあったのを思い出します。締め切りがなくなると、たちまち脳も身体も精神もだらけてしまうそうです。何日までに、何時までに、これを仕上げなくちゃ、と思って、締め切りに合わせて逆算してスケジュールを組むことが、何よりも脳にはいいのだとか。そんなこと言われても、締め切りが与えるストレスが軽減されるわけではありませんが。
 こんなことを書いているのは、GW前進行でいつも月末にやってくる締め切りが前倒しになって、今週中に納品しなくてはならなくてあせっているからです。いやいや、こんなこと書く前に、原稿書けよ、ゲラ読めよ、です。わかっちゃいるのですが、ガンバのことを書きたくない、考えたくないから、誤魔化しているだけかも。
 
 さ〜〜て、ゲラ読みに戻りますか。

 

 

なんだろう、3試合に1試合はまあまあいいかなという内容だけれど、あとの2試合はだめだめ感に落ち込む、そんな感じです。
いまだホームで勝利がない清水は、悲壮感が漂うほど必死で走ってましたし、応援もすごかった。それに絶好の観戦日和、というかずいぶん暑そうで風も強そう。そう、ガンバが苦手とするシチュエーションです。
そのためかどうか、キックオフ直後から清水にボールを持たれてたじたじ。またも「前にボールが運べません」状態になり、ロングボールを蹴る蹴る一辺倒。パトリックを狙ったそのボールも跳ね返されてあっという間に相手にわたってカウンター。その繰り返しで、前半は忙しい慌ただしい試合でした。
後半に入って、ぱっとしなかった(たぶん古巣にただいまの空回りですね)石毛にかえて倉田。これで落ち着くかと思ったら、失点。いや〜〜デジャヴな失点シーンで、今季いったい何回この失点を見ただろう。
焦りの色が濃くなったガンバはばたばたと攻撃にエネルギーをさくのですが、パスはつながらず、またもやカウンターを浴びまくるので、DFラインはもっぱら前線にロングボールを蹴る要員になっていました。あの〜〜カタノサッカーってGKからつないでいくスタイルが売りじゃなかったんでしょうか? いまのガンバの選手ではそれができないから、パト狙いのロングボール攻撃ばかり? そしてまたパトにボールがおさまるか、落としたボールを拾って攻撃ができたらいいけれど、それも出足の早い清水にやられているとか、去年までのデジャヴですね。
それでも、ペレイラを入れて(遅いよ!)からは、私が嫌いなパワープレー炸裂。
ぎりぎりに小野瀬のゴールで追いつきましたが、いや〜〜〜それで報われて勝ち点1を拾ったから、またぎりぎりでパワープレーやりますよっていうのはやめてほしいなあ。

今シーズンはもう順位は気にしないことにしていて(順位表は見ていない、いっさい)、かわりにスタッツはよく見ているのですが、今季でいいのはシュートはよく打っていることです。昨年はシュート数とかもほんとなかった。でもペナルティエリア内でのシュートが少ないのが気になります。得点もセットプレーのこぼれ球がほとんど。失点を減らすことも重要ですが、ペナルティエリアに切り込んでのシュートを増やすこともきっと課題ですね。
道は遠くて険しいけれど、後ろ向きにならないで進んでほしいです。
つぎは湘南戦。谷くんはまだ出られないのかな?



昨晩は用事があって外出していたので、今日になって試合を見ました。
ダイジェストでいいかなと思ったけれど、昨晩も前半の30分まで(仕事が始まるまで)DAZN観戦していたので、せっかくだから続きで見ることにしました。
どちらもミッドウィークの中3日の試合なのに、ハードワークしていましたね。京都に押される場面も多かったし、後半小野瀬がキーパーとの1対1を外して以降は、京都に攻められっぱなしでハラハラものでした。結果を知っているのに、ハラハラさせて、ときどき「なんでそんなん外すんや!!」と叫ぶ。つまり、おもしろく見たのでした。
攻撃、守備ともまだまだ連携も取れていないし、ドタバタしているのだけれど、ここまでやってきて「点が取れない試合が一つもない」というのは評価していいのではないかと。同志が大っ嫌いなスコアレスドローの試合がない。去年はドローじゃなくてもガンバはスコアレスの連続だったので、それを考えると「あれ? もしかして進歩してる?」とか言いたくなるのですが、言っちゃいけないかも。やっぱり勝たないとね。
そして、そして、ちまたで噂の(ちまた=私と同志の間)ダワンですよ。
守備よし、ハードワークよし、技術もバッチリ、周囲との連携もビックリ、そしてあのビューティフルゴール。あれ、なんですか? ペナ外からのゴールが今年はやけに多いのですが、その中でもあの軌道は記憶に残る美しさ。結果を知っていながら、あのゴールを見て「ウォー!」と叫んだ私。
斎藤とダワン。このボランチは近年ガンバにはなかったコンビだと思います。
まだまだ成長途中だということが確かめられた京都戦でしたが、成長していく方向は間違っていないのではないか、という気もした試合でした。
 



福岡戦に続いて、ルヴァン鹿島戦もひどかったみたいで、ちょっとどうなんだとしばらくガンバに関すあらゆる情報をシャットアウトしていました。
名古屋戦もこわくて、DAZNの音声を切って映像だけにしてチラ見しながら観戦。最初の10分までは押されていたので、ますます音声は入れられないまま、チラ見続行。
ところが山見選手のFKに、昌子選手のすばらしいグラウンダーのシュート。結局パトリックのゴールになりましたが、昌子選手のガンバ初ゴールと少なくとも当ブログでは記録しておきます。
その後もいい感じにガンバが主導権を握れるようになり、後半に入ってからは音声オン。加地さん解説の声が一気に明るくなっていて笑いました。
そして見事なオウンゴールに、嬉しい嬉しい3点目。ガンバがリーグ戦で3点とったのっていつ???  しかもゼロで3点って……。
3点目は、黒川選手のリーグ初ゴール。素晴らしいゴールでした。あのランゲラックGKとほぼ1対1で、利き足でない右足を振り抜いて、私が「あ、打つな!」と思うよりも0・2秒ほど早いタイミングで 打った! 素晴らしい!!!!
最後のセジョンがトラップしたボールを奪われての仙頭選手のすばらしいゴールで失点。うううう。あれはね、片野坂監督も怒りますよ。 そもそもあのラインにいるセジョンにパス出すってどうなの? その昔々、ヤットさんが同じような位置でボールを奪われてシュートされちゃった試合があったのを思い出しました。ヤットさんの場合は、どこにパスだそうかとくるくる頭を振っていたときに奪われたのですがね。DFラインより少し前にいるボランチは要注意です。

と、こういう「もっと見ていたい、何回も見ていたい」という試合の後につまらん試合をするのがガンバ仕様なので、それをぜひ吹っ切って、つぎの京都戦も「何回も見直し配信を見ていたい」試合をしてkださい。いま仕事がめちゃ佳境な私に、「こんなことしている場合じゃないよ〜〜」というれしい悲鳴を上げさせてください。 

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