Glamorous Life

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2025年06月

 
 身辺でばたばたあたふたする出来事が続いて、FC東京戦をLIVEで見ることができず、さっきやっとキックオフからガンバクラップまで見逃し配信で見終わりました。
 結果は知っていたし、宇佐美選手のFK弾と、一森選手のPK阻止、岸本選手のトドメの一撃について情報として知っていましたが、試合を通してみるとこの3選手だけでなく交代選手もふくめてチーム全体がきらきらと輝いたからこそつかんだ勝利だったと思います。
 試合中も試合後も選手スタッフふくめていい意味の緊張感と充実感が感じられるいい表情。
 勝つっていいですね。っていうか、やはり勝たないとチームは上がってこないんだな、とあらためて思いました。

 つぎは京都戦。
 どうかいい試合をして勝利を!
 


Jリーグも代表ウィークをはさんで後半戦へ。ガンバは前半戦を終えて12位と沈んでいます。後半戦には巻き返しをはかりたい、と選手はもちろん、サポーターも強く心しているはず。
そんな期待をこめて見つめた清水戦でした。
それで、うーん、意気込みは感じられないことはなかったし、チャンスがなかったともいえないし、ウエルトンがスリムになって去年みたいにガンガン突破するようになったし、新加入の安部選手も悪くなかった。
でも、チームとして昨年から課題で、前半戦のとくに鹿島戦でも露呈した「チャンスを決めきれない」という点だけでなく、「ゴールにいたる3歩前くらいで足踏みしている」という以前のガンバに戻りかかっているんじゃないかと不安を覚えました。
VARでかろうじてハンド判定で清水のゴールが取り消されたときには、もうね、いろいろな思いでため息が出ました。チャンスメークという点では清水のほうがまさっていたなあ。
ひさびさに、なんていったら悪いけれど、一森選手のスーパーセーブ連続で大活躍。(でもそれ、中断期間の収穫って言えます?)
ちょっと悲観的になってしまったので、昨日は記録が書けませんでした。
来週は楽観気分になれますように。

 世界があまりにめまぐるしく動いて、送られてくニュースに出てくる固有名詞や略語やアクロニム(頭文字をとった略語。たとえば最近ウケたのがTACO=Trump Always Chickens Out)にさっぱりついていけなくて、すぐにAIChatにお尋ねしてしまいます。思い出せないことやわからないことは、もうね、思い出したり調べたりすることに時間と労力を使うよりも、AIにお任せしたほうがいい、きっと。老い先短いんだし、老人こそAIを使おう
 ……なんて実はぜんぜん思っていません。AIを使いこなしたら私の老後生活が充実するとはとても思えないと悲観的です。だいたいにおいて、もうちょっと年取ったらきっと、AIに何をどうたずねたらいいのかわからなくなるだろうし。
 そもそも今でも「私の住んでいる地域で今日は洗濯物を外に干してOK?」とか聞きながら、あれ? 人類最高の発明であるAIさまの使い方の次元が低すぎないか? と自分が恥ずかしくなります。そして聞いたあとから気づくのは、AIは洗濯物を干してくれないってことです。
 先日は「今日の夕飯は何を作ったらいいかな?」と聞いたら、「和風が好みなら鶏肉と野菜の炒め物、カレーライス、パスタがよければトマトソーススパゲッティ、健康志向ならサラダボウル……」とか材料とレシピとともに答えてくれたのですが、あ〜〜〜どれも食べたいメニューじゃない、と以来レシピを聞くのはやめました。AIは材料を買いに行ってくれないし、調理もしてくれない。そういう作業はやはり人間がやることなんだわ。それに、私が何を食べたいか、は、やはり私が考えて決めないといけない。AIさまにそこを決めてもらうわけにはやはりいかないんだわ。
 で、何が言いたいかというと、現役生活を引いた高齢者は、隠遁生活をどうやってAIで充実させていけばいいのか、ということです。洗濯物をいつ干すかとか、今日のごはんは何を作ればいいか、とか日常の瑣末だけれどとても重要な「課題」の解決にAIをどう役立てていけばいいのか? それともそんなことは無理なのか?
 そもそも私のAIの使い方が根本的に間違っているのか?(たぶんそう)

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(最近またペルシャ料理を作る機会が増えました。
めずらしい料理を作るときの一番強力な指導者は料理本です)



パナスタからライトアップされた太陽の塔を眺めながらの帰り道、いっしょに観戦した人がつぶやきました。
「押し込んで押し込んでシュートを20本も打つ試合って、ガンバでは久しぶりなんちゃうかなあ。ながーいこと、シュートを一本も打てんで、押し込まれまくる試合を見せられてきたから、負けたけれどそれほど悔しくないかもなあ」
もちろんプロの試合で、3万2千人以上の観客を集めながら1点もとれずに負けてしまったことは大きな問題だと思います。それにまったく勝てていなくて、降格圏の足音がひたひたと近づいてきている状態で「負けたけれど、楽しかったから、ま、いっか」ではすまされない、でしょう。
でも、太陽の塔を見ながら私も思ったのです。「あんまり悔しくないかな。修正すればきっと勝てるようになるはず」。はい、甘いでしょうね。
それでは修正すべきところはどこなのか?
勝ち切れる試合をするために足りないものは何か?
その夜、考えてみましたがよくわかりません。
失点は一森とDFのミスを責め、レオ・セアラのうまさを褒めるべきでしょうが、それ以外は鹿島に自由にやらせなかった。攻められまくって、スーパーセーブが続いたわけでもない。むしろ攻めまくっていた。黒川キレキレ、宇佐美もうまかったし、相変わらず山下のスピードは相手の脅威になり続けた。
でも何かが足りないのでしょう。
それが何か?
答えを見つけたガンバが、リーグの後半戦に着実に勝ち点をあげる、と信じたいです。

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