この試合のガンバ目線での見どころは、前半の中谷選手の神クリアにつきます。
福岡選手がペナルティエリアのはじっこでボールを奪われて(ああいうシーンを私でさえ何回か見た。ほんと気をつけてほしい)一森選手も前に釣り出され、ゴールマウスががらあきになっているところをねらわれたシュート。それを中谷選手がはじき返したのです!
ハイライトを見ると、奪われた瞬間に中谷選手はもう走り出している。なんでしょ、あの反応のよさ。危険察知する能力がすごすぎる。つねに360度に注意を向けて、リスク管理はもちろん、どこにクリアボールを蹴り出せば攻撃につながるかという読みまですごいです。
試合の8割くらいは鹿島のペースで進み、後半に少し持ち直したとはいえガンバの攻撃はあまり見られませんでしたが、そこはもう割り切るしかないのかなと。
宇佐美選手が試合後のコメントで「今は簡単に失点する気がしない。あとは押し込んだ時間帯でもう1つ余裕ができれば、その先で色々な(崩しの)アイデアを広げていける。でもそれも、伸びしろなので」
日経新聞でこのコメントを読んで、思わず歌いましたね。クリーピー・ナッツの「のびしろ」。私のなかでお孫に教えてもらったこの歌がすでに年間ベスト1で、気分をあげたいときにはいつも聴いています。ガンバの選手たちが試合後のコメントで「のびしろしかない」とかいうのを聞くたびに、クリーピー・ナッツのTake1に走る私。
後出しジャンケンですが、この上位対決3連戦でミッドウィークの鹿島戦は引き分けるんじゃないかなと予想していました。鬼門カシスタ、苦手鹿島、というのもあるけれど、なんとなくね、いまのガンバと鹿島がぶつかると、お互い負けはしないけれど、勝つところが見えないというか。
さて、そこでつぎの試合がまたまた大事です。
クリーピー・ナッツ「のびしろ」を聴きながら、町田戦に向けて気持ちを上げていこう!