前日には晴れ予報だったのに、試合が始まる前から結構な降りっぷり。今年も合羽が大活躍しそうですね。先日、終活(この先一生使用しないと断言できるものの整理)をやっていたら、2000年頃の代表戦でもらったJFAマーク入りのビニール合羽が出てきました。中に入っていた写真には中田、小野、稲本といった選手が写っていて、もしかしたら貴重品なのかもしれないけれど、試合がアレだったので、万博のゴミ袋に脱ぎ捨ててきてやったわ。

さて、試合のほうは本当はもうふれたくありませんが、無理やり振り返ってみます。
結果はご存知のとおり、2−2の引き分け。
前半は悪くなかった、と思います。前半終了間際に、宇佐美選手が左サイドのライン際でねばって、ボールがラインを割ったかなと思ったら笛がならなかったので、そのまま ペナルティエリアの手前にいたヤットさんに戻し、ヤットさんがすぐに右側にハイボールをあげたところに飛び込んだパトリックがヘディングで入れて先制。FC東京の選手たちは主審に相当抗議をしていました。後で見たら、ぎりぎりラインを割っていなかったかな。ボールの半分くらいは出ていたけれど、半分は残っていた、ということで。
後半、開始まもなく宇佐美がドリブルでペナルティエリア内に侵入したところ、3人に囲まれて倒されてPK。うまく2点目がとれたところで、私自身も「今日は負けないな」と確信しました。
それがいけなかった。
なぜかそれ以降、ガンバはまったくボールがとれなくなる。目の前でジェソクが対面する選手にかわされるのを何度となく見ましたし、昨日は躍動していた明神さんが奪ってもすぐ取り返されたり、ヤットさんのスライディングもあっさりかわされていました。ボールを奪ってパトリックにつないで彼がキープしても、誰もフォローに行かず、攻撃で数的優位をつくれないまま、流れは完璧にFC東京側に。
今振り返ると、同点に持ち込まれるのは流れからして必然だったかもしれません。
2点ともクリアミスからですが、岩下選手は責められないなあ。
以前、ガンバがボールポゼッションを高めてパスを回すことが強みだった時期(2006〜2008年)に、ヤットさんが「ガンバはクリアするときもタッチラインを割らずに前につなげていこうとする。それが特徴だし強み」というようなことを言っていたのを記憶しています。でも、少なくとも昨日の試合はまったくちがって、とにかくsafety firstにという指示だからなのか、外に蹴り出すことばかりやっていました。それは実は全然safetyではないことが証明されたのではないでしょうか? 
今はチームをつくっている時期なのだ、と自分に言い聞かせて、このモヤモヤを収めようとしています。それに、諦めるのはいくらなんでも早すぎますよね、JリーグもACLも。
これから、これから……と自分を励ましつつも、チームには「一試合ごとの反省点を洗い直して、次の試合の勝利につなげてくださいな」と言いたいです。 

さて、試合についてはここまで。
昨日は当ブログを訪れてくださっているガンバサポお二人と初めてお会いできました。それだけでも(試合内容も冷たい雨も吹き飛ばすほど)嬉しかったのですが、お二人からすてきなプレゼントまでいただきました。ブログをやっていてよかった! ガンバサポで本当によかった ! とほくほくしながら今もプレゼントを眺めています。
木工作家でいらっしゃるプカプカさんからのプレゼント作品を、さっそく玄関に飾らせていただきました。 大事にさせていただきます。
どうもありがとうございます。そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
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