広島でサッカー観戦した後、友人……といっても娘と同世代だから友人とかいうと申し訳ないかも……一家に会いに尾道に立ち寄りました。
私の母方の親戚は倉敷、岡山から福山に散らばっており、福山までは子どものころに何度か行ったことがあるのですが、尾道は初めて。原田知世主演の『時をかける少女』を見て、いつか行ってみたいと憧れながらなかなかチャンスが見つけられないでいました。ところが数年前に友人が「尾道の古い家を改造してあちらに移住します」と宣言したとき、これはご縁ができたかもとひそかに機会をうかがっていました。
広島から尾道までは乗り換えの待ち時間も入れて約1時間弱。新幹線で福山に出て、山陽本線で20分ほどです。尾道の駅に降り、駅舎(2階に宿泊施設がある)も駅前ロータリーもこじんまりとしていながら華やかさがあることに驚きます。そして観光シーズンとはいえない1月末なのに、観光客らしき人が多い。いや、多くはないけれど私が想像していた以上ににぎわっていました。
尾道について調べていたなかで見つけたホテル・サイクルに向かって海沿いのデッキを歩きます。ホテルはU2という昔倉庫だったところを改造し、ショップ、レストランやカフェが入っている建物のなかにあります。名前のとおり、しまなみ海道を自転車で走ろうというサイクリストたちに、基点として利用してもらおうという意図をもった宿泊施設です。

(対岸の向島までは渡し船で5分。でも通勤通学に利用されているので、土日祝日は運休とのこと)
1月25日は尾道映画祭のイベントとして、U2内ではトークイベントが開かれていました。私の大好きな映画『Perfect Days』が上映されるとかで、イベント登壇者をみたら役所広司さんをはじめ錚々たる俳優やプロデューサーの名前が並んでいます。宿泊者はイベントに参加できるということでしたが、友人一家と食事の約束をしていたのでそそくさと失礼しました。(翌日、千光寺山を歩いていたら、イベントに登壇していたらしい森山未來さんと狭い道ですれちがいました。オーラが出てました)友人が予約してくれたのはkado Onomichiというおっしゃれーなワインバー。メニューもおしゃれかつ美味なる創作料理で、私は苺入りのサラダがとても気に入りました。
翌日はロープウェイで千光寺山の頂上展望台まで登り、みはらし亭や天寧寺三重塔をみながら千光寺道をおり、途中で曲がってLOGという昭和30年代に建てられたアパートを改造し、ホテル、ショップ、カフェバー、レストランなどが入っているところでトイレを拝借し(汗)、小さなパン屋さんでピザやパンを買い、もっと小さなコーヒーショップで買ったコーヒーを持って休憩所でお昼にしました。
(尾道水道は1000年以上前から交通の要所、だったそうです。しまなみハイウェイがかかって対岸の島から四国までつながって人やモノの流れも大きく変わってます)
朝10時からお別れするまでの3時間、友人の4歳と1歳の娘さんたちは急な勾配の坂道もとっとと歩き、疲れただの歩けないなどと泣き言も言わず、いっぱいおしゃべりしてくれて楽しそうでした。さすが坂道を歩き慣れている! だけでなく、すくすく心身ともにすこやかに育っている子どもらしい子どもだなあといっしょにいて楽しかったです。
昼食後に一家とお別れしたあと、ひとりで天寧寺、信行寺、宝土寺、光明寺、持光寺と古いお寺や、昔志賀直哉が住んでいたという住居を見学し、平地におりてからは林芙美子の碑を眺め、映画「東京物語」もここで撮影だったかと眺め、有名な観光名所である尾道本通り商店街をひやかしながらはしからはしまで歩いて、大満足で尾道から東京へと帰りました。
文化度の高さを感じた尾道市でしたが、移住となるとちょっと考えちゃうかな。もう20歳若かったら2拠点生活の1箇所として真剣に考えたかも。でも、また訪れてみたいと思ういい町でした。
私の母方の親戚は倉敷、岡山から福山に散らばっており、福山までは子どものころに何度か行ったことがあるのですが、尾道は初めて。原田知世主演の『時をかける少女』を見て、いつか行ってみたいと憧れながらなかなかチャンスが見つけられないでいました。ところが数年前に友人が「尾道の古い家を改造してあちらに移住します」と宣言したとき、これはご縁ができたかもとひそかに機会をうかがっていました。
広島から尾道までは乗り換えの待ち時間も入れて約1時間弱。新幹線で福山に出て、山陽本線で20分ほどです。尾道の駅に降り、駅舎(2階に宿泊施設がある)も駅前ロータリーもこじんまりとしていながら華やかさがあることに驚きます。そして観光シーズンとはいえない1月末なのに、観光客らしき人が多い。いや、多くはないけれど私が想像していた以上ににぎわっていました。
尾道について調べていたなかで見つけたホテル・サイクルに向かって海沿いのデッキを歩きます。ホテルはU2という昔倉庫だったところを改造し、ショップ、レストランやカフェが入っている建物のなかにあります。名前のとおり、しまなみ海道を自転車で走ろうというサイクリストたちに、基点として利用してもらおうという意図をもった宿泊施設です。

(対岸の向島までは渡し船で5分。でも通勤通学に利用されているので、土日祝日は運休とのこと)
1月25日は尾道映画祭のイベントとして、U2内ではトークイベントが開かれていました。私の大好きな映画『Perfect Days』が上映されるとかで、イベント登壇者をみたら役所広司さんをはじめ錚々たる俳優やプロデューサーの名前が並んでいます。宿泊者はイベントに参加できるということでしたが、友人一家と食事の約束をしていたのでそそくさと失礼しました。(翌日、千光寺山を歩いていたら、イベントに登壇していたらしい森山未來さんと狭い道ですれちがいました。オーラが出てました)
翌日はロープウェイで千光寺山の頂上展望台まで登り、みはらし亭や天寧寺三重塔をみながら千光寺道をおり、途中で曲がってLOGという昭和30年代に建てられたアパートを改造し、ホテル、ショップ、カフェバー、レストランなどが入っているところでトイレを拝借し(汗)、小さなパン屋さんでピザやパンを買い、もっと小さなコーヒーショップで買ったコーヒーを持って休憩所でお昼にしました。
(尾道水道は1000年以上前から交通の要所、だったそうです。しまなみハイウェイがかかって対岸の島から四国までつながって人やモノの流れも大きく変わってます)
朝10時からお別れするまでの3時間、友人の4歳と1歳の娘さんたちは急な勾配の坂道もとっとと歩き、疲れただの歩けないなどと泣き言も言わず、いっぱいおしゃべりしてくれて楽しそうでした。さすが坂道を歩き慣れている! だけでなく、すくすく心身ともにすこやかに育っている子どもらしい子どもだなあといっしょにいて楽しかったです。
昼食後に一家とお別れしたあと、ひとりで天寧寺、信行寺、宝土寺、光明寺、持光寺と古いお寺や、昔志賀直哉が住んでいたという住居を見学し、平地におりてからは林芙美子の碑を眺め、映画「東京物語」もここで撮影だったかと眺め、有名な観光名所である尾道本通り商店街をひやかしながらはしからはしまで歩いて、大満足で尾道から東京へと帰りました。
文化度の高さを感じた尾道市でしたが、移住となるとちょっと考えちゃうかな。もう20歳若かったら2拠点生活の1箇所として真剣に考えたかも。でも、また訪れてみたいと思ういい町でした。