選手のユニが汗でべったりとはりついているのを見て、この高温多湿のなかでの90分以上の時間を走り抜くのは並大抵のことではない、と画面のこちらがわにいる私まで息が詰まりそうでした。
後半ロスタイム7分の表示で、そんな酷なロスタイムをとるなよ、と主審に文句を言いたくなったり。京都木下のシュートがゴール脇に外れたシーンでは、もうね……時間差で結果を知っていても息がとまりましたよ。
72分、ガンバの福田のヘディングゴールを守り切っての勝利。
どちらに転んでもおかしくない試合だったし、まあまあよかった前半が無得点で終わったとき(ディエゴのゴールがオフサイド判定だったときには、こりゃ引き分けもあるかなと覚悟)、後半にみんなの足がとまってしまうのではないかと怖かったです、はい、結果を知ってから見ていたのにもかかわらず。
この試合の私のMOMは、得点した福田ではなく、CBの三浦。
とくに後半、足がつりながらも終了まで「ぜったいに勝つんだ」という気迫のプレーでした。頼もしかった。もちろん勝利は全員の力ですが、三浦の鬼気迫る気迫がゴールライン前にバリアーをはっていたような気がします。
もう一人、食野がおそらく今季見ているなかで一番いいプレーをしていました。ゴールにつながったプレーだけでなく、交代からまもなく見せた、前にドリブルで走り抜いた思い切りのよさと気迫は、疲労の色が濃くなっていたチームを勇気づけるものでした。
つぎはホームでvs柏戦。
コンディションを整えて、どうかよい試合を!