「毎日ウォーキングしよう」と決意してから5年2ヶ月が過ぎ、6年目に入っています。
2020年9月1日からウォーキング(ときどき筋トレ)を始めた動機は以下の3つ。
1)コロナ禍で家にひきこもっている間にとてつもなく太って、服が入らなくなったから
2)遺伝的に自分も認知症を発症する確率が35%あることに気づき、なんとしても発症を遅らせたかったから
3)ステイホームしているうちに、自分でもびっくりするくらい体力が落ちたから
という3つです。
2020年夏に転倒骨折した母がリハビリ病院に転院するのに付き添った帰りの新幹線で、このままの生活を続けていたら、私の老後は真っ暗だ、なんとかしなくちゃと拳を握りしめたのが8月31日23時。翌日9月1日からウォーキングと筋トレを始めた、という次第。
医師や理学療法士やヘルパーさんたちからいろいろと聞くうちに、母の筋肉が年齢以上に衰えており、それが転倒につながったこと。また筋肉の衰えは、体力の低下を招き、また認知症を悪化させる原因になる、ということを知りました。
それだけでなく、これはマズイぞ、ということが数々あったのを、それまで「歳が歳なんだからしかたない」と自分の身体と精神状態に目を瞑っていました。
65歳まで、それまで(50代のころ)と同じように好きなものを食べて、アルコールも存分の摂取しながら、夜遅くまで配信ドラマや映画を見る日々を送るうちに、体重が増える増える。ウエストが一回り以上大きくなる……(涙)
おしゃれが大好きなのに、着たい服が着られない。
それなのに「ま、いっか」でやり過ごして、ウエストがない服とか、大きめサイズの服を買ってごまかしていました。
また、何かというと「めんどくさい」「明日にしよう」と先延ばしにするようになっていました。とくにやりたくないのが、整理整頓と掃除。子どもたちが独立し、夫婦2人だけの生活のはずなのに、家のなかにモノが溢れ、片付けなくちゃなあと思いながら、ごちゃごちゃしている部屋を見て見ぬふりをする日々。今日も片付けられないことで自己嫌悪に陥り、まぎらわすためにアルコールをあおる→もっとめんどくさくなってふて寝。
そこにやってきたコロナ禍によるステイホーム。家でごろごろするかっこうの言い訳をもらって、ますますからだを動かすのが面倒になりました。
すると、どうなったか。
驚くほどに体力筋力が衰えたのです。外出して駅の階段を登ると息が切れるし、降りるのは手すりにつかまらないとこわい。買い物をして重い荷物を持つのがつらくなる。体力は集中力にも直結しているので、1時間ほど机に向かって集中するのがきつくなる。オンライン会議なんかも「30分にしてほしいなあ」と思うほど。
そして一念発起して始めたウォーキング。
最初は「無理せずまずは3週間続けてみよう」だったのが、「3ヶ月はがんばろう」となり、「1年続いたら、自分へのごほうびにアップルウォッチを買おう」として、購入したアップルウォッチ。
記録が残るようになると、続くものなんですね。アップルウォッチをつけてウォーキングするようになっていま5年目ですが、ウォーキングをしなかったのは5日だけ。ま、正直にいうと、アップルウォッチに生活を支配されているみたいで複雑な心境ではありますが。
それはともあれ、ほぼ毎日ウォーキングして、たまに筋トレをするようになって、あきらかに体力筋力は向上しました(あくまでも当社比)。階段の昇降で息が切れることはなくなり、降りるのもこわくなくなりました。時速5キロで1時間半続けて歩くことができますし、会議が2時間続いても集中力は切れなくなり、ついには大断捨離にも成功しました。
でも、70代に突入して、やはりそれなりに体力筋力が50代とはちがうと感じることが増えました。
筋トレをしてもおなかも二の腕もたるみます。目はしょぼしょぼして、1時間続けて本を読むと、気持ちはあっても視力がついていかずに本を閉じます。先日海外力に行ったときには、6年前にはらくらくと持てた20キロのキャリーケースを、重量計まで持ち上げるのさえ大苦労しました(結局人の手を借りました)
そんな私がウォーキング歴6年目のいま決意しているのは、「今の体力筋力をできるかぎり長く維持するために運動しよう」ということです。
もう体力筋力のこれ以上の向上は無理なんだ、とやっとわかりました。
とにかく、維持。今までと同じようにウォーキングして、たまに筋トレして、太極拳やって、タップダンスを続けていくこと。どうしても無理だったらスローダウンする。でもやめない。
おなかや顎下がたるんでも、目がしょぼしょぼしても、髪が抜けても、それはもう歳だからと受け入れる。
体力筋力の向上ではなく、維持を目標に変えること。
大好きなサッカー(とくにガンバ)の試合を観戦できる体力気力を維持していくこと。
衰えていくとしても、そのスピードをできるだけゆっくりにするように、続けていくこと。
一番大事なのは、やめないこと、だと心に刻んでいます。
https://note.com/quick_puma2976/n/n235be5ef8010
2020年9月1日からウォーキング(ときどき筋トレ)を始めた動機は以下の3つ。
1)コロナ禍で家にひきこもっている間にとてつもなく太って、服が入らなくなったから
2)遺伝的に自分も認知症を発症する確率が35%あることに気づき、なんとしても発症を遅らせたかったから
3)ステイホームしているうちに、自分でもびっくりするくらい体力が落ちたから
という3つです。
2020年夏に転倒骨折した母がリハビリ病院に転院するのに付き添った帰りの新幹線で、このままの生活を続けていたら、私の老後は真っ暗だ、なんとかしなくちゃと拳を握りしめたのが8月31日23時。翌日9月1日からウォーキングと筋トレを始めた、という次第。
医師や理学療法士やヘルパーさんたちからいろいろと聞くうちに、母の筋肉が年齢以上に衰えており、それが転倒につながったこと。また筋肉の衰えは、体力の低下を招き、また認知症を悪化させる原因になる、ということを知りました。
それだけでなく、これはマズイぞ、ということが数々あったのを、それまで「歳が歳なんだからしかたない」と自分の身体と精神状態に目を瞑っていました。
65歳まで、それまで(50代のころ)と同じように好きなものを食べて、アルコールも存分の摂取しながら、夜遅くまで配信ドラマや映画を見る日々を送るうちに、体重が増える増える。ウエストが一回り以上大きくなる……(涙)
おしゃれが大好きなのに、着たい服が着られない。
それなのに「ま、いっか」でやり過ごして、ウエストがない服とか、大きめサイズの服を買ってごまかしていました。
また、何かというと「めんどくさい」「明日にしよう」と先延ばしにするようになっていました。とくにやりたくないのが、整理整頓と掃除。子どもたちが独立し、夫婦2人だけの生活のはずなのに、家のなかにモノが溢れ、片付けなくちゃなあと思いながら、ごちゃごちゃしている部屋を見て見ぬふりをする日々。今日も片付けられないことで自己嫌悪に陥り、まぎらわすためにアルコールをあおる→もっとめんどくさくなってふて寝。
そこにやってきたコロナ禍によるステイホーム。家でごろごろするかっこうの言い訳をもらって、ますますからだを動かすのが面倒になりました。
すると、どうなったか。
驚くほどに体力筋力が衰えたのです。外出して駅の階段を登ると息が切れるし、降りるのは手すりにつかまらないとこわい。買い物をして重い荷物を持つのがつらくなる。体力は集中力にも直結しているので、1時間ほど机に向かって集中するのがきつくなる。オンライン会議なんかも「30分にしてほしいなあ」と思うほど。
そして一念発起して始めたウォーキング。
最初は「無理せずまずは3週間続けてみよう」だったのが、「3ヶ月はがんばろう」となり、「1年続いたら、自分へのごほうびにアップルウォッチを買おう」として、購入したアップルウォッチ。
記録が残るようになると、続くものなんですね。アップルウォッチをつけてウォーキングするようになっていま5年目ですが、ウォーキングをしなかったのは5日だけ。ま、正直にいうと、アップルウォッチに生活を支配されているみたいで複雑な心境ではありますが。
それはともあれ、ほぼ毎日ウォーキングして、たまに筋トレをするようになって、あきらかに体力筋力は向上しました(あくまでも当社比)。階段の昇降で息が切れることはなくなり、降りるのもこわくなくなりました。時速5キロで1時間半続けて歩くことができますし、会議が2時間続いても集中力は切れなくなり、ついには大断捨離にも成功しました。
でも、70代に突入して、やはりそれなりに体力筋力が50代とはちがうと感じることが増えました。
筋トレをしてもおなかも二の腕もたるみます。目はしょぼしょぼして、1時間続けて本を読むと、気持ちはあっても視力がついていかずに本を閉じます。先日海外力に行ったときには、6年前にはらくらくと持てた20キロのキャリーケースを、重量計まで持ち上げるのさえ大苦労しました(結局人の手を借りました)
そんな私がウォーキング歴6年目のいま決意しているのは、「今の体力筋力をできるかぎり長く維持するために運動しよう」ということです。
もう体力筋力のこれ以上の向上は無理なんだ、とやっとわかりました。
とにかく、維持。今までと同じようにウォーキングして、たまに筋トレして、太極拳やって、タップダンスを続けていくこと。どうしても無理だったらスローダウンする。でもやめない。
おなかや顎下がたるんでも、目がしょぼしょぼしても、髪が抜けても、それはもう歳だからと受け入れる。
体力筋力の向上ではなく、維持を目標に変えること。
大好きなサッカー(とくにガンバ)の試合を観戦できる体力気力を維持していくこと。
衰えていくとしても、そのスピードをできるだけゆっくりにするように、続けていくこと。
一番大事なのは、やめないこと、だと心に刻んでいます。
https://note.com/quick_puma2976/n/n235be5ef8010