Glamorous Life

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2024年11月


前日まで新潟に行こうかどうしようか迷ったのですが、結局諦めてDAZNライブ観戦。
ガンバがガンガン攻めている時間帯に得点できてほんとよかった。得点した山田選手もポジショニングといい、鋭いヘディングといい、とてもいいゴールでしたが、それ以上に黒川選手がすごい。天皇杯決勝戦のときから、黒川選手の強気なあがりとクロスに何回も腰が浮きましたが、この試合で攻めの姿勢が実ってうれしいです。同志に「黒川、なんか覚醒していません?」とメッセージを送ったら、「ここにきてハイ!」と返事が。ハイ=HIGHですね。来シーズン、黒川選手はよりHIGHになることが期待されます。
でも得点後には、前からプレスをかけてくる新潟にたじたじ。この試合の最大の見どころ(?)は、CKから、まず一森選手がラインぎりぎりでパンチング、そのクリアボールを蹴り込まれそうになったのを中谷選手が掻き出す、それをペナ外で拾った選手がシュート、それもまた一森選手がパンチングでゴールライン外に出す、という連続クリアの場面でした。
後半に入ってもなかなかボールが前に運べない。クリアしても新潟に拾われてまた攻められてしまう。その繰り返し。
そこでウエルトン選手→アラーノ選手と交代の手を打ってきて、右にアラーノ、左に山下とサイドを変えたのがポイントだったかも。
なんかね、その交代後はヒヤヒヤハラハラの度合いが3割くらい下がりました。アラーノ選手、やっとコンディションが上向いていい感じです。来節も頼んだ!
町田が勝利し、神戸がアディショナルタイムで追いついて、結局順位は変わらず4位。ACLエリートの切符はどうなることやら。とにかく来節も勝たねばなりません。それはぜったい。

DAZNでWEリーグ、日テレベレーザvs広島レジーナの試合も並行して見ていて、眞城選手(17歳)がWEリーグ初ゴールをあげて私は拍手を送りました。後半にも北村選手がすばらしいゴールを入れて、ベレーザ暫定ですが首位です。アイナック神戸の試合が明日なので、あくまでも暫定ですが。
応援しているチームが両方ともクリーンシートで勝ったおかげで、今週は気分良く過ごせそう。

もう一つ。ガンバユース、関西プリンスリーグ優勝おめでとう! クラブユース選手権で優勝してから怒涛の8連勝。プレミアリーグ復帰にはあと2戦。どうか勝ち進んで来季はぜひともプレミアのステージに戻ってほしい。

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ガンバが4年ぶりに天皇杯決勝に進出し、9年ぶりにタイトル獲得のチャンスがめぐってきたとわかった日から、ほぼ毎日あちこちの神社におまいりして、どうかいい試合になりますようにと手を合わせてきました。同時に対戦相手の情報や、ガンバの選手コメント、プレビューなどの情報はいっさい遮断。私にできるのは応援あるのみと2時間前到着をめざして新国立競技場に向かいました。
決勝日和の秋晴れで、気温も風力もサッカー観戦にぴったり。関西勢同士の対戦となったにもかかわらず
、チケットの売れ行きもガンバ側3万1000枚、神戸側2万4000枚と上々。観客数は6万2837名と天皇杯決勝で最多だったそうです。ガンバのゴール裏は3層までぎっしり。私はバックスタンドだったのですが、ガンバ側は満席でした。舞台は整った、という感じで14時キックオフを迎えました。
ただ、ガンバのエースで、今季、ガンバを名実ともに牽引してきた宇佐美貴史は練習中のハムストリングの怪我で離脱。私がそれを知ったのは同志からキックオフ2時間前に送られてきたメールで、でした。でもガンバサポすごいな、と思ったのは、1時間半前の決起集会から、宇佐美のためにより応援に力を入れようとものすごい盛り上がりだったことです。選手コールのときも、最後に宇佐美のチャントが歌われて、私の隣にいた中学生女子数名が悲鳴のような大声で歌っていました。ユニは山田と山下と一森だったけれど(苦笑)
そして内容はといえば、とくに前半はガンバのペースで、左サイドの半田と山下、右サイドの黒川と倉田で攻撃の基点を作り、そこに山田と坂本がからんでチャンスを作り、ガンバの応援席をわかせました。惜しまれるのは、最後のフィニッシュが甘かったこと。強力CFの不在に泣いた今季を象徴していたかも。あの時間帯にゴールが生まれなかったことが敗因だったと、いま振り返ると悔やまれます。(あと後半に押し込んだ時間帯でのダワンのシュートがもう20センチ内側だったらとか、たらればを言えばきりがない)
後半は、前半にほとんどシュートが打てなかった神戸が井出に替えて佐々木を投入して、ガンバ側のとくに左サイドを無効化する手を打ってきたことにより、攻撃の基点がうまく機能しなくなりました。そしてペナルティエリア内で武藤→大迫とつながれて、いったんは防いだものの後ろから走り込んだ宮代に蹴り込まれて失点。
終わってみれば、神戸の枠内シュートは前後半通してこの1本だけで、あとはシュートまで持ち込ませなかったし、中盤でパスカットするとか、守備でもガンバはよく連携がとれていて走れない選手がいなかった。準備はよくできていたことを感じました。昨季までだったら後半だけで3失点くらいしてたかも。失点のあの瞬間はひと晩眠って頭から追い出したつもりだったのですが、これを書きながらスロー再生してみました。あれは神戸のさすがの攻撃だったとほめるべきかな。
リーグ戦はあと2試合残っているので、今季の振り返りには早いのですが、それでもあえて言わせてもらえれば、今季のガンバはここ数年と比較するとはるかに魅力的なチームになったと思っています。チームを牽引してきた選手として目立っているのは宇佐美と中谷でしょうが、チーム全員の個の力も、チーム全体のチーム力もかなりアップしたからの成績です。それは守備のやり方が整理されたことが大きいし、攻撃では山下のスピードとウエルトンの重戦車ぶりが基点から基線へと進化をとげたことが大きい。決勝戦はガンバのそんな今季の成長がしっかりと示された、という意味でいい試合でした。
それでも負けは負け。いつも新国立競技場から渋谷か代々木公園まで少し遠回りしながら1時間ほどかけて歩いて帰るのですが、昨日は足が重く帰り道が遠かった。
来年は足取り軽く、心弾む帰り道になりますように。
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一年続いたらこのブログでも打ち明けようと決めていたのですが、なかなか打ち明ける勇気がなくていまに至ってしまいました。
実は、昨年からタップダンスを習い始めました。友人の娘さんがプロのタップダンサーで、もう10年以上教えてもいらっしゃるのですが、友人から「初心者クラスの生徒を募集しているのだけれど、やってみない?」と誘いを受けました。私はダンスというものを生まれてこのかた一度もやったことがありません。リズム感はないし、からだは固い。ましてやタップダンスなんて、舞台を見たことはある程度で自分がやるなんて考えたことさえありませんでした。
でも、友人から「ちょっとでもやりたいなと思ったらやろうよ! もう歳だから無理とか言わないで、無理かどうかやってみないとわからないじゃない。なんてったって人生で今日が一番若いんだから、今日やりたいことをやらないと、明日はどうなるかもっとわからないよ」と言われて、そうか、まずはやってみようか、と入門したわけです。はい、おっちょこちょいだからね。
そして1年たったわけですが、上達も何も、まだ「タップダンスをやっている」と口にするのさえはばかられるほど何もできません。初心者クラスといいながら、タップは初めてでもジャズダンスを長年やっている、とか、バレエをやっていた、とかそんな人たちばかりで、私はひとり、ついていけるのはアップまで、という状態。ステップをつぎつぎと習うのですが、クラスではまったくついていけず、送ってもらった動画を帰ってから何回も見直さないとどんなステップだったかもわからない。先生が最初に「タップは頭を使います。頭で理解しないとなかなかできない」と言われたのですが、まったくその通り。タップに限らずダンスみたいな身体芸術って頭を使うものなのかも。
それでも1年続きました。なぜなら、楽しいから。できなくたって楽しい。いや、ちがうな。できないから楽しいのかも。この歳になると、ついついできることばかりをやってしまうのだけれど、できないことを少しでもできるようにすることはすごく新鮮で楽しいんだな、としみじみ(負け惜しみと言い訳もあるけれどね)クラスが終わって汗だくへろへろになりながらも、帰り道は爽快でうきうき気分です。
いまさらタップダンスなんか習って何がしたいんだ? という声もあるでしょうが(自分のなかからでさえそんな声が聞こえてくる)、楽しければいいんだと思うんです。何も舞台に立ちたいとか、誰かに見せたいとかそういうことが目標(目的)ではない。
なんてったって、楽しいことがたくさんあるほうが人生の満足度は上がるはず。2025年の今頃も、まだタップを楽しんでいることが目標といえば目標です。
それにしても、なんでこうも思ったようにからだが動かないんだかね。



遅くなりました。
試合の日はチャリティフットサル・イベントに久しぶりにシューズをはいて参加してました。本当はジュビロ戦を現地で観戦するつもりだったのですが、女子が足りない(私も女「子」とは言い難いが)といわれて、お飾りでいいのであれば、と参加した次第。イベントも15時キックオフだったので、同志から送られてくる情報を休憩時に見ながらオンライン観戦気分。
札幌戦以降、アディショナルタイム劇場が続いているガンバですが、今回もまたまたアディショナルタイムに追いつかれて、その3分後に勝ち越すという劇場をやってのけました。
なんですか? もしかして「演出的には2点リードであってもまず追いついてもらって、そのあと逆転のほうが盛り上がるよね」とか考えてます? まさかね。
帰宅して、疲れたカラダに鞭打って、DAZN見逃し配信で試合を見ましたが、前半に9分、後半に11分って、アディショナルタイム合わせて20分もあるのは、ある意味「異常」。少なくとも私は20分のアディショナルタイムは経験ないなあ。現地観戦の方、この時間を長く感じられたのでしょうか? しかも前半アディショナルタイムに山下選手の逆転ゴール、後半アディショナルタイムに坂本選手のゴールだもの。試合結果を知っているから、213分を見ることができましたが、知らなかったらものすごく長く感じただろうなあ。
オフサイドで取り消しになったダワン選手と山下選手のゴールも含めて、ガンバがネットをゆらした6ゴールはすべてビューティフル! ああいうゴールが見られたら本当に気持ちいいですよね。しかも演出効果抜群のロスタイム勝ち越しゴールだし。
この試合、ゴールした半田、山下、宇佐美(PK)、坂本各選手に加えて、前半2分に惜しいシュートを放った倉田選手、最後の勝ち越しゴールまでボールを運んだ美藤選手の活躍を見ていて、ガンバの新世代がベテランとうまく融合していっているなという印象を持ちました。
遠藤さんがコーチで戻ってくると聞いたとき、世代交代がうまくいくのかとても心配だったのですが、今季は遠藤コーチの加入が大きなプラスになっているのがとてもうれしい驚きです。
11日後にある大会については今は何も書きません。もうね、験担ぎですが、自制しています。

話がちょっと変わりますが、フットサル大会にガンバエキスポで昨年くらばれたユニを着ていったのですが(ジュビロ戦勝利を願っての験担ぎです)、3人もの方から「あ! ガンバサポですか?」とか「私も持ってます、そのユニ」と言われました。関東ガンバサポ、半端ない。

 前にも書きましたが、私はずっとひとり暮らしに憧れています。高校まで多いときには12人もいる大家族で暮らしていて、あれこれ言動を制限されるのが煩わしくてたまりませんでした。結婚して以降はずっと誰かの顔色をうかがい、誰かに合わせて生活しています。それが「もう、うんざりだわ」とため息をつくくらいストレスです。
 ひとり暮らしの経験は、留学していた1年間と、大学卒業後の会社勤めの1年間のみ。わずか2年間しかないひとり暮らし期間に今はいいことしか思い出せなくて、ああ、またあの頃のようにひとりで思いっきり羽を伸ばしたいなとこの45年間願い続けています。まわりに言わせると、思いっきり羽を伸ばしている、というか好き勝手やっていると見えるでしょうが、いつも重石のようなものを抱えている気分なんですよ。帰宅して、玄関の鍵を開ける前に大きく深呼吸して「さ、頑張ろう、笑顔でただいまを言うんだぞ」と自分に言い聞かせなくてすむ生活がしたいなあ。
 でも「ひとりで暮らしたい」というと、それはいっしょに暮らす家族がいるからのないものねだりだって言われるんですよね。とくに男性たちから。
 でも、私のまわりのアッパー40歳の女性たちは、ひとり暮らしの人もそうでない人も「ひとりがいいわ〜〜」「もう誰かといっしょに暮らすのは限界」と口をそろえて言う。ひとり暮らしがいい、ひとりでいるのが楽しい、という人は、経済的にそれほど困窮していなくて、健康だからだ、と思われるかもしれないけれど、それはあまりあたらない。お金がないならないなりにひとりで楽しいことを見つけているし、病気持ちでもそれなりに病気とうまくつきあっている……ように見えます。
 ひとり暮らし=孤独で、歳をとると不安ばかり、みたいなイメージがありますが、少なくとも私のまわりの女性たちは孤独より自由を感じているみたいで、それなりにひとりを楽しんでいます。老後の不安もそりゃあるけれど、私のように配偶者の老いの不安を抱えることがないだけ、気楽に見えます。
 以前に女性の作家さんのインタビューをしたとき、60歳になったとき、配偶者さんと話し合ってお互い別々に暮らして残りの人生、やりたいことをやることにした、と聞いてものすごく羨ましかったことがあります。そのとき私は50代で、子どもたちが家を出ていった時期にあたっており、ひとり暮らしをするなら今だな、と思ったのですが、同居人とは話し合いにもならず機会を逸しました。必要なときには配偶者としてお互い責任を持って面倒を見るけれど、日常生活は別々にしよう、と言ったんですけれど、まったく理解されなかったです。
 茨城のり子さんの詩に「一人でいるのは賑やかだ。賑やかな賑やかな海だよ」というのがあって、あまりに私の気持ちにぴたっと当てはまったので、展覧会に出品する作品に書いたことがあります。賞をもらいました。たぶん選考委員の方々もこの詩に共感して賞をくださったんじゃないかな、と思いました。
 ひとりでいるのは賑やかです。ひとり暮らしはストレスが少ないです。老後はひとりで暮らすのが一番って人もいることを、もっと知ってもらいたいなあ。
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